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【リゼロ】美食家の暴食「ライ・バテンカイトス」の能力・最後をネタバレ!レムは目覚める?

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「リゼロ」ライ・バテンカイトスのまとめページです。

美食家」を名乗る「暴食の大罪司教」ライ・バテンカイトスについて、能力と最後、二人の弟妹やペット「白鯨」との関係、人物像、強さ、バテンカイトスが食べたレムの「記憶」「名前」の行く末など、リゼロのライ・バテンカイトスについて詳しく解説していきます。

『リゼロ』ライ・バテンカイトスの基本プロフィール

魔女教大罪司教 「暴食」担当、美食家
身長 154cmほど
年齢 14,15歳ほど
性別
名前の由来 くじら座ζ星バテン・カイトス(白鯨と関係?)
弟妹 ロイ・アルファルド(悪食)
ルイ・アルネブ(飽食)

『リゼロ』ライ・バテンカイトスとは?

美食家を名乗る「暴食の大罪司教」

ライ・バテンカイトスは、「美食家」を名乗る「暴食」の大罪司教です。

量よりも質にこだわり、相手によっては「皿にのせる価値もない」と言い捨てて相手にしないこともあります。

弟であるロイ・アルファルドは量に拘るため、内心その行動を苦々しく思っていますが、誰と食べるかに拘る妹ルイ・アルネブには「なぁんにもわかってないんだから」とひっそり呆れられています。

レムを「眠り姫」にした張本人

リーファウス平原でレム、クルシュをレグルスと共に襲撃しており、その際にレムの「記憶」「名前」を食べて「眠り姫」の状態にしました。

水門都市プリステラでスバルが放送を流すと、「俺たちの英雄に会いに行く」と、レムのスバルへの溢れる愛情に影響を受けて行動しています。

また、レムについては「魂の回廊」に居座る妹のルイ・アルネブにも共有されていました。

『リゼロ』ライ・バテンカイトスの性格

食べる目的は「幸せ」になること

「暴食」が人の記憶や名前を食べる目的は、自分達が幸せになることです。

人の記憶を食べて、多くの人の人生を自分のものにすることで、家柄に恵まれ、才能に恵まれ、運に恵まれ、様々な能力と知識と経験に恵まれた、ベストの人生を送ることができると考えています。

弟の「ロイ・アルファルド」も同じ考えであり、違いは質を求めるか、量を求めるかのみです。

凄惨な過去を思わせる体の傷、商人への恨み

ライ・バテンカイトスの体には無数の悲惨な傷跡が残っており、「大人」に対しての警戒心、敵愾心を強く滲ませています。

また、商人に対しても「他人に値段をつけて売り払い私腹を肥やす奴」と酷く悪感情を持っており、過去に奴隷として扱われていた可能性が高いです。

『リゼロ』ライ・バテンカイトスのセリフ・口癖

「愛! 義侠心! 憎悪! 執念! 達成感! 長々と延々と溜め込んで溜め込んでぐっつぐつに煮込んで煮えたぎったそれが喉を通る満足感ッ! これに勝る美食がこの世に存在するかァ!? ないね、ないな、ないよ、ないさ、ないとも、ないだろうさ、ないだろうとも、ないだろうからこそ! 暴飲! 暴食! こんなにも! 僕たちの心は、俺たちの胃袋は、喜びと満腹感に震えてるんだからッ」

「――それじゃァ、イタダキマスッ!」

『リゼロ』ライ・バテンカイトスの強さ、能力

「記憶」を食べる

ライ・バテンカイトスの暴食の権能「」には二種類あり、「記憶を食べる」「名前を食べる」ことができます。

「記憶」を食べると、相手の記憶を自分のものにすることができ、食べられた相手は自分の記憶を失うことになります。

作中では、クルシュレムがこの被害に遭遇しています。

また、「記憶」を食べることによって後述する「月食」の権能を使うことができます。

「名前」を食べる

「名前」を食べると、世界からその相手を忘れさせることができます。

兄弟や姉妹、王候補と騎士など、どれだけ深い仲であっても「記憶」を食べられた相手のことは忘れてしまいます。作中では、レムやヨシュア、ユリウス、エミリアなどが被害に遭いました。

