ワールドトリガー

【ワールドトリガー】三雲修は純然な正義感を持つ男!修の危うさと仲間が集まる理由とは

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「ワールドトリガー」三雲修のまとめページです。

三雲修は、雨取千佳、空閑遊真と共に遠征部隊入りを目指す玉狛第二の隊長です。修がボーダーに入った経緯、ユウマに究極のお世話焼きと表現された数々の行動、戦力と戦い方、人物像など、ワールドトリガーの三雲修を詳しくご紹介します。

『ワールドトリガー』三雲修の基本プロフィール

名前 三雲修
立場 玉狛第二隊長
チーム 玉狛第二
ポジション シューター
特徴 ・15歳
・5月25日
・うさぎ座A型
・好きな物:親の手料理、橋

『ワールドトリガー』三雲修とは?

不甲斐なさから立ち上がったメガネヒーロー

三雲修は、千佳を守る力を得て、雨取麟児を近界から連れ戻すためにボーダー隊員となった少年です。

千佳の兄である雨取麟児に家庭教師をしてもらっていた修は、雨取兄妹と仲良くなりましたが、莫大なトリオン量を誇る千佳がトリオン兵に狙われ、唯一庇ってくれた友達が行方不明になると、千佳は周囲に相談できなくなり、修と雨取麟児だけが千佳を守れる存在となりました。

しかし、雨取麟児はボーダー隊員鳩原未来の協力を得て近界に向かう計画を立てますが、修は計画は聞いていたものの、最後は作戦に参加させてもらえず、こちらの世界に残されることとなります。

兄もいなくなり、初めて千佳が号泣する姿をみた修は、千佳を守る力を得るため、また雨取麟児を近界から奪還するため、ボーダー隊員となりました。

玉狛第二の隊長

ボーダーC級隊員となった修は、空閑遊真との出会いを契機に運命が動き出し、千佳の遠征部隊入り、ユウマの生きる目的の両方を実現するため、三人で玉狛第二として部隊を結成、遠征部隊入りを目指していくことになります。

究極のお世話焼き男である修は、アフトクラトルの近界民ヒュースでさえも味方につけて信頼を獲得、初参加のB級ランク線シーズンで連戦連勝を続け、B級二位の成績を獲得、遠征部隊試験参加を決めました。

持たざる者

修の能力は人並み以下であり、経験・技術共に不足し、特にトリオン能力はボーダー隊員の中でも最下位レベルです。

しかし、修自身は自分の能力の低さを誰よりも強く実感、同時にそれを諦める理由には絶対使わない意思を持っており、周囲の助言を受けながら個人・部隊の弛まぬ強化を続け、どちらも著しい成長を見せています。

『ワールドトリガー』三雲修の過去は?

千佳の涙を見てボーダー隊員になるべく突撃

雨取麟児が姿を消して千佳が号泣した姿をみた修は、千佳を守る力を得るためにボーダー入隊試験に挑みますが、トリオン量の少なさから不合格となってしまいます。

直接試験官に直談判しても、技術者やオペレーターを勧められてしまい、直接上層部の偉い人に掛け合えばチャンスがあるかもしれないと考えた修は、立ち入り禁止の警戒区域内に入り込み、ボーダー基地前まできたところで出現したトリオン兵に遭遇してしまいました。

窮地に立たされた修の前に迅が登場、一瞬でトリオン兵を撃破すると「よう、無事か?メガネくん」と声をかけられます。その後、修はボーダーC級隊員になることができ、修にとって迅は恩人となりました。

『ワールドトリガー』三雲修の性格・人物像

自分のことに鈍感な究極のお世話焼き

三雲修はユウマ曰く「究極のお世話焼き」であり、千佳やユウマ、学校の友人など身近な人たちのために自分の人生や命を懸けることに躊躇いを持っていません。

純然なる正義感を根源として「自分がこうするべき」だと思った場合、組織のルールや危険性を無視してでも実行してしまう危うさもありますが、だからこそ修を支持する味方も多く、上層部でも唐沢は修を高く評価、城戸も仲間のために命を張る修を好ましく思っている節を見せています。

一方、自分のことには全く鈍感とも指摘されており、緑川に大勢の観客の前でボコボコにされていた時は、緑川の目論見には言われるまで全く気付かず、言われてからも全く気にしていませんでした。

『ワールドトリガー』三雲修のセリフ・口癖

ぼくがそうするべきだと思ってるからだ!!

僕がボーダーに入ろうと思ったのは、何もできない自分に腹が立ったからだ

『ワールドトリガー』三雲修の強さ|トリガー、主な戦い方

知恵と工夫で戦うシューター

三雲修は、アステロイドを用いるシューターが基本スタイルで、トリオン能力の低さから単体戦力としてはまだ見込めないため、戦況操作と戦術によって味方隊員と協力をしながら、知恵と工夫で強者相手に対峙する戦い方が中心となっています。

特に木虎にスパイダーを教わってからは、ユウマ、千佳と連携するワイヤー陣は他部隊に大きな驚異となりました。戦術も経験を積むごとに磨かれていき、ヒュースを加えたB級ランク戦最終戦では、二宮相手に見事に作戦を押し通し、バイパーでの攻撃で撃破に成功しています。

個人戦力としては、一対一の戦いはB級中位以上の隊員と比較すると見劣りしますが、学校では全く歯が立たなかったモールモッドを一人で撃破できるようになっているなど成長を見せています。

『ワールドトリガー』三雲修の主な活躍

ワールドトリガー「イレギュラーゲート出現編」の三雲修

ユウマと出会い仲良くなる

三雲修は、近界からこちらの世界を訪れていた空閑遊真が学校に転向してくると、究極の「お世話焼き」属性を発揮、教師やクラスメイトからの不当な扱いから頼まれてもいないのに助けようとします。

