「鬼滅の刃」産屋敷家は、代々鬼殺隊当主を務めてきた一族です。
産屋敷家と鬼舞辻無惨の関係性、一族と鬼殺隊の歴史、作中に登場した産屋敷家の人物など、鬼滅の刃の産屋敷家を詳しくご紹介します。
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『鬼滅の刃』産屋敷家とは?
鬼殺隊当主を務める一族
産屋敷家は、代々鬼殺隊当主を務める一族です。
同族から鬼の始祖である鬼舞辻無惨が生まれたことで血族が呪われ、この呪いを解くため、また鬼が生み出す悲劇の連鎖を断ち切るため、鬼が生み出した悲しみに巻き込まれた仲間を集めて鬼狩りを結成します。
戦いは平安の時代から千年以上続き、九十七代目鬼殺隊当主・産屋敷耀哉が率いる鬼殺隊へと繋がっていきました。
血族の鬼舞辻無惨が鬼となり呪いを受ける
平安時代、産屋敷家の子供達は病弱で生まれてすぐ命を終えてしまう状況が発生、神主に一族から鬼が出たために血族が呪われたことを教わり、その者を倒すことに心血を注ぐよう託宣されました。
その後産屋敷家当主の男子は代々神職の一族から妻をもらい、この結果子供も命を永らえやすくなりましたが、誰も三十歳までは生きることができません。特に男子は複数誕生した場合には一名だけを残して他の男子は必ず何らかの理由で亡くなることが続き、産屋敷家では13歳まで男子を女児として育てる風習が生まれました。
産屋敷家の女子も13歳までに結婚して苗字を変えなければ必ず何らかの理由で亡くなることが続くため、当時の明治民法では結婚は男子が17歳、女子が15歳からであったため合法的な行いではありませんでしたが、早期にお嫁に出すということをしています。
鬼狩りを結成
鬼舞辻無惨を始祖とする鬼による被害が広がると、産屋敷家は鬼への恨みを持つ者を集めて鬼狩りを結成します。
五つの剣術の型、炎・風・水・雷・岩を継承していき、最も優れた九人の隊士を柱と呼ぶようになりました。
戦国時代になると、継国縁壱が鬼がりに参戦、呼吸法を授けて戦力が飛躍的に向上していきます。しかし、縁壱の兄である継国巌勝の裏切りにより当時のお館様が命を落とすと、縁壱は追放、産屋敷家・刀鍛冶の里が隠されて「隠」部隊が結成、この組織体制が後に鬼殺隊となります。
先見の明で財務基盤を整える
産屋敷家当主は代々先見の明を備えており、投資により財力を蓄え鬼殺隊の活動資金としました。
鬼殺隊規模の組織・活動を維持しようとなると莫大な財力が必要になりますが、政府非公認組織であるために援助を受けることはできず、全て産屋敷家の財力で賄っています。
華族の一族である可能性
また、産屋敷家は明治時代の華族の一族である可能性が高いです。
人間であった頃の鬼舞辻無惨は、豪奢な屋敷の中で善良で一流の医者を手配されており、平安時代における公家であった可能性が高いです。
また、当代のお館様・産屋敷耀哉が冤罪で死罪となっていた悲鳴嶼行冥を釈放させていることから、明治時代の特権階級・華族であり、堂上華族の一族であったと思われます。
『鬼滅の刃』産屋敷家の家族一覧
産屋敷耀哉
産屋敷耀哉は、九十七代目鬼殺隊当主です。歴代当主の中でも精神力、声の力、統率能力が高く、自分達の代で千年続いた鬼舞辻無惨との戦いを終わらせるという決意のもと、鬼殺隊を率いて鬼舞辻無惨と対峙しました。
捨て身の先制攻撃を合図に始まった無限城・最終決戦を経て鬼舞辻無惨の撃破に成功、息子の輝利哉の代からは呪いが解け、日本最高齢を更新するほどに長生きの家系となります。
産屋敷あまね
産屋敷あまねは、耀哉の妻で最後まで献身的に支えた愛情深い女性です。神職の一族であり旧姓は神籬(ひもろぎ)、一族が取り決めたお見合いの際に、耀哉の優しさ・気遣いに触れて結婚を決めました。
生まれつき白髪で、あまりの美しさから時透無一郎が初めて見た時には白樺の木の精霊だと思っています。
産屋敷輝利哉
産屋敷輝利哉は、若干八歳ながら九十八代目鬼殺隊当主を務めた耀哉の息子です。五つ子の唯一の男の子であり、最終決戦では妹のかなた、くいなに助けられながら指揮を取り、鬼舞辻無惨撃破に多大な貢献を果たしました。
時が流れた現代でも唯一生存しており、日本最高齢記録を更新しています。愈史郎・茶々丸とは友達になったようです。
産屋敷かなた
産屋敷かなたは、輝利哉の妹で優しい女の子です。炭治郎の最終選別の時に輝利哉と一緒に管理・進行を務めており、玄弥に絡まれたこともありましたが、後に謝罪されてにっこり笑って許しています。活動的なくいなとは異なり、お琴が上手だったりするなど文化系女子です。
産屋敷くいな
産屋敷くいなは、輝利哉の妹で気の強い女の子です。胆力があり、無限城での戦いで采配ミスで隊士の命を多数失ったことにショックを受けた輝利哉に対してビンタをお見舞い、お館様としての自覚を持たせました。かなたと共に長生きし、輝利哉が三十を超えて生存し呪いが解けたことを実感すると抱き合って泣いて喜びました。
産屋敷ひなき・にちか
産屋敷ひなき・にちかは、輝利哉の五つ子の姉です。輝利哉からは聡明で精神力も高いと思われており、実際に産屋敷家に鬼舞辻無惨が襲来した際にも、自分達の命が終わることを知りながら全く悟らせることなく数え歌を唄いながら手毬を楽しんでいました。
継国縁壱の時代のお館様
戦国時代、継国縁壱が加入した時の鬼狩りのお館様は、縁壱の兄・継国巌勝の裏切りにより命を落としています。これにより産屋敷家・刀鍛冶の里の場所が隠匿されるようになり、炭治郎達の時代に繋がる鬼殺隊の組織構成へと変化していきました。
継国縁壱の時代のお館様の子息
亡くなった戦国時代のお館様の子息は、当時六歳で当主の座についています。兄の所業を責めた隊士達は縁壱に対して切腹を求めましたが、六歳の当主がこれを止め縁壱を追放処分にして庇っています。また、縁壱と何人かの柱はその後も手紙での交流が続きましたが、これについても把握しながら黙認しています。
産屋敷耀哉の父
産屋敷耀哉の父は繊細な人であり、隊士が傷つき亡くなることに耐えられず耀哉が四歳の時に亡くなっています。そのため、耀哉は四歳にして鬼殺隊当主となりました。他にも兄弟がいましたが、血族が受けた呪いによって耀哉を残して全員亡くなっています。