プラチナエンド

【プラチナエンド】最終話までのあらすじネタバレまとめ

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プラチナエンド』の最終巻までのあらすじネタバレをご紹介します。

プラチナエンドは、ジャンプSQにて2021年2月号まで連載されていた全14巻の作品です。デスノートの大場つぐみ先生、小畑健先生のコンビによる作品であり、作中にも「さくらTV」など懐かしい名称が出てきます。

『プラチナエンド』幸福と終わりをテーマに生き様が交錯する物語

プラチナエンドは、13羽の天使がそれぞれに神候補を選び、次の神の座を巡って生き様が交錯していく物語です。

一度は生きることに絶望した神候補達は、天使から自由と愛を授けられたことで力を得て、自分の思い描く理想の世界を実現しようと動き始めます。

主義主張が異なる故の協調と対立を通じて、幸福に生きることの困難と喜びがまざまざと描かれ、完璧とは程遠い現実の中で、幸せになるための勇気を与えてくれる作品となっています。

『プラチナエンド』1巻のあらすじネタバレ

架橋明日(ミライ)とナッセが出会う

中学校の卒業式が終わると同時に人生に絶望していた架橋明日は、特級天使のナッセと出会い、神候補の一人となります。自由の象徴である翼を得たミライは母の言葉と共に生きることの幸福を思い出し、家族の分まで幸せになることを決意しました。

ミライを幸福にするために天界から来たナッセにより、ミライの実の両親と弟が失われた事故が、叔母家族に原因があることが判明、ミライは愛の象徴である天使の矢を用いて真実を知ります。

驚愕の事実を知り混乱したミライは、ビジネスホテルで蹲り、今後のことを考えます。母の教えは自分が幸せになるためには自分と周囲、皆が幸せであることが必要だというもので、ミライは翼と矢を得ますが、その力の使い方を慎重に検討すると決めました。

メトロポリマン登場

ナッセにより、次の神を決めるために13羽の天使が神候補を選んだと状況を共有すると、ミライとは全く思想が異なり、自分の欲望を満たすためだけに天使から赤の矢を得た売れない芸人、ロドリゲス頓間が登場します。しかし、テレビで目立ってしまったことが原因で他の神候補に存在を知られたロドリゲス頓間は、メトロポリマンに襲われ命を落としてしまいます。

メトロポリマンは、銀行強盗事件を解決するパフォーマンスを以って自分の存在を警察と政府に認めさせ、公共放送の場で残りの11人の神候補に対して宣戦布告、自分が全員倒すと主張しました。

ミライとナッセは、神候補であると知られたら襲われる可能性があると判断、注意して生活を送るようになります。

ミライが花籠咲に赤の矢を使用

叔母の夫にも赤の矢を使い、過去の事件で自主させて遺産を取り戻したミライは、拠点となる家を購入、高校受験にも無事に合格しますが、メトロポリマンの件があり、外に出るべきかを真剣に悩みました。

しかし、幸福に生きることを求めるミライは、メトロポリマンによって制限される生き方は自分が望むものではないと判断、注意を払いながら、高校に通うことを決断します。

ミライが受けた高校は想い人である花籠咲も受験した高校でしたが、入学式で登校したミライは、学校の前で天使の姿を発見して動揺してしまい、神候補であることを気付かれてしまいます。天使の選んだ神候補は花籠咲でしたが、咲はミライの姿を見ると一瞬動揺、しかしすぐに赤の矢をミライに使いました。

『プラチナエンド』2巻のあらすじネタバレ

ミライと咲が同盟

咲の家で話をすることになり、咲の天使であるルベルから咲には翼がなく、矢から逃れる方法がないと教えられます。咲の翼になってほしいと依頼されたミライは快諾、浮かない表情をしている咲と一緒に翼での飛行をし、世界の美しさを共有、咲も自分自身の問題だと落ち込む理由は教えませんでしたが、少し元気になります。

悪知恵の天使ルベルは、白の矢を持つメトロポリマンを危険視しており、同じく白の矢を持つミライと相討ちにさせることを目論みますが、ここでナッセが咲の家に到着して阻止、咲もミライを止め、ルベルの目論見は失敗に終わります。悪知恵に失敗したルベルは咲とミライの同盟を提案、二人は快諾し、咲の家で一緒に過ごすことになりました。

33日間が過ぎ、ミライへの赤の矢の効果が終わった後もミライは先にベタ惚れ状態が続いていましたが、この時間でミライは先と同じ時間を過ごせたことで幸福を実感、その幸福を脅かすメトロポリマンとの対決姿勢を強めていくことになります。

メトロポリマンによる神保球場での話し合い提案

33日間、他の神候補が現れなかったことを受けてメトロポリマンは方針を変換、挑発から謀略に切替、11人の神候補に対して平和的解決のための話し合いを提案、場所を神保球場と指定し、日時を公共放送で伝えました。

