Re:ゼロから始める異世界生活

【リゼロ】氷結の絆の見どころと登場人物、物語の舞台を解説!エミリア・パックの始まりの物語

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本記事では、エミリアとパックの絆の始まりが描かれた「氷結の絆」の見どころと登場人物、物語の舞台を紹介していきます。エミリアが経験してきた過酷さと心の内、パックの契約、四大精霊メラクェラ、ロズワールとエミリアの出会いなど、リゼロファン筆硯の見どころたくさんです!

『リゼロ』氷結の絆とは?基本情報

Re:ゼロから始める異世界生活の「氷結の絆」は、エミリアとパックの絆が描かれた物語です。

物語の7年前、エリオール大森林で目覚めたエミリアが、いかにしてパックとの絆を紡いでいったかが描かれています。

特典小説「Re:ゼロから始める前日譚『氷結の絆』」

「氷結の絆」は、最初はアニメ1期の特典小説として、2016年6月に発売されたBlu-ray&DVD1巻の初回特典として配布されました。

今も非売品となっており、これから入手するためには、フリマやオークションで探すと良いでしょう。

OVAとして劇場公開

特典小説から3年後、2019年11月に特典小説を元にOVAが発表され、全国の劇場で公開されました。

2020年の年末には、アニメ2期後半に先駆けて、リバイバル上映もされました。

こちらの映像作品はABEMAやAmazonPrimeなどのサービスでも視聴することができます。

マンガUP!でコミカライズ

また、2020年4月26日からは、「マンガUP!」というアプリでマンガの連載がスタートしています。

コミックとしては3巻程度の内容になると思いますが、「マンガUP!」で無料で見れるので、気になる方はアプリをインストールしてください。

『リゼロ』氷結の絆の主な登場人物

エミリア

氷の中での100年の眠りから目覚めたエミリア。失われた記憶の代わりに胸の中に原因不明の罪悪感があり、森で発見した氷像と関連があると考え、毎日霜をとるお手入れをする。

目覚めた時に側にいてくれたパックと共に過ごすが、契約してくれないことから、いつかはいなくなってしまうものと考えている。

パック

エミリアを見つけて氷の中から目覚めさせる。契約によってエミリアの契約精霊になることはできないが、エミリアを守るために野良精霊としてずっと側にいる。森に干渉してきたメラクェラに対して、エリオール大森林を凍土にしたのは自分だと主張してエミリアを庇う。

微精霊

魔獣オルトロス、雪荒らしの一件を機に、パックがエミリアを守るための存在として見つけてきた将来有望な微精霊達。パックが見つけてきたのに、エミリアと契約したためにパックに嫉妬されて怖がらせられる。

メラクェラ

四大魔獣の一体であり、火属性の頂点に立つ『調停者』。エリオール大森林が永久凍土になった原因を魔女の存在と結び付け、世界の平穏と安寧をもたらすためにエミリア・パックと敵対する。

チャップ

鉱山都市ガナクスの裏社会の人間。エリオール大森林の道を通って謎の緑色の液体を運んでいたところ、エミリアに撃退されて逆恨みをする。魔獣オルトロスと上役にも見切りをつけられた後、メラクェラに融合を持ちかけられる。

上役

鉱山都市ガナクスの裏社会の人間。チャップの属していた組織の長。聖グステコ王国出身の人間で、精霊を尊敬し崇める。チャップが大森林に入った一件でパックが訪れる。

集落の交換所の男

エリオール大森林の「うねうね森」の先にある集落の交換所の男。エミリアが森で採取した輝石と交換で、食糧や洋服、靴などを渡す。エミリアの唯一の会話相手でもあった。

魔獣オルトロス

チャップがエミリアを手に入れるために上役に頼んで連れてきた魔獣。体調4mの巨躯で双頭の犬の頭を持つ。強力な牙と爪を持つが、「うっかり雪道」で暴れてしまったために「雪荒らし」を呼んでしまう。

雪荒らし

エリオール大森林北部のボス的魔獣。魔猿の異名がついており、残酷で狡猾な性質を持っている。エミリアにも危険視され、作成中の地図にはテリトリーに×印がつけられていた。

ギルティラウ

雪荒らしが消えた後、森の北部は魔獣達が闊歩するようになり、ギルティラウもその一頭として登場。森の地図作成を北部にまで広げたエミリアと遭遇する。

黒水

毒蛇の呪いの残滓がメラクェラによって呼び起こされる。北部の湖の湖底に沈んでおり、粘性のある黒い球体として登場。湖はおそらくフォルトナ、ジュース、エミリアが第二の試練でピクニックに訪れていた場所。

