スパイファミリー

【スパイファミリー】最新巻・最新話までのあらすじネタバレまとめ【二つの顔を持つ家族の物語】

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SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の最新巻・最新話までのあらすじネタバレ解説をご紹介します。

SPY×FAMILY(スパイファミリー)は「少年ジャンプ+」で隔週月曜日に連載されている遠藤達哉先生の作品です。最新巻は2021年11月4日発売の8巻で、最新話は8巻の続き二話分の55話まで連載されており、2022年にはアニメ化も決定しています。

スパイファミリーの魅力と最新話までのあらすじ主なキャラクターを詳しく知りたい方は本記事をご覧ください。

『スパイファミリー』の魅力は?二つの顔を持つ家族の物語

スパイファミリーは、冷戦時代の東西ドイツを元に生み出された架空世界の中で、スパイ殺し屋超能力者と裏の顔を持つ三人がそれぞれの目的のために家族となり、関わりの中で本当の家族となっていく物語です。

登場人物の多くは二つの顔を持っており、それぞれに求める愛や目的のために奮闘していき、出来事や関わりの中で本当の顔が変わっていくストーリーがスパイファミリーの大きな魅力です。

『スパイファミリー』の主なキャラクターと二面性

キャラクター 表の顔 裏の顔
ロイド・フォージャー ・フォージャー家の父
・精神科医
西国一のスパイ「黄昏」
アーニャ・フォージャー ・フォージャー家の娘
・イーデン校生徒
人の心が読める超能力者
ヨル・フォージャー ・フォージャー家の母
・市役所勤務
東国の暗殺組織「ガーデン」のいばら姫
ボンド・フォージャー ・フォージャー家のペット 未来予知ができる犬
ユーリ・ブライア ・ヨルの弟
・外交官
・秘密警察
フランキー ・タバコ屋
・人に情を持つなと冷淡
・情報屋
・女性好きで人に優しい
シルヴィア ・在東の西国大使館外交官 ・WISE管理官
フィオナ バーリント総合病院事務 ・WISEのスパイ「夜帳」(ロイドの弟子)
・ロイドLOVE
ベッキー ・イーデン校生徒
・アーニャの友達
・幼稚園時代は周囲に嫌われた
ダミアン ・ドノバンの次男
・傲慢なドラ息子
・父に認められたい努力家
・友人の信頼厚い
・アーニャに惚れる
ドノバン ・国家統一党党首
・東西戦争を計画と疑われている
・ダミアンに厳しい
・倒産近い企業を買収で救う
・頑張るダミアンを励ます
ヘンリー ・イーデン校教師
・エレガントでない者に厳しい
・イーデン校に入学した者への情が厚い
カミラ ・ヨルの市役所の同僚
・皮肉屋
・実は良い奴

『スパイファミリー』次巻9巻のあらすじネタバレ

54話のあらすじネタバレ

ロイドが保安局員の動きから爆弾が仕掛けられていることに気付くと、ロイドの心を読んだアーニャは気を利かせて託児所へ行くと主張、その間にロイドは爆弾解除へと向かい、海兵大隊の爆発物処理隊員に変装して見事に解除してみせます。

一方、アーニャは託児所を抜けてヨルを助けに向かい、看板デッキでヨルの武器を発見すると、近くで戦っているヨルの窮地を知り、思い切って上の階に武器を投げました。

ヨルの元には届きませんでしたが、オルカ達を狙っていた残党を偶然撃破することに成功、ヨルも音に気付いて武器を確保、強敵を撃破して戦いに勝利しました。

55話のあらすじネタバレ

船内に戻ったアーニャが残党と遭遇して時計の中の爆弾が仕掛けられていると知り、付近にいた保安局員に知らせます。

保安局員を通じてロイドが状況を把握すると、時計を外して海に投げクルーズ船の沈没を回避、また逃走していた情報屋とリーダーを偶然撃破し、オルカを狙った相手全員を撃破しました。

オルカは無事に脱出、ヨルは翌日ロイド、アーニャと合流して遊ぶための休暇を与えられます。

『スパイファミリー』1巻のあらすじネタバレ

「黄昏」がロイド・フォージャーとなる

東西に世界が分断される中、各国は表向きは良好な関係を保持しつつ、水面下では諜報員による情報戦を繰り広げていました。

西国(ウェスタリア)トップのスパイと称される暗号名(コードネーム)「黄昏」は、西国に協力的な東国(オスタリア)の外務大臣の弱みとなるヅラ写真を回収、所属する情報機関WISE(西国情報局対策課)から暗号を通じて次のミッション「オペレーション梟(ストリクス)」を命じられます。

ミッションの目的は西国との戦争計画を進めている首謀者、国家統一党総裁ドノバン・デズモンドとの継続的な関係構築であり、慎重で滅多に表に出る機会のないドノバンが出席するイーデン校の懇親会に参加するため、1週間以内に子供を作って入試を受け合格することを求められます。

精神科医のロイド・フォージャーの戸籍を与えられた黄昏は、拠点となる家を決めてミッションを開始、まずはイーデン校に入学させる子供を得るために最寄りの孤児院へと向かいました。

