黒執事

【黒執事】ケルヴィン男爵の正体・最期は?ファントムハイヴに憧れた哀れな男の悲哀

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『黒執事』ケルヴィン男爵のまとめページです。ケルヴィン男爵は、先代ファントムハイヴのヴィンセントとの出会いによって人生が狂っていった人物です。シエルを求めた理由、サーカス団設立の目的、ジョーカー達との関係など、黒執事のケルヴィン男爵について解説していきます。

『黒執事』ケルヴィン男爵の基本プロフィール

名前 ケルヴィン男爵
爵位 男爵
封蝋 馬の封印とK
*馬の紋章は軍人などの勲爵士(ナイト)に叙勲されていることが多い
特徴 ・正常な頃から慈善事業に関心を持っていた
・ウィリアムと出会ったことで人生が破綻していく

『黒執事』ケルヴィン男爵とは?ファントムハイヴに憧れた哀れな男

ファントムハイヴ家の大ファン

ケルヴィンは若い頃に先代ファントムハイヴ、ヴィンセントと出会っています。その時に「特別な人」だと衝撃を受け、ファントムハイヴのファンとなり、「悪の貴族」であることまで突き止めました。

ファントムハイヴの輪の中に入ろうともがいたケルヴィンでしたが、屋敷襲撃によってヴィンセントが命を落とし、絶望に打ちひしがれます。

しかし、ヴィンセントの息子が存命であるという情報をキャッチし、そこからある計画を立てて動き出しました。

https://pixela.co.jp/vod/blackbutler-vincent-phantomhive/

ノアの方舟サーカスの団長

ノアの方舟サーカスは、元々ケルヴィンが支援していた貧救院の子供達を中心メンバーとして立ち上げたサーカス団です。

各地を巡業する傍、ケルヴィンの目的の実現に必要な子供達を連れ去る行為もしていました。

ケルヴィンは全身包帯で動けないため、巡業には同行しておらず、手紙で団長代理のジョーカーに指令を出しています。

https://pixela.co.jp/vod/blackbutler-joker/

『黒執事』ケルヴィン男爵の性格・人物像

元々は温厚で人情味のある貴族

ケルヴィンは元々、慈善活動に精を出す温厚な人物で、子供達だけで苦しい生活を強いられていたジョーカー達を拾い、貧救院での暮らしを与えるような人情味のある人物でした。

表情も柔らかであり、決して「特別な人間」ではなかったにせよ、周囲に愛され幸せな人生を送ることもできたはずの人間であったように思われます。

理想だけを見て人生を失う

ヴィンセントと出会って以降、ケルヴィンは「理想」に心を奪われてしまい、足りない自分を埋めていくことだけに躍起になってしまいます。

全身整形手術を繰り返す狂気に出て、包帯を外せなくなり、足も失います。大切にしていた妻も失い、大切にしていた子供達さえ利用し、あまつさえ自分の理想のために子供達に犠牲を強いるような人間に成り果ててしまいました。

『黒執事』ケルヴィン男爵の主な活躍

「サーカス」編のケルヴィン男爵

屋敷でシエル・セバスチャンを歓待する

ケルヴィン男爵は、「ノアの方舟サーカス」のオーナーであり、サーカス巡業で各地を巡り、手紙でジョーカーに指示を出して子供の連れ去りをしていた犯人でした。

シエル・セバスチャンはサーカス団に潜入後、ノアの方舟サーカスと一連の事件の関係性を発見し、ケルヴィン男爵の正体も突き止めます。

シエル達がサーカスを抜けると同時に、対応方法を協議するため、ジョーカーがケルヴィン邸を訪れました。そこで、スマイル(シエル)こそが、目的であった伯爵だとジョーカーに伝え、歓迎の用意を命令します。

シエル達が到着すると歓喜し、豪華な食事と子供達によるサーカスを披露し、シエルの逆鱗に触れました。

https://pixela.co.jp/vod/blackbutler-ciel-phantomhive/

ケルヴィンの過去と先代ファントムハイヴの関係

ケルヴィンは、シエルを「儀式の間」に案内し、自らの過去を打ち明けます。

ケルヴィン男爵は元々慈善活動に精を出す心優しい貴族でした。関連するパーティーに出席した際、先代のファントムハイヴ、ヴィンセントと出会い、その美しさに衝撃を受けます。

ケルヴィンはヴィンセントやシエル、クラウスを「特別な人間」だと感じ、その輪の中に入りたいと切望します。

ヴィンセントの「悪の貴族」としての一面まで辿り着きますが、ケルヴィンが話しかけても、ヴィンセントは覚えていませんでした。ヴィンセントの傍には協力者であるディーデリヒがおり、「美しい人には美しい人しか触れられない」と考えるようになります。

ヴィンセントに近づくため、理想の自分を追い求めてケルヴィンは全身整形手術を敢行します。おかしくなったケルヴィンから、妻は去り、両足も失います。

ファントムハイヴ邸襲撃に絶望する

術後、動けなくなったケルヴィンの元に、ファントムハイヴ邸襲撃の一報が入り、ヴィンセントが命を落としたことにケルヴィンは絶望します。

伏せるケルヴィンでしたが、知り合いの男が見舞いに来て、ファントムハイヴの子息を見つけ「子羊」にできることに興奮しているとケルヴィンに話しました。

ケルヴィンは、絶対に自分も行くと主張しますが、術後の体を動かすことはできず、男は去って行きます。ケルヴィンは、最もファントムハイヴを望んだ自分がその場に行けないなんて、と絶望しました。

ケルヴィンの目的が明かされる

ケルヴィンは、儀式が失敗に終わり、シエルがその場に起こった惨劇を引き起こしたと理解します。そして、惨劇の被害に遭った人物達を羨ましいと感じ、3年前の出来事を再現するため、準備をし始めました。

貧救院の子供達を利用してサーカス団を結成し、儀式に必要な子供達を各地から集めます。

そして、全ての準備が整ったところで、ロンドンへと向かい、ジョーカーにシエルを連れてくる命令を出していたのでした。

ケルヴィンの最期

ケルヴィンはシエルの触れてはいけない部分に触れ、ドクターもろともセバスチャンによって制圧されます。

セバスチャンが屋敷を炎に包み込むと、それがケルヴィンの最期となりました。

ケルヴィンの悲哀は黒執事の中でもかなり痛ましく、サーカス編は誰にも救いがない結末となりました。サーカス編のストーリーは下記にあらすじをまとめています。振り返りなどにご活用ください。

https://pixela.co.jp/vod/black-butler-matome/

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