神保球場には多くの野次馬と共にミライ、咲も入場、多くの神候補が姿を隠して見守る中、約束の時間にメトロポリマンがマウンドに現れます。しかし、反メトロポリマンを掲げる二人の神候補が登場、マウンドのメトロポリマンが囮の偽物であると暴露され、本物のメトロポリマンがバックスクリーンのオーロラヴィジョンに現れ、これを肯定しました。

メトロポリマンの目的は一人でも多くの神候補を減らすことでしたが、二人で協力して警戒されたため膠着状態となってしまいます。しかし、二人が撤退を決断した時に現れた少女の神候補ちーちゃんが出現し、メトロポリマンが「赤い矢」を用いて仲間にしたことで、二対二の状況となって戦いが動き出しました。

三人の神候補が脱落

メトロポリマンはお金で雇った一般人を用いたトラップで一人を「白い矢」で撃破、もう一人を「赤い矢」で魅了しその場を制圧、すぐに第二部を開始し、他の神候補を誘き出すために一人を「白い矢」で撃破、ちーちゃんが周囲に助けを求める状況を作り出しました。

少女の悲痛な叫びを受けて、咲の言葉でミライが動こうとしてしまいますが、ここでナッセが登場、冷静に罠であることを伝え、他の神候補が出てこない状況が確定します。状況に進展がないと理解したメトロポリマンはちーちゃんも「白い矢」で撃破、特級天使のつく自分以外に、三組の翼と「赤い矢」を獲得、神候補は残り8名の状況となりました。

仲間集めを考えたミライ、咲の元に六階堂七斗が登場

家に帰り着いたミライと咲はメトロポリマン撃破に向けて、こちらも神候補の仲間を集めていく方針を立てます。

メトロポリマンの勢力を上回る勢力にするためには、一級天使のついた神候補を三名以上集めたいという話になりましたが、ここで三階のベランダの窓が外から叩かれ、神保球場でミライと咲を見つけた六階堂七斗が現れ、反メトロポリマンで仲間になりたいと申し出ました。

『プラチナエンド』3巻のあらすじネタバレ

六階堂がミライ、咲の仲間になる

ナッセが六階堂の発言に嘘はないと保証したことでルベルやミライ、咲も六階堂への警戒を解き、話し合いの場がもたれます。六階堂は末期癌で時間がなく、残される家族のために相応しい神候補に神となってもらうべく、神保球場で赤の矢を用いて捜索活動をした所、善良な心を持っているであろうミライと咲を見つけ、仲間になるべく会いに来たのだと説明します。

ミライは、残された遺族側の立場であるため、1日でも長く六階堂が存命でいられるよう、治療を継続することを条件に同盟成立を受諾、三人はメトロポリタン撃破に向けて戦力を集めようと、神保球場に現れていたもう一人の少年神候補を探し出そうと考えました。

メトロポリマンの正体が「生流奏」だと判明

一方、メトロポリマンの正体は上層学院に通う高校生「生流奏」だと判明、理事長の孫であり、容姿端麗、頭脳明晰の人気者でありながら神候補となったことが明らかになります。

生流奏は「もし自分が神様になれたら」と題したノートを記し始めており、友人である南河にも一つだけ願いが叶うとしたらどうするかと意見を聞きますが、南河は可愛い弓道部の後輩女子を眺めながらブサイクを世界からなくすと冗談を言います。

しかし、生流奏はこれを採択、南河の願いと自分の目的である神候補を一人でも減らすため、新たな仕掛けを始めます。また、生流奏の願いは亡くなった妹の蘇生であり、実家の秘密の場所には、まるで生きているかのような状態で保存されている妹の姿があり、誕生日のこの日に生流奏は薔薇の花束を妹に贈りました。

女子少年院からミスリンが脱走

生流奏によって女子少年院から脱走させられたミスリンは、生流奏から「赤の矢」を与えられ、3年前の事件と同様に次々とミスリン基準でブサイクな女性を襲っていきます。

犠牲者はグランタワーの最上部に置かれ、この事件はニュース速報にもなり、ミライや咲、六階堂がメトロポリマンが関係している事件だと察知、翼を持つミスリンが現在もグランタワー最上部にいることがライブ配信で分かると、ミライと六階堂のコンビが向かうこととなりました。

グランタワーでの戦闘開始

六階堂が先に上層部に上がり、ミスリンと対した六階堂を狙ったメトロポリマンに対して、ミライが隙をついて赤の矢を使うという作戦を立てましたが、六階堂がミスリンと相対した瞬間にグランタワーの最上部で大爆発が発生してしまいます。

六階堂は耐爆スーツを着ていたため辛うじて生存できましたが、大ダメージを負い、この状態でメトロポリマンが登場、ミライと生流奏が相対することとなりました。

『プラチナエンド』4巻のあらすじネタバレ

メトロポリマンを撤退させることに成功

数的不利の状況で生流奏は真正直に戦うことをせず、周辺ビルに仕掛けた爆弾の起爆装置を見せ、周囲の大勢の人々に犠牲を出したくないのであれば、白の矢を避けないことを要求します。

