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【ネタバレ】『パルフュメア -禁断の調香-』【ネトフリ独占配信】 あらすじ考察感想評価

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『パルフュメア -禁断の調香-』ネトフリ独占配信決定!

『パルフュメア -禁断の調香-』ネトフリ独占配信です!!

嗅覚を失った刑事が出会った、ひとりの調香師。究極の香りを生み出すためなら手段を選ばないその男と手を組み、刑事は自らの嗅覚と恋人の心を取り戻そうとする。

ふゆねこ
ふゆねこ

本作は、2006年に「パフューム ある人殺しの物語」というタイトルで映画化され、2018年には「パルファム-香りに魅入られた悪魔-」というタイトルでドラマ化されたこともあるパトリック・ジュースキントさんの小説「香水 ある人殺しの物語」から着想を得て作られた作品です!

 

「パルフュメア -禁断の調香-」のネタバレ感想・考察

【ここからは物語の核心を含むネタバレとなります。閲覧される場合はご注意ください。】

※ただ、このネタバレは本作品を観た管理人が解釈して内容を述べ、映画の断面を捉えてるに過ぎません。興味の沸いた方は是非本編をご覧くださいませ。

↓↓↓

要約

子どもの頃に病気で嗅覚を失ってしまった警察官のサニーは、ある猟奇的な連続殺人事件の捜査中に、調香師のドリアンという青年と出会います。彼はその事件の黒幕で、目的は被害者らの香りを抽出して「愛の香水」を作り出すことでした。

ドリアンが作った香水のおかげで不倫相手とよりを戻すことに成功したサニーは彼を逮捕せず、それどころか自身の嗅覚を取り戻すために協力関係を結びます。
その結果サニーの嗅覚は見事回復するのですが、「愛の香水」を完成させるために彼女の存在が必要だと気付いたドリアンから狙われるようになってしまい・・・。

サニーは7歳の時に風邪をひき、その際すぐに治療を受けられなかったことが原因で嗅覚を失ってしまった女性です。

彼女にはユーロという名の恋愛関係にある男性がいました。ただ
しユーロには別居中の妻子がいるため、2人の仲は不適切なものでした。
それでもサニーは(ユーロとは単なる不倫ではなく、本物の関係に、なれるかも)と彼との未来に希望を持っていました。そのため、ユーロと距離を置くどころか彼と同じ警察官として働き始めたサニーでしたが、その数ヶ月後に運命的とも言える出会いを果たし、彼女が思い描いていたのとは違う未来が訪れることになります。

キッカケとなったのはとある連続殺人事件です。その事件の最初の被害者は、偶然にもサニーが以前親切にしてあげた少女でした。
衣服を何も身につけていない状態で発見された彼女は、性的暴行を受けた痕跡はなかったものの頭髪が全て剃られており、さらに脇の下と陰部のアポクリン汗腺が切除されていました。以上から犯人は皮膚と体毛・・・すなわち人間の体臭とフェロモンが目当てなのだろうと推測され、レックスと呼ばれる女性が遺体発見現場のすぐそばにいたことも判明します。
ところが彼女が事件に関わっている証拠を掴むことは出来ず、若い女性が次々と同じ状態の遺体となって発見されているにもかかわらず、レックスの監視は終了となってしまいました。

しかも、納得がいかず憤るサニーに対し、ユーロが追い打ちをかけます。妻のローザからやり直したいと言われたらしい彼は、サニーに向かって一方的に別れを告げたのです。

サニーは悲しみを紛らわせるため、打ち切られたレックスの張り込みを勝手に再開しました。それは捜査本部の決定に逆らう行動でしたが、その結果サニーはレックスを逮捕することに成功します。
またレックスには共犯者がいて、調香師であるその青年・ドリアンが「愛の香水」を作り出そうとして犯行を重ねていたことが判明したのです。

レックスを捕まえた際にたまたまその香水の試作品を手に入れたサニーは、情欲をかき立てるその香りのおかげでユーロと再び愛し合うようになりました。そしてほどなくして彼の子どもを妊娠し、我が子のために嗅覚を取り戻したいと考えるようになります。

そんなサニーに協力を申し出たのは、なんと行方をくらませていたドリアンでした。

欲に負けたサニーはドリアンを匿い、やがて彼女の嗅覚はめでたく回復します。しかし、その後まもなくサニーはユーロの気持ちを香水によって無理矢理繋ぎ止めている状況に限界を感じ、「家族のもとに帰って」と言って彼を解放したのです。

サニーはさらに残りの香水も手放します。そうすることで彼女はドリアンとの関わりを断ったつもりでした。
しかしドリアンは、「愛の香水」を完成させるために必要だという理由でサニーを求め、彼女を手に入れるべく強硬手段に出ます。サニーはそんなドリアンから逃れるため、対抗策としてずっと持ち歩いていた有害物質を使って彼の嗅覚を奪いました。

そうしてドリアンは逮捕され、自由を得たサニーはユーロとの間に出来た子を1人で産み育てるのでした。

ふゆねこの独断偏見レビュー

ふゆねこ
ふゆねこ
星4.0!!

本作は、2006年に「パフューム ある人殺しの物語」というタイトルで映画化され、2018年には「パルファム-香りに魅入られた悪魔-」というタイトルでドラマ化されたこともあるパトリック・ジュースキントさんの小説「香水 ある人殺しの物語」から着想を得て作られた作品です。
時代設定や登場人物の背景など小説とは異なる点が多いので、上記2作を観たことがある人でも新鮮な気持ちで視聴出来ます。
狂気に満ちていながらもどこか幻想的で切なささえ感じさせる物語と、アーティスティックで美しい映像が楽しめる映画です。

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