Re:ゼロから始める異世界生活

【リゼロ】オットー・スーウェンとは?かっこいい?クズ?評価が分かれる理由

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本記事では、エミリア陣営の武闘派内政官、オットー・スーウェンについて、過去と生い立ち、正体、エミリア陣営に加わった理由、「言霊の加護」の能力、スバルと友人である理由など、オットーのこれまでの活躍とストーリーをあますことなくご紹介していきます。

オットー・スーウェンの基本プロフィール

https://twitter.com/Rezero_official/status/1271060285449629697

年齢 20歳
身長 177cm
体重 60kg台
誕生日 3月24日
陣営 エミリア陣営
立場 ・武闘派内政官
・エミリア陣営
特徴 ・おもてなしの才能
出身 五大都市の一つ「ピックタット」
愛竜 フルフー
加護 言霊の加護
女装時の仮名 オードリー・スフレ(素材が良い)

オットー・スーウェンのストーリー

「言霊の加護」で苦労した幼少期

オットーはルグニカ王国の五代都市の一つ、商業都市「ピックタット」の中堅商会、スーウェン商会の次男坊として生を受けました。

生まれた時より「言霊の加護」を授かっており、幼少の頃は加護の力をコントロールすることができず、世界が騒音で溢れ、両親の言葉を聞きとることもできませんでした。

成長していくにつれ、兄や弟の支えもあり、文字を覚え、加護をコントロールして言葉も聞き取れるようになり、徐々に才覚を表すようになります。

ピックタットでは殺し屋に狙われている

生まれ故郷のピックタットでは、権力者の娘の色恋沙汰に巻き込まれてしまい、殺し屋に狙われる羽目に遭います。

結局、父の友人の商人を頼って街を離れることとなり、その後すぐに行商人として一本立ちしていきます。

持ち前の賢さもあり、大きな成功はしていないものの、堅実にいっぱしの行商人としての人生を送っていました。

山間の街「ギネブ」でマローネを救う

行商人ライフを送っていたオットーは、山間の街「ギネブ」で、マローネという美しい女性と出会っています。

街の代表の息子の思惑で、マローネとオットーは共に山賊に奴隷として売られそうになりましたが、オットーの機転で山賊を撃退します。

そして、貯め込んでいた貯金の半分を、山賊を倒した懸賞金だと言ってマローネに渡します。

「白鯨・魔女教討伐戦」でスバルと出会う

スバルとは、白鯨・魔女教討伐戦の際に出会います。

オットーは油を大量購入して極寒のグステコ聖王国で売りさばく予定でしたが、ルグニカ王国が王族滅亡の異変によって国境封鎖を敷き、大量の不良在庫を抱えてしまっていました。

スバルは白鯨戦において何度かループしており、3度オットーと 出会っています。

確定した世界においては、ロズワール邸での儲け話を聞いたオットーが、言霊の加護を駆使して誰より先んじてロズワール邸に向かおうとした所を魔女教徒に捕まり、生贄にされそうになっていました。

スバルに命の危機を救われる

スバルが指揮する魔女教討伐隊で、指先の拠点を潰していたリカード率いる「鉄の牙」の部隊が、オットーを生贄に捧げようとしていた拠点を潰し、オットーを救い出します。

オットーは、何者にもなれないまま終わる人生に絶望を感じていたところを救われ、リカードに感謝はスバルに言われたため、スバルを恩人だと認識するようになります。

その後、火の魔石が紛失していることに気付き、スバルと共にエミリアの元に「言霊の加護」を駆使して全力で走り抜け、爆発からエミリア達を守りました。

聖域でスバルの友人となり局面を打開する鍵となる

「聖域」にもロズワールに謁見するという目的でついていきます。

死に戻りをした世界では、ガーフィールとリューズに監禁されていたスバルを命懸けで救い出し、「友人を助けるのに理由なんていらない」という名言を残しています。

またその後、獣化して大虎になったガーフィールから、スバルを庇って命を落としており、スバルからの信頼を得るようになりました。

ロズワールの思惑の中にはオットーの存在はなく、オットーがラムと組んでガーフィールと戦闘を繰り広げ、最終的に仲間に引き入れたことで、聖域・ロズワール邸の襲撃を突破できるようになります。