六階堂は残り短い自分の命を考えこれを承諾、特級天使がつく神候補は自分だと思わせ、自分一人の命で事態を収拾させようとしましたが、生流奏の放った白の矢に対してミライが赤の矢を用いて防御、そのまま乱戦に持ち込み、六階堂の攻撃で生流奏のスーツを破壊、メトロポリマンを撤退させることに成功しました。

ギリギリの戦いを繰り広げたミライと六階堂は、咲とルベルが待つ家に帰還、この日は解散となります。

咲が罪を告白しミライと向き合う

咲は抱え続けてきた罪の意識に耐えることができなくなり、ミライと向き合うことを決意、深夜に同じベッドに入り、幼少の頃から現在までの二人の関係を話します。

自分の犯してきた罪と、どんどんミライへ惹かれていく想いに板挟みされ、苦しみ続けてきた咲は自分の命の終わりをミライに預けようとしますが、ミライが咲の本音を引き出し、咲は自分の罪をミライに許してもらい、一緒にミライと生きていきたいと叫ぶことができました。

咲の本音の叫びに対して、ミライはそもそも全く怒っていないと笑い、二人は幼少の頃の二人のように、また一緒にこの神選びに立ち向かおうと絆を深めます。

活発少女に戻った咲により教会への引越しが決まる

翌日、六階堂が家を訪れると、咲が別人のように活発になっており驚愕します。咲の提案により手狭になった家からタワマン屋上にある教会へと引越しをすることが決定、早速咲が動いて手続きを行いました。

また、守られるだけでなく、ミライや六階堂と一緒にメトロポリマンと戦いたいと咲が願ったことを受け、ルベルが自分が一級天使になると決断、バレに頭を下げて手段を教えてもらい、バレ以上の知識を詰め込むことを決意します。

『プラチナエンド』5巻のあらすじネタバレ

底谷一がメトロポリマンの正体が生流奏だと見抜く

底谷一は貧乏と不細工を極めた少年であり、人生に絶望した時に勘の天使バルタに選ばれ神候補となります。自分とは正反対の存在である神候補メトロポリマンに対して崇拝に近い感情を抱いた底谷は、整形と筋トレで外見を磨きながら、メトロポリマンの活躍を見守っていきました。

赤の矢を使って整形を依頼していた医師から、上層学園の御曹司の話を聞くと、バルタからの助言を受けて調査、メトロポリマンの正体が生流奏だとたどり着き、学園で直に接触を図り、メトロポリマンの僕になりたいと申し出ます。

生流奏は底谷が使える人間か半信半疑でしたが、自分が用意するマジックミラールームの中に神候補を入れられたら僕にすることを認めると条件を出し、底谷は喜んで動き出しました。

六階堂の妻子が底谷により人質にされる

六階堂は教会に拠点を移したミライ、咲と共にメトロポリマンの足跡を辿っていましたが、探偵に使用した赤の矢が戻ってきたことで自分の身元が割れたと判断、即座に自宅に戻りますが、既に底谷によって妻子が拐われてしまった後でした。

家の外には底谷がまだいてミライが対峙しますが、ミライが赤の矢を放つと共に翼を用いて逃げられてしまいます。

二人は一度教会に戻りますが、妻子を巻き込んだことで六階堂は冷静さを忘れている状態となり、そこにメトロポリマンから電話、妻子は人質として南之遊園地に捕らえていると教えられ、六階堂はミライと共に即座に現場に向かいました。

自分も一緒に戦うと心に決めていた咲は、実際は翼がないことで戦力になることができずにまた落ち込んでしまいます。その姿を見ていたルベルは、何としても咲に翼を授けるのだと、必死で天界の書の記憶に挑みました。

南之遊園地のマジックミラールームの罠に六階堂が囚われる

南之遊園地にはマジックミラーで出来た中から外に出られない箱が用意されており、その中に六階堂の妻子がいることが分かると、六階堂は罠だと知りながら迷わず箱の中に入り、二人を抱きしめて無事を確かめます。

箱の外ではミライが底谷と対峙、迷わず白の矢を放ちますが回避されてしまい、その間にメトロポリマンも登場、二対一の数的不利な状況の中で、ミライは逃走することを提案されますが、自分が逃げれば六階堂と奥さんと娘の命がないと判断、自分もミラーハウスに入ることを決断しました。

『プラチナエンド』6巻のあらすじネタバレ

ルベルが一級天使「感情の天使」に昇格

ミライと六階堂は妻子をそれぞれ抱き抱え、外からの矢の攻撃を回避するために翼で飛び回り続けます。しかし、脱出の手立てを見つけることは出来ず、二日が経ち、特に六階堂の方は薬を飲むことができなかったため、限界にかなり近づいてきてしまいました。