バムスターとの戦闘を通じてユウマが近界民であることを知りますが、自分の知る近界民とユウマは異なる存在だと認識、その後も日本の常識を知らないユウマのお世話焼きをし、ユウマに信頼された修は、日本のことを教えて欲しいと依頼され、ユウマと一緒に行動するようになりました。

学校付近に出現したイレギュラー門に対処

修とユウマが通う学校にイレギュラー門が出現、戦闘用トリオン兵「モールモッド」が二対出現すると、ボーダーC級隊員である修はトリガーを発動、トリオン体に変換して立ち向かおうとします。

この時、ユウマからモールモッド相手なら修は死亡すると忠告されましたが、自分の心の「助けるべき」という声に従った修は救出に向かいました。戦闘はユウマの予言通りに修劣勢で進み、トリオン体を破壊されてしまいます。窮地に追い込まれましたが、ユウマが現れ、修の持つボーダーのトリガーを使ってモールモッドを撃退、学校の人々を守ることに成功しました。

ユウマがボーダーに目をつけられないようにするため、モールモッド撃退は修の功績にすることとなり、修は学校で人気者となりますが、C級隊員がボーダーの敷地外で許可なくトリガーを使用することは隊務規定違反であり、処罰を受ける可能性が出てきてしまいました。

隊務規定違反でボーダー本部に呼び出し

学校にA級5位の嵐山隊が到着すると、隊長の嵐山からは生徒を守ったことを褒められますが、木虎からは隊務規定違反であることを忠告され、ボーダー本部に呼び出されることとなります。

しかし、本部に向かう途中再びイレギュラー門が出現、今度はこちらの世界では未確認の爆撃型トリオン兵「イルガー」が登場、イルガーは木虎とユウマが担当することとなり、修は現地に直行し、街の人々の救助活動に尽力しました。

現地では、ユウマに渡されたレプリカの分身から「強」印をかけてもらい、落石から子供を守ったり、瓦礫の間で動けない人々を救助するなど大活躍しました。

騒動が収まった後、修は木虎と共にボーダー本部へ向かい、会議へと参加します。

周囲の人たちの尽力により除隊処分は取り消し、B級に昇格

ボーダー上層部会議では、修の処遇とイレギュラー門対策が議題に上がっており、一部上層部は修を重大な隊務規定違反で除隊処分にして切り捨てようとしていましたが、嵐山や木虎、忍田、唐沢など修を取り立てようとする人達もいました。

会議に参加していた迅が、イレギュラー門の原因究明を行う代わりに修の処分を預かると主張すると、翌日修は迅と共に公園へと向かい、そこで迅のサイドエフェクト通り、イレギュラー門出現の原因であった隠密偵察用小型トリオン兵「ラッド」を見つけたユウマがおり、数千体のラッドが既に街に潜伏していることが判明します。

ここからは迅が陣頭指揮をしてボーダーの総力を以ってラッドを撃破、期限までに全個体の駆除に成功し、イレギュラー門の問題を解決することができました。

原因を突き止めたユウマの手柄は修につけられることとなり、修は除隊処分取り消しとB級昇進が決定、最初は手柄を譲られることを抵抗していましたが、パワーアップできる時にしとかないと後悔する時が来ると迅に助言され、この手柄を受けることとします。

ワールドトリガー「三雲チーム結成編」の三雲修

千佳をユウマに紹介

修は、近界民を引き寄せる体質を持つ千佳のことを相談しようと、千佳とユウマを河川敷に呼びます。合流前にトリオン兵が出現したことで、修は千佳を襲ったトリオン兵バンダーと対峙しますが、B級トリガーを発動して撃破、パワーアップの成果を見せました。

ユウマとレプリカに相談すると、トリオン兵に狙われる理由はトリオン量しかないと言われ、レプリカの解析により千佳が異常なレベルのトリオン量を保有していることが明らかになります。

玉狛支部を訪問

ユウマが三輪隊を撃破すると、修は迅と共にボーダー本部基地に報告に向かいます。会議終了後、修はユウマ、千佳と合流、迅がユウマをボーダー玉狛支部に勧誘すると、ユウマが修と千佳の同行を条件に玉狛支部に遊びに行ってみることを承諾、修も初めて玉狛支部に足を踏み入れました。

玉狛支部には陽太郎と雷神丸がいて驚きますが、オペレーターの栞も滞在しており、玉狛支部10人ほどの少数なれどほぼ全員A級の精鋭部隊であることを知ります。

三雲チームを結成

林藤からのボーダー勧誘をユウマが断ると、修はレプリカからユウマがこちらの世界に来た理由を教えられ、生きる目的を与えて欲しいとお願いされます。

同時に、栞から近界遠征の条件を聞き出した千佳がボーダー入隊を決意すると、修は千佳を助けるためにユウマを誘ってチームを組むことを考え、ユウマに自分達と一緒に玉狛でA級チームを目指さないかと誘いました。

修と千佳を好きになっていたユウマはこれを承諾、二人からリーダーに推薦され、修は三雲チームを発足して玉狛支部からA級チームとなり、遠征部隊に参加することを目指すこととなります。

ワールドトリガー「ボーダー正式入隊編」の三雲修

烏丸の弟子となる

玉狛支部の先輩である小南、レイジ、烏丸が戻ってくると、ユウマと千佳がボーダーに正式入隊するまでの三週間、修達をマンツーマン指導してもらえることとなり、修は烏丸に師匠となってもらえます。

基地の地下にあるトレーニングルームで烏丸と模擬戦を行い、あまりの弱さに本当にB級かと疑われるほどで、ユウマと千佳がそれぞれ褒められる中、修「今後に期待」という評価をされますが、二人の高い実力を感じた修はチームでならA級部隊も本当に夢ではないと、改めて実力を高めていく決意を固めます。

烏丸の助言でシューターとなる

ポジションを決めるにあたり、修はセンスが必要ないガンナーを希望しましたが、弾丸の性能を毎回自由にいじることのできるシューターの方が発想と工夫が重要になり、トリオン量の不足を埋めやすいと助言されると、修はシューターの戦い方を烏丸に教わることになります。

