「転スラ」自由組合のまとめページです。
自由組合は、前身の冒険者互助組合を元に、ユウキが各国との相互扶助関係を構築する形で生み出した組織です。
西方諸国における魔物の討伐を担当しており、自由組合が生まれたことで、各国の発展と人口増加が始まりました。転スラの自由組合を詳しくご紹介します。
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『転スラ』自由組合とは?基本情報を解説
国家に囚われない独立組織
自由組合は、国家の枠に縛られぬ組合であり、自由を求める冒険者が集まる組織です。
国家に所属していないため生活の保証はされませんが、各国付近の魔物の討伐を行うため、各国からも重用されており、国民に準ずる最低限の身分の保証がされています。
また、所属国家は明確であり、協定により、有事の際は一割の人員が国家の指揮下に入ることが規定となっています。
魔物と冒険者にランク付けをして安全性を確保
自由組合は、魔物と冒険者にランク付けをしており、冒険者が無茶な依頼で命を落とすことを防いでいます。
基本のA〜Fランクの六段階に「+」と「-」を加えた18段階で区別しており、冒険者の実力に合わせた依頼を受けさせることで、死亡率を劇的に下げることに成功しました。
また、災害以上の魔物には次の特別な呼び方が制定されています。
- 特S級:天災級(カタストロフ)、魔王の中の一部と竜種、人類が総動員で生き残りを懸けるレベル
- S級:災禍級(ディザスター)、通常は魔王、大国が総力を上げて対処可能なレベル、小国では無理
- 特A級:災厄級(カラミティ)、上位魔人や上位悪魔による国家転覆規模の危険度
- A級:災害級(ハザード)街に甚大な被害が及ぶ可能性が高い
『転スラ』自由組合と評議会・ロッゾの一族の関係
グランベル・ロッゾが西方評議会を発足
グランベル・ロッゾは、ルミナスと協定を結んだ後、西側人類の生存圏を確率するため、各国が協力できる枠組みとして西方諸国評議会を発足します。
西方諸国評議会が自由組合の最大出資者
西方諸国評議会こそが、ユウキが作り上げた自由組合の最大出資者であり、ここでグランベルとユウキの繋がりが生まれました。
自由組合に所属する冒険者が依頼を達成すると報酬が支払われますが、この金額は西方諸国評議会が拠出している資金が主なものとなっています。
自由組合が魔物を討伐して西方諸国の安全性を図る
西方諸国評議会は、強大な魔物に対しては西方聖教会に守護してもらっていますが、頻出することの多いレベルの魔物に対しては、自由組合を通して討伐依頼を出しています。
冒険者が西側諸国周辺の魔物を討伐することで、西方諸国は安全を得ることができています。
『転スラ』自由組合が世界の発展に与えた影響
元々は冒険者互助組合
自由組合の前身は冒険者互助組合です。
これは、国家に所属せずに自由に生きる者達が集う組織であり、シズさんもここに所属していました。
国家は防衛範囲が限定され領土も狭かった
冒険者互助組合時代は、冒険者と国家の間に互助関係はなく、国は国で騎士団を結成して自国領地を守っていました。
その結果、国土は自国予算で防衛できる範囲に留められていたため、現在よりも領土が狭く、人口も少ないという状況でした。
国との相互扶助関係を構築
ユウキが異世界に来てシズの教えを受けた後、冒険者互助組合を元に自由組合を発足させます。
自由組合は西方諸国評議会と交渉をして、冒険者と国の間で互助関係を構築、出資を得て魔物の討伐を自由組合が担当する代わりに、身分を保証して各国を自由に入出国できる身分証が発行される体制を整えました。
魔物の生息分布図を作成
ユウキは冒険者に旅の情報の報告を義務化し、魔物の生息分布を把握していきます。
そして、エリア毎に危険度の設定を行って冒険者や国に共有、安全な旅を可能としました。
さらに、一度情報を整理したことで、異常が発生した時の早期発見に繋がり、調査でランクを把握し、無理な討伐を冒険者にさせず、死亡率も低下させます。
国の発展、人口増加に寄与
自由組合の発展によって人類の生存圏が広がった結果、各国の領土は広がりを見せ、人々は安全な暮らしによって幸せを得ることができました。
国が発展して人口が増加、リムルが異世界転生してきた時の世界の構図へと移っていきます。