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【リゼロ】リカード・ウェルキンは鉄の牙の団長!過去や強さ、アナスタシアとの関係

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アナスタシアの私兵団「鉄の牙」の団長を務める、リカード・ウェルキンについて紹介していきます。

リカードは「猟犬」の二つ名で通った過去があり、一度奴隷に身を落とし、その後カララギ第二都市バナンでアナスタシアやミミ達と出会っています。

王選が始まった際には、アナスタシアの私兵団「鉄の牙」の団長として登場し、組織の長として白鯨戦、大罪司教「怠惰」戦で大活躍しました。

現在は、プリステラでの暴食との戦いで片腕を失い、プレアデス監視塔に向かったアナスタシアの帰りを待ちながら、療養中となっています。

本記事では、リカード・ウェルキンの基本プロフィールと過去、バナンでのアナスタシア、ミミ達との出会い、能力、強さ、これまでの活躍と残されている謎についてご紹介していきます。

リカード・ウェルキンの基本プロフィール、人物像、過去

年齢 39歳
身長 206cm
体重 140kg超
種族 ウルフィン族(自称コボルト族)
所属 アナスタシア陣営

「猟犬」という二つ名で有名だったが奴隷になる

リカードは、バナンでかつての奴隷仲間だったライゼルに頼まれ、「首切り兎」のシロロと一度戦闘になっています。

この時、自分の二つ名「猟犬」を名乗っており、シロロは「あの悪たれか!」と反応していました。

シロロは亜人族の最強傭兵集団の隊長格であり、そのシロロがリカードを知っていること、そしてリカードがシロロを打ち負かしたことから、リカードの強さは相当なものであることが分かります。

また、通り名としても有名だったことから、かつての亜人戦争などでも活躍をしていたのかもしれません。

カララギ都市国家バナンでアナスタシアを拾う

奴隷の立場を脱した後、リカードはカララギ都市国家第二都市の「バナン」で生活をしていました。

その時、路地裏で生活をする「ハイエナ」だった幼いアナスタシアを見つけ、拾って面倒を見ていきます。

その後、今に至るまで、アナスタシアとリカードは家族のような関係を築いてきました。

この時はまだリカードの首に奴隷用の首輪がされており、アナスタシアがお金を貯めてリカードを買い、首輪を外すという約束をしていました。

ミミ、へータロー、ティビーともバナンで出会う

バナンでは、アナスタシア以外にも、ローシに育てられていたミミ、へータロー、ティビーの子猫族の三姉弟とも出会います。

共に、奴隷商会と四つ腕のディドリーとの戦い、ローシのお役目に関わるライゼルとシロロとの戦いに望み、少しずつ良好な関係を築いて行きました。

ミミ達は二人以上揃うと、リカードの奥の手「咆哮波」に似た「共振波」を使いますが、これはミミがリカードの「咆哮波」を見て憧れ、教えてもらったからです。

リカード・ウェルキンの立場、能力、仲間

アナスタシアの私兵団「鉄の牙」の団長

リカードは、王選においては、アナスタシアの私兵団「鉄の牙」の団長を務めており、100人規模の亜人の私兵団を率いています。

リーダーとしての器を備え、豪快な性格とは裏腹に、仲間一人一人をよく観察しており、きめ細やかまにフォローし、集団をよくまとめています。

アナスタシアの主戦力であり、個人としてはユリウスと並ぶアナスタシア陣営の最大戦力です。

奥の手「咆哮波」が強力

リカードの奥の手は叫びと共に発射される「咆哮波」です。

その威力は凄まじいものがあり、カララギの都市バナンでの「四つ腕」のディドリー戦、「首切り兎」のシロロ戦、白鯨戦、大罪司教戦でもこの切り札で状況を打開してきました。

アナスタシアに奴隷の首輪を取られている

バナンにいた時には、自分への戒めとして奴隷時代の首輪をしたままでしたが、王選開始時点では既に首輪が取れていました。

アナスタシアがお金をためてリカードを買取り、首輪を取ると約束をしており、実際に「もうリカードはうちのもの」とアナスタシアが発言していたことから、リカードの首輪はアナスタシアが取ったものだと考えられます。