一方、教会では二日経過しても二人が戻ってこないため咲が絶望しており、その姿をみたルベルが涙を流します。本来天使は涙を流すことがなく、人間の感情を理解して共感できるようになったルベルは、神から「感情の天使」と名付けられて一級天使に昇格、すぐに咲に翼を授けて、二人も南之遊園地へと向かいました。

咲の活躍によりミライ、六階堂が脱出

遊園地で合流したナッセ、バレから状況を共有された咲は、監視で残っていた底谷に対して赤の矢を使用、メトロポリマンへの崇拝を上回る愛情を底谷に持たせ、寝返らせることに成功します。

底谷の異変に気付いたメトロポリマンも、お供の三人を連れて遊園地へ向かいますが、ミラーハウスからミライと六階堂達も脱出、4対4の戦いへと持ち込みました。

六階堂の妻子を教会へ逃した後、ルベルは六階堂の状態を見てここで決着をつけさせてあげたいと感じ、メトロポリマンを挑発、数的不利になれば逃げると言われた際、生流奏は「逃げねーよ」と言い返し、ナッセがこの言葉が嘘でないと感じます。

ミライ、咲、六階堂の三人は、互いに赤の矢を使用することを決断、敵からの赤の矢の攻撃を無効化し、生流奏以外には赤の矢による攻撃が通じない状況を作りました。

元自衛官の幕松を撃破

唯一赤の矢が通じる生流奏は、自分はラスボスだと主張し、連れてきた配下を先に当てさせます。戦闘は元自衛官の武器マニア、幕松との戦いから始まりますが、感情の天使となった元策士のルベルの献策により、幕松の翼による移動を封じ、底谷の一撃に繋げてミライ達は初戦に勝利します。

バイオ兵器の使い手小日向のウイルス作戦を破る

次の相手の小日向冬子は、バイオ兵器の使い手であり、史上最悪のウイルスを持ち出し、拡散されたくなければ確実死する新薬の実験隊になることを要求、その相手としてミライを選びます。

咲や六階堂達が一人でも動けばすぐにウイルスを拡散させると脅迫、誰も状況を打開する手立てが思いつかない窮地に追い込まれますが、ミライは小日向と至近距離になった瞬間に翼と白の矢を発動、翼の速さで小日向の動きを止め、白の矢でウイルスを破壊し、小日向の作戦を破りました。

『プラチナエンド』7巻のあらすじネタバレ

底谷一と小日向が相討ち

小日向を撃破できる状況になったミライは、数万人の命を救うためであれば小日向に白の矢を使うべきなのか葛藤しますが、母と父の言葉が思い返され、結論を出すことができない迷いに入り込んでしまいます。

その隙を見て、生流奏が白の矢を放ち、合わせて小日向が注射器攻撃を仕掛けてくると、ミライが危ないと判断した咲が自分が犠牲になる形でミライを守ろうとしますが、咲を助けるために動いた底谷一が、小日向と相討ちになる形となってしまいました。

生流奏のお供として来ていた少年は逃走、六階堂も戦闘不能状態になると、戦えるのはミライと生流奏だけとなり、二人は対峙することとなります。

生流奏が天使と出会った過去が明らかになる

二人は戦い始める前に、再び思想の違いが明確になり、特権意識の強い生流奏に対してミライが神様にでもなったつもりかと伝えた所で、生流奏が天使と出会い神候補となった理由が明かされました。

生流奏には最愛の妹がおり、完成された美しい兄妹関係を築いていましたが、妹が男性に告白されたことをきっかけに、外の世界に磨き上げた美しい妹を汚されると考えた生流奏は、妹と一悶着起こしてしまい、それが原因で妹の命が失われてしまいます。

妹の命を救う手立てもありましたが、美しく汚れのない妹を永遠にできると考えた生流奏はそれを行うことはせず、しかし命を失った妹の前で後悔、ここで欲望の天使メイザが現れ、神になれば妹を天使にできると教えられ、神候補となるべく動き出していたのでした。

ミライと生流奏の一騎討ちが始まる

生流奏が神になった場合の世界は一部の特権階級と見目麗しい奴隷を除いて、貧困層は全員排除するという人類がほぼ全滅するシナリオであり、ミライは絶対に生流奏と理解し合うことはないと理解、一騎討ちを始めました。

二人は互いに地面をつけて、交互に矢を放ち、どちらがか当てるまで少しずつ近づくというルールのもとで戦いを開始、ミライは赤の矢、生流奏は白の矢を用いて攻防、互いの距離が5mの位置まできます。

