鬼滅の刃

【鬼滅の刃】愈史郎とは?珠世と交わした約束と猫・茶々丸の関係性

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「鬼滅の刃」愈史郎(ゆしろう)は、珠世が鬼にすることができた唯一の人間です。

愈史郎の珠世を想う深い愛情、交わした未来の約束と茶々丸が意味するもの、血鬼術・強さ、最終決戦での活躍とその後など、鬼滅の刃の愈史郎を詳しくご紹介します。

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『鬼滅の刃』愈史郎のプロフィール

名前 愈史郎
立場 珠世が鬼にした人間
血鬼術 紙眼(しがん)
身長 157cm
体重 51kg
趣味 珠世日記(1日7~10ページ)
CV(声優さん) 山下大輝

『鬼滅の刃』愈史郎とは?

珠世が鬼にできた唯一の人間

愈史郎は、珠世が二百年以上をかけて唯一鬼にすることができた人間です。

人間時代の愈史郎は病に倒れ命を終える寸前となりますが、珠世に事前に鬼として生きる辛さ・苦しさを教えられた上で鬼となってでも生き延びたいかを問われ、愈史郎はこれに頷き鬼となるための処置を受けました。

鬼となり命を救われた愈史郎は、珠世への恩義とその美しさにより心酔するようになり、珠世と行動を共にするようになります。

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『鬼滅の刃』愈史郎の人物像・性格

珠世以外のことは冷静で判断力が優れる

愈史郎は、珠世以外のことに関しては優れた状況分析能力・判断力を有する冷静な人間です。

浅草での朱紗丸・矢琶羽との戦いでも炭治郎に視覚共有で矢琶羽の血鬼術を視認できるようにした上で、まず最初に撃破するべきは矢琶羽であることを炭治郎に伝えて勝利に導いています。

また、無限城・最終決戦でも珠世からのお願いで隊士達の治療を担いながら、状況が変化すると即座に行動を開始し、上弦の肆「鳴女」の視覚乗っ取り、反撃のための作戦立案、無限城の地上排出など重要な役割を果たしました。

珠世のことは情熱的で純朴

ただし、心酔して愛している故に、珠世のことに関しては視野が狭く盲目的です。

珠世に優しくされた相手に嫉妬や憎悪を向けるのは常であり、対象は人間だけでなく相棒の猫・茶々丸も含まれていました。浅草の診療所で炭治郎をポコスカ叩いていた時も、珠世に怒られても「美しい」としか感じていません。また産屋敷耀哉の遣いの鴉が訪れた際には、珠世の気の乱れに動転して階段から転げ落ちていました。

珠世への愛情はどこまでも純粋で真っ直ぐなものであり、愈史郎は珠世のことが好きなんでしょと言われると、顔が真っ赤になって動けなくなるようです。

『鬼滅の刃』愈史郎の名言

珠世様は今日も美しい、きっと明日も美しいぞ

珠世様!!あいつらを囮にして逃げましょう!!冗談です!!

人に与えない者はいずれ人から何も貰えなくなる、欲しがるばかりの奴は結局何も持ってないのと同じ、自分では何も生み出せないから

無惨お前はこの世で最も重い罪を犯した、俺から珠世様を奪ったこと、後悔して跪け!!

『鬼滅の刃』愈史郎の血鬼術・強さ

血鬼術「紙眼(しがん)」

愈史郎の血鬼術「紙眼」は、眼に似た紋様が描かれた札を貼ることで、視覚関連の血鬼術が発動する技です。

目くらましの術

「目くらましの術」は、札を貼った人や建物を隠す効果を発揮する血鬼術です。

浅草の診療所や茶々丸が姿を隠せていたのはこの血鬼術であり、最終決戦でも鳴女に接近するために使用、鬼舞辻無惨に向かったカナヲ、伊之助、善逸も活用しました。

ただ、存在の気配や匂いを隠することはできますが、存在自体を消せるわけではないため、使用する場合には相手に気取られないようにすることが大切です。

視覚共有

「視覚共有の術」は、札を貼ったもの同士の視覚を共有する血鬼術です。

動物と人間の視覚情報の共有も可能であり、鎹鴉を用いた無限城と産屋敷邸の情報共有・指揮命令にも活躍しました。伊黒小芭内も鬼舞辻無惨の攻撃で視覚を失った後、相棒の鏑丸と視覚共有をして戦っています。

