『黒執事』グレル・サトクリフのまとめページです。グレル・サトクリフは、マダムレッドの執事として登場した死神派遣協会「回収課」の死神です。セバスチャンとウィリアムの間で揺れ動く恋心、オセロとのアンダーテイカー捜査など、黒執事のグレル・サトクリフについて解説していきます。
『黒執事』グレル・サトクリフの基本プロフィール
名前 | グレル・サトクリフ |
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立場 | ・死神派遣協会「回収課」の死神 ・バーネット邸執事(赤執事) ・性別は男 |
容姿 | 赤髪の挑発、四角いメガネ、猟奇的な顔 |
特徴 | ・性別は男だが心は乙女 ・セバスチャンにハートマークを出す ・本命はウィリアム・T・スピアーズ |
『黒執事』グレル・サトクリフとは?作中初登場の死神
マダムレッドに仕える「執事」として登場
グレル・サトクリフは、「切り裂きジャック」を追っていたシエル達の前に、マダム・レッドの執事として登場した人物です。
執事姿のグレル・サトクリフは陰鬱な表情をしており、セバスチャンとは異なり、マダムが求める水準の仕事はできていませんでした。
お茶を美味しく淹れることもできず、車の運転では余所見をして事故を起こしそうになります。
https://pixela.co.jp/vod/blackbutler-madam-red/
正体は死神派遣協会の「死神」
グレル・サトクリフの正体は「死神」であり、セバスチャンに、「神と人の中立の存在である死神」が執事をしているのは初めて見たと驚かれています。
灼きつくような憎しみに燃え上がり、ホワイトチャペルで「切り裂きジャック」となっていたアンジェリーナに惚れ込み、死神でありながらマダム・レッドの協力者となっていました。
また、野良死神ではなく、「死神派遣協会」に属しており、セバスチャンに追い詰められた際には、同僚のウィリアムが助けにきています。
https://pixela.co.jp/vod/blackbutler-william-t-spears/
『黒執事』グレル・サトクリフの性格・人物像
執事状態では暗くて陰気
グレル・サトクリフは、マダム・レッドの執事をしている状態では、自分を強く抑え込んでおり、性格は陰気です。
ハキハキと喋ることはなく、行動からも気弱であることが分かり、堂々と執事を務めるセバスチャンとは正反対に、たどたどしい仕事ぶりを見せていました。
死神状態では情愛にハジケテいる
死神の状態になると態度が一変し、情感溢れる言葉でセバスチャンに対して求愛をします。
二人の関係をロミオとジュリエットに例えるなど、口数も極めて多くなり、自分の考えや愛情を相手に伝えるために尽くします。
性格も極めて積極的なポジティブ死神であり、追い詰められた時さえも、それ自体を楽しんでいる節がありました。
https://pixela.co.jp/vod/blackbutler-sebastian-michaelis/
『黒執事』グレル・サトクリフのセリフ・口癖
ああセバスちゃん!どうして貴方はセバスちゃんなの?
それでは幾千にも幾万にもごきげんよう
これでも執事DEATH☆
『黒執事』グレル・サトクリフの強さ、能力
「死神の鎌(デスサイズ)」
死神はそれぞれに特有の武器「死神の鎌(デスサイズ)」が与えられます。
形状は死神によって異なり、グレル・サトクリフが所持していたのは電動チェーンソーでした。
デスサイズは「いかなる存在も切り裂くことができる」もので、無敵に近いセバスチャンにも有効なダメージを与えることができます。また、デスサイズで攻撃された相手は、下記の「走馬灯劇場」という効果を受けます。
「走馬灯劇場(シネマティックレコード)」
「走馬灯劇場(シネマティックレコード)」は死神の能力の一つで、デスサイズで攻撃した相手の記憶を、走馬灯のように見れるものです。
通常はこの能力で相手の一生を知り、死神としての役割「世界に有益となる人物かどうかを見極める」判断をします。
「切り裂きジャック」編では、セバスチャンの過去1年程度の記憶を見たり、マダム・レッドの幼少期からの記憶を見せました。
『黒執事』グレル・サトクリフの主な活躍
「赤執事」編のグレル・サトクリフ
マダム・レッドの執事、「赤執事」として登場
グレル・サトクリフは、マダム・レッドの執事として登場します。
