鬼滅の刃

【鬼滅の刃】継国縁壱とは?最強の御技「日の呼吸」を使う最強剣士

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「鬼滅の刃」継国縁壱(つぎくによりいち)は、最強の御技と称される始まりの呼吸「日の呼吸」を使う最強の剣士です。

特別な能力を持って生まれた縁壱の生涯、炭治郎へと続く竈門家との物語、最愛の妻うたとの未来、無惨がトラウマになるほどの最強だった縁壱の強さなど、鬼滅の刃の継国縁壱を詳しくご紹介します。

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『鬼滅の刃』継国縁壱のプロフィール

名前 継国縁壱
立場 始まりの呼吸の剣士
うたの夫
呼吸 日の呼吸
特徴 ・生まれつき額に濃い痣がある
・母に耳飾りをもらう
・透き通る世界が見える
・日輪刀が赫刀に変わる
・素朴な人
CV(声優さん) 井上和彦

『鬼滅の刃』継国縁壱とは?

継国縁壱は、始まりの呼吸である日の呼吸を使う天才剣士です。生まれつき額に濃い色の痣があり、透き通る世界や日の呼吸を使うことができました。最愛の妻うたとお腹の中の子供の命を鬼に奪われると鬼狩りに参画、呼吸法を伝授し、ここから派生した呼吸が鬼殺隊に広がっていきます。

鬼狩り時代は鬼舞辻無惨を後一歩まで追い詰めますが、逃走を許してしまい、兄が鬼となりお館様を害したことへの責任も追求され追放されてしまいます。

自分が特別強く創られたのは鬼舞辻無惨を撃破するためだと考えていた継国縁壱は、己の使命を全うすることができず、今後も鬼による被害が出るであろうことに心苦しさを吐露、その話を聞いていた炭治郎の祖先・炭吉によって日の呼吸と耳飾りが受け継がれていくことになりました。

幼少期の継国縁壱

母・朱乃と耳飾り

継国縁壱は武家・継国家の双子の弟として誕生します。当時、双子は跡目争いに繋がるため忌子とされており、縁壱は二歳の時に実の父から本来生まれてはいけなかった不吉な子だと言われます。これを聞いた縁壱は、自分が継国家に災いをもたらすことがないよう、自分という存在を可能な限りないものにするため言葉を発さないようにしました。

心優しく信心深い母は、縁壱が言葉を話さない原因を耳が聞こえないからだと考え、太陽の神様に縁壱の聞こえない耳を温かく照らして欲しいと「耳飾りのお守り」を作って贈ります。縁壱は母から耳飾りをもらうと母の考えを知り、自分のせいで母に余計な心配をかけてしまったと反省して「自分は耳が聞こえる」と七歳にして初めて言葉を発しました。

兄・巌勝と笛

兄・巌勝はとても優しい人で、父から縁壱に構うなと手を挙げられた翌日でも、離れに隔離されている縁壱のもとに遊びに来てくれて、笛を持ってきて、助けて欲しいと思ったらこれを吹けと赤紫に腫れた顔で笑って言ってくれました。縁壱は兄のようになりたいと考え、兄がこの国で一番強い侍になりたいと考えていることを知ると、自分はこの国で二番目に強い侍になりたいと伝えます。

しかし、兄の指南役を務めていた父の一番の配下が戯れに縁壱に剣術指導をすると、縁壱は一瞬で四発を打ち込み気絶させ、その感触を不快に感じて侍になりたいとは言わなくなりました。兄に強さの秘訣をしつこく問い詰められると、縁壱は「透き通る世界」から見える出来事を兄に伝えますが、これにより継国縁壱が遥かに優れた存在だと認識され、兄から灼けつくような嫉妬と共に憎悪を持たれるようになってしまいます。

母が亡くなり家を出る

暫くして、病身で左半身を不自由にしていた母・朱乃が命を落とします。

継国縁壱は母の左半身が不自由であることを把握していて、母の姿を見かければ左側を抱きつくようにして支えていました。寿命も理解していたため母の急逝にも驚くことなく、事が起きると淡々とした表情で兄に別れの挨拶を伝えに向かい、もらった笛を兄のように想って大切にすると言って懐にしまいます。

