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【リゼロ】三大魔獣の一角「多兎(大兎)」の能力、正体!ダフネとの関係と討伐方法を解説

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「リゼロ」三大魔獣の一角「多兎(大兎)」のまとめページです。

暴食の魔女ダフネ」に産み出された多兎(大兎)の強さと能力、聖域に現れた理由、討伐方法、再登場の可能性、カルステン領に現れた理由など、リゼロの多兎について詳しく解説していきます。

『リゼロ』多兎(大兎)の基本プロフィール

創造主 「暴食の魔女」ダフネ
目的 尽きない飢餓を満たす
三大魔獣 白鯨、黒蛇と並ぶ三大魔獣の一角
名称 一般的には大兎、本当は多兎

『リゼロ』多兎(大兎)とは?

三大魔獣の一角

多兎は、白鯨、黒蛇に並び「三大魔獣」の一角として恐れられている魔獣です。

400年前に「暴食の魔女」ダフネによって生み出された一体であり、ダフネからは「いくら食べても無限に増え続けるからたくさん食べられる」と説明されています。

ダフネの「飢餓」を共有している

多兎は、ダフネの尽きない飢餓を共有しており、どれほど食事しても決して満足することができません。

そのため、食事が終わればすぐに次の食事へと向かい、多兎が通ったあとは何も残らないと言い伝えられています。

一匹が無限増殖

多兎は無限増殖しますが「一匹の魔獣」です。

一匹が無限に増殖しているため、意識は一つであり、多数の個体がいても別々の行動は取ることができず、同じ目的の下で動くようになっています。

撃退する際には、一匹でも取り逃してしまえば増殖が再開してしまうので、一箇所に全個体を集めて一度に全滅させることが必要となります。

この性質から、多兎は三大魔獣の中でも「最も討伐難易度が高い魔獣」とされていました。

同時出現には上限数がある

多兎は無限に増殖することが可能ですが、同時に出現できる数には限りがあります。

もし多兎の同時出現数に限りがないのであれば、世界はとっくに多兎に滅ぼされてしまっていたと言及されていました。

同時に出現できる数は十万体程度が限界とされています。

マナを手掛かりに獲物を探す習性

多兎は満たされない飢餓感を満たすために、常に食事を求めており、マナを手掛かりに獲物を探します。

そのため、大魔法を行使したりすると、多兎をその場に誘き出すことが可能です。

聖域では、ロズワールがリューズの水晶体を核にして天候を操る大魔法を使い、そのマナを感じ取って、多兎が聖域に出現しました。

多兎が現れた時は「逃走」がセオリー

多兎は一体の攻撃力はそれほど高くありませんが、大量の個体が同時に襲撃してくるため、襲われれば回避する方法はほぼありません。

そのため、多兎が出没した際には基本的に「全てを持って逃走する」のがセオリーとなっています。

聖域では、「結界」によって逃げ場を封じられたという絶望的な状況をロズワールに作られたため、多兎と戦う以外の選択肢がありませんでした。

スバルとベアトリスが契約した回を除けば、全ての回でロズワールによって多兎が聖域に出現し、聖域の中の人達は全滅してしまっています。

『リゼロ』多兎(大兎)に関する考察

多兎の再登場はある?

多兎は、聖域編での最後に、ベアトリスの大魔法「アル・シャマク」によって別次元へ飛ばされたと言及されています。

別次元は「禁書庫」のようにリゼロ世界とは切り離された場所であり、「消えていなくなった」訳ではありません。

そのため、「虚飾の魔女」パンドラの権能の発動条件次第ですが、もしパンドラの権能が使えるのであれば、別次元に飛ばされたことを「なかったこと」にし、再びリゼロ世界に出現する可能性も考えられます。

カルステン領に多兎を出現させたのは誰か?

