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【リゼロ】不死王の秘蹟とは?これまでの判明情報と考察まとめ

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「リゼロ」不死王の秘蹟は、魔女スピンクスが用いた命を落とした相手を屍兵として復活させる失伝魔法です。

不死王の秘蹟の効果と術者、術式の対象者、エキドナやフェリス、エメラダ・ルグニカとの関わりなど、リゼロの不死王の秘蹟について詳しくご紹介します。

『リゼロ』不死王の秘蹟とは?判明情報一覧

「不死王の秘蹟」の効果

不死王の秘蹟は、アーガイル家に伝わる秘術書に記載されていた失伝魔法の一つで、かつて亜人戦争で魔女スピンクスが用いていた魔法です。

屍兵を作り出す

不死王の秘蹟は死者に対してかける魔法であり、魔法の使い手に対して服従する屍兵を作り出すことができます。

屍兵の完成度は術者の水魔法のレベルによって異なり、レベルの低い術者であればボロボロのゾンビの様な屍兵にしかなりませんが、レベルの高い術者の場合は生存と変わらないレベルの屍兵を誕生させることができます。

数が少ないほど一体が強力になる

屍兵の強さは、術者が不死王の秘蹟の対象としている数が少ないほど、一体が強力なる仕組みとなっています。

そのため、大量運用をすることも可能になりますが、その場合は強力な個体を生み出すことが難しくなります。

司令塔となる中核の屍兵が必要

また、司令塔となる中核の屍兵を作り出すことによって、集団運用の指揮を取ることができ、より強い屍兵の集団を作ることが可能です。

亜人戦争ではトルタ・ウィズリーを中核に据えることでロズワールやヴィルヘルムが苦戦するほどの集団運用をされました。

「不死王の秘蹟」の最後

最後の一瞬だけ自我を取り戻す

不死王の秘蹟は、一定以上のダメージを与えることで解除されます。

最後の一瞬だけ術者からオドが解放され元の自我を取り戻すことができ、水門都市ではテレシアやクルガン、王城ではリブレが正気になったのはこのためでした。

灰になって消える

また、最後のほんの僅かな時間自我を取り戻した後は、肉体は保持することができず、灰となって消えていきます。

「不死王の秘蹟」の使い手

『強欲の魔女』エキドナ

元々、「不死王の秘蹟」という魔法を生み出したのはエキドナであると考えられています。

400年前の全盛期では、生前のままに蘇らせることも可能だったとされており、恐らくは仲間の魔女達を失う過程の中で生み出したのではないかと思われます。

スピンクス

魔女スピンクスは、エキドナから人格を取り除き魔女の力だけを転写とした存在であり、エキドナに倣い「不死王の秘蹟」を使うことができました。

ただし、スピンクスの用いる「不死王の秘蹟」は完全ではなく、それ故にオリジナルのエキドナと比較して自分はまだ本物ではないと悩むなどしていました。

ビーン・アーガイル

アーガイル家にはなぜか「不死王の秘蹟」の術式を示した秘術の本があり、フェリスの父であるビーン・アーガイルが所持していました。

ビーンは水魔法に適性はあるもののレベルは高くなく、動く屍を作り出せるだけでしたが、「不死王の秘蹟」を発動させることはできていました。

フェリックス・アーガイル(フェリス)

フェリスはビーンから既に亡くなっていた母親の蘇生を依頼される形で「不死王の秘蹟」の秘術本を渡されます。

フェリスが手にした段階で本はボロボロで術式の多くが失われていましたが、天才的な水魔法の使い手であるフェリスは一瞬で術式を解読し、完全に生きている時と同じ様な状態で母親を蘇生させることに成功しています。

『リゼロ』不死王の秘蹟の対象となった登場人物

トルタ・ウィズリー

トルタ・ウィズリーは亜人戦争に参戦した青年で、グリムと初期に仲良くなった人物です。第一次カスツール平原攻防戦で罠にかかり命を落とすと、魔女スピンクスに不死王の秘蹟をかけられ、現地視察に訪れたロズワール、ヴィルヘルム、グリム、キャロルらを襲撃しました。

リブレ・フエルミ

リブレ・フエルミは亜人戦争における亜人族側の大幹部の一人であり、スピンクスに裏切られて命を落とし、不死王の秘蹟を使われます。ルグニカ王城決戦でボルドーに敗れると、正気を取り戻した一瞬でスピンクスに攻撃を仕掛けて灰となりました。