当初は女装をしており、髪を後ろでまとめている地味な見た目で、執事としてもおっちょこちょいで有能ではなかったため、マダム・レッドから、セバスチャンを見習うようにと言われています。
何でもできる完璧万能なセバスチャンを見て、目からハートマークを出すことも多くありました。
ドルイット子爵のパーティー中に数分姿を消す
ドルイット子爵の社交パーティーへの潜入では、皆が仮装する中、グレル・サトクリフだけはいつもの執事の状態で参加します。
パーティー中に、グレル・サトクリフは数分姿を消しますが、誰も気に止めることはありません。
グレル・サトクリフの正体は「死神」であり、この数分の間に、距離のあるロンドンの貧民街、イーストエンドまで一瞬で移動し、「切り裂きジャック」としての犯行に及んでいました。
セバスチャンに制圧されウィリアムに助けられる
シエルに「切り裂きジャック」だと暴かれると、「死神の鎌(デスサイズ)」、「走馬灯劇場(シネマティックレコード)」といった死神の能力を駆使してセバスチャンと対峙します。
しかし、味方であるはずのアンジェリーナ(マダム・レッド)が、シエルに敵対できないと翻意すると、戦いに興味をなくし、マダムレッドに「走馬灯劇場」を使いました。
その後、シエルの命令で動いたセバスチャンに「死神の鎌」を奪われ、一転ピンチに陥ります。
そのことさえも喜んで受け入れるグレル・サトクリフでしたが、「死神管理協会」に属する同僚の死神、「ウィリアム・T・スピアーズ」が現れ、グレル・サトクリフを連れ去っていきました。
「サーカス」編のグレル・サトクリフ
グレルは謹慎を受けており、回収課の仕事は同期の尻拭いでウィリアムが担っていました。
謹慎期間が解けるとすぐにファントムハイヴ本邸での仕事が入り、喜び勇んで協会を飛び出していきます。
しかし、セバスチャンはおらず、グレルは仕事だけして、赤い髪の毛だけを屋敷に残して帰りました。
「豪華客船」編のグレル・サトクリフ
豪華客船編では、後輩死神であるロナルド・ノックスと共にカンパニア号に乗船し、沈没する船によって命を落とす人たちの魂を刈り取っていきます。
登場シーンでは、カンパニア号が氷山に激突する場面が描かれており、沈没することが分かると「これぞまさにDIE航海DEATH☆」と言っています。
船内ではセバスチャンやアンダーテイカーと遭遇し、戦闘状態となります。特に、グレルとロナルドは、管理課から「魂の回収ミス」を指摘するクレームを入れられており、その元凶であったアンダーテイカーとは激しく激突しました。
アンダーテイカーとの戦闘中には「君もヒトの命を引きずってるね」と言われ、グレルの過去に言及されています。
結局アンダーテイカーとの決着もつかず、カンパニア号の船体を真っ二つに折られ、沈没したところでロナルドと一緒にウィリアムに救出されました。
https://pixela.co.jp/vod/blackbutler-ronald-knocks/
「緑の魔女」編のグレル・サトクリフ
緑の魔女編では、グレルはウィリアムと共に、ドイツに引き継ぎ書類を受け取りに行きました。
ドイツの死神であるザーシャ、ルドガーから、サリヴァンやヴォルフの書類の引き継ぎがされます。
この際、ルドガーがおそらくグレル、ウィリアムズと同期であることが描写されています。
https://pixela.co.jp/vod/blackbutler-ludger/
「青の教団」編のグレル・サトクリフ
青の教団編では、科学捜査課のオセロと共にスフィア・ミュージックホールの調査を進めていきます。
スフィア・ミュージックホールの奥の部屋、温泉地バースの拠点をオセロと一緒に見て回り、「進みすぎている」研究施設を発見し、裏で手を引いている存在がいることを理解します。
町屋敷でアグニの魂を回収した後、ファントムハイヴ本邸へと向かい、アンダーテイカーと激突しました。
しかし、戦いが始まってすぐに警察の突入があったため、オセロと共にその場を去り、死神派遣協会に現状報告と応援要請を送ります。
https://pixela.co.jp/vod/blackbutler-othello/
青の復讐編では、アンダーテイカーと死神派遣協会の衝突がいよいよ激化していきます。退役軍人病院にロナルドが登場していますが、ウィリアムや新しい死神の登場もあるかもしれません。最新巻までのあらすじを下記にまとめています!
https://pixela.co.jp/vod/black-butler-matome/