シューターとは「考えながら戦うポジション」だと教わり、戦場にあるあらゆる情報を持って相手を動かし、戦況をコントロールするのが基本であると知りました。

木虎に嫉妬される

ユウマと千佳のボーダー入隊を見届けた修は、そのままユウマの対近界民戦闘訓練を観戦、修が時間切れとなってしまった試験でユウマが最速の0.4秒でクリアしたのを見届けます。

烏丸も久しぶりに本部に顔を出して訓練室に現れると、烏丸に惚れている木虎から、修が烏丸のマンツーマン指導を受けている弟子だと知られ、嫉妬の念を送られてしまいました。

風間と模擬戦で1分けを勝ち取る

ユウマの訓練が終わると、迅がブラックトリガーを捨てた理由を見定めるため、風間が修に模擬戦を提案、修も遠征部隊を目指すためにいま上の力を知っておいた方が良いと判断し、模擬戦を受けることにします。

最初の10本勝負では、修は良い所が何一つなく全敗しますが、風間からユウマの入隊を認めさせるために迅が風刃を手放したことを教えられると、修は風間にもう10本勝負を依頼、烏丸の教えを思い出しながら、一矢報いることを目指して戦いました。

超スロー散弾で風間のカメレオンを封じ、レイガストのスラスターを使ったシールドチャージで間合いを潰し、壁に追いやったところでシールドを変形、逃げ場を封じた所でゼロ距離射撃を仕掛けますが、風間からも反撃がありどちらもトリオン体が消失、24連敗の末に1引き分けを勝ち取る大金星を上げました。

風間からも、修は自身が持たざる者であることを理解した上で知恵と工夫で戦える人間だと評価され、今後を期待されることになります。

緑川の前に完敗

修と風間の模擬戦はボーダー隊員の間でも噂になり、風間と引き分けた実力者という誤解が蔓延してしまいます。そんな中、A級隊員の緑川が修と接触、玉狛支部のマークをつけ、迅に勧誘されて移動したと説明したことで、緑川の嫉妬を受けて見せしめのランク戦でボコボコにされてしまいます。

修は自分が恥をかかされていることに気付きもしませんでしたが、戦いを偶然見ていたユウマが修の代わりに緑川に怒り、経験と力量の差を見せて緑川を撃破、修は緑川の目論見を知りますが、むしろ誤解が解けたことに安堵しました。

緑川からの謝罪を受け入れた後、修とユウマの元に迅が登場、近く予想される近界民の大規模侵攻に関わる会議に招集され、修も爆撃型と偵察型のトリオン兵を知る唯一の人材として、トリオン兵団に対する防衛体制の構築に参加しました。

アフトクラトルによる大規模侵攻が始まる

学校では修がB級隊員に昇格したことが広まっており、友達に祝福されて修はぐったりします。

ユウマ、千佳、夏目と屋上でお昼ご飯を食べている時に、突如千佳がサイドエフェクトでトリオン兵が現れたことを察知、直後にボーダー基地周辺に40以上のゲートが出現、アフトクラトルによる大規模進行が開始されました。

ワールドトリガー「大規模侵攻編」の三雲修

ユウマと別行動となり木虎と共に千佳達の救援に向かう

修は千佳と夏目に学校の生徒達の避難誘導を依頼、ユウマと一緒にこちらに向かってくるトリオン兵の足止めと撃破を担当していきますが、5方面に同時侵攻を企てたトリオン兵団に対し、ボーダーは各方面の各個撃破を選択、避難が早かった千佳達は、最後に救援される場所となってしまいます。

戦闘員を捕獲する目的の新型トリオン兵ラービットが現れると、ユウマが状況の変化を察知してブラックトリガーを発動して撃破しました。その後、嵐山隊も到着しますが、ボーダー基地にも爆撃型トリオン兵イルガーの自爆攻撃が降り注ぎ、修はボーダー側の劣勢を感じ、千佳達の救援に向かわせて欲しいと上層部に依頼します。

しかし、直前に茶野隊がユウマを近界民だと勘違いしたため、ユウマが市街地に向かうことは余計な混乱を招く危険性があると城戸司令に指摘され、修は同行を願い出てくれた木虎とのコンビで、千佳達の救援へ向かうこととなりました。

二人の移動中、サブ機のレプリカが現れ、アフトクラトルの動きが投下コストに対して戦略がずさんであることに違和感を感じ、修と木虎に注意するよう呼びかけます。

新型ラービット、人型近界民に遭遇

修と木虎が千佳達の元に到着した頃には、トリオン兵の侵略が進んでおり、木虎が色違いの新型ラービットを相手する間に、修はモールモッドと対峙することになります。学校で対峙した際にはなす術もなく敗北した修でしたが、B級隊員となり、経験を積んだことでモールモッドを単独で撃破することに成功しました。

しかし、アフトクラトルがC級隊員の居場所を捕捉して新型ラービットを3体投入すると、木虎がキューブに変えられ、修も吹き飛ばされてしまいます。千佳が夏目を助けるために狙撃を行い、一体の撃破に成功する中、修は忍田本部長に状況と敵の狙いがC級隊員であることを報告、ボーダー最強部隊である玉狛第一が向かっていることを知りました。

修達が新型ラービットに襲われたところで小南、レイジ、烏丸が登場、三人に救出されますが、千佳が金の雛鳥だと判明したことで、人型近界民のヴィザとヒュースが送られてきてしまいます。

