「鬼滅の刃」粂野匡近(くめのまさちか)は、不死川実弥の兄弟子です。
粂野匡近と不死川実弥の関係性、下弦の壱「姑獲鳥(うぶめ)」との戦い、風の呼吸の得意技と強さなど、鬼滅の刃の粂野匡近を詳しくご紹介します。
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『鬼滅の刃』粂野匡近のプロフィール
名前 | 粂野匡近 |
---|---|
立場 | 不死川実弥の兄弟子 |
呼吸 | 風の呼吸 |
主な技 | 参ノ型「晴嵐風樹」 |
『鬼滅の刃』粂野匡近とは?
不死川実弥の兄弟子
粂野匡近は、不死川実弥の兄弟子です。
鬼にされた母を撃破した不死川実弥が単独で鬼狩りをしていた頃、同じ鬼を狙ったことで出会い、粂野匡近が自分の師匠である育手を実弥に紹介し鬼殺隊へと導きました。
鬼殺隊に入隊した実弥に粂野匡近は弟を重ね合わせ、粂野匡近の優しさは頑なだった実弥にも通じ、二人は本当の兄弟のような関係となっていきます。
目の前で弟の命を鬼に奪われる
幼い頃に粂野匡近は目の前で弟が鬼に命を奪われており、一度も自分を責めない両親に代わり、自分自身で自分を責め続け、泣いて止める母親の制止を振り切り、全てを捨てる覚悟で鬼殺隊に入隊しました。
心の中には鬼への消えぬ深い怒りを持っており、それを人に見せずに戦い続けていきました。
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『鬼滅の刃』粂野匡近の人物像・性格
優しさで憎悪を隠す
粂野匡近の中には鬼への尽きることのない激しい憎悪が渦巻いています。
しかし、粂野匡近は優しさで憎悪を抱えていることを覆い隠し、不死川実弥にでさえ心の内の激情を知られることがありませんでした。
実弥曰く、粂野匡近の笑顔は「世界で一番優しい」ものであり、平時も最期も常に実弥に「自分の人生を生きてほしい」と幸福を願っていました。
『鬼滅の刃』粂野匡近の名言
俺はお前に人生を諦めて欲しくないんだよ
当たり前だろ、俺はお前の兄弟子だぞ
『鬼滅の刃』粂野匡近の呼吸・強さ
風の呼吸
粂野匡近は、風の呼吸を扱う不死川実弥の兄弟子であり、姑獲鳥と戦う任務の時には柱以外で最も高い階級の甲(かのえ)の隊士となっていました。
不死川実弥とは二百七戦四十二勝百五十九敗六引き分けと大きく負け越してはいますが、柱の中でも実力上位の風柱となる実弥に勝利することも多いことから、相当に高い実力を持っていたと思われます。
姑獲鳥との戦いでは実弥のちょっとした動きから出す技を読んで互いが斬らないように動くなど、冨岡義勇と炭治郎のように、兄弟子らしい活躍を見せました。
『鬼滅の刃』粂野匡近の主な活躍
鬼滅の刃「風のみちしるべ」の粂野匡近
不死川実弥の受けた深い傷に寄り添う
粂野匡近の師匠である育手を紹介し不死川実弥は鬼殺隊に入隊、しかし入隊後も稀血に頼り自分を傷付ける戦い方を続け、粂野匡近は心配して実弥が任務から帰るごとに待ち伏せをして実弥に会うようになります。
負傷した実弥を見た粂野匡近は強引に蝶屋敷へと連れていき胡蝶カナエに診察してもらい、診察中は胡蝶しのぶと悲鳴嶼行冥トークで仏頂面のしのぶを笑わせるほど盛り上がっていました。
実弥が診察を終えて出てくると粂野匡近は未来の楽しい展望を語りますが、実弥は自分に楽しむ人生はないと拒否します。粂野匡近はいつもの調子から変わり、誰よりも優しい表情で実弥が受けた傷の深さに思いを馳せ、それでも実弥に自分の人生を諦めてほしくないんだと伝えました。
姑獲鳥の屋敷で実弥の窮地を救う
時が過ぎ、二人揃って柱を除いて最高階級である甲(このえ)となった頃、何人もの子供と隊士が行方不明になっている屋敷に共同任務で当たることとなります。この時には実弥も粂野匡近のことを匡近と呼び、本当の兄弟のように厚い信頼関係を構築していました。
古く立派な屋敷の中に入ると、甘い匂いと共に隣にいたはずの実弥の姿が煙のように消え、粂野匡近は屋敷中を探し回りますが全く見つからず、本当に実弥と一緒に任務に来たかと疑うほどになります。外に出ると老人からこの屋敷に昔住んでいた弥栄と紗江の話を聞かされ、弥栄が鬼となっている可能性を考えます。
魔を祓う鏡台の鏡から実弥が単独で鬼と対峙していることを知ると、粂野匡近は鏡に映る飾り棚の香炉を撃破、これにより粂野匡近と不死川実弥に幻術を見せていた香りがなくなり、本当の屋敷の姿が現れます。実弥は窮地に陥っていましたが救われ、粂野匡近も無事に合流を果たしました。
実弥の思い出を汚す姑獲鳥に激怒
姑獲鳥は実弥の母親となり優しく癒し愛してあげたいと主張、実弥が母親から愛されていたことを知っている粂野匡近は、実弥の大切な思い出を穢す姑獲鳥に激怒、猛攻撃を仕掛けていきました。
また、行方不明になっていた子供達を自分の弟に重ね合わせた粂野匡近はさらに怒りが増していき、実弥でさえ見たこともない表情で怒りの攻撃を続けていきます。
しかし、下弦の壱である姑獲鳥は実弥と二人で協力しても及ばず、二人は共に負傷してしまう結果となります。
少女を庇い致命傷を受ける
不死川実弥が負傷したことによって稀血の効果が発動、強い鬼ほどより強い効果が発揮する実弥の稀血により姑獲鳥は酩酊状態となり、粂野匡近はこの好機を活かしてトドメをさしにいきました。
しかし、粂野匡近の刃が姑獲鳥に届く間に、姑獲鳥に攫われていた少女が母を守るために庇い、粂野匡近は剣の刃をそらして間一髪で少女を助けます。しかし、姑獲鳥は少女ごと粂野匡近を攻撃、粂野匡近は致命傷を受けて倒れる結果となりました。
最後を実弥の幸福を願って命を終える
不死川実弥により姑獲鳥は撃破、粂野匡近は最後の時間を実弥と共に過ごします。
千切れる言葉の間で粂野匡近が伝えたのは実弥への心配と幸福への願いだけであり、かつて蝶屋敷で伝えたことと同じように、実弥に「自分の人生を生きろよ」と自分が残して逝く実弥のその後の人生の幸福を願って命を終えました。
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