内政官/外交官としての高い能力でエミリア陣営を支える

その後は正式にエミリア陣営の内政官として雇われ、周りからは「武闘派内政官」として名前が響き渡っていきます。

ちなみに、アナスタシア陣営がヨシュアを使者に送るために、内偵に調査させた結果も、オットーは「血気盛んな戦闘狂の武闘派内政官」という調査結果になり、ヨシュアはオットーにビビっていました。

エミリア陣営は腹芸ができる人物が少なく、行商人として酸いも甘いも嚙み分けてきたオットーは、ロズワールを牽制しつつ、ロズワールと協力しながらエミリア陣営の内政・外交を担当することになります。

アンネローゼ邸でなし崩し的に内政官就任

聖域を突破したエミリア陣営は、アンネローゼ邸に一度身を寄せることとなります。

そこでオットーを待っていたのは、ロズワールによる「なし崩し内政官就任」でした。

  • メイザース辺境伯の領地の書類仕事を任せる
  • 領地経営の記録資料の閲覧も許可
  • 内政(ロズワール)の手伝い

普段ロズワールがしている仕事をオットーに任せ、口外できない機密情報に触れさせることで、オットーは最早エミリア陣営から抜け出ることができなくなります。

本人もいつの間にか自分を「文官」と定義するようになり、自らの思考のおかしさに異常を感じていましたが、時既に遅し、無事に内政官就任となりました。

土蜘蛛編では弟レギンにマローネを任せる

エミリアの発案で、一度実家に戻って内政官として働いていることを報告することになった「土蜘蛛編」では、故郷のピックタットでは殺し屋に狙われているため、その手前の「パッペルト」の街で獣医をしている弟レギンに会いに行きます。

レギンが運営している医院は、かつてオットーが助けたロマーネが手伝いをしており、ここで再会することになりました。

ロマーネは、オットーと再会するためにこの街を選んで滞在しており、オットーに対して恋心を抱いていましたが、弟のレギンはロマーネに対して恋心を抱いている複雑な状況となります。

土蜘蛛の問題を解決した後、「今の僕には女性を幸せにすることはできない」と判断し、ロマーネに弟レギンと一緒に暮らすように話して別れます。

水門都市プリステラで「美食家の暴食」ライ・バテンカイトスと対峙

その後、アナスタシアの使者としてヨシュア・ユークリウスが新ロズワール邸を訪れます。

内政官、渉外担当してオットーも水門都市プリステラに行くこととなりますが、そこで複数の大罪司教の襲撃に巻き込まれることとなりました。

オットーは、フェルトやガストン、「白竜の鱗」のダイナス、ベアトリスと共に「美食家の暴食」ライ・バテンカイトスと対峙します。

フェルトとベアトリスが、ミーティアによる破壊的な一撃でバテンカイトスを倒しますが、バテンカイトスが「ルイ・アルネブ」に変わり、その結果オットーも深い傷を負わされてしまいます。

ロズワールの「叡智の書」を復元師「ギーツ」から回収予定

魔女教との戦いが終わった後は、オットーはプリステラで療養しながら、復元師「ギーツ」から叡智の書を回収するために動きます。

聖域での戦いで燃えて灰になったとされていたロズワールの「叡智の書」ですが、その過去の記述を読んでロズワールにまだ悪巧みが残っていないかを知るため、オットーが持ち帰っていました。

