鬼滅の刃

【鬼滅の刃】母蜘蛛とは?十二鬼月・下弦の伍「累」の母役を務めた鬼

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「鬼滅の刃」母蜘蛛は、那田蜘蛛山に登場した十二鬼月・下弦の伍「累」の母役を務めた鬼です。

母蜘蛛が那田蜘蛛山に来た経緯、人間時代の過去、血鬼術、炭治郎に十二鬼月がいることを伝えた理由など、鬼滅の刃の母蜘蛛を詳しくご紹介します。

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『鬼滅の刃』母蜘蛛のプロフィール

名前 母蜘蛛
立場 十二鬼月・下弦の伍「累」の母役
血鬼術 操る糸
特徴 ・元は少女のような力のない鬼
・人間時代は大切にしてくれる恋人がいた
・最初の頃は人間時代の記憶もまだあった
CV(声優さん) 小清水亜美

『鬼滅の刃』母蜘蛛とは?

十二鬼月・下弦の伍「累」の母親役を務めた鬼

母蜘蛛は、那田蜘蛛山で下弦の伍「累」の母親役を務めた鬼です。

元々は幼い少女の鬼でしたが、力がないため生きるためには集まるしかなく、累の母親役の役割を与えられて力を授けられました。鬼として覚醒していったことで炭治郎達が那田蜘蛛山に到着した時点では人間時代の記憶は曖昧でしたが、母親役を受けた頃の母蜘蛛は人間時代の記憶を保有しており、命を奪ってしまった恋人のことを思い出し涙を流す日々を送っていました。

元々が少女であるために累が求める母親役を上手にこなすことができず、理性を奪われている父蜘蛛を通じて折檻されている場面もあります。累の構成した家族は恐怖での繋がりしかないため、母蜘蛛が怒られている様子を兄蜘蛛は楽しそうに眺め、姉蜘蛛は侮蔑と共に見下し、母蜘蛛は奇妙な家族の中で孤独を強いられることとなります。

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『鬼滅の刃』母蜘蛛の人物像・性格

まだ幼かった少女

母蜘蛛は、累への恐怖から那田蜘蛛山に侵入してくる隊士達に容赦のない存在となりました。

鬼として覚醒していく中で人間時代の記憶が薄れていき、累と父蜘蛛の指導により恐怖を植え付けられると、怒られないようにするために累の言うことを必死に守ろうと考えるようになります。

炭治郎が到着する前に那田蜘蛛山には多くの隊士が挑んで散って行きましたが、母蜘蛛も数多くの隊士を撃破、さらに炭治郎と伊之助に拘束されて操ることができなくなった隊士に関しては、する必要がないにも関わらずその命を奪うなど非道な一面を見せました。

ただし、元々は心優しい少女であるため累の恐怖に縛られた日々は苦痛でしかなく、炭治郎に肉薄された時にはこれを救いだと思って敗北を受け入れています。また、炭治郎の優しい眼差しを見て薄れた人間時代の恋人の記憶を思い出した母蜘蛛は、最後に十二鬼月が山にいることを炭治郎に伝え塵へと帰っていきました。

『鬼滅の刃』母蜘蛛の名言

十二鬼月がいるわ、気を付けて…!!

『鬼滅の刃』母蜘蛛の血鬼術・強さ

操り糸

母蜘蛛は、蜘蛛の糸を通じて対象を操ることができ、集団で那田蜘蛛山に入ってきた隊士達を同士討ちさせました。

糸は那田蜘蛛山に大量に生息している小さな蜘蛛に接続してもらうため回避が難しく、また一度糸を斬られても何度も接続し直すことができます。本体に近付くほどに糸は太く強くなるため、人形を操る力も強くなり、頸のない鬼を操って戦った際には伊之助を窮地にも追い込んでいます。

『鬼滅の刃』母蜘蛛の主な活躍

鬼滅の刃「那田蜘蛛山編」の母蜘蛛

遠距離で四人の元隊士を糸で操り攻撃

母蜘蛛は那田蜘蛛山の入口付近に登場、既に山に入ってきた隊士達を糸で絡め取っており、自分から遠い場所に四人の隊士を操って村田さんを狙っていました。

村田さんの元に炭治郎と伊之助が到着すると、四人の隊士を小さな蜘蛛によってつけた糸で操っていることを看破されて対応されてしまいます。

さらに、炭治郎達の活躍を見た累が母蜘蛛の元へやってきて、遅すぎるのではないかとプレッシャーをかけられてしまいました。

中距離で三人の元隊士を操って攻撃

村田さんがその場を請け負い炭治郎、伊之助が前進してくると、母蜘蛛は中距離に用意していた三人の生存している隊士を操って攻撃を仕掛けます。

母蜘蛛の糸は自分から近くなるほど強力となるため、今回の生存している三人は遠距離の四人よりも人間離れをした動きと速度で攻撃を仕掛けられましたが、炭治郎と伊之助に木に吊るされる形で無効化され、母蜘蛛の操作も効かなくなってしまいました。

隊士達は生存可能性がありましたが、母蜘蛛は糸を操って命を奪いこれにより炭治郎が激怒します。

近距離で最も強い首無しの個体を操って攻撃

炭治郎、伊之助がさらに接近してくると、母蜘蛛の持ち駒の中で最も強い頸なしの個体を出します。

最も強い個体は蜘蛛の糸との連携で伊之助を追い込むことには成功しましたが、戦況を見ながら伊之助との連携で動く炭治郎にカバーされ、二人の連携攻撃によって撃破されてしまいました。

炭治郎の伍ノ型「干天の慈雨」を受け入れる

最も強い個体まで撃破されて焦っている所に、伊之助によって飛ばされてきた炭治郎が登場します。

母蜘蛛は最初こそ驚きましたが、累に支配されている恐怖からの解放だと考えて炭治郎を受け取ると、痛みを全く感じることのない伍ノ型「干天の慈雨」で刈り取られました。

母蜘蛛は炭治郎の優しい目を見て人間時代に自分のことを大切にしてくれた人を朧げに思い出しながら、最後に那田蜘蛛山に十二鬼月がいることを炭治郎に伝えて塵となりました。

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