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【リゼロ】グリム・ファウゼンとは何者?盾の衛士と呼ばれたヴィルヘルムの相棒

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「リゼロ」グリム・ファウゼンは、亜人戦争の時代に「盾の衛士」として活躍したヴィルヘルムの相棒です。

亜人戦争での活躍、キャロルとの出会い、ロズワールやヴィルヘルムとの関係性、声を失った理由など、リゼロのグリム・ファウゼンを詳しくご紹介します。

『リゼロ』グリム・ファウゼンの基本プロフィール

名前 グリム・ファウゼン
立場 ・アストレア家に仕える爺や
・亜人戦争の「盾の衛士」
・キャロル・レメンディスの夫
出身 フルールの宿屋の息子
特技 料理
危機察知
盾の防御
装備 レメンディス家の宝盾

『リゼロ』グリム・ファウゼンとは?

ヴィルヘルムの相棒となった「盾の衛士」

グリム・ファウゼンは、亜人戦争で活躍し、ヴィルヘルムの相棒となった「盾の衛士」です。

元々はフルールの宿屋に生まれた一般市民でしたが、亜人戦争でヴィルヘルムに助けられたことを契機に、いつかヴィルヘルムを助けられる男になりたいと奮闘、激戦に次ぐ激戦を超える内に力をつけていきました。

亜人戦争後はヴィルヘルムが隊長となったツェルゲフ隊の副隊長を務め、剣鬼戦歌での活躍を通じて一代騎士となると、恋仲であったキャロル・レメンディスと結婚し、二人でアストレア家の従者となります。

一代騎士となったキャロルの夫

グリムは、代々剣聖の家系に使えるレメンディスの一族の女性キャロルです。

キャロルとは亜人戦争で共に過ごす時間が多くなる内に恋仲となり、当時際立った力のなかったグリムが生還できるよう、キャロルがレメンディス家の宝盾と共に盾の使い方をグリムに伝授し、後にヴィルヘルムの相棒として横に立つ「盾の衛士」に成長させました。

商業都市ピックタットを舞台とした剣鬼戦歌の戦いが終わると、グリムは一代騎士の名誉を授けられ、貴族出身のキャロルを妻にします。二人の孫にはフラムとグラシスという双子がおり、この二人もレメンディスの一族として剣聖に仕えています。

『リゼロ』グリム・ファウゼンの性格・人物像

実直・誠実

グリム・ファウゼンの性格は実直・誠実そのものです。

極めて真面目でコツコツと為すべきことに励み、それでいて高い目標を掲げる高潔さを持ち合わせていました。

『リゼロ』グリム・ファウゼンのセリフ・口癖

いつか、僕がいて……戦友がいて助かったって、あいつが思えるように

ヴィルヘルム。君は僕たちの、ツェルゲフ隊の剣なんだ。

『リゼロ』グリム・ファウゼンの過去は?

フルールの宿屋の息子

グリム・ファウゼンは、フルールの宿屋の息子の生まれです。

村の伝統的な気質が肌に合わずに十五歳の時に村を出て、以来数年間は王都の宿屋などで下働きをした後、亜人戦争が勃発し、英雄願望を胸に王国軍兵士に志願しました。

ヴィルヘルムに命を救われる

初陣となったレドナス台地の戦いで、グリムは即座に英雄願望を砕かれます。

窮地に陥ったグリムは、同じく初陣だったヴィルヘルムに命を救われる形で出会いました。

ヴィルヘルムに感謝を伝えるため戦い続ける

その後、部隊再編を経てグリムはヴィルヘルムと同じ舞台で過ごすようになり、自分の感謝の気持ちを素直に伝えてもヴィルヘルムには届かないと考え、隣で戦い続け、いつかヴィルヘルムが窮地に陥った時に助けることで感謝を伝えようと考えます。

そのために只人でありながら、剣鬼の隣に立つという野望を抱え、グリムは必死に亜人戦争を戦っていくのでした。

『リゼロ』グリム・ファウゼンに残された伏線の考察

グリムの危機察知能力はどこから来る?

グリムは極めて優れた危機察知能力を有しています。カスツール平原の視察でトルタの矢に気付いたり、邪竜バルグレンの竜の息吹を察知したのもグリムだけでした。

しかし、グリムは加護を所有していないため、この能力についてはまだ説明がついていません。

ストライド・ヴォラキアがグリムに対して待ち続けた「只人」だと言及していますが、もしもグリムが特別な存在であるのならば、天上の観覧者がグリムに危険が近付いた時にオドに干渉して危険を知らせているのかもしれません。