ロイドとアーニャが家族になる

ロイドが向かった孤児院は劣悪な環境でしたが、この中で最も知能が高いと評価されていたアーニャを紹介され、縁組を行うこととなります。

アーニャの正体は、とある組織の「実験体007」で人の心が読める超能力者(エスパー)であり、スパイであるロイドに大いに興味を持っていましたが、超能力者だとバレると一緒にいられなくなるため、ロイドに自分の正体を隠しながら子供として家族入りすることとなりました。

ロイドがイーデン校の入試問題をもらいに情報屋のフランキーの元へ出かけている間、お留守番のアーニャは退屈してロイドの部屋に侵入、スパイグッズの通信機器で遊んでいると東国の諜報機関員エドガーに知られてしまい、アジトに誘拐されてしまいます。

ロイドは家に戻ってくるとアーニャが先のミッションの相手に連行されたことを知り、変装してアジトに突撃しアーニャを救出、この時にロイドがスパイになった理由をアーニャが知り、ロイドのことを「格好良い嘘つき」だと感じて好きになりました。

イーデン校の一次審査に合格

イーデン校の一次審査、筆記試験に挑んだアーニャは超能力を用いて周囲の学生から答えを集めようとしますが、問題が難しすぎて周りの子供達も正解が分からず作戦失敗、ロイドと一緒に必死に憶えた試験問題を回答していき、なんとか一次試験に合格します。

合格を知ったロイドはアーニャと一緒に喜びを分かち合いますが、油断して倒れてしまい、さらには家で熟睡、常に周囲を警戒するべきスパイとして考えられない緩みを持ち始めてしまいました。

家のソファーで熟睡しているロイドを見て、アーニャは嬉しそうにロイドの腕の中にするりと入り込んで一緒にお昼寝をします。

ヨル・ブライアが登場

場面は首都バーリント市役所に移り、ヨル・ブライアが登場します。ヨルは、日中は市役所勤務の27歳の女性で、夜は東国の殺し屋、暗号名(コードネーム)「いばら姫」として活躍している人物でした。

この日もロイヤルホテル1307号室に東国を売る監査局のブレナン次官の命を奪いにいき任務を完了します。

ロイド・アーニャ・ヨルが出会う

イーデン校の二次審査は「三者面談」で、両親と子供の三人での出席を求められロイドは婚活を開始、フランキーが市役所から独身女性の情報を集めてきて検討を開始します。

まずはアーニャが良家の御令嬢に見えるように洋服を買いに行くと、偶然にもヨルがドレスの直しで店を訪れており、ロイドと出会うこととなりました。アーニャがヨルは殺し屋だと気付くと、ワクワクして二人をくっつけようとし、ロイドとヨルはパーティーの恋人役と面接の母親役の交換条件で協力関係を成立させます。

まずは土曜日のヨルのパーティーから始めることになりますが、ロイドには別件で請け負っていた西国から盗まれた美術品の回収、密輸組織の壊滅任務があり、この実行時刻が土曜日18時となってしまいました。

ロイドとヨルが結婚、家族になる

ロイドは情報屋フランキーを無理矢理ミッションに参加させ、38人と増援を相手に大急ぎで仕事をこなしていきますが、速度重視で雑にこなしたため反撃を受けてしまいます。

一方、待ち合わせ場所でロイドを待っていたヨルは、いくら待っても現れないロイドに自分は弄ばれたのだと感じ、一人でパーティーへと向かいますが、同僚のカミラにからかわれ、居心地の悪さから帰ろうとしたタイミングで血だらけのロイドが登場、ロイドはヨルを上手にフォローして二人はパーティーを抜け出ます。

パーティーからの帰り道、密輸組織の残党に襲われると、今度はヨルがロイドをフォロー、二人は抜群の相性を見せ、ヨルが勢いのままに正式な婚姻を提案、ロイドは承諾し、善は急げと帰りに役所によって手続きを終わらせ、二人は当日中に結婚を果たしました。

三人で家族デート

婚姻は一年前と偽装してヨルがフォージャー家に入った後、模擬面接の前に上流家庭の一般常識に触れ三人の共通認識を作るため、ロイド達はオペラや美術館、レストランで過ごす休日を送ります。

ロイドは、他人にミッションの成否を委ねることに思い悩みますが、その様子を見たヨルが気晴らしにとっておきの風景が見れる町外れの公園を紹介し、そこから見える普通の人々の暮らしを見て、ロイドは自分の仕事が支えている人々の幸福を確認、気持ちを持ち直して再び前向きさを取り戻しました。

三人の眼前にひったくり犯が現れると、それぞれが連携して動いて見事に逮捕、助けたお婆ちゃんからはとっても素敵な家族と褒められます。

2次試験の三者面談へ向かう

二次試験の三者面談を受けるためイーデン校へ向かったロイド達は、試験官のヘンリーが見守る中、動物達が脱走するトラブルに巻き込まれますが、ヨルが秘孔でリーダーの牛を止め、アーニャが怖がる牛を宥めて動物園へ帰し、ロイドが準備万端で着替えの洋服に着替えるエレガントな対応を見せ、ヘンリーに大いに気に入られました。

