「リゼロ」アラキアは、プリスカに心からの忠誠を誓う九神将の弐です。
アラキアとプリスカの関係性、「精霊喰らい」と称されるアラキアの特殊能力、アルとの出会い、セシルスとのライバル関係など、リゼロのアラキアを詳しくご紹介します。
『リゼロ』アラキアの基本プロフィール
名前 | アラキア |
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立場 | ・プリスカ・ベネティクトの乳兄弟、元従者 ・九神将の「弐」 ・二つ名は『精霊喰らい』 |
特徴 | ・プリシラLOVE ・プリシラを「姫様」と呼ぶ ・健康的な見た目 ・眠たげな丸い瞳 ・一房だけ赤い短い銀髪 ・犬人特有の犬耳が特徴的 ・自分の身長と変わらない長さの細い杖 |
『リゼロ』アラキアとは?
プリスカ・ベネティクトの乳兄弟、従者
アラキアは、プリスカ(プリシラ)の乳兄弟であり、元々は従者の立場にあった人物です。
「選定の儀」においてはプリスカを助けるために裏切ることとなり、アラキアはヴィンセントの元で九神将として成長、プリスカは自らの影武者であったプリシラの名前をもらい、新たな人生を歩むこととなりました。
心は今でもプリスカに忠誠を捧げており、変わらずプリスカのためであれば命を懸けられるほどに熱い想いを持っています。
『精霊喰らい』
アラキアには『精霊喰らい』という能力があり、大気中の精霊を取り込み、自分の力にすることができます。
精霊の力が使えるのは精霊を消化するまでの間と限定的ですが、大気中にはほぼ無限に精霊がいるため、消化をしきって力を使えなくなることはほとんどありません。
水の精霊を使えば、水そのものになることができ、水棲の魔獣が生息する湖でも問題なく移動することができます。
また、微精霊が近づいてきやすいようにより自然に近い格好をしているため、普段の格好からかなり露出が多いです。
九神将の「弐」
プリスカと離れヴィンセントの元に降った後、アラキアは精霊喰らいとして成長していき、九神将の「弐」の座に就くまでに活躍しました。
隔絶した強さを誇っており、城郭都市グァラルの都市庁舎を襲撃した際には、単独でその場を一瞬で制圧しています。
『リゼロ』アラキアのセリフ・名言
姫様…
『リゼロ』アラキアはどうなる?残された伏線の考察
アラキアは四大精霊「ムスペル」を全て食べたのか?
選定の儀において、アラキアはヴィンセントが用意した四大精霊「ムスペル」を捕食して、その力を用いてラミアが放った魔石砲からプリスカ達を守っています。
しかし、アラキアが捕食したの神域と呼ばれるムスペルの一部であると考えられ、本体は水晶宮の大精霊になっている可能性が高いです。
アラキアとプリシラの復縁は成立する?
アラキアのプリスカへの忠誠は決して変わることなく続いており、グァラルでの再会を経ても寝言でプリスカを想うほどでした。
トッドにより再び距離ができてしまいましたが、プリシラの方もスバルの提言によってアラキアと歩み寄る考えに方針転換しており、次の再会の時にはまた別の関わり方が生まれそうです。
また、ヴィンセントがヴォラキアを平定して国の在り方を変えれば、アラキアとプリシラが離れ離れでいる必要性もなくなるため、アラキアのプリシラ陣営入りもあり得るかもしれません。
『リゼロ』アラキアの主な活躍
リゼロ外伝「紅蓮の残影」アラキアの活躍
ラミアが送ってきた暗殺者を撃破
アラキアはプリスカの乳兄弟であり、ベネディクト家において常にプリスカの側に仕える従者となっていました。
ラミアによる刺客が屋敷に放たれると、アラキアは「精霊喰らい」としての力を行使して緑色の炎を発現、刺客全員を撃破していつも通りにプリスカを守りました。
セシルスに敗北し因縁を持つ
ヴィンセントが屋敷に遊びに来ると、ヴィンセントの従者であるセシルス・セグムントと出会います。
セシルスにワンちゃんとからかわれた上に挑発されたアラキアは、我慢の限界を迎えてセシルスに飛びかかりますが、一瞬で制圧されてしまいました。
この出来事を通じてアラキアはセシルスに対してライバル意識を持つようになり、自分の価値をプリスカに認めてもらえるよう、リベンジの機会を虎視淡々と狙うようになります。
ラミアとの会談中はプリスカの影に潜む
選定の儀が開始されラミアが屋敷を訪ねてくると、会談中はプリスカの影の中に潜み護衛に徹しました。
ラミアが帰ると影から姿を現し、プリスカを馬鹿にするラミアのこと大嫌いであり、プリスカに言い含められていなければ、あの場でラミアの首を取っていたと恐ろしい発言をします。
ヴィンセント包囲網でチシャ・ゴールドを撃破