『プラチナエンド』8巻のあらすじネタバレ

メトロポリマンこと生流奏が散る

生流奏は、ミライが赤の矢を放った瞬間に白の矢を放つ作戦を立てていましたが、ミライは5mの位置から矢を放つことなく特攻を選択、生流奏は慌てて白の矢を放ちますが、間一髪で防がれてしまいます。しかし、生流奏は既に赤の矢を使われていることが発覚、ミライの赤の矢も生流奏には通じず、状況は膠着状態となりました。

生流奏が白の矢を再び放つことを防ぐため、ミライは右腕を掴みながら翼で生流奏の視界を覆い、さらに咲が生流奏の左腕を掴んで拘束します。動けなくなった生流奏の元には瀕死の六階堂が近付き、残していく家族が幸せになれるよう、生流奏を神となることを阻止、ついに決着をつけました。

六階堂が息を引き取る

病院に運ばれた六階堂は確実に終わりを迎えつつあり、教会に避難していた妻子も駆けつけ、最後の時間を迎えます。

生流奏を天界へと誘うことになったバレは、これまで翼や矢を与えてきた人間の中で、六階堂ほど家族のために自己犠牲を払い、自分の人生に満足した人間はいないと、メトロポリマンに対する六階堂の執念とも呼べる行動に賛辞を送りました。

裏で手を引いていた結糸向の元へ天使の翼と矢が集まる

生流奏に赤の矢を使用していたのは、お供の一人として同行していた少年「結糸向」だと発覚、底谷一についていた勘の天使バルタと手を組み、決着がつく6日前に上層学園で生流奏に赤の矢を使ったことが明らかになりました。

生流奏が散った後、特級の生流奏のものに加えて、所持していた三組の翼と赤い矢も結糸向に渡り、戦力が一気に結糸向の元に集中することとなります。

ミライと咲が幸せな時間を過ごす

六階堂を看取った後、ミライと咲は拠点である教会へと戻り、ミライはルベルと現在の状況を整理した後、丸一日以上眠ってしまいます。

目覚めたミライの前には咲が笑顔で食事の準備をしてくれており、庭園にテーブルを置いて得意の激辛カレーを提供、ミライは家族を失って以来テーブルで誰かと食事をしたことがなく、味も一切感じなくなってしまいましたが、咲の激辛カレーはとても美味しく、戦いによって守った幸せを噛み締めました。

『プラチナエンド』9巻のあらすじネタバレ

結糸向の情報発信から神候補狩りが始まる

神候補が半数以下になったことで天使達の会議が始まり、メトロポリマンが脱落したことで本気で神を目指す者がいなくなり、神選びが停滞することが懸念されましたが、遊戯の天使ベネマは自分の選んだ結糸向は積極的に動くと話し、ペネマに今後の動きが一任されることとなりました。

結糸向は突然自分が神候補だと名乗りを上げ、さくらTVを使って世間からの注目を集めると、現在進行されている神選びや翼、矢、天使、神候補などの重要情報を全て開示、世間一般に自分達の存在を教えました。

そして、残り六人となったことを受け、残りの神候補を一般社会の人々に知ってもらい、神を選んでもらえばいいと提案、そのために皆で神候補を探してほしいとお願いし、世界中で神候補狩りが始まります。

ミライと咲のもとにも星、弓木が現れる

一般社会だけでなく、政府や警察も捜索に本腰が入れられており、諸外国からもエージェントが日本に入り、神候補狩りが本格化してきます。

ミライと咲はメトロポリマンとの戦いを経てようやく手にした穏やかな時間が終わり、咲はミライとどこか遠くの二人になれる場所に逃げようと提案しますが、六階堂ならどうするかと考えていたミライは、この困難に立ち向かい、二人で堂々と生きられる世界を目指すと主張しました。

二人は高校の二学期が始まると通常通りに登校しますが、警察で神候補の捜索を担当していた星と弓木が接触してきます。星と弓木は上層部の確保の方針に逆らっており、ミライと咲ら、神候補を助けるため、他のどの組織よりも早く神候補を保護することを目指して動いていたのでした。

神候補の捜索に協力、中海修滋と出会う

ミライと咲は、二人の人柄と暮らしてきた幸せな生活を見て信用、神候補の捜索に協力することとなります。また、神候補の手毬由理が自ら神候補であると名乗り出て迎賓館に保護され、残りの不明な神候補は2名となりました。

ミライと咲は、星と弓木が情報収集によってピックアップした神候補容疑の人物達の元へ向かい、神候補であるかどうかを確かめていき、その中で奏の友人であった南河、神候補の中海修滋と出会います。

『プラチナエンド』10巻のあらすじネタバレ

中海修滋がミライ達と行動を共にすることになる

中海修滋は尊厳死の考え方を尊重する神候補であり、ミライとは考え方が正反対で真っ向からぶつかってしまいます。

生きることへの希望や執着を持たない中海修滋は、ミライに尊厳死を否定できる理由を問いますが、ミライの主張は中海修滋には通じず、話が衝突しあい、見かねた南河が友人であった生流奏の話を持ち出し、どんな人間でも命を落とせば悲しむ人がおり、だから生きなくてはいけないのだと中海に説明しました。