ロズワール

メラクェラとの激闘、エミリアとパックの契約から7年後、突然エリオール大森林のエミリアの家に現れる。怪しい動きをしたためパックと激闘になり、半日間戦い続ける。「うねうね森」が焼け野原となった。

『リゼロ』氷結の絆の舞台

エリオール大森林

エリオール大森林はルグニカ王国の北東に位置する森。100年前には幼少期のエミリアがフォルトやエルフの集落の皆と幸せに暮らしていた。虚飾の魔女パンドラの出現により、エミリアの魔力が暴走して森が永久凍土に変わる。

鉱山都市ガナクス

森から採れる魔石の採掘事業と歓楽街を中心に発展した都市。ルグニカ王国の六大都市の一つに数えられていたが、パックとメラクェラの激闘によって都市が滅んだ過去が示唆されていること、現在は五大都市とされていることから、滅亡説が濃厚。

森付近の集落

エリオール大森林付近の集落。エミリアが森で採取した輝石と交換で食料や服などの生活物資を手に入れていた。「うねうね森」の近くとは別に、西側にも集落がある。

『リゼロ』氷結の絆の見どころ

エミリアの健気さと本音の叫び

エミリアはエリオール大森林の東部の「庭」を拠点に、毎日氷像のお世話と地図の作成を日課に過ごしていました。付近の集落への生活物資の調達時には、村人達から恐れられてしまうため、交換所の男性とのほんの少しの会話しかできません。

それでも全てを前向きに捉え、健気に生活していたエミリアですが、メラクェラに存在自体を否定され、心の中に燻っていた思いの丈を叫びます。

エミリアがどんな思いを抱えているのか、本編ではパックがスバルに対して「分かったような気になってはいけない」と諫めていましたが、その一端に触れられるシーンは必見です。

パックの契約内容

物語の中では、パックの契約内容に触れられる箇所があります。誰とのどのような内容の契約なのかに触れられており、パックという存在の真実に触れることができます。

また、メラクェラもパックの契約の存在を知っているような描写があります。

精霊の在り方

特典小説の方では、四大小説についての説明や、メラクェラの過去についても触れられています。精霊はそれぞれに在り方が全く異なりますが、一貫しているのは、自らの在り方を定め、それを曲げずに生きるということです。

人間に友好的な精霊は多くないとも明かされており、パックやベアトリスの異質さ、スバルが精霊と仲良くしていることにエミリアが驚いていた理由が明らかになります。

魔女の係累とエミリアの在り方

メラクェラはエミリアに対して、魔女と出自を同じにする係累であると言及し、エミリアという存在の真実に触れる場面があります。一方で、エミリアとパックは、魔女にはならない、自分はただのエミリアだと主張するシーンが描かれています。

繰り返されてきた歴史の中で判断したメラクェラと、その螺旋から外れた存在であるエミリア、この場面は、今のスバル達が生きているリゼロ世界が、歴史の繰り返しから外れることを予感させる重大なシーンでしょう。

星獣化と「かび臭い名前」

OVAでは、パックの星獣化シーンがふんだんに盛り込まれており見応え抜群です。また、メラクェラに「四大の異物、終焉の獣」と言われた場面では、「かび臭い名前で好きじゃない」と言及しており、またもやパックの謎が一つ増えました。

パックがなぜ非常に強大な力を持つに至ったのか、その謎は「終焉の獣」という言葉に隠されていそうです。

変わる呼び方

物語序盤では、エミリアはパックと呼び、パックはエミリアと呼びました。しかし、契約関係を結んだ後は、パックは「リア」と呼ぶようになり、二人は親子のように親密な関係になっていきます。

ロズワールの切り札の強さ

こちらはOVAには描かれませんでしたが、パックとエミリアが契約した7年後、ロズワールがエリオール大森林に登場します。この時、パックは星獣化まで使ってロズワールと対峙しましたが、ロズワールも切り札である「六重展開魔法」を使い、結局引き分けに終わりました。

星獣化したパックは、四大精霊メラクェラを圧倒したので、ロズワールの切り札は相当協力であることが判明しました。

『リゼロ』氷結の絆まとめ

特典小説の入手は簡単ではありませんが、OVAの方はVODサービスを利用すればすぐにでも視聴することができます。

AmazonPrimeやABEMAなどで無料視聴することができますので、「氷結の絆」をもっと詳しく知りたい方は、ぜひ作品を楽しんでください!

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