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【スパイファミリー】ヨル・フォージャーとは?ロイドの妻となった暗殺者いばら姫

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「スパイファミリー」ヨル・フォージャーは、暗殺組織ガーデンでいばら姫とした暗躍するフォージャー家の母です。

ヨルとロイド、アーニャの出会い、ガーデンに加入した理由、ユーリとの仲睦まじい関係性など、スパイファミリーのヨル・フォージャーを詳しくご紹介します。

『スパイファミリー』ヨル・フォージャーのプロフィール

名前 ヨル・フォージャー(旧姓はブライア)
立場 ・首都バーリント市役所勤務
・暗号名「いばら姫」
・庭(ガーデン)の殺し屋
・弟はユーリ・ブライア
特徴 ・27歳
・家事は片付けしかできない
・日常の出来事には鈍感
・毒耐性がある
・ニールバーグの東の方出身
・包丁の扱いが得意
・ピーラーは苦手

『スパイファミリー』ヨル・フォージャーの略歴・立場

フォージャー家のはは

ヨル・フォージャーは、フォージャー家のははです。

当時は27歳という年齢で結婚していないことは不自然であり、怪しまれて秘密警察に告発されることを恐れたヨルは、男性との交際経験がなかったものの、偶然洋服の仕立て屋で出会ったロイド・フォージャーと結婚をすることとなり、フォージャー家のははとなりました。

それまでは弟のユーリしか人生で執着する対象がありませんでしたが、アーニャロイドボンドと過ごすフォージャー家での日々はヨルに安寧と幸福をもたらし、この居場所をかけがえのない大切なものと感じるようになります。

首都バーリント市役所勤務

表の仕事は首都バーリント市役所に勤務するOLです。

同僚は子持ちのシャロン、ミニスカのミリー、料理得意なカミラが代表格で、裏の仕事で一緒のマシューも第一局政策部の部長として勤めています。

正体は庭(ガーデン)の殺し屋「いばら姫」

裏の仕事は、東国に昔からある政府の命令で国賊を処分する暗殺組織「庭(ガーデン)」の暗殺者「いばら姫」です。

ブライア家は幼い頃に両親を亡くしてヨルとユーリの幼い姉弟二人だけで過ごしており、ヨルはユーリを育てるために「ガーデン」に入り、仕事をこなしてその報酬でユーリを育ててきました。

幼少の頃から暗殺術を仕込まれてきたヨルの近接戦闘能力は圧倒的であり、西国一のスパイ「黄昏」でさえも劣勢に立たされるほどとなっています。

『スパイファミリー』ヨル・フォージャーの人物像・性格

一般常識が欠如した純粋で優しい女性

ヨル・フォージャーは、生い立ちが過激であるためか一般常識がかなり欠如している女性です。

  • 肉と野菜があれば何か料理が出来上がると考えている
  • 野菜の種別がつかないので全部買う
  • ユーリを思いっきりハグした時に肋骨二本を折ったことがある
  • ヨルは美術館のギロチンの絵画やレストランのナイフに鼻息を荒くする

一方で、社会常識がないだけであり、本来の性質は心優しく純粋な女性でもあります。

ヨルと親密な関わりを持っているのは弟のユーリとフォージャー家の面々のみですが、関わりが深いほどヨルの純真さに癒され、幸福な時間を得ています。

『スパイファミリー』ヨル・フォージャーの名言

大変恐縮なのですが…息の根止めさせて頂いてもよろしいでしょうか?

何のために…いばら姫は何のために……

『スパイファミリー』ヨル・フォージャーの強さ・能力

近接戦は最強クラス

ヨル・フォージャーは作品の中でも近接戦闘において最強クラスの力を持っています。

ロイドに気配を察知されることなく背後に立つことができ、ニューストン城では酔っぱらった状態でロイドを圧倒しています。またフィオナとのテニスでは手加減で音速を超えるサーブを放つ力を発揮し、豪華クルーズ船ではマクマフォンが敵わなかった相手に最終的に勝利を収めました。

このことからも現時点で登場しているキャラクターの中では最も強いと言えるでしょう。

また圧倒的な膂力だけでなく戦闘技術にも卓越しており、イーデン校の面接時に起きた動物パニックでは、ヨルがリーダーの牛の秘孔を突いて動きを止めるなど活躍しました。

『スパイファミリー』ヨル・フォージャーはどうなる?ヨルに関する考察

ガーデンがロイドを狙った時にヨルはどちらにつく?