可視化

「可視化の術」は、血鬼術の作用が見える血鬼術です。

矢琶羽の血鬼術「紅潔の矢」は不可視の技でしたが、愈史郎の血鬼術によって看破し、炭治郎と視覚共有をしたことで攻略することができました。

視覚乗っ取り

「視覚乗っ取りの術」は、無限城で愈史郎が鳴女に対して使用した技です。

視覚を乗っ取り、脳内へ侵入することもでき、鬼舞辻無惨に偽りの情報を与えたことで有利な状況を作り出しました。決戦前、存命だった産屋敷耀哉からも、鳴女の相手は愈史郎が最も適していると判断されています。

『鬼滅の刃』愈史郎と珠世の約束

珠世との約束

愈史郎は珠世のことを愛しており、愛している故に珠世が夫と子供を忘れることはできないと理解、そのため想いを直接的に珠世に伝えることはありませんでした。

代わりに愈史郎は珠世に「生まれ変わったら夫婦になってほしい」と伝えており、珠世はこれに対して微笑んで頷いてくれています。

現代においても愈史郎は茶々丸と共に珠世のことを想い続けて絵を描き続けていますが、数百年後に地獄で罪を償い生まれ変わった珠世を愈史郎が見つける可能性があると指摘されており、その頃には愈史郎の鬼の血も薄くなり、人間として寄り添いながら歳を重ねていったかもしれないと言及されています。

茶々丸の意味

茶々丸は無限城での戦いの直前に珠世によって鬼にされています。珠世が茶々丸を鬼にしたのは残していく愈史郎を思ってのことでした。

珠世は聡明な女性であるため、もしも自分が戦いによって命を終えたら決着がいずれにせよ愈史郎が後を追ってくる可能性があることに気付いていたはずです。そのため、茶々丸を鬼にして残すことは、愈史郎に終わりを許さず永遠に珠世を喪失した寂しさを強いる酷な行動でもあり、珠世の行動としては違和感があります。

ここで珠世と愈史郎の約束のことを考えると、「自分の魂が巡り戻ってくるまでの間の寂しさを和らげる」ための存在として茶々丸を残した可能性があり、これを思えば、茶々丸は二人の約束の証のような存在と捉えることができます。

この解釈を採用すれば、現代で珠世の絵を描き続けている愈史郎の状態は、取り残された寂しい存在ではなく、愛しい人の帰りを想い待ち続けている一人の青年という存在に変わります。

『鬼滅の刃』愈史郎の主な活躍

鬼滅の刃「初任務編」の愈史郎

炭治郎、禰豆子を治療院へ案内

愈史郎は珠世に同行して浅草で鬼に変えられた男を助けていた炭治郎の前に登場します。

珠世が炭治郎を助ける判断を下すと、うどん屋で禰豆子と合流後、目隠しの術で隠蔽していた珠世の治療院に炭治郎と禰豆子を連れていきました。

炭治郎に視覚を貸す

炭治郎と珠世が「鬼を人に戻す薬」の開発で協力関係を築くことが決まった後、鬼舞辻無惨の命を受けた鬼、朱紗丸と矢琶羽が急襲、愈史郎は珠世を庇って攻撃を受けてしまいます。

回復中に戦闘が始まると、愈史郎は炭治郎に視覚を貸して矢琶羽の血鬼術を見えるようにし、炭治郎が矢琶羽を撃破する時間を稼ぐため、自分と珠世、禰豆子の三人で朱紗丸の相手をすると冷静に作戦を立てました。