リカード・ウェルキンのストーリー

白鯨戦に参加、スバルの命を助ける

リカードの本編初登場は、第3章の白鯨戦になります。

スバルがクルシュ、アナスタシアの協力を得ることができた周回で、白鯨戦前夜のクルシュ邸の庭でスバルの前に現れました。

白鯨戦では、三体になった白鯨の攻撃から身を呈してスバルを守っています。

白鯨戦の後半では傷の回復のため出番がありませんでしたが、魔女教討伐戦に参加する頃には回復が完了しており、スバルは「あのおっさん生きていたのか!?」とビックリしていました。

魔女教討伐戦に参加、鉄の牙を率いて大活躍

魔女教討伐戦では、機動力の高い「鉄の牙」を率いて大活躍をします。

大罪司教「怠惰」担当、ペテルギウスの指先を次々と撃破していき、生贄に捧げられそうになっていたオットーを救出したのもリカードになります。

水門都市プリステラでは「悪食の暴食」ロイ・アルファルドと対峙

水門都市プリステラでは、都市庁舎奪還作戦では「八ツ腕」のクルガンと互角に渡り合い、ガーフィールの危機を助けました。

最終決戦では、二番街の監視塔にユリウスと共に向かい、「悪食の暴食」ロイ・アルファルドと対峙しました。

この時、ユリウスは「名前」を食べられて周囲から忘れられてしまい、リカードはユリウスを誰か分からない味方と認識しています。

暴食との戦いでは、ユリウスの危機を庇い、片腕を失う結果となってしまいました。

リカード・ウェルキンに関する考察、ネタバレ

ウルフィン族は絶滅寸前?

カララギのバナンで、「四つ腕」のディドリーは、コボルト族だと主張するリカードに対して、「ウルフィン族は絶滅寸前だから一族全員で同じ嘘をついている」と話しています。

ウルフィン族の毛皮を被っていたディドリーに対して、強い憎悪を見せていたことからも、リカードはコボルト族ではなく、ウルフィン族であることが分かります。

リカードのように強い戦士のいる種族が絶滅寸前となるのはどんな原因なのか、この辺りはまだ解明されていませんが、亜人戦争と関係があるのかもしれません。

元奴隷だったのは亜人戦争が原因?

リカードは一度奴隷の身分に身をやつしており、その戒めとして、首に奴隷時代の首輪をつけている時がありました。

「猟犬」という有名な二つ名を持つリカードがなぜ奴隷となったのかはまだ明かされていません。

既出の情報から考察すると、亜人戦争か一族の絶滅寸前の状況と関わっているのかもしれません。

失った片腕は取り戻せる?

「悪食の暴食」ロイ・アルファルドとの戦いで、リカードは片腕を失ってしまいます。

通常、一度失われた腕が戻ることはありませんが、白鯨戦後、「強欲」のレグルスによって片腕を切り落とされたクルシュは、その後フェリスの治療によって腕を取り戻しています。

もしリカードの腕が残っているようであれば、同じプリステラにいるフェリスの治療によって、リカードの腕も元に戻るかもしれません。

もし戻らないとなると、アナスタシア陣営にとっては戦力的に相当な痛手になります。

リカード・ウェルキンの章ごとの活躍、動き

短編集3「カララギガール・ミーツ・キャッツアイ」のリカード

  • 元奴隷で首輪を戒めとしてつけている
  • 幼かった頃のアナスタシアを拾って親代わりに育てる
  • アナスタシアが自分を買うという約束をする
  • バナンの一大商会「チュデン商会」の用心棒を務める
  • アナスタシアが見つけた盗人を、腕をもがずいん見過ごす
  • バナン周辺の隊商を襲う盗賊の撃退を主人に命じられる
  • 傭兵団を率いて盗賊の捜索をするが見つからない
  • 奴隷商と護衛の多腕族「ディドリー」と遭遇する
  • ティビーがきてアナスタシアの伝言を受け取る
  • 奴隷商「ラズクルー商会」が盗賊の正体「強盗商会」だと判明
  • ラズクルー商会を傭兵団を率いて襲撃
  • ディドリーを音の衝撃波で撃滅
  • アナスタシアたちを救う
  • チュデンに報告
  • アナスタシアの能力に驚く