三者面談では練習通りに回答していきますが、試験官の一人マードックの失礼な質問に対してヨルがキレかけ、ロイドは自分に我慢だと言い聞かせるも激情を抑えられず、本気で机を叩いて破壊してします。

蚊がいたと言い訳を伝えると同時に、ロイドは入学を希望する学校を間違えたと怒って家に帰りますが、ヘンリーはイーデン校の教師の誇りを守るため、自分の立場が危うくなることを理解しながらマードックに一撃を入れて撃破します。

『スパイファミリー』2巻のあらすじネタバレ

アーニャが合格、古城ニューストン城を貸し切ってお祝い

ロイド達は合格発表を見にいき、正規合格者に名前がありませんでしたが、ヘンリーから補欠合格者リストのトップに名前が連ねられていることを教えられます。暫くすると合格の連絡が入り、情報屋フランキーも登場して宴が開かれました。

アーニャが合格祝いにお城で助けられゴッコをしたいと要望すると、ロイドはミュンク地方にある1日数万ダルクで貸し切れる古城ニューストン城を用意、五十人程度の東国にいる全ての諜報員を招集し、アーニャを姫、フランキーが悪の親玉、ヨルが最強の魔女、ロイドが助ける役の助けられゴッコを始めました。

酔ったヨルが本気でロイドに襲いかかり、ロイドが驚愕する場面がありましたが、無事にロイドがアーニャ姫を救出、素敵な合格祝いを届けました。

イーデン校の入学準備

イーデン校の入学が間近に迫り、ロイドがWISEの作戦会議に出る間、ヨルアーニャはイーデン校制服指定販売店へ向かい、出来上がった制服を受け取ってアーニャがご機嫌になります。

帰りにお買い物をしにスーパーに入った際、イーデン校の制服をきていたためアーニャが不良に狙われて誘拐されそうになりますが、すぐにヨルが気付いて不良達を撃退しました。しかし、アーニャにもっと普通の母親のようにしてあげたいと考えていたヨルは、アーニャを危険に晒し、食材もダメにしたことで落ち込んでしまいます。

落ち込むヨルをアーニャは抱きしめ、強くてかっこういいハハが大好きだと話すと、ヨルは普通の母親にはなれなくとも、自分にできることを精一杯頑張ろうと決意、アーニャの希望で正拳突きを特訓することになりました。

イーデン校に入学、ダミアン、ベッキーと出会う

イーデン校の入学式を迎え、ロイドの操作によってアーニャは3組セシル寮でドノバンの次男ダミアン・デズモンドと同じクラスになります。寮長から降格させられていたヘンリーが担任となり、ブラックベル産業の御令嬢であるベッキーとすぐに仲良くなりました。

アーニャが自分に気があると勘違いしたダミアンは、親の格次第ではアーニャを友達にしても良いと入学早々提案しますが、アーニャが父は精神科医だと教えると馬鹿にしてしまいます。

アーニャは怒りで震えますが、ヨルに教わった言葉を思い出し、力で解決するのではなく笑って流そうとしました。しかし、アーニャの笑顔は小馬鹿にしたような表情であり、馬鹿にされたと思ったダミアンは憤慨、ベッキーはアーニャに大人の余裕を感じてすごいと称賛します。

オリエンテーションの最中もダミアンと取り巻きのちょっかいが多すぎるため、アーニャは先生が見ていないことを確認してダミアンにヨル直伝の一撃を与えて吹き飛ばします。すぐにヘンリーが駆けつけて怒られますが、アーニャは咄嗟にダミアンがベッキーの足を踏んだから怒ったという理由にし、この説明にベッキーが感動、ヘンリーもエレガントだと褒めますが、結局初日から「雷」を一つもらう結果となってしまいました。

ロイドが仲直り作戦を指揮

ロイドはナカヨシ作戦の成功のため、アーニャになんとかダミアンに謝罪させようと奮闘します。

学校では初日から雷をもらったことでクラスメイトもアーニャに厳しい目線を向けていましたが、仲良くなったベッキーの存在がアーニャの救いとなっていきました。また、ダミアンは殴られたことでむしろアーニャのことを異性として気になり始めてしまいます。

アーニャの謝罪の機会を奪っていたベッキーをロイドが離れさせると、アーニャは食堂で意を決してダミアンに近づき、号泣しながら謝罪、その正面きっての塩らしさにダミアンはまたもトクンとしてしまい、自分が一般人の女子に恋するなんて絶対あり得ないと拒絶、絶対にあり得ないと叫んで逃げていってしまいます。

これを見ていたロイドはナカヨシ作戦は失敗だと感じ、アーニャに勉強させようとするも失敗、上手にいかない子育てについてロイドとヨルは相談、ユーリにとってのヨルになれるよう、二人もアーニャの立派な両親になろうと頑張ることを決意しました。

ユーリの本当の職業が「秘密警察」と判明

ユーリはお隣さんのドミニクからヨルが結婚していたと教えられ驚き、夜にフォージャー家を訪れることにします。

表向きは外務省勤務の外交員でしたが、本当の職業は国家保安局(SSS)勤務の秘密警察であり、ヨルが働いている市役所の財務局で書類を横流ししていた人物の尋問を担当、白を切る相手に書類を渡している証拠写真を見せて追い込み、真実を打ち明けるしかない状況を作りました。