ギーツは「復元」に関する加護を持っており、灰からでも本を完全に復元できる能力を持っています。

叡智の書は「魔女の遺産」であり、「色欲」のカペラが求めていた可能性があるため、オットーは今後カペラと対峙する可能性がありそうです。

オットー・スーウェンの強さ、能力

「言霊の加護」を駆使した戦闘能力は高め

https://twitter.com/Rezero_official/status/1296752462452277248

オットーの「言霊の加護」は、全ての生き物と会話をすることができるというものです。

行商人として過ごしていた時には、虫や鳥、動物に近道や危険などを教えてもらっていました。

また、言霊の加護は銭湯にも応用することができ、ガーフィール戦ではクレマルディの森にいる虫や動物達と共闘し、少しずつ分けてもらったマナで大魔法を駆使する所まで使いこなしています。

プリステラでの大罪司教戦では、水路にいた水竜を味方にして、バテンカイトスを襲撃しました。

小細工な魔法が多彩

また、オットー自身は強力な魔法を放つことはできませんが、複数の属性に適性があり、その組み合わせで多彩な小細工魔法を使うことができます。

自分の匂いを消す魔法や、足音を飛ばして注意を別に向ける魔法など、逃走や撹乱に便利な魔法を使うことができます。

ロズワール邸でギルティラウに襲撃された際も、この魔法を駆使してペトラと一緒に逃げることができました。

また、プリステラでハインケルがフェルトを人質にしていた際も、オットーがハインケルの注意を引き付けて、その隙にラインハルトがフェルトを救出しています。

オットー・スーウェンに関する考察、ネタバレ

マローネとの恋は本当に終了?

マローネとの恋は、原作小説では関係に終止符を打ったと表現されており、おそらく本当に終了したものと思われます。

弟のレギンがマローネに恋心を抱いていたことから、恐らくこの二人が結ばれることになるでしょう。

ロズワールの叡智の書はどうなる?

オットーは聖域から燃え残ったロズワールの叡智の書を回収しており、その過去の記述を確認するため、プリステラの復元師「ギーツ」に叡智の書を渡しています。

その後に大罪司教の襲撃が起きてしまったため、まだ手元に叡智の書は戻ってきておらず、これから回収しに行くものと思われます。

魔女の遺産は「カペラ」が蒐集している対象でもあるため、無事に回収できるかは分かりません。

オットー・スーウェンの章ごとの活躍、動き

短編集4「オットーの悲喜交々行商録」のオットー

  • ルグニカ王国南方、山間の街「ギネブ」に行商による
  • ギネブと他の街を繋ぐ吊り橋が落ちて、行商のチャンスだと思い、嗜好品を売る
  • 売った後、ギネブの代表である「コリン」に呼び止められる
  • コリンから、息子アーヒムの婚約者であるマローネが野盗に誘拐されたと言われる
  • 救援を呼ぶため、山を越える方法を教えて欲しいと求められる
  • オットーは妥協案として自分が助けを呼びに行くと話し、それにアーヒムが付いてくる
  • 道中で野盗に襲われ、囚われていたマローネと出会う。アーヒムが野盗とグル
  • 野盗はギネブを去ろうとしており、オットーの加護を利用して山を越えようとする
  • オットーが竜車を谷底に向けて真っ逆様にし、オットーとマローネ以外の全てを谷底に落とす
  • 山を超え、最寄りの街でマローネに野盗の報奨金が出たといって、ヘソクリの半分を渡す
  • マローネが泣きそうになりながら、オットーを抱きしめる

第3章「Truth of Zero」のオットー

1周目
(セーブポイント:果物屋)
・フルールでスバルと出会い、ロズワール邸に向かう
・メイザース領に入ったところで危険を察知し、スバルを下ろして引き返す
・スバルに挨拶をした魔女教徒の指先がオットーのいた方角へ向かう
3周目 ・ロズワール邸へ向かうスバル、レムとリーファウス街道で出会う
・スバルに雇われ、行商人仲間と共にロズワール邸へ向かう
・フリューゲルの大樹で白鯨に襲われる
・発狂し、スバルを竜車から突き落として逃走
・魔女教徒に襲撃されて後を残して姿を消す
5周目
(セーブポイント:リーファウス平原、白鯨討伐後)
・リカードが襲撃した指先の拠点から、生贄に捧げられそうになっていたオットーを救出
・両手両足を縛られた状態でスバルの前に現れ、スバルに魔女教徒ではないと言われて解放される
・荷物の目録を確認する仕事をもらい、大量の火の魔鉱石がないことに気付く
・ロズワールとの面会の機会、荷物の言い値での買い取りを条件に、「言霊の加護」を使って悪路を走破し、1時間半前に出発したエミリア達に追いつく
・魔鉱石の爆発後、警戒してスバルに人を近づけないパトラッシュと話し、落ち着かせる