短編集5「カララギガール&キャッツアイ」の

  • アナスタシアが極貧街のローシの元に、ミミ達をもらいたいと話に行くのに同行
  • 断られた後、馴染みのママの店に行く
  • 奴隷時代の知り合いである「ライゼル」と出会い、野党の助力を頼まれる
  • 護衛を引き離すだけと言われていたが、現れた護衛は「首切り兎」シロロ・トリネコ
  • シロロは亜人の最強傭兵団の隊長格の一人
  • シロロ相手に苦戦を強いられる
  • アナスタシア、へータロー達の危機を知らせにミミが現れる
  • 本気でシロロと向き合い、「猟犬」と名乗ると「悪たれか!」と言われる
  • シロロの両剣を折って手打ちとし、すぐにアナスタシアを追いかける
  • アナスタシアを追いかける「ライゼル」と影人を発見
  • 音の衝撃波でライゼル、影人を粉微塵にする
  • ミミがリカードの必殺技に憧れを持つ
  • シロロに竜車の中身を返して話をつける
  • その後、ミミ達とも家族のように過ごすようになる

リゼロ外伝「Before Memories」のリカード

アナスタシアへの呼び方を「お嬢」に変える

アナスタシアと出会ってから6年が経過し、リカードはついに首輪をアナスタシアに取られ、アナスタシアのものとなります。呼び方もこれまでの「アナ坊」から「お嬢」に変わりました。

アナスタシアに、自分のものになったことを後悔しているかと聞かれましたが、心配で命の上げ下げが激しくとっくに後悔している、だからワイのことは好きにしていいんだと安心させます。

夕暮れ時のバナンで、アナスタシア、リカード、ミミ、ヘータロー、ティビーは仲良く歩き、それは周囲から見れば家族そのものでした。

リゼロ外伝「陣営結成秘話」のリカード

レスリー・ガハットの傭兵団を急襲

プリシラからアナスタシアへ依頼があり、リカードは、武闘大会に参加していたレスリー達の報復を未然に防ぐ役割を担います。

「鉄の牙」を率いて夜に見事な手際で奇襲し、傭兵団として名を馳せたレスリーの一団を、自陣営に一切の被害なく壊滅させました。

ユリウスとアナスタシアをお膳立て

リカードは宿で待機を命じられ、一人お酒を嗜みながらアナスタシア達の帰りを待っていました。そこに、激怒状態のアナスタシアが帰ってきて震えます。

ミミ達に状況を聞いてもはっきりしませんが、ルグニカに来るときのアナスタシアの瞳がルンルンに輝いていたことから、大方欲しいものにフラれたのだろうと見当をつけます。

ヨシュアに叱咤されたユリウスが宿屋を訪れると、誰も通すなと命じられていたため、形式的にユリウスの前に立ち塞がりますが、この時のユリウスの気持ちの良さを見て、大器だと見直しました。

リカードは手心を加えてわざと勝ちを譲り、ユリウスを通して、二人の主従の誓いの御膳立てをします。

リゼロ外伝「Another Memory Snow」のリカード

大雪玉を作って雪合戦に参戦

ミミ達とヨシュアが雪合戦をしていると、リカードも大雪玉を作って参戦します。リカードが参戦したことで、それまではミミの一方的な展開でしたが、全員がリカードから逃げる展開に変わります。

部屋の中からは、いつまで経っても子供なんだからと、アナスタシアに呆れられていました。

第3章「Truth of Zero」のリカード

4周目 鉄の牙団長として討伐隊に参戦
・団長としての器のデカさがある
・歴戦の傭兵
5周目
(セーブポイント:リーファウス平原、白鯨討伐後)
・指先の拠点を壊滅させるのに貢献

アナスタシアの私兵団「鉄の牙」団長

リカードは、アナスタシアの私兵団「鉄の牙」の団長を務める獣人です。

身長2mを越す大きな体格のコボルト族で、大鉈による攻撃を得意とします。

白鯨戦、魔女教徒討伐作戦では、ヴィルヘルムと並んで討伐隊の戦力として獅子奮迅の活躍を見せました。

気が良く、器も大きい

リカードは歴戦の傭兵でありますが、気がよく、情が深く、さらに団長としての器も大きい勇士であります。

気が良い ・初対面のスバルに親しげに話しかける
・クルシュを率直に豪傑と評価し、アナスタシアに王選危ないんじゃないかと軽く笑う
情が深い ・3体に増えた白鯨による攻撃の窮地から、身を呈してスバルを守る
器が大きい ・白鯨戦前に団員の緊張を和らげようと楽しげに声をかける