ヴィンセント包囲網に参加したプリスカに伴い、アラキアは森の中を移動して包囲網から脱出しようとしていたヴィンセント、チシャ・ゴールドと遭遇します。
プリスカにチシャの相手を任せられると、アラキアは火の微精霊を食べて青い炎を身に纏い、ヴィンセントの配下を次々破り、堪らず前に出てきたチシャ・ゴールドも撃破しました。
勝利をプリスカに報告しようと喜び顔で振り向くと、ラミアが放った魔石砲が森を覆ってきます。
四大精霊ムスペルを捕食し魔石砲を防ぐ
アラキアは、その場に眠っていた四大精霊の一角ムスペルを捕食して力を獲得、その力を持って魔石砲からプリスカ達を守り切ります。
しかし、アラキアは半死半生の状態に追い込まれ、ラミアを討ち取りに向かったプリスカとはここで別行動となりました。
プリスカと離れた後、ヴィンセントから今回の働きに報いるためにプリスカを救う策を提案され、アラキアはこれを受けることにします。
ヴィンセントの提案に乗りプリスカを裏切り命を救う
魔眼族の皇族パラディアを撃破後、示し合わせたようにチシャ・ゴールドが登場して美酒を手渡してきます。
プリスカは当然毒が入っていると見抜きましたが、アラキアは美酒を割り、プリスカに涙を流して謝罪しながら猛毒の酒を飲みました。結果、アラキアを助けるためにプリスカが猛毒を吸い出し、自らも体内に猛毒を吸い込んでしまったプリスカは痙攣し、仮死状態となってしまいます。
目覚めたアラキアは左目の視力を失っており、プリスカは無事に生還を果たして計画通りにプリシラとしての新しい人生を歩み始めたが、正体を知られてはならないため、今後二度と会えないと伝えられ、こうなると分かっていながらも寂しさに号泣しました。
リゼロ外伝「赫炎の剣狼」アラキアの活躍
剣奴孤島の討伐隊の一人として参加
アラキアは、ウルビクが引き起こした剣奴孤島革命に対する討伐隊に参加、「精霊喰らい」の力で水そのものとなり、剣奴孤島を囲む水棲の魔獣だらけの湖を泳いでいきます。
目的は、剣奴孤島への唯一の道となる跳ね橋を下ろすことでしたが、不自然な浮島と匂いを感じたアラキアは進路を転換、浮島の岩の間に潜んでいたアルと遭遇しました。
アラキアはプリスカの手法に基づいて、深手を負っていたアルを助ける代わりに、剣奴孤島内部の情報提供を求め、共に剣奴孤島内部に潜入することになります。
アルと協力してホーネットを撃破
当時のアラキアは単独ではホーネットを撃破することはできませんでしたが、アルが権能を用いてループを繰り返し、最終的にはアルとの協力でホーネットを毒を用いて撃破することに成功します。
ホーネット撃破後は跳ね橋を降ろして討伐隊を島に招き入れ、剣奴孤島の制圧に大きく貢献しました。
リゼロ外伝「Before Memories」のアラキア
ペンダルトン邸の外でプリシラと出会う
アラキアは、ペンダルトン邸から逃げてきたプリシラを見つけ、一緒にヴィンセント様の元へ行こうと提案します。しかし、プリシラは兄の立場と行動を理解しており、アガレスの考えているように物事は動かないと指摘されます。
アラキアはプリシラと敵対するのかと問われますが、自分の姫様はプリシラだと判断し、プリシラを見逃す判断を下しました。「大儀である」と賞されたものの、「いずれ来る再会の日にどうするか」考えておけとも言われます。
アラキアは、プリシラが宿命を忘れ、ただ幸せな日々を過ごして欲しいと、それが無理だと分かっていながら願いました。
リゼロ七章「狼の国」のアラキア
ヴィンセントが約束を反故にしたと唆され敵側につく
宰相ベルステツによるクーデターが勃発した後、アラキアは何者かにヴィンセントが約束を裏切り、プリシラに手をかけようとしたと唆されます。
約束を反故にされたと判断したアラキアは、操られているとも理解せぬまま、ヴィンセントを撃破しに城郭都市グァラルへと向かいました。
城郭都市グァラルの都市庁舎を襲撃
城郭都市グァラルの無血開城が成立したタイミングでアラキアが到着、駐屯していたヴォラキア帝国軍、シュドラクの民、レム、スバルを単独で圧倒し、ヴィンセントへと迫ります。
しかし、ここでプリシラが登場、アラキアは聞いていた情報と異なることに動揺しながら、プリシラとの再会に感動しますが、プリシラは既にアラキアと決裂する立場を決断しており、陽剣ヴォラキアの一撃を受けて気絶してしまいました。
トッドに連れられグァラルを脱出
気絶したアラキアは地下牢に捕らえられ、ホーリィが見張りについていましたが、トッドとジャマルの二人により連れ出されることとなります。
ジャマルを利用してトッドはアラキアとグァラルを脱出、アラキアは気絶したままトッドに運ばれ帝都へと向かいました。