「鬼滅の刃」青い彼岸花は、鬼舞辻無惨が千年以上探し求めていた治療薬の原料です。
青い彼岸花の正体と生態、千年探しても見つからない理由、竈門家・継国家との関係性、珠世も発見していた説、伊之助の子孫による絶滅など、鬼滅の刃の青い彼岸花を詳しくご紹介します。
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『鬼滅の刃』青い彼岸花とは?
鬼舞辻無惨に使われていた薬
青い彼岸花は、平安時代の善良な医者が、二十歳まで生きられないと言われていた鬼舞辻無惨のために苦心して生み出した薬のことです。
実際に青の彼岸花が使用されており、この医者だけが花が咲く場所など入手情報を知っていました。
病状が悪化していくことに腹を立てた無惨は医者の命を奪ってしまいましたが、後に効果があったことを知り、試作であった薬を完成させて不死身の肉体を得るため、青い彼岸花を探し求めるようになります。
『鬼滅の刃』青い彼岸花の特徴と生態
鬼舞辻無惨が鬼を使って千年探しても青い彼岸花は見つかりませんでしたが、これは青い彼岸花の生態や特徴に原因があります。
気候条件によっては一年に一度も咲かない時もあり、さらに咲いた時でも昼間の数分から数十分で閉じ、一度花が閉じると彼岸花ではなく「つくし」のように見えるという特徴がありました。
そのため、日中に外を歩き回ることのできない鬼では青い彼岸花を発見することはできず、鬼滅の刃の世界の現代においても、最近までその存在が知られることがありませんでした。
『鬼滅の刃』青い彼岸花と竈門家・継国家
継国うたのお墓の上に咲いていた
竈門家と継国家は青い彼岸花と深い関わりを持っています。
縁壱とうたが暮らしていた家が炭治郎達の住んでいた竈門家ですが、縁壱がうたを埋葬した場所に「青い彼岸花」が生息しており、炭治郎の母親である竈門葵枝は、何度かそこで青い彼岸花を見ています。
兄妹のうち炭治郎だけが葵枝に連れられ見ることができており、那田蜘蛛山での走馬灯にも登場しました。
そのため、鬼舞辻無惨が竈門家を襲撃した際、珠世の時のように葵枝を取り込んで記憶を参照してさえいれば、青い彼岸花を発見することができていたはずです。
『鬼滅の刃』青い彼岸花と珠世
珠世も青い彼岸花を発見していた可能性
また、珠世も実は青い彼岸花を発見していた可能性があります。
継国縁壱と遭遇した際には鬼舞辻無惨と行動を共にしていますが、無惨は鬼の思考を読めるので自分への復讐の機会を窺う珠世を近くに置いておくには理由が必要です。珠世は医者でもあることから、太陽を克服する薬の研究を手伝わせられていた可能性が高く、必然的に「青い彼岸花」の存在も教えられていたと考えられます。
二百年かけて愈史郎しか鬼にすることはできなかったと言及していましたが、これは何度も試行錯誤自体は行われていたことを示唆しています。素直に理解すれば珠世の血から鬼にする方法と捉えられますが、黒死牟が獪岳を鬼にした時のように、鬼舞辻由来の鬼が自分の意思で人間を鬼にすることはできないので、珠世が試したのは青い彼岸花から人を鬼にする方法だったと考えることもできるでしょう。
医者として人と関わり人間社会とも繋がりがある珠世であれば、日中にしか咲かない青い彼岸花も鬼舞辻無惨よりも高確率で見つけられると思われます。
『鬼滅の刃』青い彼岸花の絶滅
伊之助の子孫・青葉が活躍
時が流れた現代では、伊之助とアオイの子孫である嘴平青葉が「青い彼岸花」を発見した研究者として持て囃され、一躍有名人になっていました。
青い彼岸花には未発見の成分が含まれていたため世界的な研究対象となりましたが、水質と土質の調整ミスで全て枯れ、種もなく、さらに山に咲いていた花も枯れたため絶滅した可能性が高いと言われています。
青葉は責められて落ち込んでいましたが、鬼舞辻無惨も消滅し、青い彼岸花もなくなったことから今後世界に鬼が生まれることはないと思われ、実は世界に起きる悲劇の可能性を事前に食い止めたファインプレーでした。