桜のような僕の恋人 主演・中島健人【Netflix (ネトフリ)独占配信】 あらすじ考察感想評価ネタバレ
『桜のような僕の恋人』2022年3月24日ネトフリ独占配信決定!
60万部突破の大ヒット恋愛小説、遂に映像化!
主演・中島健人 x 松本穂香 が贈る、儚くも美しいラブストーリー
Netflix映画『桜のような僕の恋人』3月24日から全世界配信決定!
『桜のような僕の恋人』
日本公開年月日:2022年3月24日ネトフリ独占配信です!!
「桜のような僕の恋人」あらすじと予告編
引用:Netflix
人の何十倍もの早さで老いていく難病を発症してしまった美容師・美咲に、カメラマン見習いの晴人ができることは……? (Netflix)
桜を見ると
今も君を思い出す。
「桜のような僕の恋人」の評価
映画化はまだされていないので原作の評価となりますが、
出典元:Amazon
Amazonでは4.5/5.0。
出典元:rakutenbooks
楽天ブックスでは総合評価 4.02となっています。
桜のような僕の恋人 宇山佳祐先生
桜に例えた美咲のシーンや描写の書き方、移り変わり方が上手で感心しながら読んでたのと大切な人を失う事の辛さに読んでて苦しくなった。
何か人生の目標を私も見つけて頑張りたいと思った🌸#読書好きな人と繋がりたい #読了 #読書垢 #読書垢さんと繋がりたい pic.twitter.com/y2sDTvJxj1— 梨 (@nasitabetai_8) November 22, 2021
「桜のような僕の恋人」を期待する声・レビュー
昨日16日は、映画「#桜のような僕の恋人 」の試写会でした。
もう‥素晴らしかったです。中島さん、穂香ちゃんにはとびきり泣かされました。演者の皆さん、みんな素晴らしかった‥。
ずっと愛される、タイムレスな作品になると思います。#中島健人 #松本穂香 #Netflix pic.twitter.com/wPtwWcaIbQ— 脚本家 吉田智子 (@yoshidatomotomo) November 17, 2021
いつ読んでも泣ける。(号泣)#桜のような僕の恋人#宇山佳佑 pic.twitter.com/NAxb0OBOmQ
— ログアウト (@xYsouCXMauaNacw) March 22, 2018
「桜のような僕の恋人」登場人物とキャスト紹介
原作:宇山佳佑『桜のような僕の恋人』(集英社文庫刊)
監督:深川栄洋
キャスト:
朝倉晴人:中島健人
有明美咲:松本穂香
脚本:吉田智子
撮影:柳田裕男
照明:宮尾康史
録音:豊田真一
美術:黒瀧きみえ
エグゼクティブ・プロデューサー:高橋信一(Netflix)
プロデューサー:春名慶(博報堂DYミュージック&ピクチャーズ)、川田尚広(TOHOスタジオ)
制作会社:TOHOスタジオ
監督は、「神様のカルテ」の深川栄洋。
映画やドラマは直接、人の命を助けることはできません。しかし、傷ついた人々や疲れた心を癒すことが出来るのではないか?と、あの年( 2011年)に学びました。この物語は、多くの人々の心に伝播する力を持っています。ただの純愛作品ではない、運命に立ち向かうスピリットを持った映画にしたいと思います
深川栄洋
中島健人(朝倉晴人 役)コメント
小説の中で大恋愛ができないかなと思って書店巡りをしていた時、運命的に出会った1冊の本。美しい表紙とタイトルの引力に引き寄せられて手に取ったのが、「桜のような僕の恋人」でした。美しくも儚い晴人と美咲の恋が、桜というやはり刹那的な美しさをもった花に象徴されている。大号泣したこの小説の映画化のお話をいただいた時は、震えるような感動と同時にずっしりと重い責任を感じました。渡された映画の脚本は、僕の役者人生の中で一番泣いた宝物のような脚本です。文字が桜の花びらのように、とても綺麗で……。「ひたすらに努力を惜しまないで下さい」という深い言葉をくれた深川栄洋監督、清廉な美しさをもった松本穂香さんと共に、僕の26年の人生の最高傑作にしたいと強く思っています。引用元:集英社
「桜のような僕の恋人」のネタバレなしの感想
引用元:集英社
二人が出会い、愛し、駆け抜けた季節を描く感涙の一冊。
この『桜のような僕の恋人』は、
カメラマン見習いの青年と、ファストフォワード症候群を患った女性の恋愛模様を描く物語です。
美容師・美咲が、髪を切りに来店したカメラマン見習いの晴人の”耳たぶを切ってしまう”ことから物語が始まります。
その償い(と言ってはアレですが)を美咲から求められた晴人は美咲をデートに誘います。そこから2人の恋物語が始まるのですが・・
過去は消えてゆくものじゃなくて、心の中に残り続けていくもの
美咲
「桜のような僕の恋人」のネタバレ感想・考察
【ここからは物語の核心を含むネタバレとなります。閲覧される場合はご注意ください。】
※ただ、このネタバレは本作品を観た管理人が解釈して内容をつらつらと述べている、映画の断面を捉えてるに過ぎません。興味の沸いた方は是非本編をご覧くださいませ。
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結末がわかっているからこそ、
それまでの2人の幸せな過程が胸が締め付けられるほど苦しい。
2022.3.31 ネトフリで観ました。
結論、胸が苦しくなる切ない恋の物語でした。
※逆にそういった描写が苦手な人は心痛むだけで終わってしまうかも・・。
ここからネタバレ感想となります。(ご注意ください。)