人に迷惑をかけてはいけないという考え方の強い中海は、南河の説明に納得、ミライ達に協力して神候補選びの話し合いに参加することとなります。

結糸向、手毬由理と協力体制を構築

神候補であることが判明している結糸向、手毬由理とも協力体制を取り付けるため、ミライと咲は目立つ場所で神候補同士による話し合いで神を選ぶことを希望していると主張、SNSを通じて一気に拡散されると、すぐに結糸向が現れます。結糸向はヒーローのミライが自分の予想通りの動きをしていることに感激、協力を約束してくれました。

また、自分から保護を求めた手毬由理は、厳重な警備と共に迎賓館に囲まれており、先に天使達が接触して話し合いを希望している状況と、合流地点まで辿り着ければ翼を与えられると話します。手毬由理は赤の矢を用いて手駒を増やし、警備隊を指揮していた星のアシストを受けながら、森でミライ、咲、結糸向と合流、翼をもらい、ミライ達に協力することになります。

多数決で中海修滋を神に推すことになる

残り1人の神候補に対しては、5人で一斉に話し合いを呼びかけることになりますが、まず現在いる5人で誰が神となるかの話し合いをすることになり、天使達にそもそも神とは何なのかと聞きます。

天使達は話すことのできる情報に制限がかけられていましたが、天界の裏世界に唯一通じている闇の天使オガロが、ギリギリの範囲でミライ達の知りたい情報について話、人間は天界の下にある生物であり、神は人間世界を如何様にもできる代わりに、人間世界から天界へいかなければならないと判明します。

人間世界での幸せを望むミライ達は、神になることに尻込みをしますが、生に執着のない中海修滋だけは神になってもいいと提案、他の神候補が不安視する中海修滋の資質に対しても、柔軟に対応する案を提示すると、多数決ではミライを除いた全員が中海修滋を神にすると投票、残り1名の賛同を得られれば、中海が神になることが決まります。

最後の神候補米田教授、破壊の天使ムニが登場

最後の天使は、特級天使である破壊の天使ムニであることが判明、何を破壊対象とするかは不明なものの、全天使の中でも抜きんでた存在であるムニは必ず破壊をもたらすと忠告されます。

また、ムニが選んだ人間は党京大学の天才、米田教授であることが判明しました。

『プラチナエンド』11巻のあらすじネタバレ

米田が神は存在しないと主張する

ミライ達は5人で行動を開始、有楽町上空に現れた段階で破壊の天使ムニも現れます。米田は5人が相対するのに相応しいか見極めるため、各神候補に神となったら何をするか5分ずつスピーチすることを要求、それを聞き終えた後、自分自身も有楽町上空へと向かい、ミライ達と対峙しました。

米田は5人に対し、自分自身の主張を展開、神とは人間の信仰によって生み出された架空の存在であり、実在はせず、現在神として存在するものは、「クリーチャー」であると話します。人類の進むべき方向として、科学技術が進んだ今だからこそ神からの脱却を提示し、次のステージに進むべきだと話しました。

ルベルも「天界の始まり」で神は人の祈りによって支えられていると記されていたと話し、米田の主張が正しいことが判明、咲やミライも、神がいなくて良いのであれば米田の考えに同意でき、元々米田のファンであった中海は、神を選ばない米田の支持に回ります。

神に縋る700万人のためにミライが神になることを決意

しかし、米田の主張通りに「神はいない」と宣言してしまえば、神に縋って生きる人々は絶望し命を終える可能性があり、そのおよそ700万人の人々を犠牲にすることを許容できないミライは、それであれば自分が神になると宣言します。

ナッセは、ミライの幸せは咲との普通の幸せだったのではと驚きますが、細かい話し合いを進める前に、最強の戦力とも言える神候補の獲得・暗殺作戦に出ていた部隊によって結糸向が命を落とす結果となり、神候補は一時その場を離脱、今回の議論に対する世間の反応を見た上で、改めてもう一度話し合いの場を設けることとなりました。

次の話し合いに向けて準備

米田は中海と共に移動、自分自身のことを盲信する中海が崇拝故に攻撃してくることを警戒し、万が一に備えて中海に赤の矢を使用します。

また、ミライと咲、手毬由理は、弓木と星の協力で緊急用シェルターに拠点を移し、次の話し合いに向けての準備を始め、米田とかつて同級生であった星が次の話し合いには参加することとなりました。

『プラチナエンド』12巻のあらすじネタバレ

米田は神を生まないための準備を着々と進める

米田は、若くして偉業を成し遂げ国民栄誉賞を受賞したことで、多くの人に囲まれて絶望、死後の世界を解明するという題目を抱いたところで破壊の天使ムニと出会ったことが明らかになります。

