『黒執事』藍猫(ランマオ)のまとめページです。藍猫(ランマオ)は、青幇幹部の劉(ラウ)の血の繋がっていない小妹として登場した人物です。藍猫(ランマオ)の使う武器、強さの秘密とラウとの出会いの考察、これまでの活躍など、黒執事の藍猫(ランマオ)について解説していきます。
『黒執事』藍猫(ランマオ)の基本プロフィール
名前 | 藍猫(ランマオ) |
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立場 | 劉の小妹(血は繋がっていない) |
容姿 | おかっぱ頭、チャイナ服 |
特徴 | ・人との距離感が近い ・言葉は少ない |
武器 | 双錘(そうすい) |
『黒執事』藍猫(ランマオ)とは?ラウの妹兼ボディーガード
劉の妹
ランマオは、ラウの妹的存在です。シエルに対して「血の繋がっていない小妹」として紹介されており、常にラウの近くにいます。
人との距離感がとにかく近く、ラウの膝の上に乗っかっていることもあれば、ジーメンス卿やバルドにぴったりと身体を寄せることもあります。
https://pixela.co.jp/vod/blackbutler-liu/
ボディーガード的存在
また、ランマオはラウのボディーガードのような役割も担っています。
武器の双錘(そうすい)を常に携帯しており、ラウの命令とあれば誰であっても排除します。ミーナやウエストに対しても、カリー品評会の後でラウの命令でキツイお仕置きをしていました。
また、シエル達が地下水路で逃走していた際には、地下水路の天井を崩落させ、バルドの警戒を掻い潜って接近する体術も見せています。
https://pixela.co.jp/vod/blackbutler-bardroy/
『黒執事』藍猫(ランマオ)の性格・人物像
劉(ラウ)の指示に忠実に従う
ランマオは劉(ラウ)の指示に忠実に従う人物です。作中では自分の意思で何かを行ったことがなく、元を辿れば全て劉の指示で、劉が願う通りに動いています。
ラウもランマオのことを「そのために飼っている猫」と表現していたことから、あくまでラウとランマオの関係は主従であることは間違いなさそうです。
また、性格もラウに似ており、茶目っ気や可愛げがたっぷりあります。
『黒執事』藍猫(ランマオ)のセリフ・口癖
型男(かっこいい)
『黒執事』藍猫(ランマオ)はどうなる?残された伏線の考察と最期
藍猫(ランマオ)の強さの秘密は?
ランマオは小柄な体型ながら、双錘(そうすい)を武器とし、高い戦闘能力を誇っています。
青幇幹部のラウに常に付き従う存在であることから、ファントムハイヴ邸の使用人レベルの強さを持っている可能性が高そうです。
ランマオの年齢から考えて、バルドのように経験に裏付けされた強さではなさそうです。メイリンのように持って生まれた資質か、フィニアンのように人工的に付け加えられたかは不明ですが、描かれている怪力から考えると、フィニアンに近い過去があるのではと思われます。
https://pixela.co.jp/vod/blackbutler-finnian/
藍猫(ランマオ)と劉(ラウ)の出会い、従う理由
ランマオとラウの出会いはまだ描かれておりませんが、片言の英語から考えて、上海で出会い、英国に一緒に来た可能性が高そうです。
劉の「そのために飼っている」発言から主従関係であることが分かりますが、二人の関係には信頼感があり、隷属させている状態とは程遠いです。
このことから、藍猫はラウに「無理矢理飼われている」よりも「好きで従っている」状態に近いことが分かり、その状態になるということは「上海でランマオの危機をラウが救い、その腕を買ってラウがランマオを雇った」というのが起こっていそうな過去ということになるでしょう。
『黒執事』藍猫(ランマオ)の主な活躍
「黄執事」編の藍猫(ランマオ)
イーストエンドの劉の拠点で登場
藍猫(ランマオ)は、シエルがイーストエンドの劉の拠点に訪ねた際、劉の膝の上に座る状態で初登場します。劉との距離感が誰よりも近く、一人だけ名前を呼ばれるなど特別扱いを受けていました。
品評会でも再登場し、ここで劉に血は繋がっていないけれど「小妹」だと紹介されます。