アナスタシアにとっては、騎士はユリウスではありますが、リカードは兄のように信頼できる存在であることでしょう。

第5章「歴史を刻む星々」のリカード

1周目 (水の羽衣亭)
・アナスタシアから別件で命令を授かり、羽衣亭には顔を出さない
・二日目の朝になっても戻らない状態が続く
4周目 (ミューズ商会)
・お昼のカペラの放送直後、アナスタシアを護衛しながらミューズ商会へ
・へータローと共に外で負傷者を捜索しながら警戒
・ミューズ商会に戻り作戦会議に参加
・ミミの仇を「細身の女」と定める
(都市庁舎奪還作戦)
・最初は八ツ腕のクルガンと対峙するが、不利とみて一旦引く
・黒竜となっているカペラの黒炎を咆哮波で打ち破る
・広場に残ってテレシア、クルガンと対峙
・水門から解放された濁流に飲み込まれる
(都市庁舎)
・ユリウスに対して「らしくない」と励ます
・スバルの放送を絶賛する
・アナスタシアを「アナ坊」と呼んで怒られる
・ユリウスと共に二番街の制御塔で「暴食」と対峙することが決定
(二番街前の広場)
・ユリウスに不安があるなら相談しろと兄貴分の姿を見せる
・既に陣営の身近な人物が「暴食」の餌食になった可能性を告げられる
・悪食の「暴食」ロイ・アルファルドと遭遇
・ユリウスと息を合わせて連携の先制攻撃を放つ
・ユリウスを庇って、肘から先を斬り飛ばされる

リゼロSS「水門都市残留組、プリステラ復興日誌」のリカード

「魔女の遺骨」の保全チームに参加

リカードは、アナスタシア陣営の戦力として大神殿探索に参加します。ガーフィール、エッゾ、リリアナと個性的な面々にまとまりを与える存在となり、会ったばかりで睨み合うガーフィールとエッゾを仲裁しました。

プリステラの戦いで、リカードは、右腕の肘から先を失いましたが、その箇所は金属製の鉤に変えられています。ガーフィールに、この先は何があるかは分からないと心配されますが、リカードは問題ないと胸を張り、ガーフも歴戦の傭兵が戦えると判断しているのであれば、問題ないのだろうとリカードを信頼しました。

大神殿の落下中にエッゾを助ける

リカードは落下中、エッゾを抱き寄せ、右腕の鉤をヌルヌル壁に突き立てて速度を制限しました。

エッゾの魔法で無事に着地に成功すると、地下通路の奥へと進み、そこで「守護者」と名付けた異形と遭遇します。

大神殿の探索を前衛で奮闘

リカードは、ガーフィールと共に前衛を務め、罠や守護者と最前線で戦っていきます。

五体目の守護者を撃退した頃には、加護の力で回復できるガーフィールとは異なり、リカードは体力切れ寸前の状態まで披露していました。

最奥の部屋の影響を受けあぐらをかく

魔女の遺骨のある最奥の石室に入ったリカードは、「トガハクサビトナッテケッシテノガサズ」の声を聞き、テュフォンの試練の影響を受けます。

ガーフィールよりは影響が軽微でしたが、あぐらをかいた状態で動けなくなってしまいます。

また、自分達が罪を犯したから動けないと認識すると、珍しく怒りをはらんだ感情を見せました。

ヘータロー・ティビーに罪を許される

ミミに頼まれ、リカードの救援にヘータローとティビーが現れます。ヘータロー、ティビーも試練の重みに影響を受けますが、オットーから重みの仕組みを聞いており、リカードが右腕をなくして心配かけた罪を許します。

すると、リカードも試練の重みの影響から解放され、ガーフィールと共にシャトランジ盤の相手の石の駒を撃砕していきました。

魔女の遺骨を入手すると、リリアナが大量の水が出てくる罠を発動させ、その流れに乗って地上の水路へと流され、無事に地上に戻りました。

リカード・ウェルキンまとめ

リカード・ウェルキンの過去とアナスタシア、ミミ達三姉弟との出会い、強さ、能力、これまでの活躍と残された謎についてご紹介してきました。

鉄の牙の団長を務めるリカードは、個人戦力でも非常に優秀ですが、集団の長を務める器に優れた人物であり、自由奔放な性格の人物が多い鉄の牙を率いた時に本領が発揮されます。

年齢を重ねていることもあり、アナスタシアやユリウスの精神的支えにもなっており、一家のお父さん的役割を自覚しています。

プリステラでの暴食との戦いで片腕をなくしており、現在は療養中です。今後、腕を復活させてまた活躍する姿を見たいところですね。

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