スバルと気が合う

オットーは、1周目でレムに置き去りにされたスバルと、フルールの街で出会います。

有り金全部を条件にロズワール邸に向かいますが、道中のリーファウス街道で、スバルとはかなり意気投合して話が盛り上がる描写が描かれています。

さらに、個人的に「人に理解されないということに覚えがある」と話し、王選ではエミリアを応援していると話しています。

仕事に対するプライドがある

また、第3章では、オットーの仕事に対する誠実な姿勢も描かれています。

  • 行商人として儲けを出すため、強気な交渉を行う
  • 任された目録の確認の仕事を丁寧に行い、火の魔鉱石がないことを発見する
  • 1周目、5周目共にハードな条件を呑んで目的地まで全力疾走する

オットーは信頼できる人物であると表現されており、エミリア支持派であることから、今後もスバル達との関わりが増えていきそうです。

「言霊の加護」持ち

オットーは「言霊の加護」を持っており、「どんな生き物とも会話ができる能力」を有しています。

幼少の頃は、聞きたくもない声が聞こえ、周囲の理解もなく悩んでいたようで、それが今のエミリア推しに繋がっています。

5周目の追走では、1時間半前に出発したエミリア達に追いつくのは難しいと全員が言いますが、自分ならできるとスバルに交渉を仕掛けます。

そして、「言霊の加護」で鳥や虫に最短距離を教えてもらい、悪路という悪路を走破して、魔鉱石が爆発する前にスバルを届けることができました。

第4章「聖域と強欲の魔女」のオットー

1周目 ・御者としてエミリア、スバルと共にロズワール邸に戻る
・聖域にも同行することになる
・遺跡から出てきたスバルを発見するが、ガーフィールにデコピンで倒される
(聖域)
・厩舎に案内された後、スバル達に忘れられる
・自力でエミリアがエキドナの墓所の試練に挑む場所にたどりつき、挑戦を見守る
(アーラム村へ)
・スバルと共に村人をアーラム村まで案内する
・スバルに保険として村に残るよう指示される
2周目 (聖域)
・試練後の会談に参加する
・スバルのアーラム村の人々の解放案を補足説明し、ラムに褒められる
3周目 ・エミリアが悲惨な姿になる試練を受けて、平気な顔をしているスバルを心配する
・ガーフィールがスバルを連れていくのを見る
(監禁されているスバルを救出)
・ガーフィールに口封じに身の安全と魔鉱石を提案される
・ガーフィールの提案を断り、追われることになる
・監禁されているスバルを見つけて救出する
・救出した理由を「友達」だからと言い放つ
(結界の外へ逃走)
・協力者であるラムと合流
・オットーの反対を押し切ってスバルはロズワールと密談
・スバルと再合流するが、ガーフィールが現れ、ラムが時間稼ぎする間に逃走
・口笛を鳴らし、アーラム村の人々に時間稼ぎを頼む
・獣化したガーフィールの攻撃からスバルを守り命を落とす
5周目 (大聖堂)
・帰りの遅いスバルを心配して、寝ずに帰りを待つ
・スバルに何かあれば聞きますよと声をかける
6周目 (墓所の遺跡の外)
・パトラッシュを追ってスバルと再会
・スバルに俺はお前の友達だからなと言われて感謝される
(夜明け前)
・スバルを見つけて右手で殴る
・殴りながら友達である自分に相談しろと怒る
・スバルの話を聞き、初めて勝算度外視の勝負をすると話す
(ロズワールの建物の前)
・スバルからロズワールとの賭けが成立したことの報告を受ける
