鬼滅の刃

【鬼滅の刃】黒死牟とは?縁壱の双子の兄・継国巌勝だった十二鬼月・上弦の壱

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「鬼滅の刃」黒死牟(こくしぼう)は、縁壱の双子の兄・継国巌勝(つぎくにみちかつ)が鬼となった十二鬼月・上弦の壱です。

弟・縁壱への愛憎渦巻く複雑な心境と過去、月の呼吸・強さ・刀の名前、過去三回あった入れ替わりの血戦など、鬼滅の刃の黒死牟を詳しくご紹介します。

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『鬼滅の刃』黒死牟のプロフィール

名前 黒死牟
人間時代の名前 継国巌勝(つぎくにみちかつ)
立場 十二鬼月・上弦の壱
縁壱の双子の兄
呼吸 月の呼吸
身長 190cm
体重 93kg
趣味 囲碁
虚哭神去(きょこくかむさり)

『鬼滅の刃』黒死牟とは?

十二鬼月・上弦の壱

黒死牟は、十二鬼月・上弦の壱の鬼です。

十二鬼月の中でも格別で圧倒的な強さを誇り、鬼殺隊を全て返り討ちにしているため交戦記録が残っていません。鬼舞辻無惨からもビジネスパートナーと思われており、好戦的な性格の猗窩座も黒死牟の忠告には大人しく従いました。

三対の目と額・右首に痣がある風貌は威厳に満ちており、鬼殺隊の柱も畏怖の念を抱き、霞柱・時透無一郎でも体が戦うことを拒絶する程の震えを感じています。

霞柱・時透無一郎が子孫

霞柱・時透無一郎は、黒死牟が人間の継国巌勝だった時代に継国家に残してきた子孫の末裔です。

無限城で一目見た瞬間に黒死牟は無一郎が自分の子孫であることを理解し、数百年の時を経た子孫との再会に感嘆を漏らしました。

『鬼滅の刃』黒死牟の人間時代の過去

縁壱の双子の兄として誕生

黒死牟は、始まりの呼吸の使い手・継国縁壱の双子の兄「継国厳勝(つぎくにみちかつ)」として誕生しました。

この時代、双子は跡目争いの原因になるため不吉とされており、父が験を担ぐ人であったこともあり、額に痣のあった弟の縁壱は生後間も無く命を奪われかけました、しかし、普段柔和で大人しい母が父に激怒して縁壱は命を拾い、それでも部屋や着物、教育、食べ物など厳勝と縁壱は大きく差を付けられて育てられます。

厳勝は弟の縁壱を哀れに思い、父親の目を盗んで縁壱の元に遊びにいき、怒られて父に叩かれた翌日でも手作りの竹笛を持って縁壱の元へ向かい、助けてほしい時にはこの竹の笛を吹けと赤紫色に腫れた顔で笑顔を作りながら縁壱に伝えます。

縁壱の才能を知り嫉妬と憎悪を持つ

縁壱は厳勝のようになりたいと考え、厳勝の夢が「この国で一番強い侍になること」だと知ると、縁壱は「二番目に強い侍になりたい」と話しました。

厳勝が父の配下で一番の使い手である指南役の稽古を受けていると、縁壱も剣を教えて欲しいと求めます。指南役は戯れに口頭で剣の持ち方・構え方などを教えますが、厳勝がどれほど打ち込んでも一本取れなかった相手に、縁壱は一瞬で四発を与えて失神させました。

厳勝は縁壱の強さに驚き、強さの秘訣を教えてほしいと問い詰めますが、縁壱が語ったのは「透き通る世界」の出来事で、縁壱が生まれつき特別な視覚と即応できる身体能力を有していると気付き、哀れんでいた弟が自分よりもはるかに優れた物だったと理解すると、次第に厳勝は縁壱に対して嫉妬と憎悪を持ち始めてしまいます。

縁壱と別れる

縁壱に特別な才能があると判明した継国家では、内々に縁壱を後継ぎに変えようという動きが出ていました。

厳勝が不安を感じながら日々を過ごす中、母の朱乃が突然逝去、縁壱が深夜に知らせにきて自分はこのまま家を出発すると伝えてきます。縁壱は厳勝の想いなどつゆ知らず「もらった笛を兄上だと思いどれだけ離れても挫けずに精進する」と、竹笛を宝物を扱うかの如く嬉しそうな表情で抱きかかえていました。