終始穏やかだったユーリでしたが、「黄昏」について質問をした場面から豹変、一気に見境がなくなり、尋問相手に対して秘密警察らしい詰め方をします。

ユーリがフォージャー家を訪れる

市役所勤務からヨルが帰宅すると、ロイドにユーリが今日家に来ることを報告、ロイドは焦らず事前に用意していた「仲睦まじい夫婦セット」を準備し、ユーリの到着を待ちました。

アーニャも一生懸命我慢して一緒に出迎えようとするも眠ってしまい、ロイドとヨルが待つフォージャー家に姉さんへの大きな花束を持ったユーリが到着します。

『スパイファミリー』3巻のあらすじネタバレ

ユーリを相手にロイド・ヨルが仮面夫婦を演じる

フォージャー家に到着したユーリは早速本題に入りますが、ヨルは結婚の報告をしていなかった理由を忘れてたで全て片付け、ヨルに対して理性がないユーリは姉の発言の全てを信じます。

ロイドがユーリの仕事の話に話題を移すと、表向きは外交官となっているユーリはフーガリア出張の話をしますが、この時に話した内容は東国の情報機関が使う作り話であり、ロイドに正体を見破られてしまいました。

話題が再び結婚の話に戻ると、ユーリがフォージャー家は幼い頃に両親を亡くしたために貧しく、ヨルが懸命にアルバイトをしてユーリを育て、ユーリはそのことに深い感謝をしていることが判明します。

自分以上にヨルを守れる相手でなければダメと主張するユーリに、ロイドは堂々とヨルを愛してると宣言、ヨルは演技とわかっていながらもドキドキしてしまいます。

ロイドとヨルが互いに手が触れた時にドギマギしたため、酔ったユーリに夫婦の証明としてチューを求められると、ヨルはお酒を飲んでロイドに迫りますが、直前でやっぱり恥ずかしくてダメだと手を振り、これが二人のチューを止めようとしたユーリにヒット、ユーリはキスを止めようとした自分を拒絶されたと誤解し、二人が本当に愛し合っていると認めてしまいました。

互いに支え合う姉弟仲睦まじいブライア家を見て、ロイドは久しぶりに他者を羨む感覚を覚えます。

ロイドがヨミも秘密警察関係者ではと疑う

翌日、ロイドはヨルも秘密警察の関係者である可能性を疑い、可能性は低いと感じながらも念の為にヨルに盗聴器をつけます。ヨルはロイドの間合いが遠いと感じており、アーニャは両親は仲良くしないとダメだと指摘してからスクールバスに乗りました。

良い妻になることに悩むヨミは、職場でカミラ達に助言を聞きますが、部長に頼まれて郵便局へ郵便を投函しに向かいます。ここに秘密警察に変装したロイド、フランキーが登場、国への敵対行為の疑いをかけ、身内に保安局員がいれば罪も有耶無耶にできると話してヨミが秘密警察関係者かどうかを試しました。

ヨルはユーリの裏の仕事は知らないため、質問に対して自分は表裏どちらの仕事でも国のために働いていると主張、それでも自分の家族に危害を加えるのなら、秘密警察が相手でも容赦しないと構えて意思を示し、ロイドとフランキーはここでヨルへの疑いを晴らして謝罪、その場を去っていきます。

ロイドは変装を解いてヨルの帰り道に合流、昨晩のことから良い妻に悩むヨルに対して、ロイドはヨミはヨミのままでいいと伝え、演じてばかりでは疲れてしまうでしょうと諭しました。イーデン校から戻ったアーニャは、ロイドとヨルが仲良しに戻ったことを確認して喜びました。

アーニャが一年生第一号の「星(ステラ)」を獲得

ベッキーがクラス対抗ドッジボール大会の勝利チームのMVPに「星(ステラ)」が授与されるという噂を聞きつけてアーニャに共有、星の獲得を目指すアーニャダミアンは鼻息を荒くして大会に参加しますが、相手チームに怪童ビル・ワトキンスがおり、3組は劣勢に立たされます。

ダミアンは「皇帝の学徒」を目指しており、他のクラスメイトが当てられても何も感じていませんでしたが、アーニャが狙われると庇って前に立ち敗北、アーニャはダミアンが自分を守ってくれたのかと驚きました。結局、星授与の話は偽物であり、ドッジボール大会は普通の対抗戦で終わりを迎えます。

星の獲得に向け、アーニャは勉強の点数が100点満点中10点にも届かないほど悲惨で、美術・音楽・スポーツもダメだと発覚すると、社会貢献での星獲得を目指して病院の親子ボランティアに参加することとなります。しかしアーニャにはボランティは向いておらず普通に即クビとなってしまいました。

落ち込んで帰る途中、アーニャが超能力でプールで誰かが溺れていることを察知すると助けに向かい、見事に少年を助けることに成功します。人命救助の結果、イーデン校一年生第一号の「星」獲得に成功、ヨル、ロイドからも人を助けたことに大喜びしてもらい、アーニャも自分の力が人の役に立ったことを喜びました。