・次の盤面へと、スバルと分担して動き出す
(エミリアが失踪した朝)
・リューズ・メイエルの複製施設でガーフィールと対峙する
・昨晩のうちに準備していた仕掛けでガーフィールを迎撃する
(オットーの過去)
・幼少期、言霊の加護によって理解不能な騒音が耳を支配する
・言語が聞こえなかったため、感受性が育たなかった
・兄に文字を教えてもらう
・8歳になり、理解不能だった言葉が生き物の言葉だと理解できる
・人の言葉が聞こえるようになり、同年代の子供達を抜く才覚を見せる
・愛竜フルフーと話しているところを弟に見られ、町中にバレる
・15際で商会に雇われ、16際で行商人として独り立ち
・4年間、いっぱしの行商人として生計を立てる
・20歳になり、油の取引で在庫を抱え、ロズワール伯爵の儲け話に食いつく
・魔女教徒に捕縛され、生贄にされる寸前にリカードに助けられる
・命の恩人がスバルであると理解する
(クレマルディの森攻防戦)
・頼まれてもいない命がけの時間稼ぎをスバルのためにする
・ガーフィールを落とし穴に落とし、虫達に襲撃してもらう
・言霊の加護を全開にして、ガーフィールから逃げる
・脳の酷使が限界で鼻血が出て、ガーフィールに追いつかれる
・森中の生き物からもらったマナで土の最大魔法を放つ
・地霊の加護を持つガーフィール相手には致命打にはならない
・ラムにバトンタッチする
(墓所の遺跡の前)
・ラムを背負ってスバル達と合流
・リューズの回想を聞く
・スバル、ガーフィールと共にロズワールの寝室へ向かう
(ロズワールへの降伏勧告)
・ロズワールに盤外の駒と評価され、覚えておくと睨まれる
・大聖堂で出発する竜車の準備をする
・村人から「内政官様」と呼ばれるようになる
(ロズワール邸)
・アーラム村の人々を避難させる役割を担う
・スバルからペトラを預かるが、屋敷が魔獣だらけになる
(西棟)
・結晶石が効かない魔獣が現れ、避難していたところスバルと合流
・西棟の床が崩れ、フレデリカに助けられ庭園に移動
・メイリィと岩豚ちゃんが西棟を破壊していたことが発覚
・フレデリカがメイリィと対峙している間に本棟のロズワールの執務室へ向かう
(本棟)
・結晶石の効かない魔獣、ギルティラウと遭遇する
・「足跡を飛ばす魔法」「臭いを隠す魔法」を使ってギルティラウを食料庫に誘い込む
・不良在庫の油をギルティラウに浴びせて火をつける
・ロズワールの執務室からペトラを連れて脱出
・避難先の山小屋で、ペトラとアーラム村の住民と共にスバルとベアトリスの聖域に向かう光を見届ける
(聖域の聖堂)
・腰の入ったパンチでロズワールに禊の一発を入れる
・現実的にロズワールの譲歩案を聞き出す
(ミロード家)
・スバルの騎士叙勲式で貴族のボンボンのような見た目になる

リゼロ外伝「エミリア陣営大反省会」のオットー

聖域で内政官の立場を受け入れ始める

オットーはスバルと並んで、幼いながらも貴族らしい立派な挨拶をしたアンネローゼを見ていました。

アーラム村と聖域の住民が全員脱出できるだけの竜車が手配されていたことに驚きますが、そのオットーの心の声を聞いたように「事前に準備をしていた」と、突然初対面のクリンドが会話に自然と入ってきたことに驚きます。

その後、クリンドとフレデリカがペトラを巡って争い始めると、今後の苦労を思うならこれくらいどうにかしないとと、自分がここを収めるのでスバルはエミリアの元に行くようにと言いました。