とにかく主演の2人がカッコいい&可愛い。
主演の中島健人君はアイドルとは思えないほどの素晴らしい演技で主演を熱演。
ヒロインの、松本穂香さんは初めて見る女優さんだったのですが、素朴な可愛さ・いい意味でどこにでもいる可愛らしい女の子を演じていて、とても良かったです。
さて、物語ですが、
ファストフォワード症候群を患った女性の物語。
今までろくに恋愛などしてこなかった美容師見習いの有明美咲は、
カメラマンで、偶然に客としてやってきた朝倉晴人の耳たぶをハサミで切ってしまうことから物語は始まります。
不恰好ながらも2人は仲を深め合っていきますが、
ある日から有明美咲の髪に突然に白髪が増え始め、髪の毛も抜け始めていきます。
病院に行った結果、美咲は人よりも何十倍もの速度で歳をとってしまう病気である奇病のファストフォワード症候群であることが判明します。
そして、美咲はそのことを晴人には一切知らせずに、姿を消すことにするのです。
半ば自暴自棄となった晴人は同じ職場の先輩女性などと恋に落ちながら、カメラマンとしての自分の仕事に集中していきます。
そんな矢先、
美咲の兄から、美咲が実は難病にかかっており、残り命が少ないことを知らされます。
美咲の家に駆けつけるも、
すでに病に蝕まれ、身体中が老化してしまった美咲は晴人に、襖越しに会わざるを得ず、それでも2人は再会の喜びを分かち合い、晴人は今までの自分の物語を美咲に言って聞かせます。
ただ、美咲の病気の進行は治まらず・・
美咲は亡くなってしまいます。
美咲が亡くなるほんの少し前。
その最期に晴人は自分の開く個展へ美咲を招待していました。
美咲は帽子とサングラス、をして変装して晴人の個展に行くことを決意します。
もうひとつの感想
カメラマン志望の晴人と美容師の美咲は、付き合いたての恋人同士です。
しかし交際を始めてわずか数ヶ月で、美咲が「早老症」であることが判明します。
晴人には若い姿のままの自分を覚えていて欲しい美咲は、真実を告げぬまま彼と別れることを選びました。
しかし美咲の兄から病気のことを聞いた晴人は、面会を拒む彼女のもとへ通い続けます。
やがて美咲は最期の時を迎え、晴人は悲しみに暮れますが、彼女の遺した手紙に励まされ、前を向いて生きていくことを心に決めるのでした。
プロのカメラマンを目指している青年・晴人は、美容師の美咲に片想いしていました。
ある日、思い人が働いている美容院に客として訪れた晴人は、カットの最中思い切って彼女をデートに誘います。
その際、晴人が急に動いたせいでウッカリ彼の耳まで切ってしまうという失態をおかした美咲は、せめてものお詫びとして、晴人の誘いを受けることにしたのでした。
怪我の功名と言うべきか、それからしばらくして2人はめでたく両想いとなります。
しかし恋人同士の幸せな時間はあっというまに終わりを告げました。度々体調を崩すようになった美咲が病院へ行き精密検査を受けた結果、「早老症」という診断が下ったのです。
治療法はなく、さらに余命もわずかだという絶望的な事実を打ち明けた時の反応が怖かったのでしょうか。自身を冒す病魔についてなかなか晴人に伝えられずにいた美咲は、何も知らないままの彼にある日プロポーズされてしまいます。
返事を保留にしながらも、自分と共に歩む未来を切望する晴人の言葉に応えられないことを嘆いた美咲は、真実を彼に伏せたまま別れる道を選びました。
それは、年老いていく姿を大好きな晴人に見せたくないという美咲の女心が下した決断でした。
美咲の病の進行は早く、日ごとに衰えていく肉体は彼女の精神を着実に追い詰めていきます。
日々苦しむ妹を献身的に支えていた美咲の兄・貴司は、別れの時が迫る彼女のために1人で晴人のもとを訪ね、事情を話して彼に助けを求めました。
すべてを知った晴人は、その日以来足繁く美咲に会いに来るようになります。
ただし美咲が拒んだため、2人が直接顔を合わせることはありません。
それでも諦めることなく美咲に愛を伝え続けていた晴人が彼女を写真展へ招待したのは、雪降る季節のことでした。
最早誰がどう見ても20代とは思えぬ今の姿で晴人と会いたくない美咲は、悩みながらも会場へ足を運びます。
そうして恋人たちは久しぶりに対面を果たしますが、美咲の外見があまりにも変わっていたために、晴人は目の前の女性が自分の愛する人だと気付くことが出来なかったのです。
間もなく美咲が息を引き取り、そこでようやくあの日言葉を交わした女性が美咲だったと知った晴人は、激しい自責の念に駆られ、絶望に沈む毎日を過ごすようになってしまいました。
しかしある時、美咲が彼宛に遺していった手紙を読み、綴られた愛と感謝の言葉に前を向く力をもらいます。
美咲を喪って以来、晴人はカメラを手にすることもなくなっていました。
しかし、あなたの写真をまた見たい、楽しみにしている・・・という愛する人からのメッセージを受け取り、晴人は再びカメラマンへの道を歩み始めたのでした。
作中で美咲が罹患したとされている「早老症」は、現実に存在している難病の1つです。
実際に美咲と同じような苦しみと恐怖を抱える患者さんがいるという事実を伝える本作は、意義深い映画と言えるでしょう。
どんどん体の自由がきかなくなっていき、命の終わりが見えてくること以上に、容姿が変化していくことが美咲の心を曇らせていく様子には、強く胸を締め付けられました。
晴人と美咲が互いに向ける真っ直ぐな愛情と、儚い命を象徴する散りゆく桜の映像が切なくも美しい作品です。