「鬼滅の刃」佩狼(はいろう)は、十二鬼月・下弦の弐の鬼です。
明治維新で敗れた侍であった人間時代の過去、血鬼術「鹵獲腔」の強さ、煉獄槇寿郎・杏寿郎との因縁など、鬼滅の刃の佩狼を詳しくご紹介します。
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『鬼滅の刃』佩狼のプロフィール
名前 | 佩狼 |
---|---|
立場 | 十二鬼月・下弦の弐 |
血鬼術 | 鹵獲腔(ろかくこう) |
特徴 | ・元々は明治維新で敗れた侍 |
『鬼滅の刃』佩狼とは?
十二鬼月・下弦の弐
佩狼は十二鬼月・下弦の弐の鬼です。
まだ十二鬼月ではない力の弱い鬼であった時に炎柱・煉獄槇寿郎に恐怖を刻みこまれる程に追い込まれます。
当時挫折に加えて瑠火を失ったことで気力が衰えた槇寿郎は「こんなことをしても無意味だ」と佩狼を撃破せずに去っていきましたが、佩狼は傷が癒えても刻まれた恐怖や怒りが収まらず、怯えて暮らすなど耐えられないと考え、何年も力を蓄えて十二鬼月の座まで上り詰めました。
『鬼滅の刃』佩狼の人間時代の過去
明治維新で敗れた侍
人間時代は武士道を貫いた侍です。仲間達と共に自分達の剣は銃なんかに負けないと挑みましたが、近代化した兵隊の銃撃に敗れて命を落としています。
甘露寺蜜璃に対して人間が壊れる限界を熟知していると言及していることから、拷問関係の仕事を担当していたと考えられます。
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『鬼滅の刃』佩狼の人物像・性格
鬼殺隊士を積極的に狙う
佩狼は煉獄槇寿郎への復讐を胸に誓い、鬼殺隊士も積極的に狙うようになります。
撃破した隊士の刀の鍔を戦利品として収集していました。
記憶が曖昧になった
また、些細なことで感情的になって頭に血が上ってしまう性質があり、これを収めるために自分で自分の頭を撃破しています。
佩狼自身は怒りを収める方法として積極的に実施していましたが、この行為のせいで自らの脳を何度も損傷し、この結果記憶が曖昧な状態になってしまっていました。
『鬼滅の刃』佩狼の名言
お前の人生は俺の復讐に消費される
『鬼滅の刃』佩狼の呼吸・強さ
血鬼術「鹵獲腔(ろかくこう)」
佩狼の血鬼術「鹵獲腔」は影を操ることのできる技です。
影から物を自由に出し入れしたり、影の狼を放つ、自分が影を纏うなどの使い方をすることができました。
銃火器
佩狼は血鬼術で生み出した影の中に大量の銃火器を保管しており、これを大量消費しながら攻撃を仕掛けてきます。
障害物を間に挟んで隠れても地面の影から銃撃を放つことができ、また自らが鬼であり回復可能なため、自爆を前提としてダイナマイト・火炎瓶攻撃も使います。
影狼(かげろう)
「影狼」はその名の通り、影の狼を放つ技です。佩狼の意思とは別で行動することができるため、煉獄杏寿郎と対峙しながら帝都東京に散らばった隊士たち・住民を襲撃していきました。
戦禍陣狼(せんかじんろう)
「戦禍陣狼」は全ての影を集結させて自分の身に纏う技です。
銃火器を取り出すために使用する影よりも取り込む力が強く、触れた相手を削り取ることができる防御力に優れた技でした。
『鬼滅の刃』佩狼の主な活躍
鬼滅の刃「煉獄杏寿郎外伝」の佩狼
帝都東京で無差別攻撃を仕掛ける
佩狼は炎柱・煉獄槇寿郎への復讐を胸に帝都東京を拠点に活動、鬼殺隊にその存在を気付かれ、産屋敷耀哉が柱になることを望む煉獄杏寿郎に昇格の条件を満たすために撃破することを求めます。
帝都東京に煉獄杏寿郎が率いる部隊が到着すると、佩狼は帝都に多数仕掛けたダイナマイトを用いて無差別攻撃、杏寿郎の部下の隊士たちを撃破し、杏寿郎と共にいた甘露寺蜜璃にはスナイパーライフルで狙撃します。
杏寿郎によって甘露寺蜜璃は助けられ、佩狼は感情の昂りを抑えながら追撃を杏寿郎に仕掛けようとしますが、それよりも先に杏寿郎が佩狼のいる建物の屋上に登場、二人は直接退治することとなりました。
煉獄杏寿郎と対峙
煉獄杏寿郎と対峙した佩狼は、これが過去の復讐であることを伝えますが杏寿郎は自分ではないと主張、感情的になった佩狼は自分の頭を撃破して怒りを収めながら戦いを始めます。
影の中から自由に銃火器を出すことのできる佩狼に狭い屋上の上で攻撃できない場所がなく、杏寿郎を影からの銃撃によって炙り出し、佩狼に接近してくるとダイナマイトによる自爆攻撃で大打撃を与えました。
杏寿郎が倒れている間に佩狼は影狼を出してさらに帝都を蹂躙し始めますが、何度爆撃を受けても杏寿郎は倒れず、佩狼は用意していた銃火器を全て使い果たす事態となります。
記憶を思い出し一人の侍として散る
杏寿郎の言葉・姿を契機に人間時代の記憶を思い出した佩狼は、血鬼術「戦禍陣狼」を発動して自ら影を身に纏い、一人の侍として杏寿郎の相手をすると宣言、最後の戦いを始めました。
佩狼が身に纏った影は取り込む力が強く、触れただけで相手を刻むことができる攻防一体の能力を有していましたが、杏寿郎の炎の呼吸奥義・玖ノ型「煉獄」を前に佩狼は敗北、見事に散ります。
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