短編集5「三馬鹿が行く!土蜘蛛編」のオットー

  • オットーの出身はルグニカ南方の五大都市の一つ、商業都市ピックタット
  • スーウェン商会の次男坊
  • エミリアの発案で、両親に近況を報告しに行くことになる
  • スバルとガーフィールが同行
  • 道中に、土蜘蛛が現れるがガーフィールに撃退されて逃走
  • 最寄りの街「パッペルト」に向かい、弟レギンに会う
  • 故郷では殺し屋に狙われているため、元々の目的地がパッペルトだったと話す
  • 前にギネブで奴隷仲間となったマローネがレギンの獣医院の手伝いをしており、再会
  • マローネはオットーとの再会を期待して、ギネブ近くのパッペルトに滞在していた
  • マローネが領地の騎士ブンガムに悪態をつかれるのに怒る
  • ギネブでのこと、土蜘蛛の出現と続き、不幸が似合う女なのかもしれないねとマローネが零す
  • その言葉を聞いてオットーが燃え上がり、土蜘蛛討伐を引き受ける
  • スバル、ガーフィールと一緒にパッペルト近くの森に入る
  • 土蜘蛛が地中から現れ、スバルが地中に連れていかれる
  • ガーフィールとの話し合いで、土蜘蛛が精霊であると判明
  • スバルの意識を奪った土蜘蛛が現れ、ガーフィールが追い込む
  • オットーが会話し、精霊が動物の命を救う術を求めていることが判明
  • レギンとマローネが、一緒に治療院で救う術を学ぼうと伝え、精霊がスバルの体から出ていく
  • オットーは、レギンがマローネに惚れていることを理解していた
  • また、今の自分が女性を大切にすることができないことも分かっていた
  • マローネに、レギンと一緒に過ごすように伝えて、別れを告げる

リゼロSS「オットー・スーウェンの内政奮闘記」のオットー

ロズワール邸の女性陣からの信頼を感じる

水門都市プリステラへの同行が決まった翌日、オットーはロズワール邸の女性陣から、それぞれに同行者達のことを託されます。ただ、ペトラ、フレデリカ、ラムは自分のことだけは全く心配してくれず、オットーはヤキモキしてしまいました。

就寝前の夜の廊下でエミリアとばったり会うと、エミリアからすごーく頼りにしていると言われ、屋敷のみんなから信頼してもらえていることを実感します。

リゼロSS「オットー・スーウェンの内政奮闘記3行目」のオットー

飲んだくれた次の日にロズワール邸の面々に気遣われる

珍しく早めに仕事が終わったオットーは、夜にガーフとシャトランジ盤で遊び、お風呂に入った後、ラムとフレデリカの晩酌にお呼ばれされ、へべれけになって庭園の芝生の上で寝てしまいます。

オットーが疲れで庭園で寝ていたと噂になったロズワール邸では、次の日、それぞれの方法でオットーを気遣いにやってきました。

  • ペトラ:早朝の庭園でオットーが寝ていたのを発見、水を浴びせて起こし、屋敷に噂を広める
  • ガーフィール:朝のラジーオタイソーに参加せずオットーの私室に来る
  • ベアトリス:コスツールに向かうスバルとエミリアから離れてオットーの私室に来る
  • エミリア:コスツールでオットーの風邪の噂を聞き、大急ぎで屋敷に戻ってくる

庭で寝ていただけで、皆が疲労を心配して気遣いをしてくれる場所に、行商人の時には感じられなかった居心地の良さを感じていました。

リゼロSS「オットー・スーウェンの内政奮闘記2行目」のオットー

深夜にラムと話しロズワールへの警戒を解く方法を考える

オットーは大量の書類仕事が与えられ、商人の時よりも睡眠時間が短くなり、私室で日の出を見ることが多い日々を過ごしていました。かつて、兄に「オットーであれば苦労を背負いこむ」と言われたことを思い出し、オットーは苦笑いします。