ガーデンの店長、マシューはヨルに夫ができたことで暗殺者として腕が落ちたのではないかと心配しており、場合によってはロイドを狙ってくる可能性があります。

ヨルは豪華クルーズ船での戦いを経て、ユーリだけでなく、アーニャやボンド、ロイドがこの世の理不尽に躓かないようにと「いばら姫」として働き続ける覚悟を改めて持ちましたが、もしガーデンが自分の家族を狙うのであれば、ヨルの目的から考えてもガーデンと対立し、ロイド達を守る立場に立つと考えられます。

『スパイファミリー』ヨル・フォージャーの主な活躍

スパイファミリー「イーデン校入学編」のヨル・フォージャー

ロイド・フォージャーの妻となる

ヨルは、日中は首都バーリント市役所に勤務、夜は暗号名「いばら姫」で活動する殺し屋であり、市役所の同僚から週末にパートナー同伴のパーティーに誘われますが、ヨルには相手はおらず、さらに一着しかない外出用のドレスを夜の仕事で汚してしまいます。

ドレスの修理に訪れた仕立て屋でロイド、アーニャと出会うと、アーニャの仲介でロイドと臨時のパートナー関係を結ぶこととなりました。

週末のパーティーでは待ち合わせにロイドが現れず、ヨルは弄ばれたと感じてしまいますが、ロイドは遅れて頭から血を流しながら登場、同僚達に揶揄われていたヨルをスマートにフォローしてパーティーから連れ出してくれます。帰り道にロイドが相手していた密輸業者の残党に襲われますが、患者だと言われて信じ込み、ロイドの窮地をヨルが助けます。

ヨルは、ロイドとの相性が良いこと、自分を受け入れてくれるのはロイドしかいないと考え、臨時ではなく正式に婚姻を結んで結婚して欲しいと提案、ロイドは即承諾して帰りに市役所へ行き、正式に結婚することとなりました。

アーニャ・フォージャーの母となる

フォージャー家に引っ越したヨルはアーニャと出会い、三人でイーデン校の二次試験対策を進めていきます。

模擬面接前に、一流家庭の常識や三人の共通認識を持った方が良いと考えたロイドが、休日にオペラや美術館、高級レストランに連れていきますが、他人にミッションの成否を委ねるロイドは心労が顔に出ており、ヨルはロイドとアーニャを仕事で疲れた時に自分がいく公園へと連れていき、ロイドに癒しを与えました。

目の前でひったくりが発生すると、ヨルは即座に反応して犯人の元へ向かい、アーニャ、ロイドとの連携で見事に捕まえてみせ、三人の仲睦まじい様子を見て、助けたお婆ちゃんからは素敵な家族ねと褒められました。

イーデン校の面接試験を突破

イーデン校の面接試験では、校内に暴れ狂った動物達の群れが放たれるトラブルがありましたが、ヨルがリーダーの牛の秘孔をついて眠らせると、アーニャが牛を慰めて問題を解決してみせます。

面接試験では、アーニャに大好きだからずっと一緒にいたいと言われて喜ぶものの、意地悪な試験官に前妻との比較を持ち出され、アーニャが涙するとつい手を出してしまいそうになりますが、ヨルよりも早くロイドがキレ、その場で面接を切り上げて帰ることとなってしまいました。

しかし、フォージャー家を評価していた教師のヘンリーによってアーニャは補欠からの繰り上げで無事に合格、合格祝いでお城を貸し切ると、酔ったヨルは最強の魔女役でロイドと対峙、ロイドに命の危険を感じさせるほどの猛攻を仕掛けた後、靴のヒールが折れて倒れ、そのまま寝てしまいました。

