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【リゼロ】三大魔獣の一角「黒蛇」の能力と正体、「暴食の魔女」ダフネとの関係、読み方を解説

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「リゼロ」三大魔獣の一角『黒蛇』のまとめページです。

暴食の魔女ダフネに産み出された『病巣の魔獣』黒蛇について、能力と特徴、エリオール大森林を襲った理由、パンドラとの関係、呪いの解呪方法、正式な読み方、産み出された目的など、リゼロの黒蛇について詳しく解説していきます。

『リゼロ』黒蛇の基本プロフィール

名前 黒蛇
立場 ・『三大魔獣』の一角、白鯨、多兎と並ぶ存在
・『病巣の魔獣』
・400年前に「暴食の魔女」ダフネによって創造
能力 ・触れた相手を百の病に侵して粉々にする
・通った道に呪いの残滓を残す
特徴 ・白鯨、多兎以上に制御が効かない
・呪いの残滓の近くに人が住むといずれ石化する
・エリオール大森林の湖の湖底に残っていた
・ダイナス、メィリィの村に呪いを与えた存在
大森林の呪いの残滓 ・湖底に沈んでいた
・「黒水」として森を流れて侵食
・粘性がある
・ギルティラウを数十秒で飲み込む

『リゼロ』黒蛇とは?

三大魔獣の一角

黒蛇は、白鯨、多兎と並び「三大魔獣」として世界に恐れられている魔獣です。

400年前に「暴食の魔女ダフネ」によって創られた魔獣の一体ですが、『病巣の魔獣』という二つ名がある通り、黒蛇は食べることには適していません。

ダフネが魔獣を生み出した目的は「世界から飢餓をなくす」ことでしたが、黒蛇は腹を満たすために産まれた存在ではなく、食べる人数を減らすことで、一人に渡る食糧を増やそうとする「口減らし」のような目的で誕生した魔獣である可能性があります。

触れただけで百の病にかかる『病巣の魔獣』

黒蛇は『病巣の魔獣』という二つ名を持ち、触れただけで百の病に侵されて命を落とすとされています。

実際に、100年前のエリオール大森林に現れた際には、一瞬触れただけのロマネコンティ一族の男とアーチを粉々にしており、その脅威が如実に描かれました。

ワンタッチで即死亡となるため、物理攻撃で倒すことは難しく、また400年間も生き続けていることを考えると、一般的な魔法でも倒せない可能性が高いです。

通った土地が呪われる

黒蛇は、本体以外にも脅威が多く、黒蛇が通った土地は呪いが残るとされています。

「白竜の鱗」のダイナスの故郷も、魔獣の生息地の広がりと共に「黒蛇の呪い」が土地に残り、住み続けることができなくなってしまいました。

村人は少しずつ体にヒビが入り、ダイナスの妻は既に亡くなっていると描写されています。

また、劇場版「氷結の絆」では、永久凍土となったエリオール大森林にも「黒蛇の呪い」が残っており、湖底に沈んでいた「黒い水」をメラクェラが目覚めさせ、一気に拡大、エリオール大森林を飲み込むほどの規模に広がっていました。

「暴食」の魔女因子にも従わない

黒蛇は、白鯨や多兎と比較しても操ることが全くできず、「完全なる災厄」として認識されています。

「暴食の魔女因子」にも従わない可能性があると言及されており、エリオール大森林に登場した際には、「虚飾の魔女」パンドラによって連れてこられたと説明されていました。

「暴食」の中でも黒蛇に符号するのは「ルイ・アルネブ」ですが、ルイは「魂の回廊」に囚われているため、魔女因子での操作ができないのではないかと思われます。

『リゼロ』黒蛇に関する考察、ネタバレ

黒蛇の読み方は?

黒蛇の正式な読み方は「こくじゃ」のようですが、一般的には「くろへび」の方で通っています。

作者の長月先生も心の中では「くろへび」と読んでおり、アニメでも普通に「くろへび」と言っているので、もはや「くろへび」で良いのではないかと思われます。

黒蛇はルグニカ王国の王族の死亡にも関係している?