深夜に眠気覚ましのコーフを入れていると、自分と同じくらい遅くまで仕事をしているラムと出会い、コーフの代わりにラムお手製のお茶を淹れてもらいます。

ラムと、オットーのロズワールへの警戒薄れていないと言われ、「どうすればロズワール様を許す気になるの?」と問われます。その問いに、オットーは「きっかけ」があれば警戒を解こうと思えるかもと答え、そのきっかけを求めて、「叡智の書」の復元を考えました。

復元師ダーツに付き合い朝まで飲みまくる

水門都市プリステラで、ミューズ商会との一度目の交渉が破談になった後、オットーは「叡智の書」の復元を依頼するため、復元師ダーツの元へと向かいます。

叡智の書は、全てのページが燃え尽きて読むことができない状態でしたが、ダーツはその価値を認めます。オットーは、復元して中を確認したらまた燃やすと伝えますが、ダーツはそれでオットーの目的が叶うなら問題ないと、仕事を引き受けてくれました。

ただし、ダーツは仕事前にベロベロになるまで飲んだくれるという儀式があり、オットーはそれに付き合い、朝まで飲みまくります。そして、翌朝へべれけの状態で水の羽衣邸へと戻り、偶然それを見かけたベアトリスを驚愕させました。

第5章「歴史を刻む星々」のオットー

1周目 (新ロズワール邸)
・エミリアが即断で交渉の判断をして泥酔する
・ロズワールの筆頭内政官として活躍中
(水門都市プリステラ)
・道中の旅程計画を立てる
・エミリアに王選候補者の一年の状況を教える
・アナスタシアに借りを作らされる状況だと胃を痛める
(水の羽衣亭)
・アナスタシアと牽制し合う
(ミューズ商会)
・竜船に乗ってミューズ商会へ移動
・順当に交渉を進め、詳細の詰めに入る
・スバルとリリアナが登場しておじゃんになる
・プリステラで人脈を作ると言って一同と離れる
・復元師「ギーツ」にロズワールの叡智の書の復元を依頼する
(水の羽衣亭)
・深夜に泥酔状態で帰ってくる
・お昼にミューズ商会に一人でいき、再交渉の約束を取り付けると話す
2周目 (暴食と遭遇)
・ミューズ商会に向かう途中、大罪司教「暴食」と遭遇
・「白竜の鱗」に助けられ、かろうじて逃げる
(ラインハルトを助ける)
・フェリスを人質にしたハインケル達と偶然遭遇する
・簡易魔法でハインケルの注意をひき、ラインハルトの手助けをする
・スバルの放送を聞き、ラインハルトと共に都市庁舎へ向かう
(作戦会議)
・叡智の書を持ち込んだのは自分だと説明
・ロズワールの過去の画策を知るためだとスバルに説明
・叡智の書の回収には自分が向かうと話す
(二度目の「暴食」との対峙)
・ギーツの仕事場に向かう途中、「暴食」ライ・バテンカイトスと遭遇
・フェルト、ガストン、ダイナス含む「白竜の鱗」5人もいる
・商人であることを理由に交渉を打ち切られ、バテンカイトスが襲いかかってくる
・水路に待機してもらっていた水竜を呼び、バテンカイトスの四肢に噛み付かせる
・暴食の権能の効果と発動条件を見定める
・レムを真似したロイに激怒する
・「ルイ・アルネブ」に足に深い傷を負わされる
(避難所)
・野戦病院となった避難所でスバル、エミリアと再会
・隣の避難所に「憤怒」が拘束されていると伝える
・傷の回復、復元師「ギーツ」から叡智の書を回収するためプリステラに残る
・母親の愛情を確かめてきたガーフィールの顔を見て、「何か良いことでもありましたか?」と聞く

