『黒執事』のフリー記者、ピットのまとめページです。ヴィンセント時代から続くピットとファントムハイヴの関係、ドロひばりだったピットの過去、フリー記者としての協力の仕方、シエルに任された電報の行方をご紹介します。
『黒執事』ピットの基本プロフィール
名前 | ピット |
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職業 | ・フリー記者 ・写真館の管理 |
特徴 | ・ヴィンセントの協力者 ・ファントムハイヴ家の家族写真を撮影 |
『黒執事』ピットとは?ヴィンセント時代からのお抱えフリー記者
ファントムハイヴに協力するフリー記者
ピットは、先代ファントムハイヴ伯爵のヴィンセントの時代からの協力者です。
フリー記者として、ファントムハイヴが世に出したい情報を、新聞社に売って世に暴く形で協力をしています。
ファントムハイヴ家との繋がりも深く、ヴィンセント時代は屋敷に来ることも多くありました。
シエルが子供時代の家族写真も撮影しており、アンダーテイカーやディーデリヒ、クラウスなど他の協力者とも面識があります。当然ながらタナカとも知り合いで、シエル時代に再会した時には挨拶をしています。
https://pixela.co.jp/vod/blackbutler-vincent-phantomhive/
ひばり写真館の管理者
ピットは、ヴィンセントが用意していたロンドンの拠点、ひばり写真館(THE Lark Photographic Studio)の管理も任されていました。
ヴィンセントが亡くなった後も、建物はヴィンセントのもので「自分は管理しているだけ」と話しており、まだ忠義を誓っていることが明らかになります。
また、ファントムハイヴとの取り決めである合言葉をセバスチャンが話すと、写真館から繋がる地下通路へ案内し、シエル達の逃走を助けました。
『黒執事』ピットのセリフ・口癖
可愛い顔して血は争えないっていうかパパそっくり?
今回も独占スクープ、ごっつぁんです!このネタ、どの新聞社が一番高く買ってくれるかなぁ
『黒執事』ピットの過去は?ファントムハイヴに協力的な理由
元々はロンドン最底辺の「ドロひばり」
ピットは、元々テムズ川の「ドロひばり」、川岸でゴミを拾って売る職業であったことがランドル卿の口から明らかになっています。
そこから、ファントムハイヴ家お抱えのフリー記者となっていますが、ヴィンセントへの忠誠の厚さからも、ヴィンセントに拾われて現在の立場を獲得したものと思われます。
ロンドンの拠点の一つを任されていたことからも、「裏切ることはない」と思われていた人物だったのでしょう。
ヴィンセントのおかげで最底辺の職業から脱出し、夢であったフリー記者にもなれているので、ファントムハイヴ家への忠誠は揺るぎなく、シエル時代になってからも協力をして手助けしています。
『黒執事』ピットはどうなる?残された伏線の考察と最期
ディーデリヒとクラウスへの電報は届けられた?
ピットは「ひばり写真館」からシエル達を地下水路に逃がした際、シエルから、ディーデリヒとクラウスへの電報を頼まれています。
シエルは、劉の拠点で兄と戦い名前を取り戻す決意を宣言していることからも、兄との勝負において、この二人の協力が必要だと考えているものと思われます。そのため、ピットが任された仕事は重要なものです。
しかし、地下水路から店の中に戻ったピットは、多数の警察を率いてやってきたランドル卿に銃口を向けられてしまいます。そして、あっさりとシエル達が地下水路に逃げたことを教えてしまいました。
ピットは、地下水路でシエル達に「地図」「灯り」「マスク」を渡しており、これがないと酷い目に遭うと話しています。そのため、警察に簡単にシエル達の居場所を教えたのは、「分かっていても追い付けるはずがない」と考えていたからだと思われます。
しかし、ランドル卿に睨まれた状態では容易には動けないため、シエルに頼まれていた電報を打つことが難しくなったと思われます。
そのため、ひばり写真館の中で撮影したシエルとセバスチャン、フィニアンの写真を新聞社に売り、ニュースにすることで、ディーデリヒとクラウスにシエルの状況を伝えた可能性が高いです。
https://pixela.co.jp/vod/blackbutler-randle/
『黒執事』ピットの主な活躍
スフィア・ミュージックホールの悪事を世間に暴く
ピットは、シエルに協力し、スフィア・ミュージックホールが血液採取による犠牲を出していたことを世に暴きます。
この際、ファントム・ミュージックホールができることで、スフィアによる犠牲者が増えるというシエルの狙いも理解しており、「パパそっくり」だとシエルを評しました。
逃走中のシエル達をひばり写真館から逃す
シエル兄が登場した後、身を隠す場所を探していたシエル達に協力し、ひばり写真館から地下水路へと逃がします。別れ際にディーデリヒとクラウスへ電報を打つことも頼まれました。
店に戻ると、警察官を大量に率いたランドル卿が現れ、取り押さえられてしまいます。その後、逮捕まではされなかったのか、ひばり写真館の中で撮影したシエルとセバスチャンの写真も売り、新聞社に流しました。
これは、ランドル卿にマークされていて電報を打てないため、シエルの状態をディーデリヒとクラウスに伝えるためだったものと考えられます。
https://pixela.co.jp/vod/black-butler-matome/