【ネタバレ】『コーダ あいのうた』【Amazon Prime Video (アマプラ)独占配信】 あらすじ考察感想評価
『コーダ あいのうた』アマプラ独占配信決定!
『コーダ あいのうた』
Amazon Prime Video (アマプラ)独占配信です!!
豊かな自然に恵まれた海の町で暮らす高校生のルビーは、両親と兄の4人家族の中で一人だけ耳が聞こえる。陽気で優しい家族のために、ルビーは幼い頃から“通訳”となり、家業の漁業も毎日欠かさず手伝っていた。新学期、秘かに憧れるクラスメイトのマイルズと同じ合唱クラブを選択するルビー。すると、顧問の先生がルビーの歌の才能に気づき、都会の名門音楽大学の受験を強く勧める。だが、ルビーの歌声が聞こえない両親は娘の才能を信じられず、家業の方が大事だと大反対。悩んだルビーは夢よりも家族の助けを続けることを選ぶと決めるが、思いがけない方法で娘の才能に気づいた父は、意外な決意をし・・・。
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「コーダ あいのうた」のネタバレ感想・考察
【ここからは物語の核心を含むネタバレとなります。閲覧される場合はご注意ください。】
※ただ、このネタバレは本作品を観た管理人が解釈して内容を述べ、映画の断面を捉えてるに過ぎません。興味の沸いた方は是非本編をご覧くださいませ。
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高校へ通いながら父と兄の仕事を手伝っているルビーは、家族の中で唯一の聴者です。
そのため、歌うことが好きで音楽大学へ進みたいと思っていても、家族を支えていかなければいけないと考え、自身の夢は諦めていました。
しかし、そんなルビーの想いと優れた才能を知った家族は、複雑な気持ちになりながらも愛する娘のために彼女の背中を押します。
勇気を得たルビーは見事入学試験に合格し、家族から注がれる愛情を噛みしめながら、進学のため住み慣れた家を出たのでした。
とある港町に住む少女・ルビーの家族は、彼女以外皆ろう者です。
ルビーは高校へ通う傍ら、父や兄と共に早朝から船に乗り、家業の漁を手伝う生活を送っています。
そんな彼女に転機が訪れたのは、意中の相手に近づきたいという少々不純な動機で選んだ合唱の授業でのことでした。
担当教員となったベルナルドがルビーの歌声に可能性を見出し、プライベートな時間を使ってまで彼女に歌の指導をしてくれるようになったのです。
一般的とは言い難い家庭環境が遠因となって、ルビーは自分の声に自信が持てずにいたのですが、ベルナルドによる熱心なマンツーマンレッスンはこわばっていた彼女の心を解きほぐし、見る間にその才能を開花させていきます。
やがてルビーはベルナルドに勧められ、ボストンにある音楽大学への進学を希望するようになりました。
しかし母親には音を楽しむことが出来ない親に対する反抗ととられてしまい、さらには通訳を務めているルビーがいなくなれば途端に仕事が立ち行かなくなる・・・と責めるように言われてしまいます。
そんな否定的なリアクションに傷付き、自分はこれから先もずっと己のやりたいことより家族の都合を優先して生きていかねばならないのかと憤ったルビーは、翌日ささやかな反抗として、いつもは同行し手伝っている漁を勝手に休み、ボーイフレンドとのデートへ出かけました。
するとなんともタイミングの悪いことに、仕方なくルビー不在のまま海へ出た父と兄は、ちょうどその日同乗した監視員からろう者のみでの操船は危険だと判断され、沿岸警備隊へと通報されてしまったのです。
その結果今後聴者抜きでの漁は禁止され、あげく1000ドルの反則金と1500ドルの罰金を科されたことで動揺したのだろう父から「お前が来ないから免許停止になった」と叱責されたルビーは、涙ながらに「人に押し付けないで、私のせいじゃない」と反論します。
しかし2500ドルもの大金を払うためには最早船を売るしか手がないと知ると、大学へ行くのを断念し、家族と共に働く道を選んだのでした。
少々複雑な想いを抱きつつも愛する娘が手元に残ることを喜んでいた両親の考えが変わったのは、ルビーの出演するコンサートへ足を運んだことがきっかけです。
大勢の人がルビーの歌に感動し、彼女に向かって惜しみない拍手を送る様子を目の当たりにした父は、愛しい我が子の素晴らしい才能をここで潰えさせてはいけないと思い直しました。
そうして娘の夢を応援しようと妻を説得し、受験する気などなかったルビーをなかば強引に試験会場まで送り届けたのです。
ただ1人の聴者として家族を支えてきたルビーですが、自身もまた家族にずっと支えられていたのだと気付いた彼女は、彼らへの深い愛を込めた歌声を披露し、見事合格を勝ち取りました。
こうして夢へ向かって1歩踏み出したルビーは、大切な家族とのしばしの別れを惜しみつつ、彼らに見送られながら大学のあるボストンへと旅立ったのでした。
本作の見どころは、これまで家族の中で唯一の聴者という立場から無意識に抑圧してきたのだろうルビーの心の叫びとも言うべき彼女のエモーショナルな歌声です。とりわけ手話をしながらパッショネートに歌い上げる「青春の光と影」は心を強く揺さぶります。
また非常に印象的なのが、コンサート中にきっかり1分間完全な無音になる場面です。
この時、周囲の聴衆たちの反応をつぶさにうかがうことで、自身の耳には聞こえない娘の歌声はどんなものかを知ろうとする父親の様子が描かれるのですが、ろう者と聴者の間にある溝を感じさせると共に、家族の深い愛情が伝わってくる素敵なシーンとなっています。
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