烏丸と共に千佳とC級隊員を連れて基地へ向かう

ヒュースのトリガー能力が磁力だと判明すると、レイジの指示により修は烏丸と共に、狙われている千佳とC級隊員を守りながら基地へ向かうことになります。

一方、迅がユウマと合流して修達の元へと向かっており、迅の予知により、基地まで逃すことができれば修と千佳は助かることが判明しました。

連絡口から直接基地へ向かう

連絡口に到着したものの、エネドラのボーダー基地襲撃により通信室が破壊され、入り口が開かない状態のところでレイジを撃破してきたヴィザとヒュースが到着します。

戦力的に追い込まれてしまいますが、ここで迅とユウマが援軍として到着、ヒュースの千佳へのトリガー攻撃は修が間一髪で代わりに受ける形で防ぎ、再び修は烏丸と共に、千佳とC級隊員を連れて逃走を開始、直接基地の入り口へ向かうこととなりました。

新型ラービット7体が投入される

基地入口へ向かう修達の前に、アフトクラトルは残りの新型ラービット7体を全て投入してきます。再び窮地に立った修でしたが、ランバネインを撃破してきた米屋、緑川、出水が到着、烏丸と共にそれぞれがラービットの相手をしてくれました。

しかし、何体か通り抜けてきてしまうと、修は千佳のトリオンを使ってアステロイドを発射、出水が対峙していた一体の撃破に成功、戦況をボーダー側に傾けます。

ハイレインにキューブ化された千佳を抱えて本部へ向かう

しかし、ここでハイレインがついに修たちの前に姿を現し、トリガー「卵の冠(アレクトール)」で鳥型トリオンを発車、C級隊員が複数キューブにされ、緑川も緊急脱出、再び戦況はアフトクラトル側に傾きます。

劣勢の状況から、修は出水に千佳と夏目を連れて基地へ逃げるよう言われますが、千佳のトリオンを借りた攻撃に自信をつけた修は、ハイレインの死角からアステロイドを放つ選択をしてしまい、見抜いていたハイレインの反撃によって、千佳をキューブにされてしまいました。

自分のせいで千佳がキューブにされたことに責任を感じた修は足を止めてしまいますが、出水、烏丸にやるべきことをやれと言われ、すぐに千佳を抱えて基地へと逃走を開始、二体のラービットの追撃を必死でかわしていきます。逃げ切れない状況に追い込まれますが、ここでユウマから派遣されてきたレプリカ本体が到着、解析したユウマ型のラービットを顕現させ、逃走の味方となりました。

三輪が救援に到着

レプリカ、ユウマ型ラービットに助けられた修は、千佳のキューブを抱えてボーダー基地まで120mのところまで来ますが、ハイレインとミラがワープして出現、最後の難関に挑むこととなります。

ハイレインのトリガーを回避するため、修はレプリカと共に建物内部を通ってボーダー基地入口の前まで向かおうとしますが、修はヒュースのトリガーの攻撃を受けており、それがマーキングとなって居場所が把握され、ミラのワープによってハイレインのトリガーの攻撃に襲われてしまいます。

慌てて建物内から脱出、ここで迅から頼まれていた三輪が到着、修は三輪に千佳のキューブを託して自分が時間稼ぎをしようとしますが、三輪には人に縋るなと怒られ、大切なものは自分で守れと叱咤されます。

三輪とハイレインの戦闘が開始直後、修はアステロイドをハイレインに放ち、予定通り防がれた後、レプリカと共にボーダー基地入口へと向かいます。

レプリカの作戦を実行、ミラの小窓で貫かれる

修はレプリカから、アフトクラトルの遠征艇を狙い、船を緊急発進させることで人型近界民を退散させる作戦を授かって決行、ハイレインとミラの攻撃を受けながらも、トリガーをオフにして生身となることでハイレインのトリガーを無効化、基地前の遠征艇に繋がるワープ窓に向かって走ります。

修を追うハイレインに対しては、三輪とユウマ、C級隊員の力で動きを抑えますが、ミラの小窓で修は生身の体で攻撃を受けてしまいます。

それでもワープ窓まで近付いた修は、レプリカの指示でレプリカを遠征艇へ向けて投げ、遠征艇を緊急発進させ、ハイレイン達を追い返すことに成功しましたが、修が動けないことでレプリカはこちらの世界に戻ってくることができず、ユウマを託されて別れを告げられることとなりました。

また、修が抱えていたキューブはただのトリオンキューブであり、千佳のキューブは三輪とハイレインが対峙した時に周囲のトリオンキューブの中に隠しており、無事に夏目が修の指示を聞いて確保に成功します。しかし、ここで修は気絶、米屋と夏目にボーダーの医務室に運ばれ、応急処置を受けた後、病院に移され一週間眠り続けることとなりました。

自分のせいでユウマとレプリカが離れ離れになったことを悔やむ

一週間の眠りから目覚めた修の病室には母である三雲香織と千佳がいて、多くのボーダー隊員がお見舞いに来てくれたことを知ります。

翌日、レプリカ探しから戻ってきたユウマが病室を訪れると、栞の調査でレプリカの子機が消えないことから、レプリカはアフトクラトルで存命である可能性が高いと判明、修はユウマから遠征部隊を目指す理由ができたと笑顔を向けられました。

しかし、自分の力不足によって家族とも言えるユウマとレプリカが離れ離れとなったことから、修は悔やみながら謝罪します。それに対し、ユウマは修の責任ではなく、レプリカが自分の頼みに100%応えた結果だと説明、自慢の相棒だと伝えました。

記者会見で反撃、近界遠征が一般にも知れ渡る

今回の大規模侵攻におけるC級連れ去りの被害は、修が隊務規定違反を犯したことで緊急脱出機能がC級にはないとアフトクラトルに漏洩していたからであると考えられ、上層部会議では被害の責を修に背負わせ、ボーダーの評判を落とさないように対策することが決まっていました。

修のことを高く評価している唐沢は、修に反撃の機会を与えるために記者会見中の会場に修たちを連れて行ってくれます。多くの報道陣が集まる中、修は自らの行いについて堂々と主張、32人の近界に連れ去られた人達の人生への責任を問われ、近界遠征に自ら参加し必ず連れ戻すと主張、これまで公になっていなかった遠征が一般社会にも知られる契機を作りました。

