「Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)」のライプ・バーリエルのまとめページです。
本編登場時ではライプは既に亡くなっていましたが、短編集、外伝で再登場し、ライプ・バーリエルの人物像と目的が明らかになっています。
ライプがなぜプリシラを嫁に迎え入れたのか、そしてライプの目的とは何なのかを見ていきましょう。
ライプ・バーリエルの基本プロフィール
爵位 | 男爵 |
---|---|
妻 | プリシラ |
領地 | ・バーリエル領 ・悪政を敷き評判が悪い |
仕事 | ・ランドハル・ルグニカに気に入られ重用された ・竜歴石の管理を任される |
ミーティア | 短筒 |
ライプ・バーリエルの立場&役割、目的
ルグニカ王国男爵
ライプ・バーリエルは、ルグニカ王国男爵の立場にある貴族です。
亜人戦争のアイヒア湿地帯攻防戦での敗北によって閑職に追われた後、マイクロトフに嫉妬を抱きながら、国政中枢への復帰を願って雌伏の年月を過ごしました。
ランドハル陛下に気に入られ重用されると、竜歴石を管理を任されます。
プリシラ・バーリエルの夫
竜歴石によってルグニカ王族の滅亡を誰よりも早く知ったライプは、竜の巫女の存在が公になる前にプリシラを探し出し、自らの妻として迎え入れます。
ここから、プリシラを傀儡にして自らが実権を握ることを企むライプの野望が始まりました。
ライプ・バーリエルのセリフ・口癖
真に王国を案じる忠臣と認められれば、自ずと徽章に選ばれることでしょう
なにが賢人会だ。家の位と年齢だけで集められた耄碌共の溜まり場ではないか。
玉座に人形を座らせ、王国は晴れて私の手の内というわけだ
ライプ・バーリエルの強さ、能力
かつてはボルドーに並ぶ戦働き
ライプ・バーリエルは、亜人戦争時代は一軍団を率いる程に有能な指揮官でした。
魔力出力を5倍以上にする短筒のミーティアを所持しており、本人は戦闘にも自信を持っています。
『リゼロ』ライプ・バーリエルの過去は?
亜人戦争ではアイヒア湿地帯攻防戦で指揮をとり失脚
ライプ・バーリエルは、亜人戦争時代は南方戦線の指揮官を務めていた人物です。
本来の指揮官であったクルーメル卿を暗殺するなど当時から非道な手段を厭わない人物でしたが、戦功確かな一角の武人でもあり、勝ち続ける指揮官故に従う者も多いため、統率力にも優れたリーダーでした。
亜人というだけで相手戦力を侮る味方を注意するなど冷静で有能な一面もありましたが、アイヒア湿地帯攻防戦の敗北でライプが戦犯となり、一気に失脚して閑職に追い込まれてしまいます。
ルグニカ王城血戦でスピンクスを拾い匿う
失脚したライプは閑職である王城の警備隊の責任者となりますが、ここで偶然にもルグニカ王城血戦が勃発します。
地下水路でスピンクスを拾ったライプは、スピンクスの指輪をロズワールに渡して既に撃破したと虚偽を報告、バーリエル領の地下に封印し、その力を利用しようと企み始めます。
『リゼロ』ライプ・バーリエルはどうなる?残された伏線の考察と最期
国王崩御の前にプリシラを妻に迎えられた理由
政争を避けるため、王候補は王戦期間中の婚約は認められていません。
そのため、国王崩御の前に竜歴石に新たな記述が刻まれ王族滅亡を知ると、ライプはこの事実を公にする前に、竜の巫女であるプリシラを探し出して妻に迎え入れたのでした。
ライプ・バーリエルのストーリー・主な活躍
リゼロEX1「獅子王の見た夢」のライプ・バーリエル
王族没後に竜歴石の記述を会議で共有する
ルグニカ王族が滅亡すると上級貴族による対策会議が開催、ライプはこの会議で竜歴石の記述を共有し、五人の竜の巫女を徽章の輝きを以て探し出すことを提案しました。
リゼロ外伝「陣営結成秘話」のライプ
武闘大会を仕方なしに運営
ライプは、プリシラの我が儘で開催された武闘大会を嫌々ながらも運営します。
高圧的ながらも、使用人達に邸内に荒くれ者がやってくることを注意し、大会中もプリシラの存在は刺激が強すぎるため、勝者が決まるまで部屋にいるように叫ぶなど、必死で大会運営をしようとしますが、一切聞いてもらえず、プリシラは大会途中でアルを騎士に選び、突然の終了宣言をしました。
当然参加者達は怒りに荒れ狂いましたが、ライプはミーティアの短筒を向け、真紅戦線と共に警告、強制命令で退去させます。
その後、屋敷に戻ってプリシラに文句を言いますが、やかましいと一括された後に、あっさりと気絶させられてしまいました。
スピンクスに計画の前倒しを求める
レスリーの反撃も失敗に終わると、ライプは予定を早めてスピンクスの隠れ家へ向かい、「計画」の前倒しを要求します。
スピンクスは時期尚早であり、安全性に確証が得られないと保留にしようとしますが、ライプはスピンクスの反対を退け、実行を命令しました。
ライプは、騎士の交代と、プリシラを人形に変えようと計画してることが明らかになります。
短編集1「後追い星をやめた日」のライプ・バーリエル
ギリアン・エンデュミオンを領地に招く
プリシラを傀儡として王選に勝利するため、ライプは自らの息のかかった者をプリシラの騎士にしようと画策します。
長年目をかけ育ててきたギリアン・エンデュミオンを領地に招くと、プリシラと一緒に過ごさせ、自らはアルとシュルトに自分の目的を打ち明けてこちら側につくよう説得しました。
アルと対峙し敗れる
後追い星を辞めてプリシラと共に在ると決めたアルと対峙、ライプは短筒のミーティアを用いて戦闘を開始します。
しかし、アルの領域展開によってライプは自ら終わりを求める程に正気を失い戦線離脱となりました。
第三章「再来の王都」のライプ・バーリエル
王選開始時点では亡くなったことが判明
王選開始時点では亡くなっていたことが判明、マイクロトフに追悼されます。
ライプ・バーリエルまとめ
絶世の美人プリシラを妻に迎えるという至上の幸福を得たにも関わらず、一切プリシラに女性として関心を向けることのなかったライプ・バーリエル。
賢人会への嫉妬発言から、恐らく恵まれた家の生まれではなく、自らの力量を持って現在の地位まで上り詰めた男なのでしょう。
強欲は身を滅ぼすをまさに体現したライプですが、なぜプリシラが王候補となることを知っていたのか、コネクションのある呪術師とは誰なのか、はまだ謎です。
スピンクス、ヤエとも関連があるのかもしれません。