「鬼滅の刃」煉獄槇寿郎は、煉獄家の父であり挫折と失意により気力を失ってしまった元炎柱です。
クズとも呼ばれた状態に煉獄槇寿郎が陥った理由、日の呼吸との関係性、瑠火への想い、炭治郎に出した手紙など、鬼滅の刃の煉獄槇寿郎を詳しくご紹介します。
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『鬼滅の刃』煉獄槇寿郎のプロフィール
https://twitter.com/ren_sake_en/status/1476997187800539136
名前 | 煉獄槇寿郎 |
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立場 | 元炎柱 |
家族 | 妻:瑠火 長男:杏寿郎 次男:千寿郎 |
呼吸 | 炎の呼吸 |
特徴 | ・歴代炎柱の書を読んで挫折 ・同時期に最愛の妻瑠火を失い心が折れる ・歴代炎柱の書をビリビリに破く |
CV(声優さん) | 小山力也 |
『鬼滅の刃』煉獄槇寿郎とは?
挫折と悲劇が重なり心を折ってしまった元炎柱
煉獄槇寿郎は、杏寿郎や千寿郎の父であり、元炎柱だった鬼殺隊隊士です。
元来は心に炎を宿した情熱のある人物で、悪鬼を滅ぼし人々を優しく照らす理想的な炎柱であり、妻の瑠火が杏寿郎に父のような立派な炎柱になるようにと教えていたほどの男でした。
しかし、歴代炎柱の書に記されていた初代炎柱と継国縁壱の会話から自分の無能さに打ちのめされ、同時に最愛の妻・瑠火を病で失くすと心が折れてしまいお酒に頼る日々が続くようになります。最終的には任務にもお酒を持ち込み、鬼を倒しても無意味だと感じてトドメも刺さず、最後は自宅に閉じこもって任務を放棄するようになりました。
以前は杏寿郎や千寿郎にも熱心に剣を指導していましたが、才能のない自分達が努力をしても始まりの呼吸の隊士のようになることはできず鬼舞辻無惨を前に無駄死にするだけだと、二人を剣から遠ざけるように冷たくあたるようになってしまいます。
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『鬼滅の刃』煉獄槇寿郎の人物像・性格
厭世的
心が折れていた期間の煉獄槇寿郎は全てが無意味で無価値だと感じる厭世的な人物でした。
日の呼吸の使い手である始まりの呼吸の隊士に自分は遠く及ばないと挫折、同時に妻・瑠火を亡くして生きる気力を失い、杏寿郎や千寿郎がいるにも関わらず、酒に溺れて世捨て人のような生き方をしていってしまいます。
とうとう最後まで杏寿郎とは向き合って話をすることもなく、炭治郎が煉獄家を訪れた際には一方的な言いがかりをつけて一悶着し、千寿郎に対しても八つ当たりする状態でした。
杏寿郎の遺言により気力を取り戻す
千寿郎から杏寿郎の遺言が伝えられると、槇寿郎はようやく失われた物の大きさを自覚します。
素晴らしく立派な息子に恥じぬように生きようと思ったのか、気力を取り戻した槇寿郎は自暴自棄だった状態から脱出、元炎柱として炭治郎や鬼殺隊に協力する立場に戻りました。
最終決戦では新当主・産屋敷輝利哉の守護にあたり、杏寿郎と同様に煉獄家の名に恥じぬよう、命を懸けて輝利哉を守ると誓いを立てています。
『鬼滅の刃』煉獄槇寿郎の名言
…疲れた、こんなことしたところで全てが無意味だ
…杏寿郎!!