母の遺言を叶えるために父が縁壱を探して寺を訪れますが、縁壱は寺に来ておらず、厳勝は嫉妬と憎悪を向けるしかなかった縁壱と離れた人生を歩み始めます。

平穏で幸福な日々の中で妻子を持つ

縁壱との別れから十数年が経過し、厳勝は妻を娶り子供も生まれ、退屈で長閑な幸福を感じる日々の中にいました。

父も三十代で早世しており、厳勝は当主として平々凡々な日々を緩やかに生きていきます。

縁壱と再会、再び剣の道へ

しかし、野営中に鬼の襲撃に遭った所を縁壱に助けられる形で再会を果たしたことで、再び厳勝の人生は激動の時を迎えます。

かつて「日本一強い侍になりたい」という夢を抱いた厳勝の情熱は消えておらず、縁壱の凄まじい剣技を何をしてでも手に入れたいと考えた厳勝は、家も妻も子供も捨て、縁壱と共に鬼狩りとなります。

厳勝は縁壱の「日の呼吸」の会得に心血を注ぎますが、会得できたのは派生の「月の呼吸」と自ら名付けたものであり、さらに呼吸と剣技を極めるための時間も、痣を出現させた者が次々倒れ、痣が寿命の前借りであると判明したことで失われることとなりました。

鬼舞辻無惨と契りを交わし鬼となる

残り僅かの命となる中、呼吸を使う剣士を鬼にすることに興味を持っていた鬼舞辻無惨と遭遇、それならば鬼になればいいと提案され、厳勝は全ての運命からの解放を求めてこの提案を受け入れます。

条件として提示された先代のお館様の頸を持参して無惨の元へ向かった厳勝は、鬼舞辻無惨の血を与えられ、二日間もがき苦しんだ末に鬼へと変貌、一度も譲ることのなかった上弦の壱の鬼「黒死牟」となりました。

兄である厳勝が鬼となり鬼殺隊当主の命を奪ったことで縁壱も責任を追求されて追放、これ以降産屋敷邸も厳重に隠されることとなり、「隠」部隊が創設されます。

八十歳を超えた縁壱と再会

最後に縁壱と会ってから六十数年が経過した赤い月の夜、黒死牟は弟の継国縁壱と再会を果たします。

骨まで焼き尽くすような嫉妬心が燃え盛り、八十歳を超えた縁壱と対峙しましたが縁壱の剣は全盛期と変わらぬ速さと威力を保持しており、黒死牟は次の一撃で自分が敗北することを悟りながら、縁壱だけがなぜこの世の理の外側にいて神々の寵愛を受けているのかと憎悪します。

しかし、次の一撃が放たれる前に縁壱は寿命で命を落とし、黒死牟は惨めさを感じながらも縁壱の肉体を撃破しました。縁壱の懐からは、かつて厳勝であった幼い頃に与えた竹笛が出てきて、黒死牟はお前が嫌いだと思いながら涙を流します。

日の呼吸の型を知る者を殲滅

その後、縁壱が絶命したことを受け外に出てきた鬼舞辻無惨と共に日の呼吸の型を知る鬼殺隊剣士を殲滅、これにより鬼殺隊を一時壊滅状態へと追い込みました。

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『鬼滅の刃』黒死牟の人物像・性格

最強・勝利への執着

黒死牟は、最強の縁壱が命を潰えたことで、自分は誰にも負けてはならないと最強・勝利へと執念を燃やす存在となっています。

無限城で無一郎・玄弥・実弥・悲鳴嶼行冥に窮地に立たされた時も、この執念により反撃に出ており、一時的に鬼を超越した存在となることができたのも、この一念によるものです。

縁壱を憎み愛していた

黒死牟は継国縁壱に激しい嫉妬と憎悪を向けていましたが、同時に弟である縁壱を愛してもいました。

縁壱が厳勝と思って竹笛を懐に仕舞っていたように、黒死牟も縁壱を思って懐に竹笛を仕舞っていて、四百年を経ても縁壱のことだけは鮮明に思い出すことができました。

黒死牟の回想では弟の縁壱を憐れんでいたと言及していましたが、竹笛を渡した時の厳勝の表情は弟を本当に大切に想う兄のそれであり、運命の悪戯で厳勝が鬱屈させられてしまう前には、確かに兄弟の絆があったのだろうと思われます。