ずば抜けた剣術・才能が知れたことで自分が後継ぎにされると気が付いた縁壱は、十になるのを待たず、家を出て外に向かうと決めたのでした。

少年時代の継国縁壱

うたと出会う

家を出た継国縁壱は、寺には向かわず、心の赴くままにどこまでも続く美しい空の下を思いっきり走っていきます。一昼夜走り続けても疲れて足が止まることはなく、山の中にあるこぢんまりとした田んぼと畑だけがある場所で同じ年頃の少女・うたと出会いました。

うたの家族は流行病で全員命を落としており、一人で寂しいため田んぼのおたまじゃくしを連れて帰ろうとしていましたが、夕方になるとうたは桶の中のおたまじゃくしを田んぼに戻し、親兄弟と離れるこの子達がかわいそうだと伝えます。その言葉を聞いた縁壱はそれなら自分が一緒に家へ帰ろうと提案し、二人は一緒に暮らし始めました。

うたは言葉や表情以外のところで相手の感情や思いを知ることに長けた少女で、縁壱の心に寄り添うことができ、二人はささやかで美しく幸福な10年を積み重ねていきます。

最愛の妻うたを失う

十年後、縁壱とうたは夫婦となっており、うたは縁壱との子供を身籠ります。臨月が近づくと、縁壱は産婆を呼びに出かけますが、戦で負傷した我が子に会うため山三つ向こうまで行こうとしている心臓の悪い老人と出会うと、縁壱は予定を変更して老人を送り届け、その日は産婆を呼ばずにうたの待つ家へ帰ることにしました。

しかし、縁壱が帰った時刻は既に日が暮れてしまっており、うたとお腹の子供は鬼によって命を奪われていました。

十日間、縁壱はうたと子供の亡骸を抱いてその場に佇んていましたが、鬼の足跡を追ってきた鬼狩りの剣士・煉獄家の祖先が現れ、弔ってやらねばかわいそうだと伝えられ、ようやく縁壱は動いて二人を家の近くに埋葬します。

鬼狩りとなる

縁壱の夢は家族と静かに暮らすことであり、小さな家で布団を並べ、愛する人の顔が見える距離、手を伸ばせばすぐに届く距離で眠りたいと考えており、それ以外に望むことはありませんでした。

鬼がいるためにそんなことさえも叶わないと絶望した縁壱は、出会った剣士を通じて鬼狩りとなることを決めます。

青年時代の継国縁壱

鬼殺隊に呼吸法を伝授する

鬼狩りに加入した継国縁壱は、剣士達に呼吸法を伝えます。

古くから存在する鬼狩りには炎・風・水・雷・岩の剣術の型が使われており、縁壱が教えた呼吸を上乗せすることによって飛躍的に力が向上、特に柱と呼ばれた剣士達は優秀で、鬼狩りの戦力は大幅に上昇しました。

兄と再会

一方、兄・巌勝は妻を娶って子供も生まれ、退屈で長閑な幸福な日々を過ごしていました。しかし、野営中に鬼に襲撃されて配下が全滅、巌勝の窮地に鬼狩りとなった縁壱が現れたことで再び運命が動き出します。

成長した縁壱の凄まじさをみた巌勝は、何としてでも縁壱の剣技を自分のものにしたいと考え、妻と子供を見捨てて鬼狩りに参画しました。

鬼舞辻無惨を追い詰める

縁壱はついに鬼の始祖である鬼舞辻無惨を発見、姿を見た瞬間に自分はこの男を倒すために生まれて来たのだと理解します。

無惨の側には珠世もいましたが、敵対心がないことから縁壱は無惨との戦いに集中、赫刀を用いた十三個目の日の呼吸の剣技を使って追い込むことに成功しました。しかし、縁壱が会話のために無惨に近づくと、無惨は体を千八百に分裂させて脱出、縁壱は千五百をその場で斬りましたが、三百を撃ち漏らし無惨を逃してしまいます。

その場に残った珠世から鬼舞辻無惨についての情報提供を受け、また珠世の「鬼舞辻無惨を倒したい」という想いを信じて鬼であると知りながら見逃すこととしました。

鬼狩りを追放

無惨と戦っていた場所に鬼狩りの仲間が現れると、兄が鬼となって裏切りお館様の命を奪ったことを知らされます。

縁壱は鬼殺隊の本拠地で仲間達から責められ、一部の者からは自刃まで求められますが、当時六つの産屋敷家の新当主がそれを止め、鬼殺隊の追放処分だけで済ませてくれました。