スパイファミリー「仲良し家族編」のヨル・フォージャー

アーニャとイーデン校の入学準備

イーデン校の入学準備を始めたフォージャー家では、ヨルとアーニャが出来上がった制服を受け取りに向かい、ヨルはアーニャがアピールする制服姿を何度も可愛いと褒めてニコニコします。

仮初の家族ではあるけれど、アーニャにもっと母親らしいことをしてあげたいと考えたヨルは、今晩は自分が料理を作ると提案してスーパーの中に入りますが、ヨルから離れて店の外に出たアーニャが地元の不良達に連れ去られそうになり、家政婦だと思われていたヨルは自分はアーニャの母親だと叫んで不良達を撃破しました。

ヨルは、料理も作れず、買った食材も破壊してしまうなど自分は普通の母親にはなれないと落ち込みますが、アーニャには強くてかっこういいハハが大好きだと言われ、ヨルは自分なりにアーニャの母親として頑張ろうと決意します。

アーニャから、イーデン校の生活に潜む危険から自分を守るために強くなりたいとお願いされると、入学準備と称して自宅でアーニャに正拳突きを教え、見事に入学式で発揮、初日から「雷」を1個もらう結果となりました。

弟のユーリがフォージャー家を訪れる

ドミニク経由で弟のユーリに結婚していたことが伝わると、市役所のヨルの元に連絡が入り、今晩ユーリがフォージャー家を訪れることとなってしまいます。ヨルは慌てて帰宅しロイドに共有、ユーリが訪ねてくるとすぐに一年間も結婚を報告しなかった理由を問われますが、ヨルは全て「忘れていたから」で押し通し、ヨルLOVEのユーリもそれで全て納得しました。

ユーリがロイドに姉への愛を問い詰める中、夫婦であることの証明にチューを求められ、ヨルはお酒の力を借りてロイドに迫ります。しかし、直前になってやっぱりできないと腕を振りますが、ロイドはこれを回避、ヨルのビンタはユーリにヒットし、ユーリが吹っ飛ぶ結果となりました。

ユーリは直前にヨルとロイドのチューをやっぱり止めようと動いており、ヨルのビンタは止めようとした自分への攻撃だと認識、ユーリにも無事ロイドとの愛情を認められ誤魔化すことに成功します。

ロイド・フランキーが扮した秘密警察に対応

翌日、料理もできずチューもできない自分は普通の妻ではないと悩んだヨルは、市役所の同僚達に良き妻となる方法を質問して勉強しようとします。しかし、雑談が始まったところで部長が登場、ヨルは郵便局に向かうこととなりました。

ヨルは秘密警察に扮装したロイド、フランキーに声をかけられ、投函した手紙が西国への情報伝達ではないかと疑いをかけられます。もしスパイであれば家族も含めて酷い目に遭うと脅されると、ヨルは自分は仕事で国のために尽くしていると話し、もしそれでも家族に手を出すならば秘密警察が相手でも許さないと怒り、ロイドから向けられていた疑いを晴らしました。

仕事を終えて帰宅する途中、変装を解いたロイドと偶然合流し、自分は妻が上手にできていないと落ち込みます。しかし、ロイドからはヨルはヨルのままで素晴らしい母親であり妻だと諭され、ヨルはロイドが夫で良かったと感じます。

スパイファミリー「アーニャ星(ステラ)獲得編」のヨル・フォージャー

人命救助をしたアーニャを抱きしめて喜ぶ

病院の親子ボランティアにロイドとアーニャが向かうと、アーニャがプールで溺れていた子供を救い、その功績で「星」を授与されます。

ヨルは人助けをしたアーニャのことを凄いと抱きしめて、嬉しい気持ちを全開で表現しました。

スパイファミリー「ボンド家族入り編」のヨル・フォージャー

アーニャと大規模譲渡会でペットを見る

アーニャが星獲得のご褒美でペットの犬を所望すると、ヨルは仕事上関わってきた犬を思い出して危険だと感じますが、ロイドの意見に従い、次の休日にペットの犬を見に行くこととなります。