修にも遠征部隊入りする大きな理由ができ、修はユウマを相棒と呼び、三人のそれぞれの目的の実現のため、遠征部隊入りを実現すると気合を入れます。大規模侵攻攻防戦での修とユウマの功績ポイントを千佳に譲渡、全員B級隊員となり、正式に玉狛第二として部隊が発足しました。

ワールドトリガー「B級ランク戦開始編」の三雲修

玉狛第二のランク戦初勝利を祝う

修は隊員直後であるためランク戦初戦は観覧席でユウマと千佳を見守ることになります。一人になった時に城戸司令に声をかけられた修は、記者会見の時のように組織を守る戦い方があることに理解を示しつつも、ユウマや千佳をスケープゴートにするやり方をしたら、自分は絶対に許さないと宣言しました。

ランク戦ではB級下位チーム16位吉里隊、17位間宮隊が相手になり、玉狛第二は修が抜けたことで数的不利となりましたが、ユウマの圧倒的な戦力、千佳のアイビスによるバズーカ砲で一瞬で勝利、B級部隊に衝撃を与えます。

玉狛支部での祝勝会の後、次の相手からはB級中位となり強さが格段に上がることを先輩達から指摘され、荒船隊、諏訪隊対策のため、作戦室で過去のランク戦のデータをチェック、ステージ選択も含めて次戦の準備を進めていきました。

ワールドトリガー「B級ランク戦中位チーム編」の三雲修

「荒船隊vs諏訪隊vs玉狛第二」地形戦の極意を発揮して玉狛を勝利に導く

スナイパー三人組の荒船隊を相手に遠距離戦をするのは分が悪いと判断した修は、ステージをあえてスナイパー有利な市街地Cに選択、高台を奪おうとする荒船隊に対して、諏訪隊と共に攻撃をする状況を作り出します。

諏訪隊に荒船隊を捕まえさせて乱戦に持ち込むと、修は千佳を別行動で狙撃ポイントに移動させて、自身はユウマと共にポイントを獲得しに向かい、ユウマが近接で荒船隊・諏訪隊に襲撃を仕掛ける中、荒船と穂刈を狙える良い位置に陣取り、荒船隊の動きを制限する動きをします。

ユウマの近接、千佳の狙撃で得点を重ねていき、最後は諏訪、荒船との戦いになりますが、最後の最後でユウマを囮にして修が側面から諏訪にアステロイドを発射して撃破に成功、荒船もトリオン漏出により緊急脱出隣、玉狛第二は得点4、生存点2、合計6で圧勝し、一気にB級中位トップとなりました。

試合後、修は風間から伝言で良い諏訪の使い方だと褒められ、部隊としての戦い方に手応えを感じますが、菊地原からユウマしか点が取れないのでは限界がくると指摘され、自分自身の戦力の低さに課題を感じることとなりました。

次の試合はB級9位鈴鳴第一、13位那須隊となり、修は強敵を相手に再び準備に取りかかります。

「鈴鳴第一vs那須隊vs玉狛第二」部隊は勝利するも自分の弱さを痛感

ステージ選択権のある那須隊が選んだのは大きな川で東西が分断されたマップで、大嵐で川を渡ることができない地形により、合流を考えていた修達は西側にユウマを残し、修と千佳が川の東側で戦うことになります。

東側には那須隊の隊長でありエースの那須がおり、修は来間、太一と共同で那須を相手するよう戦況をコントロールすることに成功、橋や堤防を破壊することで地形戦では玉狛有利の状況を作り出しますが、追い込んだ那須を撃破することはできず、試合には勝利しましたが、個人で得点する力の弱さを痛感する結果となりました。

玉狛第二はB級上位入りが決定し、次の対戦相手がB級1位二宮隊、2位影浦隊、7位東隊に決まります。

エネドラからアフトクラトルの情報を聞く

ヒュースに対する上層部からの聞き取りに同行した後、修はユウマと共に開発室に向かい、鬼怒田からラッドに角を移植されたエネドラの記憶と人格を持つ存在を紹介されます。

異常に協力的なエネドラの発言が本当かを確かめるため、ユウマのサイドエフェクトを使用、同行していた修もエネドラの口から語られたアフトクラトルの神、マザートリガーについて知ることとなりました。

二宮と雨取麟児について会談

玉狛支部に戻った修には二宮が来客としており、千佳、ユウマと共に「鳩原未来」について質問されます。鳩原はかつて二宮隊に所属していたボーダー隊員であり、3人の民間協力者にトリガーを渡した上で近界へ渡った重要規律違反の容疑者とされている人物で、その協力者候補の一人が千佳の兄である雨取麟児であったことが明らかになります。

千佳は自分の兄であれば計画を立てて実行できると話し、修も雨取麟児に聞かされていた情報を二宮に教えます。修と千佳は、二宮により詳しい情報を聞こうとしますが、二宮は遠征部隊入りしない内は情報提供をしないと告げ、二人はより強い気持ちで遠征部隊を目指すこととなりました。

修は遠征部隊になるためには自分で点が取れる力が必要だと考え、烏丸に電話をして本格的なシューターの戦い方を教えて欲しいと請います。烏丸にも考えがあり、基礎練だけにしていましたが、修の意思は硬く、射撃戦の専門家である嵐山と出水を紹介してもらえることとなりました。

嵐山にシューターとしての攻撃の当て方を教わる

嵐山隊の作戦室へ向かった修は、嵐山に自力で点を取りたいことを相談しますが、嵐山の意見も烏丸と基本的には同じであり、アタッカーよりも破壊力の低いシューターやガンナーは単独で点を取る必要がなく、強みである遠距離射撃による火力集中を活かし、戦場全体の把握とコントロールが役割だと諭されます。

この戦い方において、嵐山から見ても修は既に一定以上のレベルに達していましたが、嵐山は修が今現在学びたい意思を持っていることを尊重し、シューターとして相手のガードを抜けて攻撃を当てる技を教えました。

