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【転スラ】シズさんは最後に世界を好きになれた?ヒナタとの感動の再会と別れ

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「転スラ」シズエ・イザワのまとめページです。

シズエ・イザワは、魔王レオンによって異世界召喚された少女です。勇者に保護された後は、イフリートを身に宿す「爆炎の支配者」として自由組合の英雄になりました。

シズさんが召喚された理由、抗魔の仮面を持っていた経緯、ヒナタ達との別れと再会など、転スラのシズさんを詳しくご紹介します。

『転スラ』シズエ・イザワの基本プロフィール

名前 シズエ・イザワ(井沢静江)
立場 ・爆炎の支配者
・自由組合の英雄
・先生(イングラシア王国)

『転スラ』シズエ・イザワとは?

イフリートを宿した「爆炎の支配者」

シズさんは、炎の上位精霊であるイフリートを宿した「爆炎の支配者」です。

精霊を使役するのではなく同一化するため、イフリートの強大な力を自由に行使することができるため、シズさんの時代にあった冒険者互助組合の中でも相当な強者であり、英雄として扱われていました。

レオンにより異世界召喚された子供

正体はレオンによって異世界召喚された子供です。

大火傷で命を落とす寸前だったシズさんを救うため、炎を操ることのできる上位精霊を身に宿させたことが、イフリートとシズさんが同一化した原因です。

なお、この時にシズさんは「変質者」を獲得しており、イフリートと同化しながらも自我を保ち、一つの体に二つの自我を許容できる存在となりました。

自由組合の英雄

シズさんを救った勇者が旅に出た後、シズさんも勇者と同じように多くの人を救いたいと考え、世界を回っていきます。

シズさんに救われた人々は多く、「英雄」として語り継がれていく存在となりました。

イングラシア学園の先生

冒険者を引退した後は、イングラシア学園の先生となります。

ヒナタやユウキを教え、後に世界に多大なる影響をもたらす二人に力を授けました。

最後の教え子はクロエ達であり、五人にも心から慕われる良い先生でした。

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『転スラ』シズエ・イザワの過去は?

レオンに召喚されて転スラ世界に渡る

八歳の頃、焼夷弾による炎で包まれた街の中を走って必死に避難をしていました。

炎に囲まれて絶体絶命となりますが、その時に「生きたいか?生を望むならば、我が声に応えよ」と問われ、召喚者の求めに答え、炎に怯えることなく生きたいと願います。

召喚に応じたシズさんはエクストラスキル「炎熱操作」「炎熱攻撃無効」を獲得し、転スラ世界へと召喚されることとなります。

魔素を安定させるためイフリートを憑依させられる

転スラ世界に召喚されたシズさんの目の前には、魔王となったレオン・クロムウェルがいました。

大火傷でこのままでは命を尽きるシズさんは、自分を見て失望し、去っていこうとしたレオンに「嘘つき、生きたいかって聞いたくせに」と文句を告げます。すると、レオンによって召喚されたイフリードを憑依させられたのでした。

シズさんは、ここで死にたくはないが、自分が自分でなくなるのは嫌だと拒否、これによりユニークスキル「変質者」を獲得、イフリートの憑依により魔素を安定させながらシズさんの自我を保てる状態となります。

最初は体の支配権はイフリートに取られてしまいましたが、レオンにシズと名付けられたことで上位魔人となり、シズさんが体の支配権を再び獲得、魔王レオンの側近となりました。

友達のビリノ、ビズを灰に変えてしまい絶望する

魔王レオンの居城には、シズさんと同じ年頃の子供達が集められていました。

シズさんは、エルフのピリノと仲良くなり、ピリノが隠れて育てていた風狐の幼子に「ピズ」と名付けます。

二人は、ピズをレオンの居城へ連れていき、正式に従魔として認めてもらおうとしますが、レオンの前にピズが敵意を向けてしまい、敵意にシズの中にいたイフリートが反応、体の支配権を奪われ、ピリノ、ピズを灰に変えてしまいました。

シズさんは吐いて発狂しそうになりますがが、イフリートにより心を平静に保たれ、もはや自分は人ではなく、人並みの幸せを求めることもできないのだと絶望します。

勇者来襲時に殿を任される

黒騎士に認められるほどに剣の才能が磨かれていたシズさんでしたが、勇者が進撃してきた際には殿軍としておいていかれます。

しかし、勇者はシズさんが操られていることに気付いて保護、イフリートを抑え込む効果がある「抗魔の仮面」を渡されました。

これまで抑圧されていた感情が溢れ出し、シズさんは勇者の胸の中で号泣、その後はブルムンド王国の冒険者互助組合を紹介してもらい冒険者としての日々を始めます。

爆炎の支配者として活躍を始める

シズさんは、組合の待合室で勉強をしながら勇者の帰還を待つ日々を送り、仮面を被りながら、少しずつイフリートとの付き合い方を学んでいきました。

上位精霊であるイフリートの炎の力を操ることができるようになったシズさんは、同一化による契約を省いた能力行使が可能となり、爆裂魔法を得意とするエレメンタラーとして「爆炎の支配者」という二つ名が広まっていきます。