炭治郎、禰豆子と協力関係になる

炭治郎が矢琶羽、禰豆子と珠世で朱紗丸を撃破した後、愈史郎達は治療院の地下に集合して互いの無事を喜びます。

禰豆子の視覚には珠世が母の葵枝、愈史郎が弟の六太に見えており、愈史郎は禰豆子にナデナデされることに不服でしたが、禰豆子が二人を人間として認識していることに珠世が感動して涙を流すと、禰豆子に感謝をしました。

出会った時には禰豆子のことを醜女だと話して炭治郎に猛抗議を受けていましたが、別れ際では禰豆子は美人だと素直になります。

鬼滅の刃「鼓屋敷編」の愈史郎

愈史郎の採血グッズ・姿隠しの術が登場

愈史郎は炭治郎に鬼の血を取る採血グッズを渡しており、鼓屋敷で響凱を撃破した炭治郎が使用しています。

また、珠世の元に血液を届ける使い猫・茶々丸は血鬼術で姿を見えなくしており、一度鳴くと姿を現し、もう一度鳴くと姿が消える便利な能力を与えていました。

鬼滅の刃「刀鍛冶の里編」の愈史郎

茶々丸を羨ましそうに見つめる

刀鍛冶の里にいる炭治郎の元へ向かう茶々丸に手紙を託そうと珠世が触れると、茶々丸を羨ましそうに見つめる愈史郎が登場しました。

鬼滅の刃「柱稽古編」の愈史郎

珠世の異変を感じて階段から落ちる

産屋敷耀哉の使いである鎹鴉が珠世に接触してきた際、愈史郎は別室の掃除中でしたが、珠世の気の乱れを察知して階段を転げ落ちながら大急ぎで助けに向かいました。

鬼滅の刃「無限城編」の愈史郎

珠世のお願いで隊士達の治療を担当、善逸を助ける

無限城での戦いは愈史郎は鬼舞辻無惨と対峙する珠世とは別行動となっており、愛する珠世からの頼みで鬼殺隊隊士達の治療を担当、竹内や村田さんと共に行動をしていきます。

善逸が上弦の陸「獪岳」を撃破すると落下していく二人を発見して善逸を救出、獪岳に対しては「人に与えない者はいずれ人から何も貰えなくなる」と伝えて孤独に終わる惨めさを突きつけました。

竹内、村田さんの元へ善逸を連れていくと、周囲を守ってもらいながら珠世が開発した血鬼止めで善逸を治療、これにより善逸にかかっていた血鬼術の効果も止まり、愈史郎は善逸を助けることに成功しました。獪岳はまだ鬼となったばかりで血鬼術や鬼としての能力を使いこなせておらず、もしも戦いが一年後だった場合には善逸は愈史郎が治療を施す暇もなく即死であったと善逸の運の良さを伝えています。

視覚共有の術で鬼殺隊を援護

また、愈史郎は事前に「視覚共有の術」で協力することが定められており、産屋敷邸にいる産屋敷輝利哉達に対して、無限城の情報を血鬼術「紙眼」のお札を通じて伝えていました。

鎹鴉も愈史郎の札を持たされて無限城中にばら撒き、愈史郎も道中できるだけ札をばら撒いて産屋敷輝利哉に協力していきます。何も説明されていない竹内は愈史郎の不思議行動に突っ込みますが、愈史郎と竹内が離れた隙に、善逸を背負っていた村田さんが鳴女の無限城操作によって下へ落下していってしまいました。