縁壱は追放された後も気が合った何名かの柱とは連絡を取り合っていましたが、呼吸を教えられる縁壱が組織を抜けたことで鬼狩りは弱体化していってしまいます。

竈門炭彦・すやこと出会う

鬼殺隊を追いやられた縁壱は、うたと暮らしていた家へと戻りますが、あばら屋となっていた家には竈門炭彦・すやこ夫妻が住み始めており、臨月のすやこと炭彦を鬼が襲撃していた場面に遭遇、縁壱が間一髪で二人を助けます。

あまりの出来事にすやこは産気づき、縁壱が超スピードで産婆を呼んでくると翌日無事にすみれが生まれ、最愛の妻うたにしてあげられなかったことを炭吉たちにしてあげたことで、縁壱の心は少し救われました。

この出来事を縁に縁壱は竈門夫妻と仲を深めていきます。

炭彦に過去を打ち明ける

縁壱は、誰かに話を聞いて欲しいと随分悩んだ末に炭彦達の顔を思い出し、二年の時を経て再び竈門家を訪ねました。

自らの生まれから現在に至るまでを住吉に伝え、自分は無惨を倒すために特別強く作られて生まれてきたと感じること、そしてそれをしくじり、これからも多くの人の命が奪われることの心苦しさを吐露します。

傷付いた縁壱を前に炭吉が言葉を失う中、すみれが抱っこをねだって縁壱が高く持ち上げると、すみれは満面の笑顔を縁壱に向けて大はしゃぎ、縁壱は失われた大切なものを思い起こして大号泣しながらすみれを抱きしめました。

耳飾りと日の呼吸を伝える

竈門家に滞在中、縁壱はすやこの求めに応じて日の呼吸の美しい型を何百回と見せて説明をします。

竈門家を発つ際、また会いに来て欲しいと言ってくれる炭吉に、縁壱はまた会いに来ることの代わりに大切な耳飾りを渡して歩き出します。縁壱は炭吉に「私は大切なものを何一つ守れず、人生において為すべきことを為せなかった者だ、何の価値もない男なのだ」と本心を伝えていましたが、炭吉はそんなことはないと考えていました。

縁壱の人生に価値がない訳が無いと伝えたい炭吉は、縁壱に自分がこの耳飾りも日の呼吸も後世に伝えて必ず繋げると約束、そうしてようやく縁壱は初めて笑顔を見せ、炭吉に「ありがとう」と感謝を伝えて大手を振ってさよならを告げました。

老年時代の継国縁壱

鬼となった兄と再会、命を終える

兄が鬼となってから六十数年、縁壱の年齢が八十歳を超えた頃、赤い月の夜に縁壱は兄であった十二鬼月・上弦の壱「黒死牟」と再会を果たします。

日本一の侍を目指した兄の現在の姿を嘆いた縁壱は、全盛期と変わらぬ速さと威力で黒死牟を追い詰めますが、次の一撃で必ず撃破できるというタイミングで肉体の寿命がきて天に昇っていきました。

黒死牟は縁壱だけが神々の寵愛を受けていることに激しい嫉妬を再燃させ、命を終えた縁壱の体を撃破しますが、縁壱の着物からはかつて兄からもらい、兄と思って大切にすると伝えた笛がでてきました。

現代の継国縁壱

魂が巡った妻と再会し幸福に生きる

魂が巡った現代では、縁壱とうたの生まれ変わりは再び結ばれ、元気なうたの笑顔と赤ん坊を大切そうに抱える縁壱の姿がありました。

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『鬼滅の刃』継国縁壱の人物像・性格

素直で素朴

継国家での幼少期の経験によるものなのか、継国縁壱は感情をあまりに表に出さない人物です。母の朱乃と似て争いを好まないおっとりとした性格をしており、感覚や情緒面は素直で素朴な人物でした。

うた曰く縁壱はのんびりした人であり、うたは表情以外で縁壱の感情の動きを感じとることができたため、縁壱と心を通じ合わせることができました。また、動物や虫に好かれるため、周りに鳥や狸、狐などが寄ってきて手ずから餌を食べることもあり、その光景を見てうたは大喜びしています。

うたを愛した

縁壱は妻のうたと手を繋いで歩く田んぼや畑への行き帰りの時間にとても幸せを感じていました。

生涯で愛した女性はうた一人だけです。

『鬼滅の刃』継国縁壱の名言

私は大切なものを何一つ守れず、人生において為すべきことを為せなかった者だ、何の価値もない男なのだ

道を極めた者が辿り着く場所はいつも同じだ

何の心配もいらぬ、私たちはいつでも安心して人生の幕を引けば良い、浮き立つような気持ちになりませぬか、兄上

『鬼滅の刃』継国縁壱の呼吸・強さ

日の呼吸(始まりの呼吸)