最初に向かった軍用犬販売店でアーニャが拒絶反応を示し、ロイドが任務で離脱すると、ヨルはアーニャを連れて近くの大規模譲渡会へと向かい、そこにいた可愛い犬達を見てアーニャと一緒に愛でました。

しかし、いつの間にかアーニャの姿が忽然と消えると、ヨルはテレビで見た誘拐のニュースから、アーニャが結婚目的で連れ去られたと妄想し、街中を走り回って探していきました。

アーニャを狙った学生グループを撃破

アーニャがボンドに助けられて学生グループの拠点から抜け出してきた所にヨルが到着、追撃してきた相手を撃破し、鍛え抜かれた軍用犬もひと睨みで制圧します。

ヨルはアーニャを無事に誘拐犯から救い出せたと喜びましたが、またもアーニャは犬と一緒にどこかへ走り去ってしまい、ヨルは追いかけることとなります。

学生グループのリーダー、キース・ケプラーを撃破

ヨルが追いかけた先には、ロイドによって追い詰められた学生グループのリーダー、キース・ケプラーの乗車した車が通り掛かり、ヨルはまだアーニャを狙っているのかと感じ、車ごとキースを制圧して警察に報告しました。

その後、偶然ロイド、アーニャと合流、白く大きな犬がフォージャー家のペットになることが決まると、アーニャにボンドと名付けられ、アーニャとボンドが仲睦まじく過ごすのを幸せを感じながら見守りました。

スパイファミリー「中間テスト編」のヨル・フォージャー

カミラに料理を教わる

ヨルはフォージャー家のより良い妻になろうと考え、市役所の同僚三人娘に料理を教えて欲しいと懇願、ドミニクがカミラは料理が上手いと教えてくれると、カミラにお願いをして料理の修行を付けてもらうことになりました。

帰りが遅くなり表情も暗くなったヨルをロイド達は心配しますが、毒見役としてユーリも召喚され、試行錯誤の末にヨルとユーリの思い出の味である母のシチューをカミラが再現、他の料理はダメですが、この料理だけは美味しく作れるようになります。

ヨルは元気になってフォージャー家に戻ると、早速母の味の南部シチューを提供、美味しいと喜んでくれるロイドとアーニャを見て嬉し涙を流しました。

スパイファミリー「社会学習編」のヨル・フォージャー

アーニャの家庭教師にユーリを呼ぶ

アーニャの期末テストが迫る中、ロイドではアーニャを教えられないと判明し、ヨルは勉強も得意なユーリをフォージャー家に呼び、アーニャの家庭教師を可愛くお願いしました。

スパイファミリー「フィオナ編」のヨル・フォージャー

フィオナにないことを吹き込まれる

社会学習でアーニャが置き忘れた虫眼鏡を届けるという名目でフィオナが自宅に訪れてくると、ヨルは初めての来客対応に緊張しながら頑張りますが、フィオナから病院でロイドがヨルに対して不満を零していると思い込まされ、不安を抱き初めてしまいます。

フィオナの対応中にアーニャが甘えてきてヨルとロイドの娘になれて世界一幸せだとゴロゴロしてくると、ヨルはその可愛さにキュンキュンし、ロイドに対して一生懸命良い妻になれるよう頑張ると何度も主張しました。

ロイドからも、ヨルは十分に頑張っておりこれ以上はないよと褒められると、ヨルはさらにキュンキュンしてもっと頑張ると決意を固めます。

フィオナをテニスで撃破

ロイドとフィオナが任務から戻ってくると、アーニャとボンドと一緒にテニスを楽しんでいたヨルと遭遇し、フィオナにテニスの勝負を挑まれてしまいます。

ヨルは何を勘違いしたのか、ロイドを賭けた絶対に負けることのできない戦いだと判断、フィオナの勝負を受けて立ちました。一球目のサーブは手加減し損ねてしまい、ラケットのガットでボールを寸断してしまいますが、二球目は上手に手加減して音速を超えるサーブに調整でき、フィオナのラケットを破壊して見事に勝利します。