アーニャがプレゼントでペットの犬を求める

「星」をもらったアーニャに「すたーらいとアーニャ」のブームが訪れ、制服に星をつけて周囲に自慢します。クラスメイトは初日に雷をもらったアーニャが星をもらったことを妬みますが、ダミアンはアーニャの功績が本物であると認めており、だから悔しいと感じていました。

話題が星を獲得したことへのプレゼントに移ると、ベッキーが過去に一番嬉しかったのは犬のビーゼルちゃんだと話し、ダミアンにもマックスという犬のペットがいると知ったアーニャは、フォージャー家にも犬のペットがいればデズモンド家に呼ばれて世界平和になると考え、ロイドとヨルに犬を飼いたいと相談しました。

『スパイファミリー』4巻のあらすじネタバレ

ロイドがWISEと共に学生グループを追跡する

西国のブランツ外相が到着し閣僚級協議が開かれる中、学生グループによる過激行為が計画され、ヨル、アーニャと一緒にWISEの息のかかった軍用犬販売店でペットを見ていたロイドは、協力者から作戦会議の連絡を受け二人と離れてWISEの拠点へ向かい、ブランツ外相の暗殺計画を知らされます。

犯人グループは、東国の秘密警察もマークしているバーリント大学に通う排外主義の学生グループであり、偶然捕まえたメンバーから情報を抽出するため、ロイドはグループリーダーであるキースに変装して役目を果たしました。

管理官であるシルヴィアが情報を聞き出すと、攻撃方法が前政権時代のプロジェクトアップルによって生み出された知能の高い犬だと判明、訓練された犬は止めることが難しいため、機先を制して食い止めることが必要となり、シルヴィアは拠点二つを捜索、ロイドは学生グループが利用したレンタカー屋へ向かい、二台の白ワゴンのナンバーを抑えます。

WISEは白ワゴン2台を抑え、シルヴィアは学生グループに激怒、戦争の現実を教えます。しかし、リーダーのキース・ケプラーだけは見つけられず、引き続き予測される襲撃地点を警戒することとなりました。

アーニャ、ヨルが未来視の能力を持つ白い犬と出会う

ロイドと離れた後、アーニャとヨルは近くで開催されていた大規模譲渡会に向かいます。会場の中から外を見た時、アーニャはプロジェクトアップルで生み出された白く大きな犬を発見、犬の心の中を読んだ時にフォージャー家の面々を見たアーニャは驚いて追跡しますが、学生グループの拠点に入ってしまい、顔を見たことでピンチになってしまいました。

しかし、白い犬がアーニャを庇い、未来視の能力を使って電話が鳴った瞬間にアーニャを連れて脱出、方向音痴で追手の目の前に戻って追いつかれますが、ここでヨルが登場してその場を制圧し事無きを得ます。

無事に事態は収拾するかと思われましたが、今度は爆発によってロイドと外務大臣が命を落とし東西の軍事衝突始まる未来が見え、アーニャはロイドを助け未来を変えるために、爆発の起こる時計台を目指して走り出しました。

アーニャの活躍で未来が変わる

アーニャとボンドが時計台に到着すると、既にキースが爆弾を設置しており、アーニャは爆弾が仕掛けられた部屋の扉に危険を知らせる文字をケチャップで描きます。この結果、爆発は発生せずに未来は変化、ロイドは外務大臣ブランツの元へ向かい服装を取って変装、犬を使って大臣を追いかけてきていたキースを誘い込みました。

ロイドは犬を制圧して爆弾を処理、キースは逃走をはかりますが、アーニャを追いかけてきていたヨルがキースの乗車した車ごと制圧し、キースは捕まることとなってしまいました。

無事に全ての事態が片付くとロイド、ヨル、アーニャはばったりと合流、WISEは高い知能を持つ犬を調査のために引き取ろうとしますが、アーニャはこの犬が良いと抱きしめて懇願、管理官のシルヴィアが許可し、フォージャー家のペットが決まります。

白い犬が「ボンド」と名付けられる

イーデン校でベッキーとダミアンにペットの犬ができたことを自慢したアーニャでしたが、自分のネーミングセンスが絶望的であることを悟らされます。

帰宅したアーニャはロイド、ヨルと一緒にドッグパークにボンドの散歩に行き、全力で一緒に遊びますが、大切にしている手袋を別の犬に取られてしまいました。怖そうな犬にでしたが、白い犬が手袋を取り返して来てくれると、大好きなアニメの主人公ボンドマンみたいだとアーニャは思い、犬の手も手袋をしているみたいであることから、ボンドマンから取って「ボンド」と命名しました。

家に戻ってからもアーニャとボンドは大の仲良しで、二人で一緒に遊び、遊び疲れて一緒に眠ります。

『スパイファミリー』5巻のあらすじネタバレ

ヨルがカミラに料理を教わる

ヨルは良き妻になろうと市役所の同僚に相談、ドミニクがカミラは料理が上手いと教え、夜にカミラの家に通って料理を習うようになります。

毒見役としてユーリも招待されヨルは次々に凶悪な料理の数々を生み出しますが、ヨルとユーリの思い出の味である母親の南部シチューを作ると、カミラの手伝いもあって当時の味の再現に成功、ロイドとアーニャも初めてヨルの作ったおいしい料理を堪能しました。