多兎は、クルシュの17歳の誕生日にカルステン領に出現し、クルシュがカルステン公爵家当主となるきっかけを与えました。

多兎が偶然この日にカルステン領に現れた可能性もありますが、クルシュの誕生日であること、カルステン公爵家当主となった出来事だったことを考えると、偶然ではない可能性の方が高いと思われます。

多兎を操る手段としては「強力なマナ」が一般的な方法ですが、この知識を知っている存在は現在のリゼロ世界にはいないと思われるため、パンドラなどの400年前の人物の関与が疑われます。

又は、「暴食の魔女因子」による操作も可能性として考えられ、その場合は「福音書」を通じてルイ・アルネブが多兎を操り、カルステン領に出現させたケースもあり得ます。

いずれにせよ、魔女教側の関与だとすれば、「クルシュをカルステン公爵家当主にすること」がなぜ必要だったのかは現時点では不明です。

ルイ・アルネブとの関係性

三大魔獣は当代の「暴食の大罪司教」の三人の名前とそれぞれ符号しており、多兎は「魂の回廊」に囚われているルイ・アルネブと関連性があります。

くじら座の名前を冠するライ・バテンカイトスが「白鯨」をペットとして操っていたように、ルイ・アルネブも多兎を操ることができたのかもしれません。

その場合は、「日食」の権能でバテンカイトスの体を借りて世界に顕現し、魔女因子に働きかけて多兎に影響を与えていたのでしょう。

『リゼロ』多兎(大兎)の主な活躍

リゼロEX「獅子王の見た夢」の多兎

クルシュの17歳の誕生日にカルステン領に侵入

クルシュの17歳の誕生日記念パーティーの際に、多兎はタイミングを合わせたかの様にカルステン領に侵攻しています。

最初はクルシュの父であるメッカートが対応しましたが、押し込まれ、クルシュが援軍として駆けつけて「百人一太刀」で追い払いました。

多兎の習性は「マナのある所に集まる」ことであり、ある程度の誘導が可能です。

このタイミングで多兎がカルステン領に現れ、クルシュに追い払われ、その後にクルシュが公爵家当主の座についたことを考えると、「誰かがクルシュを当主の座に就かせるために多兎を誘導した」可能性が考えられます。

第4章「聖域と強欲の魔女」の多兎

ロズワールによる大魔法行使に誘われ聖域に現れる

https://twitter.com/UVERU__CHAN/status/1298633706223972354

聖域編では、リューズ・メイエルの複合施設で、ロズワールが天候を操り、雪を降らせる大魔法を行使します。

ちなみに、ロズワールの行動は叡智の書に書かれている記述に従ったものであり、雪を降らせることで、多兎が聖域に出没することまでは想定していませんでした。

スバルが死に戻りした世界で聖域に死をもたらしている

スバルが死に戻りをした世界では、スバルだけでなく聖域の住民も、多兎によって全滅しています。

無限増殖する多兎は撃退が難しく、ロズワール級の殲滅戦を得意とした魔術師がいないと相対することが困難です。

聖域が襲撃された際には、大聖堂に集まり火をつけたことあり、リゼロの中でも最も悲惨な被害を生みだしたと思われる魔獣です。

確定した世界では「アル・シャマク」に敗れる

確定した世界では、エミリアによって氷の牢獄に入れられ、スバルと契約したベアトリスの大魔法「アル・シャマク」によって、別の次元へと送られていってしまいます。

狭い空間の中で共食いを繰り広げ、満たされない飢餓感に襲われながら、永遠に別次元を彷徨うというトンデモナイ最後を迎えることになりました。

暴食の魔女ダフネは、魔女の茶会で多兎の最後を見届けたいがためにスバルを助けていましたが、この最後を見て何を思うのでしょうか。

『リゼロ』多兎まとめ

多兎(大兎)は、作者の長月先生が最も怖いと思える死に方をスバルにさせるために生み出された魔獣です。

無数の小さなウサギに生きたまま食べられる衝撃的なシーンは、よくぞアニメで表現したなと感じ入るばかりでした。

聖域を苦しめた多兎(大兎)ですが、最後はベアトリスの大魔法によって別次元へ送られています。

「虚飾の魔女」パンドラの権能で、別次元へ飛ばされたことを「なかった」ことにできれば復活する可能性はありますが、流石に再登場はないと信じたいですね。

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