神を生まないための方法は、残りの神候補五人の全滅であり、米田は最初にミライ、咲、手毬由理を撃破し、その後自らに心酔する中海修滋と白の矢を放ち合い、相打ちとなる計画を立てていました。相打ち判定となる秒数も実験を行い0.15秒以内と判明、さらに計画に支障が出る可能性のある「神に味方する特別な天使の正体と能力」も、闇の天使オガロから正体がナッセ、能力は人に触れられることだと教えられます。

ミライと咲が想いを伝え合う

一方、ミライと咲は、次の米田との話し合いでミライが神になることになれば、二度と会うことができなくなると考え、二人だけの時間を過ごします。

ナッセから翼を与えられてミライが初めて訪れたピラミッドの頂上に向かった二人は、赤の矢の効果のない時に、初めて想いを言葉にして確かめ合い、穏やかで幸せな時間を共有しました。

新国立競技場で神候補が対峙する

話し合いの日時と場所が米田から提示されると、手毬由理は、万が一次の神が選ばれなければ、神選びや神候補の記憶が残り続け、神候補となった自分達は決して幸せになることはできないと話します。咲の幸せを願うミライは、もし話し合いを重ねても米田が納得しないのであれば、撃破するしかないと口にし、初めて自分から自分達の幸せのために他者を脅かす意思を見せました。

米田と中海が新国立競技場に到着すると、ミライ、咲、手毬由理、そして翼と赤の矢を渡された星と弓木も現場に向かい、最後の話し合いが始まります。

『プラチナエンド』13巻のあらすじネタバレ

米田との話し合いは平行線となりミライとの一対一の対話となる

ミライ陣営と米田陣営での話し合いが始まり、手毬由理からは何故偽の神ではダメなのか、星からは現在の神がクリーチャーであることの証明がされていないなど、米田の考えの根拠を問い続けます。

しかし、米田は人間の最期は人間が決めるべきである故に、クリーチャーを生み出すべきではないと説明する一方、現在の神がクリーチャーであることを証明する上では自分の生涯では足りないと苦しい言い訳をし、さらにまだ見ぬ未来のことについて確定した過去と同義に語り、ミライ達との会話を高度化・複雑化させ混乱を招きます。

話し合いに戻るため、要点はミライが神になるのか、米田がそれを止められるのかだと論点を整理し、米田はミライとの一対一での話し合いを希望、星だけが見届け役として残り、他のメンバーは迎賓館へと移動して待機することになりました。

ミライが幸せの定義を語り対立が決定的となる

ミライは、人間の最期を人間に委ねるべきと考える米田が、人間の未来を重視するのになぜ人類を滅亡に導くと考えられる科学技術の発展に変化を起こそうとしないのかと問います。

米田は、何億年という時間の中に誕生と滅亡が無限に内在しており、始まりから終わりまでは連続した一瞬である故に、全ての出来事は定められた事象と説明でき、故に科学技術の発展も人類の滅亡も、起こりうる未来は確定した過去なのだと伝えます。

ミライは、正確には米田の主張を理解できないものの、人は自分も含めて自分のためにしか生きていないと自論を展開、それぞれに異なる理想の未来があり、その理想にどれだけ近づけるのかが幸せなのだと話し、対立する理想を描くミライと米田の戦いは不可避の状態となりました。

米田・中海の策略により命の選択を突きつけられる

一方、迎賓館は米田と中海による罠であり、咲、手毬由理、弓木は中海の持つ白の矢に抵抗することができず、三人共に拘束されてしまいます。

戦いを始めようとしたミライに対し、米田は拘束した咲の画像を見せ、ミライが神になることを諦めるか、咲の命を諦めるのかの二択を28秒以内に回答することを求めました。ミライは、自分が神にならなければ、神に縋り付いて生きる700万人の人達の命が危うくなると理解していましたが、世界で最も大切な人は咲だと、咲の命を守る決断をします。

米田は、救える命の多さで神になることを決めたミライが、それを翻したことを愚かだと愚弄します。ミライはそれに対し、米田は人を本当に好きになったことがないと指摘、たとえ将来咲と一緒にいることができなくとも、現在の自分は本当に咲のことが好きであり、その愛故に誰を差し置いても大切にすることは当然のことであり、米田が指摘する客観的整合性がなくとも、選択には何も間違いがないのだと主張しました。

ミライが自分の命より咲の命を選ぶ

米田は次の選択をミライに問い、28秒以内に未来の命か、咲の命を選ぶように求めます。ミライの幸せだけを想うナッセは、咲がいなくてもミライが幸せになれない訳ではないと説得しますが、ミライは自分の命よりも大切な命もあると、咲の命を救うことを選択しました。

米田が放った白の矢に対して、ミライは受け入れようとしますが、ミライの幸せを諦められないナッセは、特殊な天使としての力でミライに触れ、自分の翼で白の矢からミライを逃します。しかし、この行為は天使としてタブーであり、ナッセは特級から二級に降格、ミライは赤の矢だけとなり、星がミライを抱える状態となりました。

