「鬼滅の刃」竈門葵枝は、竈門炭十郎の妻であり、炭治郎・禰豆子ら四男二女の母です。
竈門葵枝と青い彼岸花の関わり、炭治郎に受け継がれた石頭の逸話、禰豆子に歌った子守唄「小山の子ウサギ」から推察される出身地など、鬼滅の刃の竈門葵枝を詳しくご紹介します。
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『鬼滅の刃』竈門葵枝のプロフィール
鬼滅の刃より、竈門葵枝の第1話のシーンのセリフを声真似しました☺️#声真似 #鬼滅の刃 #兄弟の絆 #声真似主がRTしてくれてまだ見ぬ声真似主へと繋げてくれるはず pic.twitter.com/CePghdNznK
— 咲多 ユリコ (@sakupan_man_) September 11, 2021
名前 | 竈門葵枝 |
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立場 | ・竈門炭十郎の妻 ・炭治郎ら四男ニ女の母 |
特徴 | ・とても優しい笑顔 ・白い頭巾と割烹着 ・口の左下にほくろ |
『鬼滅の刃』竈門葵枝とは?
炭治郎・禰豆子達の母
竈門葵枝は、竈門炭十郎の妻であり、炭治郎ら四男二女の母です。
- 長男:炭治郎
- 長女:禰豆子
- 次男:竹雄
- 次女:花子
- 三男:茂
- 四男:六太
竈門炭十郎が亡くなった後も、子供達のことを心底愛して優しさで包み込むように育てていき、長男・炭治郎、長女・禰豆子にも支えられながら六人の子供達を育て上げていきました。
しかし、鬼舞辻無惨の竈門家来襲によって、炭治郎・禰豆子以外の子供たちと共に命を落とす結果となり、その後は炭治郎や禰豆子が窮地に陥ると二人の精神世界に度々登場、助言を与えて二人が困難を乗り越えていく力となっていきます。
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『鬼滅の刃』竈門葵枝の人物像・性格
柔らかな優しさ
葵枝は「鬼滅の刃」に登場した人物の中でも最も柔らかな優しさを持った人物であると言っても過言ではありません。
炭治郎が正月に弟妹にお腹いっぱいご飯を食べさせてあげたいと話した時に向けた微笑みや、禰豆子が葵枝の歌っていた童謡「小山の子うさぎ」を聞いて純粋な質問をしたときに向けた満面の笑顔は、いずれも慈愛に満ちており、葵枝がいかに心から子供達を愛して大切に想っていたかが表現されていたように思えます。
石頭
「大正コソコソ噂話」では、葵枝が過去に猪を頭突きで撃退した逸話の持ち主であることが明かされており、鬼にも通用する炭治郎の石頭は、母・葵枝から受け継がれたものだと明らかになりました。
猪は小柄な動物に見えますが、日本に棲息している猪だと成長すると80~190kg程度の重さとなり、時速45km(人類最速ボルトのトップスピードレベル)程度の速度で走ることができます。
もし葵枝が全速力で走ってきた猪を石頭で撃退したのであれば、それはボルトの速さで走る幕内力士を頭突きだけで止めたということなので(しかも体勢は低い)、最早人間が持っていて良い力ではないのではないかと疑われます。これが炭治郎に受け継がれたのであれば、柱はもちろん、鬼にも通用したのは至極当然の結果で納得です。千寿郎君が炭治郎を止めたのは正解でしょう。
佐賀県出身の可能性が高い
葵枝が歌っていた子守唄「小山の子うさぎ」は、地方によって様々な歌詞があり、葵枝のバージョンは佐賀県のものとなります。
鬼滅の刃の時代は明治から大正になってすぐなので、葵枝の故郷は佐賀藩(肥前藩、鍋島藩とも)で、親が明治維新を経て東京に上った結果、葵枝も東京に来て炭十郎と出会ったのかもしれません。
佐賀藩は「薩長土肥」の一つであり、明治維新を推進して明治政府の要職に多くの人材を供給していることから、葵枝の父親もこの関係で東京に生活拠点を移している可能性があります。
『鬼滅の刃』竈門葵枝の名言
…ありがとう
こんこん小山の子うさぎはなぁぜにお目々が赤うござる
『鬼滅の刃』竈門葵枝と青い彼岸花
葵枝は青い彼岸花の咲く場所を知っていた
鬼滅の刃公式ファンブックである鬼殺見聞録・弐に置いて、葵枝が青い彼岸花の咲く場所を知っていたことが言及されています。
青い彼岸花は、縁壱の妻・うたが埋葬された場所にだけ咲くもので、竈門家は元々縁壱とうたが住んでいた家なので、長年住んでいる葵枝が家の近くに咲いていた青い彼岸花をたまたま見つけたのでしょう。