勝利したヨルは自分がロイドの妻だと考え、ロイドに必死に勝利したのは自分だとアピールしました。

ロイドとデート、不安が解消される

不安が解消されないヨルの様子を見たロイドにデートに誘われ、ヨルはお洒落なバーでロイドと二人になります。フィオナの話題が出ると、ヨルはお酒の力を借りますが、つい自分はロイドと離れたくないと本音を零してしまいました。

ヨルが自分に恋愛感情を持っていると思ったロイドは、その感情を利用するために積極的に近付いてきますが、ヨルは恥ずかしさから直前で渾身の一撃をロイドに与えてしまい、気絶させてしまいます。膝枕と子守唄でロイドを寝かせていたところ、5分程度でロイドも起き、改めてヨル以上の母、妻はいないとはっきりと伝えられ、ヨルは不安を解消、安心して家に戻っていきます。

家に戻ったヨルは、ロイドとアーニャに出会う前の自分を思い出し、ユーリ以外に執着するものがなかった自分が、これほどまでにフォージャー家を手放したくないと考えていることに驚きました。

スパイファミリー「イーデン校懇親会編」のヨル・フォージャー

仕事で疲れたユーリを癒す

ある日の任務で心労によって癒しを求めたユーリが夜遅くにフォージャー家を訪れると、ヨルは満面の笑みで出迎えて頭をポンポンと撫で、一瞬でユーリの疲れを吹き飛ばしました。

フランキーの猫探しを手伝う

フランキーが行きつけのカフェ店員の女性の飼い猫探しをしていると、ヨルが市役所勤務のお昼休憩中に偶然遭遇、休みを返上して猫探しを手伝うこととなります。

数々のスパイグッズを使うフランキーをよそに原始的な方法で猫を捕まえたヨルは、人助けしたことで上機嫌になって市役所の仕事に戻りますが、同僚三人娘からはロイドとの仲が良くなったのだと思われ、ようやく人並みになれただけだと揶揄されました。

しかし、人並みになれたという言葉はヨルにとって褒め言葉であり、その言葉を受けてヨルはより上機嫌になります。

スパイファミリー「豪華クルーズ編」のヨル・フォージャー

部長と共にガーデンの拠点へ向かう

ガーデン店長からお客様が来たと連絡を受けたヨルは、同じくガーデンの一員である市役所の部長と共にアジトである庭園へと向かいます。

店長からオルカ・グレッチャーの護衛任務を命じられると、部長が接待のためにクルーズ船に乗船する体裁を整えます。

しかし、同じクルーズ船にアーニャとロイドが乗船すると判明、ヨルは二人に万が一でも正体がバレないか不安を感じながら任務を開始しました。

クルーズ船でオルカを護衛

オルカ・グレッチャーとその息子の護衛任務についたヨルは、居場所を特定され、次々と殺し屋の襲撃を受けます。

ロイドとアーニャに説明ができない傷を恐れたヨルは、戦闘時も踏み込みを躊躇することが多く、自分がいばら姫として活動する理由が分からなくなっていってしまいました。

全力を出せない状態でも、相手を圧倒して数の不利も関係なく殲滅していきますが、部長も敗北した相手にはこの状態では敵わず、ヨルは胸に傷を負い絶体絶命の窮地に立たされてしまいます。

いばら姫を続ける理由を見つける

朦朧としたヨルが想うのはフォージャー家とユーリのことだけで、自分がいばら姫を始めた理由は、可愛い弟が世の中の理不尽に躓かないよう、できるだけ世の中を綺麗にしたいと言う想いだったと思い出します。

そして、守る対象に今はロイドやアーニャ、ボンドといったフォージャー家も入っていると考えると、自分がこれからもいばら姫として動く理由を見つけました。さらに例えこの生き方をして命を落とすことがあったとしても、かつてロイドが尊いと褒めてくれたように、きっと許し認めてくれるだろうと、踏み込んで戦うことへの迷いを振り切ります。

全力を出したヨルは無事に敵対者を全員撃破、オルカ達の護衛任務を完了しました。

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