シューターは攻撃力が低く、特に修はトリオン量が低いため相手のガードの上から削ることは難しいですが、嵐山に教わった方法であれば、直接トリオン体に攻撃を当てることができるため、身につければ単独でポイントを稼ぐことも不可能ではなくなります。

唯我との実戦経験を重ねる

次に太刀川隊の作戦室に向かい、出水に合成弾を教わろうとした修でしたが、合成弾は準備に時間を要するため戦闘経験が浅い状態で使おうとすると隙だらけになることを指摘され、まず太刀川隊ガンナーの唯我を相手に100勝することを求められます。

A級最弱の唯我よりも現在の修の戦闘能力は低く、最初の十本勝負は2-8で唯我の勝利となりますが、修は実戦経験を200戦積んだことで、嵐山に教わった弾の当て方は分かってきたと自信をつけるようになりました。

ワールドトリガー「B級ランク戦上位チーム編」の三雲修

「二宮隊vs影浦隊vs東隊vs玉狛第二」隊長としての責任を問われる

解説で風間が見守る中、修はB級上位の3部隊との戦いに臨みます。嵐山、出水からシューターとしての技術を教わり、実戦経験を通して自信をつけた修は、二宮隊の犬飼、辻、東隊の小荒井、奥寺と遭遇した場面で、ユウマや千佳との合流ではなく単独で立ち向かうことを選択します。

しかし、修は本格的な戦いが始まる前に会う東の狙撃により撃破されて緊急脱出、多くの人に協力してもらいながら何もできずに負けたことに大きなショックを受けました。

ランク戦も二宮隊が勝利して玉狛第二は初めての敗北を喫し、B級8位の中位グループに戻ってしまいます。解説の風間からは、修個人の成長は認めつつも、他の隊員も同様に成長しており、本当に遠征部隊入りしたいのであれば、自分自身の成長という不確かな要素だけでなく、隊長としての責任を果たせと指摘されてしまいました。

迅を玉狛第二に勧誘

風間からの指摘を受けた修は、自分の鍛錬を続けながらも、隊長としてできることをしようと判断、迅を玉狛第二に勧誘するというスペシャルアクションを起こします。

迅と烏丸は、修達が急ぎすぎていると考えており、実力をつけて遠征部隊に入ればいいのではと質問されますが、修はユウマに残された時間が不透明であることから、できるだけ早くアフトクラトルに向かい、レプリカと再会させてあげたいと考えていると応えました。

残念ながら、迅にはするべきことがあり、玉狛第二に入るのは楽しそうだと感じつつも修の提案は受け入れられず、ただしアフトクラトルによる大規模侵攻で修が重傷を負い、レプリカがいなくなったのは迅の判断による影響が大きいことから、借りがあると伝えられ、いつか修達が困った時には力を貸してくれると約束してくれました。

また、玉狛第二に加入させるのであれば、自分よりも適任者がいるとヒントを教えてくれます。

ワールドトリガー「ガロプラ侵攻編」の三雲修

エネドラからヒュースの事情を聞く

陽太郎から迅がヒントを出した適任者はヒュースだと指摘されると、修はユウマに同行してエネドラの元に訪れた際、アフトクラトルにおけるヒュースの立場を聞くことに成功します。

アフトクラトルの神は残り僅かの寿命となっており、ヒュースが忠誠を誓うエリン家の当主が次に神として捧げられる可能性が高く、ミデンに残されたヒュースは既にその可能性に気付いており、次のガロプラ/ロドクルーンの侵攻の際に接触し、帰還するチャンスを伺うだろうと教えられました。

木虎から「スパイダー」を教わる

また、修はお世話になった嵐山と出水に挨拶に回り、自分の戦力向上は継続しながら、チーム戦術を磨く方針に切り替えたことを報告します。修の方針の変更を受け、時枝の助言で木虎が修に現実的な戦力アップをレクチャーすることとなり、木虎が使うワイヤーのトリガー「スパイダー」を教わることができました。

スパイダーは修でも短期間で実戦に使えるレベルに仕上げることができ、エースであるユウマの戦力をさらに向上、先に修が緊急脱出しても、エリアにワイヤー地帯を複数用意しておけば、修がいなくなった後も味方に援護できるというものでした。

目標、能力、時間、全ての条件を踏まえた上で現実的な案を提案され、修は木虎に深く感謝、スパイダーを自分のものとし、次のランク戦に臨むこととなりました。

その後、修は出水にも会いにいき、今回はやってみたいことがあると報告、合成弾と唯我との訓練はまたの機会にしてもらうこととなります。

ワールドトリガー「B級ランク戦中位チーム第二戦編」の三雲修

「柿崎隊vs香取隊vs玉狛第二」ワイヤー陣が凶悪な威力を発揮

B級中位グループのランク戦では柿崎隊、香取隊を相手にすることとなり、修は新しく取り入れた「スパイダー」を用いてワイヤー陣の部隊戦術を実行します。

修がスパイダーで構築したワイヤー地帯の中から、千佳が地形破壊の狙撃を展開、たまらずワイヤー陣に攻め込んできた香取隊、柿崎隊に対して、千佳のレッドバレットによる援護を受けながら、修とユウマが各個撃破していくというハメ技に近い作戦であり、特に強化されたユウマは手に負えないほどに圧倒的となり、柿崎隊は虎太郎、柿崎が一瞬で撃破されるなど、玉狛第二の部隊戦術がどハマりしました。

修自身も単独で香取隊の三人を相手取るも、色違いのワイヤーを使って相手を転倒させるなど奮闘、単独で若村の撃破に成功するなど成果を出します。最後は天才的な香取にワイヤーを逆に使われ修は撃破されてしまいますが、ユウマが残った隊員を撃破し圧勝して見せました。