ルグニカ王族は、王族だけに感染る伝染病によって全滅します。

王族のかかりつけ治癒魔術師でもあったフェリスも、「黒蛇の関与以外考えられない」と言及しており、黒蛇が何らかの形で関わっている可能性はありそうです。

ただし、当時の王弟が幼少のフェルトをロム爺に預けて逃す場面が描かれており、これが「王弟は王族滅亡の危機が訪れることを知っていた」という示唆になるのであれば、王族だけに流行った病は、黒蛇による偶然の呪いではなく、人的な目論見があったと考えることができます。

王族滅亡によって「王選」が開始されているので、犯人の目的は王選開始によるエミリアと魔女教の激突と考えられ、「虚飾の魔女パンドラ」や、エメラダ・ルグニカを名乗る「色欲の大罪司教カペラ」の関与が疑われます。

黒蛇の呪いの解除方法は?

黒蛇が通った道は「呪い」が残ってしまい、人が生活することができなくなってしまいます。

ダイナスの故郷も黒蛇の呪いに浸食されており、呪いを解くためには「無色の魔晶石」や「龍の血」が必要とされています。

現実的に入手できるのは「無色の魔晶石」ですが、これはとても高価なものであるため、ダイナスは資金を稼ぐために故郷の青年達と「白竜の鱗」という傭兵団を結成して、活動をしていたのでした。

『リゼロ』黒蛇の主な活躍

第4章「聖域と強欲の魔女」の黒蛇

「虚飾の魔女」パンドラの権能によりエリオール大森林を襲撃

https://twitter.com/alien_rezero/status/1326867836661362688

100年以上前、エミリアがエリオール大森林でフォルトナと暮らしていた頃、黒蛇は「虚飾の魔女」パンドラによって森に出現し、エルフの里を襲撃します。

ロマネコンティ一族や次代の守り人であったアーチの命も奪っており、黒蛇に触れるとすぐに石化する様に体がひび割れ、体が粉々になって命を落とす描写が描かれました。

また、黒蛇が通った道には黒い水の様な呪いが残り、人間が住むことのできる場所ではなくなります。

エリオール大森林は、現在はエミリアによって永久凍土となっていますが、黒蛇の呪いも残った土地となっています。

リゼロ外伝「氷結の絆」の黒蛇

メラクェラに呼び起こされる

黒蛇はエリオール大森林の氷の下で眠っており、北部の湖の湖底にはその多くが残っていました。

メラクェラによって呼び起こされ、エミリアを試す試練として使われ、湖に現れたエミリアに対して、逃げ場のない大質量の呪いとして襲いかかります。

エミリアは逡巡しますが、「まだ、もっと頑張れる」と決意し、禁忌とした力を解放、圧倒的な魔力によって黒蛇の呪いの残滓を凍らせて粉々にしました。

リゼロ外伝「ゼロから始める英雄譚」の黒蛇

「白竜の鱗」ダイナスの土地にも登場したと判明

「歌姫」リリアナがロズワール邸に滞在した外伝の中で、黒蛇が傭兵団「白竜の鱗」のダイナスの故郷に登場していたことが明らかになりました。

100年前のエリオール大森林では、エミリアがマナを暴走させたことで森を永久凍土に変え、エルフ族の人々は氷像となってしまいましたが、黒蛇は氷から逃れ、外に出ていたことが判明しています。

『リゼロ』黒蛇まとめ

三大魔獣の中でも一番関わりたくない黒蛇さん。

パンドラの権能によりエリオール大森林に現れ、エミリアの故郷であるエリオール大森林を呪いの土地に変えました。

また、「白竜の鱗」の代表であるダイナスの故郷も黒蛇に襲われた描写がされており、ダイナスの娘と予想されるメイリィとも因縁がありそうです。

現在はプレアデス監視塔から大罪司教がどんどん王都に集まってきているので、今度は王都周辺に登場するかもしれません。

黒蛇によって呪われた土地は、膨大なマナを貯めた魔晶石を使って解呪することができるため、この辺りでラッセルとアナスタシア、キリタカあたりが共闘する可能性がありそうですね。

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