継国縁壱は、始まりの呼吸とも称される日の呼吸の使い手です。

幼少の頃より会得しており、七歳の時点で武家当主の一番の配下を圧倒するほどの身体能力を有し、一昼夜走り続けても疲れない体となっていました。鬼舞辻無惨と遭遇した際には十三番目の型で追い詰めており、無惨に「あんなもの然う然う生まれてなるものか」とまで言わせています。縁壱が与えた斬撃は数百年経ても無惨に残り続け、最終決戦でも弱点として浮かび上がりました。

また、縁壱が鬼舞辻無惨と遭遇した出来事については当時の炎柱・煉獄家の祖先に話をしており、そのことが記された歴代炎柱の書を読んだ煉獄槇寿郎が自分の才能のなさに挫折する原因にもなっています。

縁壱の額の濃い痣は生まれつきのものです。日の呼吸の選ばれた使い手は生まれつき額に痣があるという伝承は縁壱から生まれました。

炭治郎の父・炭十郎も額に痣を持っていましたが、縁壱よりは格段に薄い痣であり、日の呼吸を会得するまでには時間がかかっています。

赫刀

継国縁壱の日輪刀は炭治郎と同様に普段は深い漆黒の色をしています。日輪刀を振るう時にだけ赫刀へと変化し、鬼舞辻無惨が回復できないほどのダメージを与えました。

また、縁壱の日輪刀は没後に鬼殺隊の刀鍛冶・小鉄の祖先が回収しており、縁壱零式の中に封印、後に炭治郎と小鉄がこれを発見し、鋼鐵塚蛍の研磨術によって再生され最終決戦での戦いで炭治郎が使用することとなりました。

透き通る世界

幼少期より縁壱には「透き通る世界」が見えており、母の左半身が不自由であることに気付いて支えたり、指南役の血流や筋肉の動きを見て機先を制す動きをしています。当時、縁壱は自分の世界の見え方が特別であると知らなかったため、兄に剣技の秘訣を聞かれた際にも「筋肉の動きを見ればいい」とだけ助言しています。

うたとの生活の中で様々なことを話していくうちに、自分の世界の見え方が特別であることを初めて知りました。

『鬼滅の刃』継国縁壱の両親

母・朱乃

縁壱の母・朱乃は、この世から諍いごとがなくなるよう毎日祈るような優しく信心深い人で、双子の息子を分け隔てることなく愛していました。縁壱の名付け親であり、「人と人との繋がりを何より大切に」という意味が込められています。

父は母を愛していましたが双子の兄弟に対する向き合い方が異なり、弟の縁壱だけを離れの汚く狭い部屋に閉じ込めてていることに朱乃は心痛を感じて体調を悪化させていきました。縁壱に耳飾りを贈った時にこれまで喋らなかった理由を聞きますが、縁壱は答えず、朱乃はすぐに父の仕業であることを気付いて大喧嘩に発展しています。

命を終える際に残した手紙では、父の体調への気遣いと共に、二人の双子の兄弟を離れ離れにせずに平等に愛して健全に育てて欲しいという願いを記しました。

縁壱の父は、験担ぎを重んじる人で、足袋の履く順番・料理の食べる順番などまで気にする人でした。当時、双子は忌み子とされていたため、生後間もない縁壱の命を奪おうとして妻の朱乃に烈火の如く激怒されています。兄の継国巌勝の名付け親であり、「いつも勝ち続けられるように」という願いが込められています。

双子の兄弟の教育方針を巡っては考え方が対立しており喧嘩することもありましたが、父は朱乃のことを心底愛しており、朱乃がなぜ病気のことを打ち明けてくれなかったのかと亡骸に縋りついて涙を流し、遺言に書かれていた家族三人で仲良く暮らすことを実現するため、縁壱が家を出て行った後も寺に探しに行っています。

縁壱が行方不明となったことを気にしてその後は体調を崩しがちとなり、巌勝が結婚して安心したからか、三十代の若さで逝去しました。生涯の妻は朱乃一人であり、縁壱が生涯うただけを愛したのは父譲りの性質だったのかもしれません。

▼▽▼鬼滅の刃全巻・外伝あらすじネタバレ▽▼▽

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