『黒執事』のアズーロ・ヴェネルのまとめページです。イタリアンマフィア、フェッロファミリーの幹部アズーロ・ヴェネルは、クラウスによって証拠を掴まれ、本編に登場する最初のゲームでシエルによって追い詰められてしまいます。
セバスチャンの正体、能力を明かす最初のエピソードの犠牲となったアズーロ・ヴェネルは、どのように敗北して行ったのか見ていきましょう。
『黒執事』アズーロ・ヴェネルの基本プロフィール
| 名前 | アズーロ・ヴェネル |
|---|---|
| 職業 | 表向きはイタリア貿易商の社長 本当の職業はイタリアンマフィア、フェッロファミリーの幹部 |
| 容姿 | 金髪オールバック、顔に斜めの傷があり葉巻を咥えている |
| アジトの場所 | イーストエンドの北 |
『黒執事』アズーロ・ヴェネルの立場＆役割、目的
イタリアンマフィアの幹部としてイギリスへの密輸を担当
アズーロ・ヴェネルは、表向きはロンドンのイタリア貿易商の社長でしたが、その実はイタリアンマフィア、フェッロファミリーの中堅幹部でした。
イギリスへの禁輸製品の密輸を担当しており、その証拠をクラウスに掴まれたことによって、シエルと対立することとなります。
https://pixela.co.jp/vod/blackbutler-klaus/
『黒執事』アズーロ・ヴェネルの性格・人物像
詰めが甘い
アズーロ・ヴェネルは若くしてマフィアの中堅幹部まで上り詰めた男ですが、まだ経験が浅いからなのか、詰めが甘い点が多く見受けられました。
ファントムハイヴ家に尻尾を掴まれないよう、イタリアでの取引を避けていたにも関わらず、クラウスに証拠を掴まれ、「またボスにどやされちまう」と笑う場面も描かれています。
また、シエルを連れ去ったのも、その行動を取れば後戻りができない点を考慮しておらず、結果として致命的な一手となってしまいました。
『黒執事』アズーロ・ヴェネルのセリフ・口癖
なぁ、リトル・ファントムハイヴ
『黒執事』アズーロ・ヴェネルの強さ、能力
フェッロファミリーの幹部として部下達を動かす
アズーロ・ヴェネル自体は、特筆すべき戦闘能力はありません。武器を所持している一般的なマフィアであり、戦闘シーンも描かれていません。
しかし、アジトの屋敷に滞在していた手下の数は多く、セバスチャンでなければ、突破することは容易ではなかったでしょう。
自室のいる部屋にも切り札の側近を潜ませており、マフィア同士での戦いであれば、活躍の場もあったかもしれません。
『黒執事』アズーロ・ヴェネルに関する考察、ネタバレ
クラウスに掴まれた「証拠」とは
アズーロ・ヴェネルは、最も利益の出る禁輸製品の密売をイギリスで行っており、その協力をシエルにも求めていたことから、クラウスに掴まれた証拠は、密売の不正行為を決定づける証拠であると考えられます。
アズーロ・ヴェネルにとってもクラウスは要注意するべき人物であり、クラウスのいるイタリアでは取引をしていなかったと、警戒ぶりを示していました。
『黒執事』アズーロ・ヴェネルのストーリー・主な活躍
「あくまで執事」編のアズーロ・ヴェネル
ビリヤードの後でシエルを連れ去る
アズーロ・ヴェネルの本編初登場は、ファントムハイヴ家でのビリヤード場です。
ここにはマダムレッド、劉、ランドル公、ディーデリヒといったファントムへイヴの協力者達も同席しており、クラスによって証拠を掴まれ、自分が追い詰められたという事実を知ります。
すぐに動かれることを知ったアズーロ・ヴェネルは、会合が終わった後、シエルを連れ去り、イーストエンドの北にある自分のアジトに連れていきました。
クラウスが入手した「証拠」の返還を求める
アズーロ・ヴェネルは、ファントムハイヴが、「女王の番犬」であり、「英国裏社会の秩序」であり、「政府の汚れ役を担ってきた悪の貴族」であると言います。
イギリスで最も儲かる禁輸製品の話をし、ファントムハイヴの監視で商売がしにくいことをシエルに告げます。そして、シエルに協力を求めましたが、あっさりと断られてしまいました。
マフィアの恐ろしさをシエルに伝えようと、屋敷近くで待機させていた仲間に合図を出しますが、セバスチャンには効果がありませんでした。
仲間は車で逃走しますが、すぐにセバスチャンに捕らえられ、アズーロ・ヴェネルの名前とアジトの場所を教えてしまいます。
到着したセバスチャンに制圧される
アズーロ・ヴェネルは部下全員を緊急配備しますが、セバスチャン一人に圧倒されてしまい、ついに自分のいる部屋まで来られてしまいます。
そこで、セバスチャンが『悪魔で執事』だと教わり、シエルが契約主であることを明かされました。
アズーロ・ヴェネルは為す術もなく、言葉もなく、セバスチャンによって制圧され、部下もろとも壊滅してしまいました。
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『黒執事』アズーロ・ヴェネルの戦績
vs セバスチャン
セバスチャン相手に、アズーロ・ヴェネルは部下と共に銃撃戦を仕掛けます。
しかし、セバスチャンは「100年前とは随分性能が違う」と話すだけで、気にしたのは服に穴が空いてしまったことだけでした。
最終的にはセバスチャンの人外な能力に圧倒され、言葉一つ発することもできずに敗北します。
『黒執事』アズーロ・ヴェネルまとめ
不幸なことにシエル、セバスチャンに目をつけられてしまったアズーロ・ヴェネルは、初めて『悪魔』と正体を明かしたセバスチャンによって制圧されてしまいました。
幹部が敗れ、イギリス支部が壊滅状態になったため、このあとはアズーロ・ヴェネルのボスが動いてきそうですね。