相手の名前を食べるためには、相手の本当の名前を呼んで接触する必要がありますが、間違えた名前を読んでしまうと、反動で吐くような気持ち悪さが返ってきます。

水門都市プリステラでは「フェルト」が本当の名前ではなかったことで、バテンカイトスは食事をすることができず、反動の気持ち悪さで隙を見せることになりました。

また、名前を食べることによって「日食」という権能を用いることができます。

「月食」

暴食の権能「月食」は、食べた「記憶」を元に能力を再現する力です。

様々な武術や剣術などの達人を食べてきたバテンカイトスは、その知識と経験を「月食」で再現して組み合わせながら、圧倒的な戦闘能力で王選陣営に立ちはだかりました。

バテンカイトスの目的が「食べる」ことであったため、クルシュや水門都市で相対したオットー達も生還でしたが、純粋に「殺戮」が目的だった場合には、恐らく全員命を奪われていたものと思われます。

「日食」

日食」は、食べた「名前」を元に存在自体を自分に上書きする力です。

肉体も食べた相手に置き換わるため、「月食」の時よりも強力に食べた相手の力を引き出すことができます。

また、「月食」との組み合わせで、他の達人の能力も併用することによって、食べた本人以上の強さになることができます。

奥の手に近い権能ではありますが、長時間使うと自我が乗っ取られるため、バテンカイトスはあまり使わないようにしています。

暴食の魔女因子の分割・統合

暴食の魔女因子は三人で一つとなっており、分割や統合をすることが可能となっています。

一つの肉体に三兄妹が一緒にいることもあれば、バテンカイトスとアルファルドが別々の肉体で動くこともあります。

ただし、ルイ・アルネブだけは単体で動くことができず、水門都市プリステラではバテンカイトスの体内にいて、瀕死になった兄の代わりに表に出てきました。

さらに魔女因子を分割することもできますが、自我を失うことを恐れるバテンカイトスは、因子の分割には消極的です。

三大魔獣「白鯨」がペット

三大魔獣は暴食の魔女因子に従って動くとされており、バテンカイトスは白鯨のことを「ペット」と表現しています。

バテンカイトスの名前の由来は「くじら座」にあり、他の弟妹もそれぞれ多兎、黒蛇に名前が由来しているため、白鯨についてはバテンカイトスが操作していたのではないかと考えられます。

リーファウス平原でスバルに倒された時は、育てるまでに400年かかったのにと悔しがりながらも、復活可能であることも示唆していました。

「武芸百般」

古今東西の武芸者を選り好みして食べてきたバテンカイトスは、様々な武芸を自分のものとして体得しています。

月食」によって引き出すその力は、エミリアやラム、ベアトリスなど主戦力が一斉に襲いかかってきても対抗できるほどで、スバル達を大いに苦しめました。

バテンカイトスの中には、様々な武芸者の異能がありますが、その中でもよく使われるのが次のものです。

  • 拳王:神域に達した武芸者
  • 跳躍者ドルケル:近距離ワープ
  • 太った巨漢:攻撃無効防御

これらは、水門都市プリステラ、プレアデス監視塔でお披露目されることになります。

『リゼロ』ライ・バテンカイトスに関する考察、ネタバレ

クジラ座と「白鯨」の関係は?

バテンカイトスの名前の由来は「くじら座」の星の名前であり、三大魔獣の一角「白鯨」と符合しています。

二人の弟妹も、それぞれ「多兎」「黒蛇」と関係する名前の由来を持っており、魔獣が暴食の魔女因子に従うことを考えると、白鯨はバテンカイトスによって動かされていたと考えるのが自然そうです。

リーファウス平原でバテンカイトスが白鯨をペットと表現してように、どこまでコントロールできるかは不明ですが、ある程度言うことを聞かせられたものと思われます。

「ルイ・アルネブ」はバテンカイトスによって生み出された?

元々、「暴食」はバテンカイトスとアルファルドの二人兄弟でした。

二人が食事をしていく中で、突然生まれたのが妹ルイ・アルネブです。

アルネブ自体は魂の回廊に囚われており、自分自身の肉体を持って外の世界に顕現することができません。そのため、バテンカイトスの体内にいることが多く、プリステラでバテンカイトス瀕死状態の時に表に出てこれたのもそのためです。

バテンカイトス死亡により、3つに分割されていた暴食の魔女因子がどう動くのか、アルネブやアルファルドにどのような影響をもたらすのかは、これからのストーリーとなります。

バテンカイトスが零したレムの「記憶」と「名前」は戻る?