『鬼滅の刃』煉獄槇寿郎の呼吸・強さ
炎の呼吸を用いる元炎柱
煉獄槇寿郎は杏寿郎の前の炎柱であり、炎の呼吸の使い手です。
煉獄外伝では槇寿郎が柱古参であると描写されており、前回の柱合会議から柱も相当数敗北していなくなっていたことから、当時の柱の中でも力のあった人物だったのではないかと思われます。
柱時代は精力的に鬼狩りに励んでおり、後に煉獄杏寿郎が槇寿郎に助けられた人に出会うこともありました。
『鬼滅の刃』煉獄槇寿郎の主な活躍
鬼滅の刃「無限列車編」の煉獄槇寿郎
杏寿郎の遺言を伝えにきた炭治郎を拒絶
炭治郎が杏寿郎の遺言を伝えに煉獄家に訪れると、煉獄槇寿郎は千寿郎と話していた炭治郎の前に姿を現し、杏寿郎は才能も何もないのに剣士になったくだらない愚かな息子だと侮辱、命を落とすに決まっていると蔑みました。
杏寿郎を悪く言われて涙を流す千寿郎に対しても、葬式はもう終わっているのだからしみったれた顔をするなと怒り、あまりに横暴な態度から炭治郎に怒りの目を向けられます。
炭治郎を「日の呼吸」の使い手と判断、戦闘を開始
炭治郎の耳飾りを見た槇寿郎は「日の呼吸の使い手」だと判断、突然炭治郎を押さえつけ、止めようとする千寿郎も弾き飛ばします。
ついに炭治郎が我慢の限界を向けて反撃し始めますが、槇寿郎は「日の呼吸」は始まりの呼吸であり最強の御技、故に炭治郎は自分達を見下している、若造が調子に乗るなと怒りました。
この時、炭治郎は猗窩座との戦いで何もできなかったことで打ちのめされており、ついに「糞爺」呼ばわりされて戦闘開始、元炎柱の槇寿郎が序盤は優勢でしたが炭治郎のネジ式頭突きをもらって気絶する結果となりました。
千寿郎から杏寿郎の遺言を聞かされる
気絶から目覚めた槇寿郎はすぐに酒を買いに行き、居間でまた酒浸りの時間を過ごしていました。
炭治郎が帰った後、千寿郎が杏寿郎の遺言を伝えにきますが、槇寿郎は恨み言だと分かりきっていると拒絶、しかし千寿郎が伝えた杏寿郎の遺言は「体を大切にして欲しい」だけであり、杏寿郎の笑顔を想起した槇寿郎は、杏寿郎を失ってしまったことについに向き合い悲しみで涙を流しました。
鬼滅の刃「遊郭編」の煉獄槇寿郎
正気に戻り炭治郎に手紙を送る
正気に戻った煉獄槇寿郎は炭治郎に対して謝罪の手紙を送ります。
手紙の中には自分が自らの無能に打ちのめされている時に最愛の妻・瑠火が病死、そこから酒に溺れて蹲り続けてしまったことが明かされていました。
また、息子の杏寿郎に対しては素晴らしい息子だと思っているのが本音であり、たった三巻しかない炎の呼吸の指南書を読み込んで炎柱となったことを称賛しています。
炭治郎が煉獄家を訪れた一つの要因である「日の呼吸」について、煉獄槇寿郎は歴代炎柱の書に記されていたことを共有、日の呼吸の選ばれた使い手は生まれつき赤い痣が額にあることを教えました。
鬼滅の刃「無限城編」の煉獄槇寿郎
元柱として当主・産屋敷輝利哉を守護する
鬼舞辻無惨との最終決戦が始まると、煉獄槇寿郎は元柱として宇髄天元・鱗滝左近次と共に若干八歳ながら新当主となった産屋敷輝利哉の屋敷に詰めて守護する役割を担いました。
そこにはかつての情熱的だった煉獄槇寿郎の姿があり、息子の煉獄杏寿郎が心の中にいました。
鬼滅の刃「鬼舞辻無惨・最終決戦編」の煉獄槇寿郎
蝶屋敷に炭治郎をお見舞い
最終決戦に勝利すると、煉獄槇寿郎は千寿郎と共に蝶屋敷を訪れ炭治郎をお見舞いします。
最初の出会いが最悪であったため、煉獄槇寿郎は引っ込み気味ではありましたが、炭治郎と仲良くなっていた千寿郎に後押しされ、杏寿郎の鍔をつけて戦ってくれたことに感謝を伝えることができました。
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