勇者と一緒に旅をする仲間にも選ばれ、シズさんはようやく孤独を感じない日々を得ることができました。

勇者の意思を引き継ぐ

しかし、その数年後、ある日勇者はシズを置いて旅に出ていってしまいます。

一人になったシズさんは、勇者と同じように苦しむ人たちを助けたいと諸国を巡り、いつしか「英雄」と頼られるようになります。

災害級のドラゴンがブルムンドに出現した際には、久しぶりにイフリートを呼び起こして力を行使しますが、この時既にシズさんの魔力は減少しており、精神力の衰えによってイフリートの制御が難しくなってきていました。

一週間の昏睡状態に陥った後、シズさんは引退を決意し、互助組合のハインツに相談してイングラシア王国の先生となり、後進を育てていく道へと進みます。

イングラシア王国で先生となる

イングラシアでは優秀な生徒を得る機会が多くあり、ユウキやヒナタとも出会いました。

前向きで明るいユウキは、国と組合の相互扶助関係を構築して自由組合を作り出し、初代総帥へとなっていきます。

常に世界の闇を抱えたように内向的な性格出会ったヒナタは、シズさんから技術を吸収すると離れていき、シズさんは「道に迷った時は、私を頼って欲しい」と伝えることしかできませんでした。

そして、魔人であった頃の夢を見るようになり、イフリートを制御できなくなっていることに気付き、シズさんは最後の旅に出ることを決意します。

子供達を助ける方法を求めて最後の旅に出る

シズさんは、クロエやケンヤ達との別れを済ませ、最後に一言レオンに文句を伝え、心残りを解消するための旅に出ます。

ブルムンド王国ではハインツさんは引退しており、かつて一緒に旅をしたこともある息子のフューズがギルドマスターとなっていました。

まずジュラの大森林へ向かおうと考えているとハインツさんに相談すると、フューズを通じてエレン達を紹介され、ブルムンドの通りで三人を見つけて声をかけたのでした。

『転スラ』シズエ・イザワの主な活躍

転スラ「森の動乱編」のシズエ・イザワ

ブルムンドでエレン達のパーティーに入りジュラの森に入る

シズさんは、ブルムンドでジュラの大森森に向かうエレン達の仲間となり、最後の旅へと向かいます。

途中、ジャイアントアントに追われるなどハプニングの多い旅でしたが、騒々しくも仲の良い三人との旅はシズさんにとって幸福であり、最後の旅を共にしたのがこの三人で良かったと思います。

リグルの警護班に助けられてテンペストに到着すると、マイペースに焼肉をもぐもぐ食べますが、リムルが「悪いスライムじゃないよ!」と自己紹介したところで吹き出し、リムルが異世界人であることを確信しました。

テンペストでイフリートに支配される

しかし、直後に精神に限界が訪れ、シズさんはイフリートに精神支配されてしまいます。

シズさんの体の支配権を奪ったイフリートはサラマンダーを召喚、リムルとエレン達に襲いかかりますが、炎の効かないリムルはイフリートにとって天敵であり、あっさりと敗北、シズさんが再び体の支配権を取り戻しました。

リムルに想いを託して眠る

眠りから目覚めたシズさんには残り時間が少なく、最後の時間をリムルとの会話で過ごします。

シズさんは自らの生い立ちを語り、この世界における無念と心残りをリムルに預けます。

世界を嫌っており、この世界の一部となるのを嫌がったシズさんはリムルに捕食してほしいと頼み、リムルの「胃袋」の中で眠りにつきました。

眠りについた夢の中で、シズさんは勇者と母親に再会、幼い少女の姿となって約束の地へ還っていきます。

転スラ「勇者覚醒編」のシズエ

クロノアの魂の中で登場

シズさんはクロノアの魂の中でリムルと再会、自分との約束をはたしてくれたことに感謝を伝えます。

かつて救われた勇者様であるクロノアの頭をなでなでし、ヒナタは無限牢獄の中でもきっと消えていないと主張、リムルがヒナタを救い出すきっかけを作りました。

救い出されたヒナタと再会したシズさんは和解、ヒナタが離れた理由を「シズさんに迷惑をかけたくなかったから」と打ち明け、シズさんはそれを分かっていたと受け止めます。

シズさんは、この世界での出来事の真実を知ることができ、この世界のことが少し好きになれた、だから悔いはないと満足した笑顔を残しました。

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