『カーター』ネトフリ独占配信決定!
『カーター』ネトフリ独占配信です!!
1人の男
消された記憶
任務は1つ手に汗握るノンストップアクションから目が離せない!
大迫力のアクション大作『カーター』は、Netflixで2023年8月5日 (金) より独占配信スタート。
「カーター」のネタバレ感想・考察
【ここからは物語の核心を含むネタバレとなります。閲覧される場合はご注意ください。】
※ただ、このネタバレは本作品を観た管理人が解釈して内容を述べ、映画の断面を捉えてるに過ぎません。興味の沸いた方は是非本編をご覧くださいませ。
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感染すると理性を失い、獣のように暴れてしまうという恐ろしいウイルスが蔓延する世界で、主人公の青年・カーターはCIAから追われていました。
何故なら、そのウイルスに効く治療薬を開発出来るのではないかと期待されていた博士を、彼が誘拐した疑いがあるからです。
博士のことどころか自分が何者なのかも覚えていないカーターは、戸惑いながらも助けてくれる謎の女性・ハンに従って追っ手から逃れます。そうして、次々と襲いかかってくるCIAやウイルス感染者らと激しいバトルを繰り広げるのでした。
物語の舞台は、不穏な空気に包まれた朝鮮半島です。
1年ほど前、大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国の軍事境界線(略称∶DMZ)で、恐ろしいウイルスが発生しました。
「DMZウイルス」と名付けられ、世界中に感染が拡大しているそのウイルスは、罹患した人間を凶暴化させ、身体能力の向上と異常行動を引き起こします。
治療方法は未だ確立されていませんが、チョンという名の博士がDMZウイルスに感染してしまった自身の娘を快復させることに成功しており、彼女の抗体を利用すれば有効な治療薬を作り出せるかもしれない・・・ということで、チョン博士は多くの人から注目され、期待を寄せられていました。
しかし、博士と彼の娘・ハナは何者かの手によってさらわれ、現在は行方不明となっているようです。
そして、彼らを誘拐した犯人としてCIAに追われているのが、この物語の主人公である青年でした。
ただし、青年本人にその記憶はありません。彼がチョン博士を捕らえた証拠の映像を見せられても何も思い出せず、それどころか自分自身の名前すら分からない状態です。
戸惑う青年を助けたのは、突如かかってきた謎の女性からの電話でした。
「あなたはカーター」と彼の名前を教えてくれたその女性の指示に従い、青年は窮地を脱します。そうして、依然として何の記憶も取り戻さないまま、彼女の仲間だという大韓民国国家情報院のチェと名乗る女性と合流しました。
謎の女性の名前はハンで、彼女は朝鮮労働党の党員でした。大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国はDMZウイルスの治療薬を開発するために協力関係を結んでおり、同じく治療薬を目的としてハナを拉致したCIAの手から彼女を助け出そうとしているそうです。
また、カーターにも娘がいるらしく、DMZウイルスに感染してしまった我が子の命を救うべく、彼がハナの奪還作戦を立案し、そのために自らの記憶を消したことも明かされます。
カーターはハンとチェに導かれるがまま敵陣へと乗り込み、見事ハナを取り戻すことに成功しました。
紆余曲折を経てハンがカーターの妻であることも判明し、彼らの娘・ユニとチョン博士を救出した後、カーターはすべてを思い出します。
彼が本当に戦うべき相手は、朝鮮人民軍の中将だったのです。
中将が差し向けた刺客たちを撃退しながら、カーターはハン、ユニ、チョン博士、ハナを連れて列車に乗り、中国へ向かうことにしました。
ヘリコプターに乗って追ってきた中将もなんとか撃退し、これで無事逃げ切ることが出来ると5人はようやく一息つきます。
しかしその矢先、なんと彼らの乗った列車の行く手で謎の爆発が起きたのでした。
本作の見どころは、怒涛の勢いで繰り広げられる派手で迫力のあるアクションシーンと、自由自在かつダイナミックで臨場感たっぷりのカメラワークです。また、まさにジェットコースターのようなと表現するのがぴったりの、最初から最後まで息もつかせぬ展開も特徴で、2時間があっという間に感じられます。
1つ謎が解き明かされるとまた新たな謎が・・・という一筋縄ではいかないミステリアスなストーリーも含めて、次々と襲い来る敵を倒しながら進むアクションアドベンチャーゲームを彷彿とさせる作品です。