鬼舞辻無惨からの評価

鬼舞辻無惨は、黒死牟の強さ、さらに油断せずに相手を分析する姿勢に対して高評価を与えられています。

信頼は厚く、ビジネスパートナーとも考えられており、興味のなかった獪岳に対しても黒死牟からの推薦だったため鬼としていました。

性格的にも黒死牟は無惨と気が合い、考えを読まれても気にならず、むしろ感情を取り繕わなくて良いので気が楽とまで考えています。

また、黒死牟は話し方がゆっくりのため、会話をするには根気がいるとのことです。

『鬼滅の刃』黒死牟の名言

もうやめろ 私はお前が嫌いだ

私は一体何の為に生まれて来たのだ 教えてくれ縁壱

『鬼滅の刃』黒死牟の呼吸・強さ

月の呼吸

黒死牟は、日の呼吸から派生した「月の呼吸」の使い手です。

日の呼吸は竈門炭吉を通じて炭治郎の時代まで受け継がれていきましたが、黒死牟の月の呼吸は継承が途絶えているので、黒死牟が命を終えたことで消滅しています。

血鬼術と合わせることで振り動作なしで斬撃を飛ばしたり、刃は血と骨で生成するため身体中から刃を突き出して攻撃することもできました。

極めて高速で広範囲に攻撃を仕掛けることができるため、鬼殺隊の柱の中でも上位の力を持つ悲鳴嶼・実弥・無一郎に加えて血鬼術に覚醒した玄弥の四人でも、二人が命を落とし、二人が重傷を負うほどに追い込まれました。

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入れ替わりの血戦は過去三回

黒死牟は鬼となってからは一度も「上弦の壱」の座を譲っていません。

四百年の間で入れ替わりの血戦を挑まれたのは窩座を含めて三回だけで、いつか自分を倒すと意気込む猗窩座のことを気に入っています。

入れ替わりの血戦を挑まれた時にも嬉しく感じており、本来は勝利した相手を喰べて吸収しますが(無惨の許可は必要)、猗窩座を気に入っているため吸収せずに生かしています。

虚哭神去(きょこくかむさり)

黒死牟が使う刀は、黒死牟の肉体の血と骨から生成しています。

名前は「虚哭神去(きょこくかむさり)」です。

『鬼滅の刃』黒死牟の主な活躍

鬼滅の刃「遊郭編」の黒死牟

上弦の陸「妓夫太郎」の敗北を受け無限城に召集される

遊郭で上弦の陸「妓夫太郎・堕姫」が敗れると鬼舞辻無惨が百十三年ぶりに上弦の鬼を無限城に召集、黒死牟は一番先に呼ばれ、鬼舞辻無惨登場まで座って待っていました。

無惨が叱責の後に無限城から去った後、猗窩座が童磨に対して攻撃を仕掛けると、黒死牟は猗窩座の腕を撃破、序列の乱れが鬼舞辻無惨と上弦の鬼の従属関係に影響を及ぼす可能性があることを指摘し、童磨の軽口を無視して猗窩座に対して童磨が気に食わぬのならば「入れ替わりの血戦」を挑めばよいと伝えます。

童磨に対して攻撃的だった猗窩座も黒死牟に対しては話を受け入れる他なく、黒死牟の話を承諾しました。

鬼滅の刃「無限城編」の黒死牟

時透無一郎と遭遇、鬼にするため拘束

無限城での戦いでは黒死牟の元に霞柱・時透無一郎が誘導されて遭遇、黒死牟は無一郎の体を見て自らが継国家に残してきた子供の末裔だと気付き、数百年を経て果たされた子孫との再会に感嘆をもらします。

黒死牟の目から見ても、時透無一郎の強さは素晴らしいものがあり、黒死牟はこの若さでここまで剣技を練り上げたこと、負傷しても即座に反撃を仕掛けてくる精神力などを称賛しました。

しかし、時透無一郎でも黒死牟にとっては全く相手にならず、月の呼吸・壱ノ型「闇月・宵の宮」で時透の左手を撃破、鬼舞辻無惨に鬼にしてもらうため、無一郎を拘束した上で止血の処置を施しました。

