鬼滅の刃

【鬼滅の刃】胡蝶カナエとは?花柱として童磨と戦った胡蝶しのぶの姉

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「鬼滅の刃」胡蝶カナエは、花柱として上弦の弐「童磨」と戦った胡蝶しのぶの姉です。

胡蝶カナエの優しさ、鬼殺隊加入の経緯、胡蝶しのぶとの違い、不死川実弥との関係性、名言、年齢、蝶飾りなど、鬼滅の刃の胡蝶カナエを詳しくご紹介します。

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『鬼滅の刃』胡蝶カナエのプロフィール

名前 胡蝶カナエ
立場 ・花柱
・胡蝶しのぶ、栗花落カナヲの姉
呼吸 花の呼吸
年齢 しのぶの三つ上
特徴 ・両親を鬼に奪われ悲鳴嶼行冥に助けられる
・街一番の器量良し
・琴も上手
・生花も上手
・お茶も上手
・料理も上手
・頭も良い
・おしとやかで優しい
・町中の男がカナエに夢中だった
CV(声優さん) 茅野愛衣

『鬼滅の刃』胡蝶カナエとは?

花柱となった胡蝶しのぶの姉

胡蝶カナエは、鬼殺隊花柱となった胡蝶しのぶの姉です。

胡蝶家は両親が薬の調合師の仕事をしており、胡蝶姉妹は良家の令嬢として両親から愛され気品が良く誰からも愛される素晴らしい少女として育ちました。しかし、ある日鬼が家に入ってきて胡蝶カナエとしのぶを庇って両親が目の前で命を落としたことで人生が一変します。

震える二人に鬼が迫ったところで岩柱・悲鳴嶼行冥が到着し間一髪で助けられますが、二人は悲しみと恐怖の中で「私たちと同じ思いを他の人にはさせない」と互いに約束、隠に親戚の元へ連れて行ってもらいますが、両親の葬儀を済ませると鬼狩りとなるべく悲鳴嶼行冥の家へと向かいました。

悲鳴嶼行冥は子供に対して不信を持っていましたが、胡蝶カナエ・しのぶ姉妹の純粋さに情が絆されていきます。しかし、二人の未来を案じて鬼狩りにはさせまいと考えると、自分でさえ時間のかかった巨岩を動かす試練を提示しました。

悲鳴嶼行冥が任務で家を空ける中、胡蝶カナエとしのぶは梃子の力で巨岩を動かすことに成功、困難を前にしても工夫で乗り越えられることを示した二人を悲鳴嶼行冥は認め、それぞれに優秀な育手を紹介、胡蝶カナエとしのぶは最終選別を突破して涙の再会を果たし、カナエは花柱へと成長していきます。

蝶屋敷の主人

胡蝶カナエは蝶屋敷の主人でもあり、平時は鬼殺隊の怪我人の治療も担当していました。

鬼殺隊に入隊したばかりの不死川実弥も稀血を使う戦い方で傷が多かったため、胡蝶カナエには非常にお世話になっています。粂野匡近が実弥を心配する理由についても実弥が「優しすぎるから」と指摘しており、カナエも実弥の本質を見抜いていました。

また、蝶屋敷の三人娘やアオイ、カナヲ、しのぶは全員蝶々の髪飾りをつけていますが、これは家族を失い寄るべを失った少女達を結びつける「家族の証」であり、カナエがそれぞれに贈ったものです。

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『鬼滅の刃』胡蝶カナエの人物像・性格

炭治郎のような優しさを持った女性

胡蝶カナエは「優しさの塊」のような人であり、炭治郎のような深い慈しみを持っていた女性でした。

両親の命を鬼に奪われた後、胡蝶しのぶは鬼への深い憎悪を抱えていきましたが、カナエは鬼が元は人間であることを知ると悲しい生き物であると考え、鬼を倒すことで悲しい因果からの解放して救おうと鬼に対してさえ同情的な考えを持つようになります。

悲鳴嶼行冥が自分達を救ってくれたように、まだ壊されていない誰かの幸福を守り自分達と同じ思いをさせないという理由でカナエは鬼殺隊に入り、花柱となるまでに成長していきました。蝶屋敷でも両親を失った身寄りのない子供達を預かり、自分が傷付くことさえ厭わずに彼女達の心の傷を受け入れて愛しています。

また、童磨に敗れて命を終える間際も、最愛の妹・胡蝶しのぶの行く先を案じて、鬼殺隊を辞めて一人の女の子としてお婆ちゃんになるまで長生きして欲しいと願っており、カナエは最後まで自分ではない誰かを想っていました。

『鬼滅の刃』胡蝶カナエの名言

そんなに重く考えなくていいじゃない、カナヲは可愛いもの!

