「ワールドトリガー」ラタリコフのまとめページです。
ラタリコフは、ガロプラの遠征組としてボーダー基地侵攻に参加した青年です。ラタリコフの正体、トリガー「踊り手(デスビニス)」の能力、戦闘能力、人物像など、ワールドトリガーのラタリコフを詳しくご紹介します。
『ワールドトリガー』ラタリコフの基本プロフィール
名前 | ラタリコフ *本名はオルカーン・マーダック |
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立場 | 逃亡中のガロプラ第四王子 |
トリガー/順位 | 「踊り手(デスビニス)」 |
特徴 | ・17歳 ・出身ガロプラ ・身長174cm ・好きなもの:ミートパイ、白葡萄のワイン、等間隔に並んだもの |
『ワールドトリガー』ラタリコフとは?
逃亡中のガロプラ第四王子
ラタリコフは、アフトクラトルによる侵攻を受けたガロプラの逃亡中の第四王子です。
ガロプラはマザートリガーを抑えられ、政治・経済・軍事も全てアフトクラトルに掌握されており、ラタリコフと遠征艇部隊一つだけが残る希望となっています。
ラタリコフの主人公・性格
ラタリコフは知的好奇心が旺盛で聡明、かつ公正で清廉潔白な人物です。
玄界(ミデン)のボーダー基地侵攻の後は、トリオンに頼らず豊な生活を送る世界に興味を持ってレギーを連れて街を散策、迅や林藤支部長と面談した際には近年の玄界の発展はマザートリガー獲得によるものだと考え、その子細について質問をしていました。
また、国の行末を一人で決められる高貴な立場でありながら、ガトリン達に相談をしながら物事を進めていこうとするなど傲慢さがなく、それでいて自分の考えを持って決断をすることができます。
『ワールドトリガー』ラタリコフのセリフ・口癖
よろしくお願いします、オサム、ユーマ
『ワールドトリガー』ラタリコフの強さ|トリガー、主な戦い方
風間と立ち回れる踊り手(デスビニス)の使い手
ラタリコフのトリガー「踊り手(デスビニス)」は、球体が中心に浮かぶ円形状のブレードを複数空中に浮遊させ、視界の先に自由な軌道で包囲攻撃を仕掛けることのできるトリガーです。
シューターに似た戦い方ができますが、弾のように消滅することがなく、ずっと同じ物を操作し続けられるため、連続攻撃能力に長けています。
また、ラタリコフ自身の能力は全方位全て満遍なく高く、高水準のトリオン量を背景に攻防共に優れ、戦闘技術に秀でており、さらに指揮能力、機動力も優秀です。
『ワールドトリガー』ラタリコフ関連の考察
近界遠征の際に修たちを救う?
ガロプラはアフトクラトルの衛星のような軌道で動いており、修達が近界遠征でアフトクラトルに近付いた時点で連絡が取れるようになると思われます。
渡されている通信機器には通信機能以外に位置が把握できる機能があり、もしも修たちが窮地に陥り捕われるような事態となれば、その居場所を特定して救出に行くことも可能です。
そして、軍事や経済を全て掌握されているガロプラは、アフトクラトルから国を奪還するためには外部の戦力に頼ることが必要であり、この役割をボーダーに求めるのであれば、危険を冒してでも修たちを助けにいく理由になると考えられます。
『ワールドトリガー』ラタリコフの主な活躍
ワールドトリガー「ガロプラ侵攻編」のラタリコフ
ガトリン、ウェンと共にアイドラに化けて基地内部に侵入
ウェンのトリガー性能でアイドラに化け、ガトリン、ウェンと共にボーダー基地内部に侵入、迅の風刃攻撃を防ぎ、目的である遠征艇の格納庫へと向かいます。
途中で熊谷、那須が追手として現れましたが、ウェンがこれを対応、ラタリコフはガトリンと共に格納庫へ向かい、そこで太刀川、風間、小南、村上の最強攻撃陣と対峙しました。
風間に敗北
ラタリコフはトリガー「踊り手(デスビニス)」を発動、ボーダー隊員はラタリコフとガトリンの連携を阻止するため分断を企て、ラタリコフは風間と一対一の戦いになります。
ラタリコフは踊り手(デスビニス)を用いて圧倒的な手数で序盤は風間を押し込み、ガトリンの大砲で格納庫を撃破するため村上にも攻撃を放っていましたが、風間のカメレオンからの腕だけ囮作戦に引っかかってしまい撃破、最後は村上のバランスを崩そうと攻撃を仕掛けましたが、これも通じず完敗となりました。
直後、ガトリンも撃破された上に大砲も防がれると、ラタリコフもトリオンが限界を迎え、緊急脱出で遠征艇へ帰還することとなります。
ワールドトリガー「ガロプラ同盟編」のラタリコフ
玄界探索中に迅、陽太郎、林藤支部長と遭遇
今後の動きを決める前に玄界の世界を見て回りたいと考えたラタリコフは、レギンデッツを護衛として生身の状態で玄界を散策、玄界の栄えている活気のある街並みを見て驚きます。
そこに迅、林藤支部長、陽太郎が登場、三人は迅の予知できており、ラタリコフは話し合いの場に参加することとなりました。
今回の襲撃から手を引くための取引を提案される
林藤支部長から、ガロプラ側の事情を理解していることが明かされ、ボーダーに働きかけて遠征を50日間遅らせる代わりに、それを成果としてアフトクラトルへ報告し、今回はこれ以上の襲撃はなしの方向でお願いしたいと取引を持ちかけられます。
ラタリコフはこちらに都合が良すぎると指摘、林藤支部長は民間への被害が出ないことのメリットの大きさ、玉狛支部は近界と仲良くしたいという立場であることを伝えた上で、ラタリコフが納得できないのであれば、今後玄界へ攻めてくる可能性のある国の情報提供を求める形となりました。
玄界のマザートリガー事情を教えてもらう
取引は一度遠征艇に戻り隊長達と相談することとなりますが、ラタリコフは近年の玄界の発展と今回の襲撃で得た情報からボーダー基地深くにマザートリガーがあると推測、純粋な興味本位でマザートリガーを入手できるものなのかと問います。
その結果、現在の玄界には五年と少し前に滅んだアリステラの王子と王女が亡命しており、マザートリガーを運用していることが判明しました。
玉狛支部との同盟を提案される
また、林藤支部長から今回の件が収まった後もガロプラと手を組んでいきたいと同盟が提案されます。
ラタリコフは、ガロプラはアフトクラトルによって街、兵、港も統制下にあり、王族も滅亡、マザートリガーは人質にされていると同盟を組むことでの玉狛支部のメリットの少なさを説明されますが、迅には未来視の予知能力があり、ガロプラと手を組むべきだと判断していることを教えられました。
迅のサイドエフェクトで、できることは少なくともガロプラと手を組むべきと判断されていた
玉狛支部との同盟を判断
遠征艇に戻りガトリン達に相談したラタリコフは、再度玉狛支部との会談に臨み、ユウマと修の二人を紹介されます。
取引については成立、迅の未来視を確かめたことで同盟も受け入れ、通信機兼発信機のトリガーである植物の模様がある銀色の腕輪を渡し、これでどれだけ距離が離れていても場所が分かり、星同士が近づけば通信が可能となるため、必要な時に連絡を取り合うこととなりました。
遠征艇に戻ったラタリコフは自分の判断に付き合わせて済まないと仲間達に頭を下げますが、国の判断はラタリコフが決めればいいとガトリン隊長に言われ、その正体が逃亡中のガロプラ第四王子オルカーン・マーダックであると判明します。