ダミアンとアーニャの合作の工作が金賞を受賞

イーデン校では紙で立体動物を作る工作の時間が開かれ、外部のお偉いさんにも観られることが判明、アーニャとダミアンも気合を入れて授業に取り掛かります。

アーニャは、ダミアンにボンドの可愛さを教えて気を引こうと家族写真を持ち歩いていましたが、ベッキーがロイドを気に入って没収、諦めたアーニャは工作でボンドを作ってダミアンに見せようとします。

しかし、アーニャの紙工作は絶望的で、作戦変更したアーニャはダミアン制作のグリフォンを手伝うと提案、二人の合作は満足いくものではありませんでしたが、お偉いさんの独自解釈によってダミアンの作品が金賞を受賞することとなりました。

中間考査でアーニャが全教科赤点回避

中間考査が半月後に迫り、アーニャは超能力で乗り切ることを考えますが、試験の日が新月と判明、エクリプスと呼ばれた能力が使えない日に該当すると分かり、アーニャは自力で中間考査を乗り切ることが必要になります。

ロイドの代わりにヨルに呼ばれてユーリが家庭教師として登場、ロイドの娘に時間を使うことを厭うユーリでしたが、ヨルからの可愛いお願いと、アーニャのヨルを幸せにしたいアピールによって発奮、全力で授業を施しました。ユーリの奮闘虚しくアーニャは何も身につきませんでしたが、ユーリの「知は力だ」という言葉に感銘を受け、自分が勉強すればロイドの任務にももっと役立てたと考え、自ら自主勉強を行います。

ロイドは最初からアーニャの点数に期待しておらず、採点前の答案用紙の改竄に動きましたが、アーニャは228人中213位とかなりの低成績だったものの、全教科赤点がなく、ロイドはアーニャなりに頑張ってくれたのだと喜びました。

社会学習でアーニャがロイドの仕事場に行く

イーデン校の社会学習授業で「興味のある職業」についての調査が課題で出されると、アーニャはロイドの表の仕事の調査をすることとなり、首都で一番歴史のある病院「バーリント総合病院」に同行します。

病院でのロイドは同僚からの評判も高く、アーニャは可愛がられてパラダイス気分を味わいますが、ロイドがWISEの仲間から呼ばれて部屋をでた隙に診察室の脱出ルートに忍び込み、病院で幽霊騒動を起こしました。

診療室に戻ったアーニャは、ロイドが戻る前に提供されていた深層心理テストを急いで終わらせますが、ロイドはアーニャの深層心理に混沌を見て、心の闇を抱えていると勘違いして優しくなりました。

フィオナがシルヴィアに接触

WISEのスパイでありバーリント総合病院事務の仕事についているフィオナは、シルヴィアから黄昏との共同任務を言い渡されフォージャー家へ向かいます。

鉄仮面とWISEの同僚から恐れられるフィオナの将来の夢は黄昏のお嫁さんになることであり、現在の妻であるヨルに激しい嫉妬と競争意識を持ち、ヨルにロイドが不満を持っていると吹き込むなどフォージャー家をかき乱す行動を起こしました。

ロイドとアーニャ、ボンドが散歩から戻ってくると、アーニャはフィオナの本心に気付き、スパルタ教育を恐れてヨルにべったり甘えて一緒にいられて幸せアピールをします。ヨルとロイドも良い雰囲気になると、ロイドの仮面の笑顔の中に本音が混ざっていると感じ、フィオナはショックを受けて家を去りました。

『スパイファミリー』6巻のあらすじネタバレ

ロイド、フィナが共同任務で「日向の貴婦人」を回収

ロイドとフィオナはWISEの共同任務で再び東西戦争の火種となりうるザカリス文書の在り処を示す絵画「日向の貴婦人」の回収のため、持ち主のキャビーが主宰する地下テニス大会「キャンベルドン」に参加します。

大会は何でも有りの大会でしたが、ロイドとフィオナは10年前にグランドスラムを制した伝説コンビを圧倒、ドーピングをしてきたボリック兄弟も撃破して決勝に臨み、キャビーの息子と娘を相手に化学ガスと改造ラケット、コート操作に狙撃も加えられて邪魔されますが、人外の動きをして優勝を果たしました。

保安局から連絡があり、キャビーは「日向の貴婦人」は渡せなくなったと話しますが、ロイドが変装をして偽物の絵画と差し替え、本物の絵画を回収して任務を見事に完了します。

ヨルがテニスでフィオナを撃破

ヨルとアーニャ、ボンドもテニスで遊んでおり、ロイドとフィオナの関係を疑っていた所に大会帰りの二人が戻り、ヨルとフィオナがテニスで手合わせすることとなります。

ヨルが力を込めるとラケットでボールが裂ける事象が起き、手加減してもサーブは音速を超え、フィオナは気合で立ち向かいますがラケットごと破壊されて完敗してしまいました。