関係ありません、立ちなさい、蟲柱胡蝶しのぶ、倒すと決めたなら倒しなさい、勝つと決めたのなら勝ちなさい

私は救いたい。人も。――そして、鬼も

『鬼滅の刃』胡蝶カナエの呼吸・強さ

花の呼吸

胡蝶カナエは花柱であり、「花の呼吸」の使い手です。

花の呼吸は高い身体能力と肺活量が必要であり、しのぶと比較して体格に恵まれたカナエだったからこそ使いこなすことができました。

カナエの動きを見てカナヲが花の呼吸を体得しており、後にしのぶの継子となって鬼殺隊で重要な役割を果たしています。

『鬼滅の刃』胡蝶カナエの主な活躍

カナヲを蝶屋敷に受け入れる

胡蝶カナエは妹としのぶとお散歩をしていた時に、身売り寸前のカナヲと出会います。

この時のカナヲは髪はボサボサで鑿が多く纏わり付き、男に縄で縛られており、胡蝶カナエは物腰柔らかに男に事情を聞いてカナヲと話をしようとしていきました。男がカナヲと話をしたいのなら金を払えと主張すると、胡蝶しのぶが金をばら撒き、男の注意が逸れた隙にカナヲを縛る縄を奪い取り、強引に蝶屋敷へと連れていきます。

胡蝶カナエもあらあら良いのかしらと惚けながら追随、蝶屋敷でカナヲを綺麗にして可愛がり、胡蝶しのぶがカナヲは指示がないと何もできないと焦っても、カナヲは可愛いから大丈夫と楽観視、いつか好きな男の子でもできたらカナヲの心も花開くから問題ないと伝え、それまでは一人の時に判断が求められることがあったら銅貨を投げて決めたら良いと提案しました。

カナヲが鬼殺隊隊士になることに反対

カナヲは蝶屋敷で暮らす中で、鬼によって生み出される悲劇に怒りを蓄えていき、自ら鬼殺隊の道を歩もうとし始めます。

胡蝶カナエと胡蝶しのぶの姉妹どちらもカナヲに危険な目に遭ってほしくなく、鬼殺隊隊士になることには反対でしたが、元来目が良く身体能力に長けるカナヲは指導を受けずとも胡蝶カナエの「花の呼吸」を見て身につけてしまいました。

十二鬼月・上弦の弐「童磨」に敗北、命を落とす

柱として活動を続ける中、胡蝶カナエは十二鬼月・上弦の弐「童磨」と戦い命を落とします。

今際の際で胡蝶しのぶに抱えられていたカナエは、妹のしのぶにもう十分だから鬼殺隊を辞めて普通の女の子の幸せを手に入れてお婆さんになるまで生きて欲しいと願いを伝えますが、胡蝶しのぶは最愛の姉への復讐をせずに生きられないと懇願、仇の特徴を教えて欲しいと求められ、胡蝶カナエは童磨の特徴をしのぶに伝えました。

また、胡蝶カナエは鬼と人間も仲良くできたら良いと考える人物であり、自らの仇である童磨に対しても同情的で、この想いは胡蝶しのぶに受け継がれていくことになります。

鬼滅の刃「鬼舞辻無惨・最終決戦編」の胡蝶カナエ

童磨を前に諦めかける最愛の妹を叱咤して励ます

無限城での戦いでは最愛の妹・胡蝶しのぶが上弦の弐「童磨」に対して劣勢を強いられ、立つことさえできない状況に追い込まれます。

ここでカナヲの視界の中に胡蝶カナエが登場、普段優しいカナエが真剣な表情で諦めようとするカナヲを叱咤、立って、倒し、勝ちなさいと応援し、胡蝶カナエの励ましを受けて胡蝶しのぶは最後の攻撃を童磨に仕掛けました。

この攻撃を契機に胡蝶しのぶは童磨に吸収されて命を落としますが、当初の目論見通りに毒が回りカナヲ・伊之助によって童磨の撃破に成功します。しかし、胡蝶しのぶの命が失われた時には胡蝶カナエは涙を流していました。

鬼滅の刃「幾星霜煌めく命編」の胡蝶カナエ

鶺鴒女学院の美人姉妹として登場

カナエとしのぶの胡蝶姉妹は現代に生まれ変わりとして登場、鶺鴒女学院の美人姉妹として噂が立っており、善逸と禰豆子の子孫である善照も良い匂いがすると二人に憧れていました。

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