地上に降りれば米田の白の矢が放たれるため、ナッセは最後の説得を試みますが、ミライは咲の犠牲の上に立つ人生に幸せは絶対にないと話します。

咲が自分の命よりミライの命を選ぶ

迎賓館に拘束されていた咲も、自分の命よりもミライの命の方が大切だと話しており、ルベルに自分は大丈夫だとミライに伝えてもらい、自分を犠牲にしてミライを助けようとしますが、これは中海に阻止されてしまいます。

しかし、尊厳死を尊重する中海は、自分よりも他者の命に向き合ってきた少年であり、生きたいと願う人に白の矢を放つのは、たとえ赤の矢の影響下にあったとしてもできないと判断、ミライと弓木は中海を挑発、もしできるのなら、いますぐ咲に白の矢を放ち、その上でそれを米田に伝えてほしい、そうすればミライが助かると伝えます。

中海はできると咲に近付きますが、咲や弓木が指摘したように中海にその行動はできず、咲は解放、同時にミライは咲の命を救うために地面に降り、米田は白の矢を発射しました。ミライは全ての手立てを考えて回避は不可能と判断、白の矢を受け入れ最後に咲の笑顔を思い浮かべますが、ここで咲が登場、間一髪でミライを救うことに成功します。

『プラチナエンド』14巻のあらすじネタバレ

米田が誤りを認め中海が次の神となる

手毬由理が中海から預かっていた白の矢を、米田の背後から使用しますが、ミライの想いに報いようとしたナッセにより米田は助けられ、二度も天使に命を救われたことで、自分の主張が誤っていることを認め、ミライ達が主張するように自分は人との関わりのなさから愛や友情を理解できない愚かな人間であると認めます。

米田は、後のことをミライに任せて去ろうとしますが、米田に生きる目的を与えたい中海が、自分がクリーチャーとなり、天界から神の不在を伝えると話すと、米田もムニの言葉を思い出しこれを支持、ミライや咲、手毬由理も中海が神となることに同意し、中海が次の神となりました。

世界中の人々の記憶から神候補の記憶が消去され、ミライ、咲、米田、手毬由理には記憶の保持の選択権を与えられますが、手毬由理以外は記憶の保持を希望、それぞれが新しい道を歩み始めます。

ミライ、咲、米田、手毬は幸せになっていく

中海が神になった後、米田は約束通り手毬由理に裕福な人生を保証するため、研究室の助手に任命、高級を与えながら、中海によって残された赤の矢の研究に没頭していきます。米田は中海からの知らせを待ちながらも、楽しそうに研究に没頭しており、手毬も幸せそうに一緒に時間を過ごしていきました。

ミライと咲は、前向きに目標を持って幸せに生きようと決意、高校の同級生にも交際をオープンにし、結婚の約束と四つ葉のクローバーを置いたフラワーショップを将来二人で開店するという約束をします。幸せな日々は続き、ミライの愛情も、咲の愛情も変わることはなく、二人は幸せの絶頂の中で結婚式を迎え、念願のフラワーショップの開店も実現しました。

中海の強い意志が神との融合を遅らせ世界の消失を招く

神となった中海は、自らの体の中に前の神が入ったことを感じ、徐々に融合していくことを知らされます。自分の意識の中に前の神の意識も混在しており、神もまた創られた存在であり、神がやはり人間を創ったと教えられました。

天界や天使についてより詳しく知るため、特級天使と話をしていく中、ナッセと話す頃には人間世界では6年もの時間が過ぎており、人間界のことにも目を向けるようにと諭されます。最初、中海はミライや咲、米田、手毬、兄の姿を見て、幸せであることに安堵しましたが、世界に目を向ければ多くの悲劇があり、それ以上に不条理、不公平が存在、それ故の膨大な神に祈る人々がいることに気付きます。

人間だった頃の自分は井の中の蛙であったことを思い知らされ、神として自分は何をするべきかと思案しますが、この時に人間時代の中海の強い意識が発動、天界であれば誰に迷惑をかけることもなく、さらに神の不在を赤の矢の消失を通して米田に伝えられると判断し、自分に白の矢を使います。

神を失った天界は崩壊を迎え、ルベルやナッセら天使達も消失、その影響は人間界にも波及し、生物としての歴史の浅いものから消失していき、米田や手毬、ミライや咲も消え、地球上から生物がいなくなりました。

神を創り出した永遠を生きる存在

全ての生物が消失した地球を見て、別の星で誕生した永遠を生きる存在が、もう一度地球に神という種を撒くかどうかを話し合う場面が描かれます。

永遠を生きる存在が求めるものは終わりであり、自らを終わらせる力を持つ存在を誕生させようと、神という種を撒いて実験をしていたのでした。

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