リゼロSS「オットー・スーウェンの内政奮闘記4行目」のオットー

ガーフィールと二人で力不足を反省

オットーは治療院の個室で療養しており、杖があれば歩けると思って立ったところ、転倒してしまい、ガーフィールにその場を見られてしまいます。

療養中のオットーは、本を読む、個室に訪れる人と会う、ガーフィールとシャトランジ盤で戦うなどして過ごしており、ガーフィールには幼い頃の弟レギンの姿を重ね、思い出していました。

オットーは話を切り出し、文官として、武官として、自分たちはプリステラで良いところなしだとガーフと共に後悔を滲ませます。目的の無職の魔晶石はキリタカの好意であり、自分の交渉の成果ではないことに、無力感を痛感し、自分たちがこの一年で調子に乗ってしまっていたことを自覚しました。

オットーとガーフィールは、共に強くなることを改めて決意します。

フェルト、ラインハルトがお見舞いに来る

ガーフが部屋を出ていくと、今度はフェルトとラインハルトがお見舞いにきてくれます。

ハインケルの一件で助けてくれたことに感謝され、この件は、フェルト達からオットーへの「個人的な借り」だと言ってもらうことができました。

一年ちょっと前まで行商人だったのに、王候補と剣聖がお見舞いに来る立場になっていることに、オットーは驚きます。

二人が部屋を去った後も、キリタカやダーツ、そしてガーフィールなど、オットーの個室に見舞客が途切れることはありませんでした。

リゼロSS「水門都市残留組、プリステラ復興日誌」のオットー

キリタカからの復興計画の相談に乗る

オットーは、若き都市長となっていたキリタカから都市復興計画の相談に乗っており、人の心の不安は無視できないものと助言し、都市庁舎再建の重要性を伝えます。

また、これを機会に五大都市の利権に食い込もうとする人物が出てくることを忠告するなどして、キリタカの信頼を獲得していました。

ガーフィールに、オットーは十人、百人以上の働きをすると期待され、プリステラの「十人会」の一人になるのかと聞かれます。しかし、役目が自分に向いていても、自分の目標は変わらず「商人として自分の店を持つこと」であり、寄り道先はエミリア陣営の内政官だけ、人生は一度きりだから、自分の後悔のないように生きるとガーフに答えました。

ガーフィールがフレデリカ 、リューズを呼ぶ決断をしたことを褒める

オットーは、リーシアがお見舞いにきたことを告げ、無理にとは言わないが、リューズやフレデリカを呼ぶことを提案します。

ガーフィールも、必ずしも明日が来るとは限らないと考えており、既に二人に水門都市に来て欲しいと手紙を送った後でした。兄貴分として選択肢を提示したはずが、ガーフは既に問題に飛びついていたことにオットーはビックリします。

部屋を出るガーフに、「偉い、決断だと思いますよ」と兄貴分として悩める弟に声をかけました。

救援組として地下大神殿に潜る

オットーは、ネズミに斥候として協力してもらい、最奥の石室でガーフィールが窮地に追い込まれている状況を把握しました。その後、救援組としてヘータロー、ティビーと共に地下大神殿に潜り、最奥の石室へと向かいます。

ガーフィールと再会したオットーは、試練の重みが「罪をどれほど重く捉えるか」に影響し、解決方法は「開き直ること」だと説明します。そして、ガーフィールが悩んでいた家族や仲間達の一切合切を、ガーフィールの代わりに僕が許すといい、ガーフィールを動けない重さから解放させました。

その後は、シャトランジ盤で勝つ必要はないとスバルのような悪知恵を働かせ、ガーフィールとリカードに相手の駒を全て粉砕してもらい、試練を突破します。

オットー・スーウェンまとめ

オットーのこれまでのストーリーと残された伏線についてご紹介してきました。

いいやつすぎて商人には向かないオットーの、人気の秘密が分かったような気がしますね。

現在、原作の物語はプレアデス監視塔での局面になりますが、オットーは無事に叡智の書を回収できるのかが見ものです。

叡智の書を手元に回収すれば、魔女の遺産を蒐集する「色欲」のカペラとの激突が予想され、再び武闘派内政官オットーの戦いが見れるかもしれません。

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