『リゼロ』グリム・ファウゼンの主な活躍

亜人戦争でのグリムの活躍

レドナス台地で初陣

グリムはレドナス台地の戦いで初陣を飾ります。

この時は英雄願望を抱いて亜人戦争に参加しましたが、グリムは初戦で現実を思い知らされました。

第一次カスツール平原攻防戦で小隊が壊滅する中で生き残る

第一次カスツール平原攻防戦では、ヴィルヘルムが同じ部隊に編入されて行動を共にします。

相手の大規模魔法陣の罠が発動した後、グリムとヴィルヘルムだけが後退せずに前に活路を見出して突進、二人は生き残りましたが、後退した部隊は全滅する結果となりました。

カスツール平原の視察でキャロルと出会う

ツェルゲフ隊にグリムとヴィルヘルムは編入され、魔法顧問のロズワールとその護衛キャロルを伴い、カスツール平原の視察へと向かいます。

視察先で魔女スピンクスとトルタを中心とした屍兵に襲われ、グリムはトルタを討ち取り全員の窮地を救いました。

アイヒア湿地帯攻防戦でリブレに声を奪われる

二年経過し、グリムがキャロルと親密になっていた頃、亜人戦争最大の激戦となったアイヒア湿地帯攻防戦が勃発します。

ツェルゲフ隊は亜人族の英雄リブレ・フエルミと遭遇、大規模魔法陣による弱体化の影響を受ける中で襲われ、ヴィルヘルムを庇ったグリムは声帯を失い、声を出せなくなってしまいました。

ルグニカ王城血戦でキャロルと共に奮闘

ルグニカ王城血戦では、キャロル、ロズワールと共に魔女スピンクスと対峙、キャロルから指導された盾術でスピンクスの「アル・ジワルド」を防ぎ切り勝利に貢献しました。

終戦記念式典に参加

ヴィルヘルムが姿を消した後もグリムはボルドーと共に奮闘、テレシアと戦場に並び立って活躍し、亜人戦争を集結に導きます。

試練後式典でヴィルヘルムが現れテレシアと剣舞を舞うと、その結果を見届け、すぐにヴィルヘルムの元へ向かい再会を喜びました。

亜人戦争後のグリムの活躍

ヴィルヘルムが隊長となったツェルゲフ隊の副隊長となる

ボルドーがルグニカ上層部に抜擢され、ヴィルヘルムがツェルゲフ隊の隊長になると、グリムが副隊長の立場となり支えることとなります。

ヴィルヘルムとテレシアの結婚式が開催される日には、テレシアの父ベルトールによる妨害が行われましたが、グリムは土蛇様を攻略、無事にヴィルヘルムをテレシアの元へ届けました。

ストライドに指輪の呪いを受けたキャロルの一撃を受ける

ヴィルヘルムとテレシアが新婚旅行から帰ってきた後、キャロルがストライドに指輪の呪いを受け、グリムはストライド探しに国中を探しまわります。

王都のアストレア家に戻ってくると、ここにストライドが登場、キャロルは指輪の呪いを受けて操られてしまい、グリムは背後からの一撃を受けて倒れ、キャロルが育ての父でもあるベルトールを撃破するのを防ぐことができませんでした。

商業都市ピックタットでストライドを撃破

ヴィルヘルム、ボルドーと共に討伐隊を組み、連れ去られたテレシア、キャロルを助けにグリムも商業都市ピックタットへ向かいます。

ピックタットではストライドによってキャロルと対峙させられますが、ストライドに陽剣を抜かせたことで指輪も焼け落ちて呪いが溶けます。

邪竜バルグレンの息吹も防ぎ切り、ヴィルヘルムとバルグレンの戦いにも相棒として参上し、勝利に貢献しました。

リゼロ外伝「Another Memory Snow」のグリム

屋敷周辺の雪かきに精を出す

グリムは変わらずキャロルと熱々夫婦で、黙々と仕事をしながら生活をしていました。フェルトが屋敷に来ると、脱出を妨害する一人として立ちはだかりますが、フェルトからはロム爺と同じで甘くて優しい善性の人物だと思われていました。

王都に雪が降ると、ラインハルトと共に外の雪かきに精を出します。

リゼロ外伝「陣営結成秘話」のグリム

フェルトのアストレア邸での日々を優しく見守る

グリムは、フェルトに対して優しい表情と目で見守りながら、逃走を防ぐ一人として立ちはだかります。

この頃のグリムは白髪で顔は皺だらけとなっていましたが、未だにキャロルとはラブラブで、二人の離れられない関係は続いていました。

リゼロSS「フェルトちゃん、愚連隊の結成」のグリム

久々に声を出して「若様」と喋る

グリムは、夜にラインハルト、キャロルとの密談をし、ラインハルトにこれから忙しくなることを伝えられ、よろしく頼むよと改めて伝えられます。

その言葉に、グリムは久々に声を出し、シワがれた声で「若様」とラインハルトの期待に応える意味で発しました。

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