ヒュースが玉狛第二に加入

部隊戦術がはまり祝勝会が盛り上がる中、陽太郎から正式にヒュースが玉狛第二に入りたいと報告、二人目のエースが玉狛第二に入れば、穴がほぼなくなり、どのような相手とも互角以上に渡り合えるようになるとヒュースも断言します。

ヒュース加入のためには上層部の承諾が必要ですが、ヒュースはアフトクラトルの情報を一切出さないと断固とした考え方を持っており、修は隊長としてヒュースの要求を飲んだ上で、上層部を説得するのは自分の役目だとしました。

上層部会議では、林藤支部長に根回しをして話題を長期の近界遠征に移し、ヒュースであれば近界の各国の内情に精通しており、詳しいガイドが可能、目的地に到達するまでの多くの時間がより安全になり、遠征の成功率を高められると提案しました。

修の提案を受けて、唐沢、忍田、林藤はありだと判断、城戸司令も特例としてヒュースの入隊を許可し、修はヒュースからも驚かれます。

千佳の遠征部隊参加が決定、ランク戦は残り3試合になる

また、城戸司令からはヒュースを加入させる代わりの条件として、莫大なトリオン量を持つ千佳を遠征の際に借り入れたいと提示、千佳が参加すれば遠征艇を大きくして乗組員を増やした上で、停泊日数も短縮し、より安全に遠征が行えると伝えられます。

千佳が快諾すると、城戸からは今回の長期の近界遠征に負いては訓練と研修期間を長く取るため、遠征部隊選抜試験の日程を早め、それまでのB級ランク戦は3試合、この間にB級2位以上になることを玉狛第二が遠征部隊選抜試験を受けるための条件として提示されました。

ワールドトリガー「B級ランク戦上位チームリベンジ戦編」の三雲修

「生駒隊vs王子隊vs玉狛第二」部隊戦術で辛うじて勝利

B級上位に返り咲いた玉狛第二は、ボーダー随一の「旋空孤月の使い手」がいる生駒隊、機動力がうりの王子隊と激突します。

開始直後、バッグワームを使いながらワイヤー群を設置していた修は王子隊の樫尾、生駒隊の南沢に発見されてしまいますが、前々回の失敗を活かした修は単独で二人に対峙するのではなく、ユウマ、千佳との合流を優先して二人を回避することに成功します。

王子隊の包囲を抜けながら、生駒隊と対峙していたユウマ、千佳と合流すると、修は千佳との連携で樫尾を撃破、その後王子の奇襲によって修は撃破されてしまいますが、修が構築したワイヤー陣にユウマと千佳が到着して部隊戦術が発動、ユウマによるポイント荒稼ぎが始まりました。

今回はユウマも生駒の旋空孤月で撃破されてしまい生存点は得られませんでしたが、撃破数が多く勝利は玉狛第二が獲得、上位部隊との点差をさらに埋めることに成功します。解説からは、玉狛第二の戦術は完成すると危険なので今後も序盤から狙われると指摘、千佳と修の二人を守るため、もう一人前衛がいればかなり強くなると言われます。

ワールドトリガー「B級ランク戦上位チーム第三戦編」の三雲修

旧ボーダー時代の出来事を知る

県外のスカウト旅から林藤ゆり、ミカエル・クローニンが戻り、修たちは先輩たちに挨拶します。

次の影浦隊、東隊、鈴鳴第一とのランク戦が迫る中、修は玉狛支部に泊まり込みで部隊分析、作戦立案をすることになりますが、林藤ゆりに案内された部屋の表札に「城戸」と書かれていることに驚き、部屋の中にあった19人の旧ボーダーメンバーの集合写真を見て、現在の城戸とは全く別人物のような朗らかな表情にさらに驚愕しました。

林藤ゆりからは、5年と少し前の戦いで19人のうち10名が命を落としたこと、玉狛支部は旧ボーダーの本拠地であり、エンブレムは近界にある三つの同盟国とこちらの世界を繋ぐという意味が込められていたものだと知ります。

「影浦隊vs東隊vs鈴鳴第一vs玉狛第二」ヒュースも加わり連勝

ヒュースがB級に昇格して正式に玉狛第二に参加、影浦隊、東隊、鈴鳴第一とのランク戦に新戦力を加える形で挑みます。大型ショッピングモールが先頭の舞台になるマップでは、いつものワイヤー陣を構築することができないため、修は今回はユウマとヒュースのコンビで点を稼ぎ、自分と千佳がサポートする戦略をとります。

戦闘開始直後、玉狛第二は転送位置がショッピングモールから遠かったため、戦いに参戦したのが少し遅れましたが、ユウマとヒュースが合流して戦いに参戦すると、見事な連携攻撃で次々にポイントを獲得していきます。修は東隊の奥寺、小荒井を回避しながらユウマ達の元に合流、来間への狙撃で援護をしますが、階下にいたユズルからの狙撃で緊急脱出となってしまいました。

離脱後も千佳達のサポートに回った修は、状況が膠着したところで外で狙撃ポイントについていた千佳にメテオラでの攻撃を指示、衝撃的な威力によりショッピングモールが半壊、奥寺が巻き込まれて撃破されます。責任感が強いヒュースがミスを挽回するために修の指示に反発して東達を撃破しに向かう場面もありましたが、戦いは玉狛第二が勝利、残すは最終戦のみとなりました。

修の不安の正体がヒュースが近界民だとバレることだと判明

ランク戦で目立ったヒュースに対して一部のC級隊員の間で近界民なのではと噂が立ち、修はモヤモヤと感じていた不安がこのことだったと理解、すぐに林藤支部長にお願いをし、根付メディア対策室長との会談の場を設けてもらいました。

根付に対応をお願いしようと考えていた修でしたが、風間からの報告を受けて根付は既に対処済みであり、根付、東による噂の上書きによってヒュースの件は解決、大人の仕事に修は感嘆します。