ウエスト、ミーナを躾する
ファントム社が品評会で優勝した後、劉の指示でウエスト、ミーナの前に現れます。
イーストエンドは主人の劉が「我の庭」と呼ぶ場所であり、そこに迷惑をかけた二人に対して、双錘でビシビシ躾しました。
「ファントムハイヴ城事変」編の藍猫(ランマオ)
藍猫は、劉についてファントムハイヴ邸の晩餐会に参加します。
常に距離感の近い藍猫は、晩餐会が始まるとすぐにジーメンス卿にひっつきますが、その段階ではまだお酒が入っておらず、引き剥がされてしまいます。しかし、ジーメンス卿が悪酔いしてセクハラ親父になった後は、ピタッと側につき、他の女性陣の被害を軽減しました。
ジェレミー牧師がフェルペス襲撃犯を暴き出す際には、シエルの服を着てなりすまし、蛇を誘き出すことに成功しています。
「寄宿学校」編の藍猫(ランマオ)
寄宿学校編では、ラウと共にクリケット大会の見学に向かい、シエルの合図で緑寮の選手達に向かって「お色気作戦」を敢行しました。
ランマオや他の女性陣のお色気に目がくらんだ緑寮の学生は、エドワード、グリーンヒルといった有力選手もその術中に嵌り、あえなく凡退してしまいます。
「青の追憶編」の藍猫(ランマオ)
逃走中のシエル達の前に登場
青の追憶編では、地下水路を逃走中だったシエル達の前に、主人のラウと共に現れます。
天井を崩落させ、急スピードでバルドに接近したため一瞬敵対したかと思われましたが、ただのランマオの冗談で、一行はラウの拠点に匿われます。
シエルが気力を取り戻し、ラウに裏社会の情報の調査を命じると、ラウと共に「イエス・マイロード」のポーズを取って見せます。シエルはふざけている場合じゃないと言いますが、ランマオは「型男(かっこいい)」と言ってニヤリとしました。
https://pixela.co.jp/vod/blackbutler-ciel-phantomhive/
メイリンとノースヨークシャーの屋敷へ向かう
ラウ、セバスチャンの情報分析によって暁学会が関連している案件は4箇所あることが判明します。
ランマオはメイリンとコンビを組み、ロンドンから鉄道で北へ211マイル進んだノース・ヨークシャーにある、ヒースフィールド男爵のお屋敷に、メイドの姉妹の妹役として潜入しました。
ランドリーメイドとして潜入したランマオは、屋敷の主人であるクリス・ヒースフィールドから夜のお誘いの手紙を受け取ります。
その晩にヒースフィールドの寝室へと向き、ビシビシしばいて情報を引き出そうとしますが、メイド長のジェーンに眠らされてしまい、隠し通路の先の地下の部屋に眠らされた状態で寝かされてしまいました。
https://pixela.co.jp/vod/blackbutler-mei-ling/
ジェーンと戦闘
翌日の夜にメイリンが隠し部屋にたどり着き、寝かされているランマオを発見しますが、すぐにジェーンが現れて戦闘状態になります。
ジェーンはメイリンの引き抜きを試みますが、失敗し、交渉決裂となるとランマオを人質に取ろうとします。しかし、ランマオは鎮静剤よりも効く薬で目覚めており、逆にジェーンを羽交い締めにして形勢逆転となりました。
ジェーンが降参して知りうる情報を全て話しますが、ランマオは嘘をついているといってジェーンの処分を進言します。しかし、メイリンに目的は拠点の破壊だと諭され、ジェーンではなく、お屋敷の拠点を徹底的に破壊することでヒースフィールド男爵邸の一件を片付けます。
去り際、ジェーンに仕事の斡旋を提案しますが、ジェーンはランマオの提案を断って去っていきました。ランマオとメイリンは任務完了となり、ロンドンのラウの拠点に戻ります。
https://pixela.co.jp/vod/blackbutler-jane/
四箇所同時急襲作戦で、最も早く作戦を成功させたのがランマオとメイリンのペアでした。二人はロンドンの拠点に戻ることになりますが、シエル兄陣営との距離が近くなるため、襲撃に遭わないか心配です。
黒執事最新巻までのあらすじストーリーは下記にまとめています。ランマオの可愛い活躍をぜひチェックしてください。
https://pixela.co.jp/vod/black-butler-matome/