ちなみに炭治郎が下弦の伍「累」との戦いでみた走馬灯の中にも青い彼岸花が登場していますが、これは葵枝が青い彼岸花が咲いているのを見つけて炭治郎に見せたからです。毎年咲くわけではないことから、六人兄妹の中で青い彼岸花を見ることができたのは炭治郎だけになります。
葵枝が鬼舞辻無惨に取り込まれていたら危なかった
鬼舞辻無惨は竈門家を来襲した際、「太陽を克服する鬼」を生み出すため全員に多量の血を与えています。
もしこの時に珠世を吸収した時のように葵枝を吸収し、細胞の記憶に青い彼岸花を問いただしていたら、無惨は青い彼岸花を獲得、太陽を克服した完全無敵状態になってしまったかもしれません。
『鬼滅の刃』竈門葵枝の主な活躍
鬼滅の刃「兄弟の絆編」の竈門葵枝
家族のために街へ炭売りに行く炭治郎に感謝する
竈門葵枝は夫を失った後も六人兄妹を懸命に育てており、子供ながら下の弟妹達のために懸命に働く炭治郎を頼りにしていました。
雪が降っていて危ないからと、街へ炭を売りに行こうとする炭治郎にいかなくてもいいんだよと声をかけますが、炭治郎がお正月に弟妹にお腹いっぱいご飯を食べさせてあげたいと主張すると、葵枝はとても優しい目で炭治郎を見つめて感謝を伝えます。
茂と花子が炭治郎に同行したいと駄々をこねると、荷車を引けないから一緒に行けないでしょと諭し、子供達と一緒に炭治郎の出発を見送りました。
花子を庇う形で命を落とす
鬼舞辻無惨が竈門家に襲撃してくると、葵枝は娘の花子を背中に庇う形で守ろうとしますが、太陽を克服する鬼を生み出すために鬼舞辻無惨に大量の鬼の血を与えられ、血に適応することができず命を落としてしまいました。
鬼滅の刃「初任務編」の竈門葵枝
禰豆子の目に珠世が葵枝に映る
禰豆子は鱗滝さんの暗示により人間が家族の誰かに映るようになっており、浅草の治療院では珠世が葵枝に見えていました。
禰豆子は母・葵枝の姿に見えていることで珠世を抱きしめ、珠世は自分を人間に見てくれていることに涙を流して感謝を伝えます。
鬼滅の刃「那田蜘蛛山編」の竈門葵枝
禰豆子に血鬼術「爆血」の覚醒を促す
那田蜘蛛山で十二鬼月・下弦の伍「累」と対峙した際には、炭治郎がヒノカミ神楽で累と相討ちを狙った時、葵枝が禰豆子の意識に登場、今の禰豆子ならできると話し血鬼術「爆血」の覚醒を促します。
深い眠りについていた禰豆子でしたが、葵枝がこのままではお兄ちゃんまで死んでしまうと涙を流すと覚醒、爆血で炭治郎の命を救いました。
鬼滅の刃「無限列車編」の竈門葵枝
魘夢が見せた炭治郎の夢の中で登場
葵枝は、パワハラ会議を唯一生存した十二鬼月・下弦の壱「魘夢」が見せた炭治郎の夢の中で登場、子供達が今日の炭治郎の様子が変だと楽しそうにしている様子を見て、疲れているのだろうから今日は休みなさいと心配します。
しかし、炭治郎は全然平気だと家族に再会できた喜びを顔色に表し、炭治郎を中心に賑やかに過ごしている子供達の様子を見て葵枝も微笑みました。
炭治郎に料理の準備がまだかかりそうだからお風呂の準備をお願いすると、炭治郎は川から水を汲む時に自分が鬼殺隊隊士であることを思い出し、禰豆子の爆血によって服装も変化すると、家を出て行こうとします。葵枝は六太と一緒に現れ、「その格好はどうしたの?」ととても哀しく寂しそうな瞳をしますが、炭治郎は振り向かずにその場を走り去っていきました。
また、無限列車先頭上部にいた魘夢と炭治郎が対峙した際には悪夢が見せられ、この中で葵枝は「よくものうのうと生きていられるわね」と睨め付け、見せたことのない表情を炭治郎に見せました。家族の悪辣な態度を受けた炭治郎でしたが、自分の家族がこんなことを言う訳ないだろうと怒りが頂点を超え、夢の効果は全くありませんでした。
鬼滅の刃「遊郭編」の竈門葵枝
禰豆子の思い出に登場
禰豆子が十二鬼月・上弦の陸「堕姫」を前に興奮して鬼化、理性を飛ばしかけると、炭治郎がかつて母・葵枝が歌っていた子守唄「小山の子うさぎ」を禰豆子に歌います。
禰豆子にとってこの童謡は母との大切な思い出であり、葵枝から向けられたとても優しい笑顔を思い出して寂しさから号泣、人間の理性を取り戻すきっかけとなりました。
鬼滅の刃「無限城編」の竈門葵枝
家に戻ってきた炭治郎・禰豆子を家族と一緒に迎え入れる
鬼舞辻無惨を撃破し、蝶屋敷での療養を終えた炭治郎と禰豆子は、善逸・伊之助と共に竈門家に戻り、家族のお墓に手を合わせて帰りを報告します。
葵枝は、夫の炭十郎や子供たちと一緒に炭治郎、禰豆子だけに分かるように「おかえり」と優しく迎え入れました。
▼▽▼鬼滅の刃全巻・外伝あらすじネタバレ▽▼▽
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