巨人族の始祖

巨人族の始祖はバルガ・クロムウェルを媒体に骨片に対して不死王の秘蹟をかけられます。自我はバルガのままでしたが、巨人族の始祖の力がバルガにもたらされました。

テレシア・ヴァン・アストレア

テレシア・ヴァン・アストレアは、白鯨大征伐で虚飾の魔女パンドラによって命を落とすと、不死王の秘蹟をかけられた状態で水門都市プリステラに登場しました。

クルガン

クルガンはヴォラキア帝国の英雄であり、強欲の大罪司教レグルス・コルニアスに城塞都市ごと破壊されて命を落とすと、テレシアと同様に不死王の秘蹟をかけられた状態で水門都市プリステラに登場しました。

『リゼロ』不死王の秘蹟の疑惑がある人物

フェリス

フェリスは肉体に刻んだ術式によって不死身の状態を獲得しており、アーラム村での魔女教との戦闘でも、一度命を失った後にすぐに蘇生して復活を果たしています。

アーガイル家消滅の時に父ビーンから「不死王の秘蹟」の秘術本を渡されていることもあり、その後の研究を経て完成している可能性があり、自分を対象に術式をかけている可能性が高いです。

エメラダ・ルグニカ

エメラダ・ルグニカは、ヴィルヘルムよりもかなり年上の女性のルグニカ王族ですが、同じ名前を語る大罪司教が水門都市に登場しています。魔女因子は対象の生命的な寿命を伸ばす効果はないため、色欲の大罪司教カペラも、エメラダ・ルグニカが不死王の秘蹟をかけられた存在なのではないかと思われます。

レイド・アストレア(プレアデス監視塔)

プレアデス監視塔の第二の試練に登場したレイド・アストレアも、登場時のシーンや、ユリウスとの戦いを経て灰となった描写から、エキドナによって不死王の秘蹟をかけられていたのではないかと考えられています。

『リゼロ』不死王の秘蹟に関する考察

エキドナとスピンクスの「不死王の秘蹟」の違いは?

スピンクスは術式が不完全であり、不完全な状態での屍兵しか生み出すことができていませんが、400年前の強欲の魔女時代のエキドナの方は、生前の姿そのままに蘇えらせることができました。

フェリスは「不死王の秘蹟」を完成させた?

フェリスが手にした秘術の本は、恐らくベアトリスの禁書庫にあった本の写しであると思われます。

そして、これは自らの体に術式を刻んでいることからも完成させたと思われますが、聖域のエミリアの第三の試練で不死王の秘蹟を使っても魂が定着しないと嘆いていた未来があったことから、「不死王の秘蹟」では完全なる蘇生はできないのだと思われます。

エメラダ・ルグニカに「不死王の秘蹟」をかけたのは誰?

エメラダ・ルグニカは年代的に亜人戦争時代よりも前のルグニカ王族であり、この時に「不死王の秘蹟」がかけられたのであれば、その人物は魔女スピンクス以外にありません。

魔女スピンクスは、テレシアやクルガンにも術式を用いている可能性が高く、虚飾の魔女パンドラとの繋がりが疑われるため、エメラダ・ルグニカに「不死王の秘蹟」を用いたのも、魔女スピンクスによるものなのではないかと考えられます。

アーガイル家に「不死王の秘蹟」の術書が伝わっていた理由

フェリスが手にした「不死王の秘蹟」の術書は術式が不完全だと言及されているため、エキドナではなく、魔女スピンクスが研究していた内容を写した本だと考えられます。

スピンクスによる「不死王の秘蹟」の研究は亜人戦争時代も行われていたので、亜人戦争が終わり、スピンクスの隠れ家に置かれていた術書を何らかのルートでアーガイル家が入手したのかもしれません。

「不死王の秘蹟」の仕組みは?

強欲の魔女の権能はオドラグナと接続するものであり、このことから「不死王の秘蹟」の仕組みは下記の様なものではと考えられます。

  • 世界の記憶から当該人物の記憶を抽出
  • 擬似的なオドを生成
  • 自意識を潰す効果をつけて体内に戻す
  • オドを通じて体を操る

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