また、この件よりも、前回のランク戦で奥寺を撃破した千佳は大丈夫なのかと、弟子の鳩原が誤射した際には吐いて寝込んで大変だった経験を持つ東に心配されました。

千佳が通常弾を使うと決意したことを受け止める

修はユウマと共に次のランク戦で初めてあたる弓場隊の調査をしに、二宮信者であり弓場の弟子でもあるNo.1ガンナー、里見一馬の話を聞きにいきます。修は里見から弓場と二宮の強さの秘密を教わり、ユウマは実際に弓場と一戦だけしてもらい強さを知り、互いに知り得た情報を集めて対策を考えていきました。

ここで、ヒュースから指摘を受け、レイジと栞に話を聞いてもらっていた千佳が登場、次の試合から自分も通常弾を打つと決意を聞かされ、基本戦略を修とユウマ、ヒュースが千佳を守り、千佳が狙撃で得点を重ねる作戦に切り替えます。

また、部隊が合流できない場合も考慮し、烏丸に仮想二宮役をしてもらいながら、別オプションとして二宮にフルアタックを打たせてその隙をつく訓練をしていきました。

ワールドトリガー「B級ランク戦最終戦編」の三雲修

「二宮隊vs生駒隊vs弓場隊vs玉狛第二」乱戦の中で生き残る

B級ランク戦最終戦が始まると、ヒュースの転送位置が悪く他部隊に囲まれて抜け出せない状況となり、修は用意していた本命プランが使えなくなってしまいます。

また、開始直後に千佳が二宮に火力勝負を挑まれ、不安を感じながら一度だけ当てないようにハウンドを発射して逃走することとなり、千佳が本当に通常弾を撃てるかも怪しくなってしまいます。

修は無事に千佳、ユウマと合流すると、包囲網の中で狙われ続けているヒュースを援護するため、ユウマと千佳を建物の屋上に移動させてメテオラによる地形変化と状況破壊を狙いますが、弓場隊の外岡の狙撃がメテオラにヒットして大爆発、千佳のシールドで千佳とユウマは無事でしたが、この間にヒュースが落とされてしまいます。

得点が必要な玉狛第二は、千佳が援護、修とユウマのコンビで浮いた南沢を狙いにいくと見せかけ、外岡の狙撃を引き出して撃破する作戦をとりますが、外岡は生駒隊のスナイパー隠岐が撃破、隠岐は二宮隊の辻が撃破してしまい、得点を得られる機会が減っていってしまいました。

ユウマが乱戦地帯に向かい得点を得る中、修は二宮隊と弓場の戦いに千佳のメテオラを投入、二宮と弓場がタイマンとなり、千佳のメテオラを犬飼が撃ち落とし、辻が犬飼を守るという状況になります。その隙に近付いた修が犬飼にアステロイドを放ちますが、これは辻に読まれており、遠隔シールドで防御されてしまう結果となりました。

二宮隊 vs 修、ユウマ、千佳

二宮隊三人を挟む形でユウマと修、遠距離から千佳という立ち位置になり、修は練習してきた別オプションを展開、ユウマが攻めて二宮が反撃をした瞬間に、修が反対からアステロイドに見せかけたハウンドで射撃、二宮に防がせて、修が持っているトリガーがアステロイドだと認識します。

千佳の狙撃が展開されると、二宮が犬飼と辻に千佳を押さえにいくよう指示、実際は辻が反転して修を狙いましたが、千佳がアイビスで辻を撃破し修を助けます。千佳の狙撃で場が荒れた瞬間に、修は二宮に射撃を放ち、二宮はアステロイドだと判断してシールドを正面にだけ張りますが、実際はハウンドであり、二宮の直前で全方位に弾が手解されて被弾、ユウマの追撃に繋げ、二宮の撃破に成功しました。

二宮の判断で犬飼も緊急脱出すると、玉狛第二は6点を獲得して勝利、B級2位が確定し、遠征部隊選抜試験の参加資格を手にしました。作戦室に戻ると、玉狛第二はヒュースを含めて全員でグータッチを交わし、部隊としての結束をより強めていきます。

忍田瑠花と出会う

ランク戦が終わった後、迅から修とユウマにあって欲しいがいると説明されます。

迅の到着が待つ間、玉狛支部には陽太郎のお姉ちゃんの忍田瑠花が訪問、陽太郎と瑠花が仲良く戯れる様子を見ていましたが、迅が到着すると紹介したい相手は瑠花ではないと判明、トリオン体になって同行するよう求められました。

ワールドトリガー「ガロプラ同盟編」の三雲修

ガロプラとの同名の代表になる

修とユウマが連れていかれた先には、修たちがランク戦に挑んでいる時に侵攻してきていたガロプラの近界民がおり、玉狛支部とガロプラで同盟が締結、修とユウマは玉狛支部側の代表者となります。

ガロプラのラタリコフから通信機と発信機兼用の腕輪型のトリガーを渡されると、迅は遠征に同行しないため、修が受け取ることとなりました。

ワールドトリガー「遠征選抜試験編」の三雲修

閉鎖環境試験に参加

遠征部隊選抜試験が始まると、修は諏訪が臨時部隊の隊長を務める7番隊に選ばれ、隠岐、香取、オペレーター宇井と共にチームを組みます。

修は足が遅いため機動力に差があり、二次試験の長時間戦闘試験での不利はありそうながらも、ハマれば強そうと評価されていました。また、全ての臨時部隊の中で唯一隊長経験者が3人いることから、一次試験の閉鎖環境試験では唐沢から本命と評価されています。

開始直後、修はトリオン切れを起こすトラブルが発生しましたが、全く慌てることなく対処、A級部隊からも当真、佐鳥が対応を評価、臨時隊長の諏訪からも感心されました。

戦闘シミュレーション課題が始まる

二日目からはPC上での戦闘シミュレーション課題が始まり、修は前日の夜に諏訪から、トリオン量や運動能力の低い修の能力はパソコン上で再現しにくく、部隊の弱点となる可能性はあるが、折込済みだから気にするなと伝えられます。

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