バテンカイトスは、プレアデス監視塔でのラムとの戦いにおいて、最後にレムを自分の中から溢しました。

バテンカイトスに「名前」を食べられたエミリアは、すぐに周囲から思い出されましたが、レムのことは思い出されていません。

暴食の権能からの解放は、食事になぞらえて「消化には時間が関係する」とされ、レムの状態が元に戻るまでには時間がかかると予想されています。

ただし、エミリアと異なり、レムはバテンカイトスを通じて「ルイ・アルネブ」にも食べられています。

ルイも「魂の回廊」でレムの記憶を零しましたが、魂の回廊からリゼロ世界にいるレムの元へ戻れるかは不透明であるため、本当に記憶や名前が元どおりになるかはまだ分かりません。

『リゼロ』ライ・バテンカイトスの主な活躍

第3章「Truth of Zero」のバテンカイトス

白鯨討伐後のリーファウス平原でレム、クルシュを襲う

「ライ・バテンカイトス」の初登場は第3章の「再来の王都編」で、白鯨討伐に成功し、負傷兵を連れて王都に帰還しようとしていたクルシュレムへータロー達の前に現れました。

「強欲」の大罪司教レグルス・コルニアスと共に一団を襲撃しており、この時にクルシュの「記憶」、レムの「記憶」と「名前」を食べています。

この行動により、クルシュ陣営、エミリア陣営との因縁が始まりました。

第5章「歴史を刻む星々」のライ・バテンカイトス

水門都市プリステラで「英雄」スバルに会いにいこうとする

https://twitter.com/Rezero_official/status/1311296614942650369

水門都市プリステラでは、都市庁舎でのスバルの放送を聞いて、「僕たちの英雄」スバルに会いにいこうとします。

バテンカイトスはレムの記憶を食べており、その記憶からスバルへの想いを完璧に理解しており、強く英雄を求めていました。

都市庁舎に向かっている途中で、フェルトやガストン、ダイナス、オットーと遭遇して戦闘になります。

オットー、フェルト、ダイナス、ベアトリスに破れる

バテンカイトスはオットー達に「スバルの居場所」を求め、最初は話し合いに応じようとしましたが、オットーが商人であることが分かると戦闘を開始します。

月食」で武人達の能力を引き出し、ガストンやダイナス達を圧倒していきます。

途中で「白竜の鱗」のメンバーの「記憶と名前」を食べ、ダイナスに対して「メィリィのことも仕方がなかったんだ、お前のせいじゃないよ」と言うシーンがあり、ダイナスとメィリィの関係を示唆しました。

途中からベアトリスも参戦し、フェルトがロム爺から持たされていたミーティア、「エキドナがボルカニカに悪戯するために作ったもの」によって、大破壊力の攻撃を受け、瀕死の状態になります。

瀕死状態を「ルイ・アルネブ」に助けられる

瀕死状態になったバテンカイトスは、ダイナスによって捕縛されそうになりますが、ここで妹「ルイ・アルネブ」に変わります。

アルネブは「日食」の権能を用いてダイナスやオットーに深手を与えますが、「お兄ちゃんはボロ負け、兄様はあの女の言いなり」と言って、その場を去っています。

第6章「記憶の回廊」のライ・バテンカイトス

プレアデス監視塔を「ロイ・アルファルド」と共に襲撃

プレアデス監視塔では、魂の回廊でスバルと出会ったルイ・アルネブが、二人の兄にスバルの居場所を教えます。

そして、弟である「ロイ・アルファルド」と共にプレアデス監視塔を襲撃しました。

バテンカイトスは、エミリア、ラム、レムの前に現れることが確定しており、スバルが目覚めて急行したケースを除いて、エミリアの「名前」を食べます。

死に戻りした世界では、剣聖レイドやシャウラに負けるパターンも多く、単純な戦闘能力ではエミリア陣営にも勝てませんでした。

鬼の力を引き出したラムに倒される

確定した世界では、スバルの強欲の権能、レムとの共感覚によって鬼の力を引き出したラムに圧倒されます。

途中一度逃げかけましたが、最終的にプレアデス監視塔でバテンカイトスは命を落としました。

『リゼロ』ライ・バテンカイトスまとめ

「暴食」の大罪司教として初登場したライ・バテンカイトスでしたが、プレアデス監視塔で、レムとの共感覚で鬼の力を引き出したラムに惨敗して命を落とします。

食べた相手の「記憶」や「名前」を返す方法を知らないようでしたが、時間経過と共にエミリアが思い出され、レムが目覚めたことから、暴食を倒せばその相手に食べられた人物の記憶と名前は、少しずつ取り戻されることが判明しています。

暴食の魔女因子はバテンカイトスとアルファルド、アルネブが三人で分けており、ライ・バテンカイトスが倒れたことで、アルファルドやアルネブにどのような影響が起きるのかは分かっていません。

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