不死川玄弥を襲撃、実弥と対峙

無一郎の処置が終わると、黒死牟は柱の陰に隠れて隙を見ていた不死川玄弥の背後をとって急襲、左腕、右腕、胴と撃破してきます。

玄弥がそれでも生存していると鬼の体質であることに気づきますが、弱者は不要と切り捨て、玄弥を撃破するために頸に攻撃を仕掛けました。ここに玄弥の兄・不死川実弥が登場、黒死牟は実弥と対峙することとなります。

不死川実弥は柱の中でも上位の実力を保有しており、黒死牟は長らく感じることのなかった戦いの高揚に身を包まれますが、それでも柱一人ではどうにもならず実弥も腹部に重傷を負います。

通常では動くこともままならない怪我のため黒死牟は勝利を確信しましたが、黒死牟が人間業とは思えないと称する程の呼吸と筋肉の力で実弥は怪我を塞ぎ、さらに稀血の中でもさらに希少な血により黒死牟を酩酊状態にさせました。

しかしそれでも黒死牟は実弥を圧倒、黒死牟は実弥に絶体絶命の一撃を放ちましたが、ここに鬼殺隊最強の岩柱・悲鳴嶼行冥が到着します。

悲鳴嶼行冥・不死川実弥の連携で黒死牟に刃が届き始める

黒死牟は悲鳴嶼行冥の極限まで練り上げられた肉体を完成形だと称賛、三百年ぶりにみると驚きます。また、鉄の純度が高い悲鳴嶼行冥の武器やその工夫にも感嘆し、悲鳴嶼が痣を出現させると肉体と技の保存のために鬼になることを提案しました。

実弥が復活して悲鳴嶼行冥・不死川実弥が連携し始めると黒死牟にも刃が届き始め、服を引き裂かれますが、黒死牟も少し本気を出し始め、圧倒的な間合いを有する月の呼吸の剣技で圧倒、二人を近づけさせず反撃も一切許さない攻勢を仕掛けました。

黒死牟の攻撃は不死川実弥を窮地に立たせますが、ここに玄弥の協力で復活した時透無一郎が参戦、実弥を助け、黒死牟は柱三人を相手取ることとなります。

玄弥も参戦、無一郎の献身により生命が脅かされる

黒死牟は三人を相手にしても圧倒していきましたが、悲鳴嶼行冥・時透無一郎がこの窮地に「透き通る世界」に入ります。

無一郎が捨て身の突撃を仕掛け黒死牟の月の呼吸を掻い潜って接近してくると、黒死牟は腹部に時透無一郎の一撃を入れられ、さらに玄弥が覚醒した血鬼術を用いて拘束されてしまいました。

そこに悲鳴嶼行冥・不死川実弥が襲撃、黒死牟は四百年ぶりに生命が脅かされる感覚を味わい、弟・縁壱との再会の場面を思い出します。

四人の猛攻により弱点の頸を撃破される

縁壱との思い出により、自分は勝ち続けなければならないことを思い出した黒死牟は、体中から無数の刃を出し、振り動作なしで刃の数だけ斬撃を放ち、接近していた無一郎・玄弥を両断、悲鳴嶼と実弥を負傷させます。

しかし、それでも誰も諦めることがなく、無一郎は絶命の瞬間に日輪刀を強く握って赫刀へと変化、黒死牟は体の内側から焼けるような痛みをもたらされ、玄弥も黒死牟の肉体の中に残っていた肉弾を血鬼術で展開、再び拘束を実現しました。

時透と玄弥の攻撃によって技が出せなくなった黒死牟の頸に悲鳴嶼行冥の鉄球が襲いかかり、実弥が悲鳴嶼の鉄球を叩いて赫刀化、黒死牟は鬼の弱点である頸を撃破されてしまいます。

鬼を超越するも嘆きと共に散る

無一郎と玄弥が命を落とす中、黒死牟は弱点である頸を撃破されても塵とならず、頭を再生して禍々しい姿に変貌、鬼を超越した存在となります。

しかし、不死川実弥の日輪刀の刃に映った自分の醜い姿を見て驚き、縁壱と交わした「日本一強い侍になる」という約束の終着点がこれだったのかと嘆くと、無一郎の攻撃を受けた場所から崩れ始め、技も血鬼術も出せず、再生もできない状態となって塵へと帰りました。

黒死牟の心の中には最後まで縁壱がおり、消えた体の後にはかつて縁壱に贈った折れた笛だけが残ります。

▼▽▼鬼滅の刃全巻・外伝あらすじネタバレ▽▼▽

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