『黒執事』バルドのまとめページです。バルドは、ファントムハイヴ家に使える料理のできないシェフです。米国で参戦していた戦争、シエル・セバスチャンとの出会い、戦況把握・指揮能力の秘密など、黒執事のバルドについて解説していきます。
『黒執事』バルドの基本プロフィール
名前 | バルドロイ(愛称はバルド) |
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職業 | 料理長(シェフ) |
容姿 | 高身長、ざんばらの髪に無精髭、コック姿、首からゴーグルをぶら下げる |
特徴 | ・出身はアメリカ ・ハイラムの旦那から母国アメリカの武器を調達する ・火炎放射器で料理をしようとする ・最新機器の性能テストも行う ・戦争従事者 |
『黒執事』バルドとは?シエルに仕えるシェフ
料理長(シェフ)
バルドはファントムハイヴの料理長(シェフ)です。しかし、料理は不得手であり、お肉を焼こうとするのに火炎放射器を使うなど、突飛な発想を持っています。
セバスチャンの料理が大好きで、お菓子や料理が食べられる状況となると大喜びしますが、シェフと呼ばれると機嫌が良くなる一面も持っています。
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優れた戦況把握と指揮能力
バルドは米国の元軍人で、状況把握と指揮能力に優れた人物です。
単体での戦闘能力は軍人の中では群を抜いていますが、フィニアンやメイリンのように飛び抜けた能力を持っている訳ではありません。
バルドの能力が発揮されるのは集団戦で、周囲を指揮して戦う場合に輝きます。
『黒執事』バルドの性格・人物像
ど天然
バルドは使用人三人衆の中では最も歳を重ねていますが、性格は他の二人と変わらずど天然です。
料理長であるにも関わらず、火炎放射器で調理しようとしたり、屋敷に出た鼠をゲテモノ料理で誘き出そうとします。
また、セバスチャンに晩餐の準備を頼まれたにも関わらず、渡されたお菓子を食べて良いかで一日悩んで過ごしてしまうなど、使用人としての適性はありません。
『黒執事』バルドのセリフ・口癖
さてコイツを使ってみるか
イエス・マイロード!
『黒執事』バルドの過去は?
米国のインディアン戦争に米軍として参戦
バルドは、米国のインディアン戦争(アパッチ戦争)に参戦していた人物です。
ウィルトシャーでは「アパッチがくるぞ!」と叫ぶなど、当時の戦争に従事していたことが示唆されました。
この時のバルドは最高指揮官ではなく、上官の判断によって誤った戦況を作り出してしまい、仲間を失ってしまうことになります。
バルドを残して部隊は壊滅
バルドのいた部隊は、バルドを残して壊滅してしまい、仲間を救えなかったことに対してバルドは強い後悔を持っています。
塹壕の中で唯一バルドだけが生存し、その状況判断能力、生存能力を買われてセバスチャンにスカウトされることとなりました。
自らの窮地を救ってもらったことで、バルドはファントムハイヴに忠誠を尽くすこととなり、ファントムハイヴ家のシェフとなります。
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『黒執事』バルドはどうなる?残された伏線の考察と最期
米国から機関銃など最先端の武器の性能テストをしている理由
サーカス編においては、屋敷に侵入してきたダガー、ビーストに対してバルドは機関銃を用いており、米国から輸入してきたことが明らかになっています。
また、機関銃は威力は十分でしたが、精度に難があり、大量生産は早いとシエルに報告しなくてはと発言しています。
このことから、シエルによって機関銃の性能テストが命じられており、生産を担当する米国の担当者とシエルにも繋がりがあることが判明しています。
ただし、ファントムハイヴ家が単独で機関銃の大量生産に動くことは考えにくいため、英国王室の指示でファントムハイヴ家に依頼された任務の一つであると予測されます。
ウィルトシャーの退役軍人療養所の調査では何が起きる?