シルヴィアがザカリス文書の内容をロイドに共有、火種は東西戦争ではなく夫婦間のものだったと判明します。

ロイドとヨルがわだかまりを解消

ヨルの調子のおかしさを感じたロイドは、フランキーにアーニャとボンドの世話を任せ、ヨルとデートに向かいます。

ヨルはお酒の力を借りて、酔っ払いながらフィオナへの嫉妬を告白、ロイドはヨルが恋愛感情を持ったのかと考え、その気持ちを利用するために口説きにかかりますが、恥ずかしくなったヨルの一撃をお見舞いされ気絶してしまいました。

ヨルの膝枕と子守唄で起きたロイドに、ヨルは自分が妻役として相応しいか不安を感じていると打ち明け、ロイドはアーニャにとっても自分にとってもヨルは最高の相手だと説明し、ヨルが感じていた不安は解消されるに至りました。

この出来事を通じて、ヨルは仕事のためだけでなく、ロイドやアーニャ、ボンドとの生活を大切にしたいと自分が考えていることに気付きます。

アーニャとベッキーが百貨店でお買い物

懇親会が来週に迫る中、ベッキーはアーニャとダミアンの恋を応援、アーニャを可愛くするため一緒に百貨店を貸し切ってお買い物へと向かいます。

二人はショッピングを一通り楽しんだ後、アーニャがベッキーとの買い物記念で百貨店のマスコットの羊さんキーホルダーをお揃いで買い、ベッキーは父の教育で相応しい物を身につけるよう指導されており一瞬戸惑いますが、世話役のマーサに友人からもらった物であれば大切にすべきと助言され、喜んでアーニャからキーホルダーを受け取ります。

アーニャとベッキーは学校の鞄にお揃いでキーホルダーをつけて見せ合い、笑顔で楽しそうにしているアーニャの表情にはダミアンもドキッとしていました。

イーデン校懇親会後にロイドがドノバン・デズモンドに接触

イーデン校懇親会が開かれ、首脳会談並みの警戒態勢が敷かれる中、ロイドも教師に変装して会場外にいましたが、懇親会が開かれる「知恵の塔」への潜入は難しく、ロイドでも今回できるのは次回のための下見と仕込みのみでした。

ダミアンがドノバンと懇親会後に待ち合わせしている情報を知ると、ロイドは変装を解き、アーニャのキーホルダーを探すフリしてダミアンに接触します。

ロイドはダミアンに入学式のアーニャの一撃の件を謝罪した後、両親にも謝罪したいと話を展開、その場にドノバン・デズモンドが現れ、ロイドは直接挨拶することに成功しました。

『スパイファミリー』7巻のあらすじネタバレ

ダミアンとドノバンの関係性が判明

ドノバンはすごい笑顔でロイドの謝罪を受け入れますが、ダミアンは自分のことで父に怒って欲しいがために反発、するとドノバンはダミアンに対して深いため息をつき、ダミアンはそれを察してそれ以上の抵抗を終えます。

ロイドがアーニャの思考は理解不能だと溢した口に対して、ドノバンは同調して人と人は親子でも分かり合えないと持論を展開、それに対してロイドは精神科医としてのモットーを用いてだからこそ歩み寄る努力が大切だと話し、ドノバンがダミアンに会いにきた理由もそうでしょうと伝え、ドノバンはロイドを気に入ります。

ドノバンは時間がないため帰ろうとしますが、ダミアンはイーデン校での生活を報告、中間考査で星を獲得し、国語は50点だったけど工作で金賞をもらったと近況を伝えると、ドノバンはよくやったと褒め、ダミアンは喜びまた星を獲得できるように頑張ろうと決意を固めました。

ダミアン、エミール、ユーインが友情の野外学習

父との会話でやる気を出したダミアンは、遅くまで勉強して寝坊してしまい、ヘンリーから罰として寮母の手伝いを命じられます。周囲が休日で遊びに出かける中、ダミアンは自分を追い込み全ての時間を勉強に費やすと煮詰まっており、その様子をみた取り巻きのエミールとユーインもわざと規則違反をしてダミアンと一緒に手伝いをすることとなりました。

ヘンリーからの依頼で、生活指導員グリーン先生がダミアン達をつれて野外学習に向かうと川下りをして急流に乗って下流の湖まで向かいます。途中ダミアンが落ちて助けを求めると、ユーインとエミールが救出、自分達の分まで生き残ってくれと熱い友情を見せました。

その後、自分達で川魚を取って食べ、夜には「星の湖」までピクニックに向かい、水面に星が映る綺麗な景色を眺め、友達と笑い合う中で、視野が狭くなっていたダミアンが元の状態に戻ります。

ボンドがロイドの任務を手伝う

ボンドは予知でヨルの料理による自分の死を感じると、ヨルの料理を回避するため、ボンドの仕事を手伝い早く家に戻ってもらおうと考えます。

ロイドはボルン社が開発中の新型自白剤「ゲロリマス」のサンプル奪取任務に当たっており、ボンドが合流すると、ボルン社はプロジェクトアップルへの関与も噂されていたことから、ロイドは実験体にされた仲間の仇を討つためにボンドがきたのかと勘違いし、一緒に任務に当たることとなりました。