愈史郎は真面目な顔をして竹内に仲間が命を落としたのだから念仏でも唱えたらどうだと冗談を飛ばし、竹内と二人で無限城を移動することとなります。

珠世喪失に激怒、無限城を地上に排出

鬼舞辻無惨が繭から復活し珠世が命を落とすと、愈史郎は激しく動揺しながらも激怒、竹内に自らの正体を明かして上弦の肆「鳴女」の元へと向かいます。

鳴女と対峙していた甘露寺蜜璃・伊黒小芭内と接触、自分が鳴女の視覚情報を乗っ取って鬼舞辻無惨に鬼殺隊全滅を誤認させ、総攻撃での奇襲を仕掛けることを提案、二人に鳴女の気を引いてもらっているうちに「目くらましの術」で接近して背後から視覚情報を乗っ取り、鳴女の脳内に侵入しました。

ここで鬼舞辻無惨と対峙していた冨岡義勇、炭治郎が窮地に陥ったことで、甘露寺蜜璃が作戦を無視して救援に向かい、伊黒小芭内もこれに同行します。鬼舞辻無惨に鳴女への干渉を気付かれ鳴女の支配権を巡って争いになりますが、柱の援護を受け、鳴女の細胞が完全に死滅する前に無限城を地上に排出することに成功しました。

鬼滅の刃「鬼舞辻無惨・最終決戦編」の愈史郎

竹内、村田さんに助けられ炭治郎達の治療を行う

地上に排出されていた愈史郎は瓦礫の下に埋もれていましたが、竹内と村田さんに救出されると、「血鬼止め」を用いて炭治郎を治療、一度は心臓が止まった炭治郎を助けて戦線に戻します。

その後、鬼舞辻無惨に撃破されていた茶々丸を発見して元に戻すと、茶々丸が持っていた血清を預かり、竹内、村田さんにも指示をして柱や伊之助達を治療して回りました。

愈史郎は鬼殺隊最強である悲鳴嶼行冥が日の出まで50分以上残して離脱したことに絶望を感じ、珠世にどうか炭治郎を守ってあげてとお願いします。

珠世に成し遂げたことを報告

鬼舞辻無惨を撃破し、鬼となった炭治郎も人間に戻ることができると、愈史郎も陽の入らない建物内からその様子を見て喜びます。

手には珠世の簪が握られており、愈史郎は涙を流しながら珠世に全てが終わったことを報告しました。涙を流す愈史郎の隣には、珠世が愈史郎のために鬼化した猫・茶々丸が寄り添っています。

蝶屋敷に炭治郎をお見舞い

戦いが終わり、炭治郎が蝶屋敷に移動して治療を受ける日々を送っていると、愈史郎が茶々丸を連れてお見舞いに訪れます。

炭治郎が鬼から人間に戻ることができたのは、胡蝶しのぶの薬と禰豆子にあると説明、また一瞬で太陽を克服した炭治郎には鬼としてのずば抜けた素質があったことを教えました。

ずっと辛口を続けてきた愈史郎も、炭治郎を慈しむようによく頑張ったなと褒めますが、炭治郎が真に受けると冗談だと言っていつもの愈史郎に戻ります。しかし、愈史郎に違和感を感じた炭治郎は、部屋から出て行こうとする愈史郎に死なないでと言われ、愈史郎は気持ちを見透かされたかのように驚きます。

炭治郎が続けて「珠世をずっと覚えていられるのは愈史郎だけ」と伝えると、愈史郎は少し止まった後、何も言わずに去っていきました。

カナヲに治療の助言

蝶屋敷では胡蝶しのぶの代わりに栗花落カナヲが治療を担うようになり、負傷した隊士達のその後を診ていました。

カナヲは分からないことがあると鎹鴉を通じて手紙を出して質問をしており、愈史郎からの返信はすぐに来るため近くにいいるのだろうと言われていました。

鬼滅の刃「幾星霜煌めく命編」の愈史郎

茶々丸と共に珠世の絵を描いて過ごす

現代では産屋敷輝利哉と共に当時を知る希少な存在として愈史郎も生き続けていました。

山本愈史郎と名乗り、一人の女性「珠世」だけを描き続ける画家として世界的にも評価されています。肩には茶々丸が乗っていました。

▼▽▼鬼滅の刃全巻・外伝あらすじネタバレ▽▼▽

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