青の復讐編では、バルドは劉と一緒にウィルトシャーの退役軍人療養所へと向かっています。
元軍人であるバルドが退役軍人の療養所に向かうことには縁があり、おそらくここでバルドの過去が詳しく明かされていくものと思われます。
退役軍人療養所には、死神のロナルド・ノックスが潜入していたことから、惨劇が起こることは間違いありません。死神に回収される魂の中に、バルドが入らないことを望むばかりです。
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『黒執事』バルドの主な活躍
「あくまで執事」編のバルド
料理のできない料理長として登場
バルドは、メイリン、フィニアンと一緒に仕事のできないポンコツ使用人三人衆の一人として登場しました。
料理長の肩書きですが、料理は不得意であり、火炎放射器で肉を調理しようと試み、肉を丸焦げにするなどのミスを重ねます。クラウスがイタリアから訪問した際も、バルドではなく、セバスチャンが調理を担当しました。
また、バルドもセバスチャンの料理が大好きで、お菓子の処分を任された際には、食べて良いかで一日悩み続け、任されていた晩餐の準備を一切せずに怒られてしまいました。
https://pixela.co.jp/vod/blackbutler-mei-ling/
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「赤執事」編のバルド
屋敷に戻ってきたシエルの13歳の誕生日を祝う料理を作る
バルドはロンドンから戻って来たシエルの13歳の誕生日をお祝いするため、料理の準備をしていきます。
料理は芸術、芸術は爆発、だから母国から新しい火炎放射器を取り寄せたと主張します。しかし、セバスチャンに作るものの8割は炭で、2割は有害物質であり、いつ料理を作ったのかと言われる始末でした。
シエルが狩猟をしている間も、キッチンを黒焦げにしていきます。やはり食べられない料理がテーブルに並び、なぜか左腕を骨折さえしていましたが、心からの笑顔でシエルの誕生日をお祝いしました。
「黄執事」編のバルド
町屋敷に同行してタマネギをみじん切りにする
町屋敷に同行したバルドでしたが、セバスチャンには仕事を任されることがなく、不貞腐れてしまいます。
そこに、アグニが「料理長殿」と声をかけ、イギリス料理には不慣れだから手伝って欲しいと話すと、バルドは「シェフ」という響きに感動してやる気を漲らせます。
そして、全力で玉ねぎのみじん切りを行い、調理を手伝うことに成功しました。
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本邸でファントムハイヴに仕える前の過去に触れられる
本邸に戻った後、バルドはまた料理を爆発させてしまい、アグニにビックリされます。
バルドは、屋敷に来る前は「前はメシなんかゆっくり作ったことも食ったこともなかった」と話し、だからつい急いでしまって失敗してしまうのだと言いました。
そして、「平和な感覚」に慣れないといけないと、戦場を住処としていたような過去を匂わせました。
「サーカス」編のバルド
バルドは他の使用人達と本邸待機となり、サーカス団が襲撃して来た際には正面玄関で迎え撃ち、ダガー、ビーストと対峙します。また、バルドはかつての戦争従事者であることも明らかになりました。
バルドの戦い方は、軍人らしく「指揮」と「武器」です。事前に準備していた屋敷のトラップで敵の位置を把握し、フィニアン、メイリンに指示を出しながら屋敷の地下の調理室に誘い込みました。
二人が現れたところで、母国アメリカから仕入れた機関銃を使ってダガーを制圧、そして粉塵爆発でビーストを制圧しました。機関銃に関しては、威力は抜群だが精度はイマイチであると、大量生産はまだ早いとシエルに報告します。
「ファントムハイヴ城事変」編のバルド
チャールズ・グレイと接近戦
シエルに女王陛下からの手紙を渡しに屋敷に訪れたWチャールズは、屋敷の警備を確認するため、突然メイリン、バルドに襲いかかり戦闘になります。
バルドは、メイリンに向いているチャールズ・グレイの背後を取りますが、攻撃は読まれており、そこからさらに背後を取られてしまいました。セバスチャンが登場したことで、グレイの攻撃はバルドに届きませんでしたが、到着が遅れれば命を落としていた可能性もありました。
バルドの真骨頂は指揮と事前準備であるため、強敵との突発的な近接戦は分が悪いことが判明します。
「寄宿学校」編のバルド
寄宿学校編では、メイリンやフィニアン、タナカと一緒にウェストン校のクリケット大会に行き、シエルの応援をしています。この時、バルドがお手製の料理を作ってきていましたが、焦げまみれで食べられないものだったため、タナカがセバスチャンからもらったミートパイを出しています。
シエルがファントムハイヴ本邸に戻ってくると、使用人達を連れてハロッズに買い物に行きます。フィニアンは帽子、メイリンは眼鏡を新しくしてもらいますが、バルドだけは必要なものがなかったため、シエルから飴が与えられました。
シエルに「お前シェフだろ」と言われ、タバコは程々にしないと舌がバカになるぞと忠告されると、嬉しそうに「へい」と答えています。
「緑の魔女編」のバルド
緑の魔女編では、他の使用人達と同様に、バルドもシエルについてドイツの「狼の谷」に行きました。
「緑の館」では、珍しく昼食の下拵えをさせてもらうことができ、セバスチャンと一緒に料理をしています。
シエルがサリヴァンを連れて逃走開始の合図をした後は、スネークとサリヴァンに扮したシエルと共に逃走していきます。
追撃してくる部隊に対して一人で応戦し、「手練れがいるぞ」と警戒されますが、ヴォルフラムは止めることができずにスネーク、シエルの元に行かせてしまいました。
その後、ディーデリヒが駆けつけると、二人で軍事鉄道を制圧して逃走経路を確保する活躍を見せます。
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「青の教団編」のバルド
青の教団編では、シエルがロンドン警視庁に連れ去られる際、「俺達ぁこれから誰に給料をもらやいい?」と質問をしています。
セバスチャンから「後ほど取りに来てください」と言われると、メイリン、フィニアンと共にシエル達が乗った馬車を急襲し、シエルとセバスチャンを救出しました。
その後、ロンドンのピットの写真館から地下水路に逃げ込み、劉の拠点へと到着しています。
「青の復讐編」のバルド
シエル兄の血液供給地の候補が4箇所上がると、バルドは劉とのコンビで「ウィルトシャーの退役軍人療養所」を担当することが決まりました。
ウィルトシャーでは、バルドは精神的に不安定な元軍人を演じ、劉がバルドのかかりつけ医として潜入します。
療養所には死神ロナルド・ノックスが潜入していたことからも、激戦が予想されています。
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