ボンドの活躍で任務が早く片付くと、ボンドの命運も変更されて大喜びします。

ユーリが仕事の疲れをヨルに癒される

ユーリは秘密警察では新米ながら期待されており、多くの仕事を与えられて奮闘していました。

西国で出版されている東国を揶揄する本のライターを追う任務が与えられると、前政権時に新聞記者だった39歳のフランクリン・パーキンを調査、二日間徹夜した上で、動かぬ証拠を抑えます。

フランクリンは逮捕されましたが、自分と同じように国や家族を想って行動していたことを知り、疲れたユーリは夜遅くにも関わらずヨルの顔を見に行きフォージャー家を訪れ、アーニャに慰められ、ヨルの笑顔に癒されました。

アーニャが古語に詳しいことが判明

後期から学力別のクラス分けがあると判明、アーニャはベッキーと離れて一人ぼっちになるのを恐れてイーデン校七不思議「知恵の甘味」を求めて食堂へ向かいます。

残り一個を購入したジョージから5個セットのうち4個をもらえることになりますが、アーニャとベッキー、ダミアンら三人は合計5人で一つ足りず、ババ抜き一本勝負で争うこととなりました。

最初の勝負はアーニャが趙能力を使って圧勝するも反則を疑われて仕切り直しすることとなり、超能力を封じられたアーニャは劣勢、最後はアーニャとダミアンの一騎討ちとなりますが、表情に出て分かりやすいアーニャのためにダミアンがわざと負けてあげました。

アーニャはダミアンに半分個を提案するも、ダミアンは恥ずかしくてこれを拒否、知恵の甘味を食べたアーニャは思い込みで超勉強するも点数は変わらず低く、しかし、古語のテストだけがスペル間違えがなければ高得点だったことが判明、現在も古語を母語としている国は少なく、ロイドはアーニャの出身について少しだけ考えを巡らせました。

ヨルがフランキーの猫探しを手伝う

フランキーが行きつけのカフェの店員ケイシーの飼い猫コピ探しを始めると、ロイドは協力せず、代わりにお昼休みで偶然居合わせたヨルが協力することとなります。

フランキーは色々と道具を駆使するも捕まえられず、ヨルが原始的な方法で猫をキャッチ、フランキーは猫をつれてケイシーの元へ向かいますが、ケイシーには彼氏がおりフランキーは撃沈してしまいました。

お昼休みから戻ったヨルはフランキーをお手伝いして役立ったことにご機嫌となり、カミラにご機嫌だと声をかけられると、周りからは夫婦仲がよくなったと勘違いされ、ようやく人並みになったと皮肉を言われます。

ヨルが「ガーデン」の任務でクルーズへ向かう

部長から声をかけられ電話に出ると、「いばら姫」としてのガーデンの仕事が告げられ、部長と共に拠点へ行き店長と会います。

仕事は護衛任務であり、代々国の裏社会をまとめてきたグレッチャーファミリーが内部抗争でボスと息子2人を失い、残ったオルカ・グレッチャーと赤ん坊の息子を、組織を乗っ取った男が莫大な懸賞金をかけ集めた殺し屋から守り、海経由で第三国に亡命させるまで守ることとなりました。

任務を受けた後、ヨルは帰りの電車で偶然ユーリに会い、立派になったユーリを見て、ヨルがガーデンに入った理由であるユーリは既に自分のお世話は必要なく、自分がこの仕事を続ける理由はなんだろうと自問していきます。

一方、アーニャがデパートの福引で1等を当て、ヨルが仕事で乗るクルーズ船でロイドと一緒に旅行に行くこととなりました。

『スパイファミリー』最新巻8巻のあらすじネタバレ

ヨルが「いばら姫」引退を考える

ヨルは部長と共にクルーズ船に乗船、部長達が部屋を離れている間にオルカの要望で外に案内し、会話を盗聴されて居場所を知られてしまいます。

外に出ていた部長が殺し屋の一人を尋問し、居場所が特定されていると知ると即座に部屋に戻り、ルームサービスに扮装して襲撃してきた相手をヨルと部長のコンビで撃破、ヨルはオルカ達をつれて別の部屋へ移動することとなります。

ヨルは、移動中も複数の殺し屋に襲われますが、仮面パーティーのラウンジでは二人を撃破、鎖鎌使いが現れた時には公衆の面前で戦うこととなりますが、偶然居合わせたアーニャが機転を利かせて周囲にサーカスだと認識させてくれ、無事にオルカ達を別の部屋に案内することに成功しました。

鎖鎌使いとの戦いでは、ヨルは前に踏み込むことができず、自分はロイドやアーニャに言い訳できないレベルの傷を負うことを恐れたのかと、ますます「いばら姫」を引退することを考えます。

ヨルが「いばら姫」を続ける理由を定める

二日目も夜遅くになり、部長からヨルにランデブー船の準備が整い4時間後に接触すると連絡が入ると、ヨルはオルカ達を連れて脱出口へと向かいます。

移動中に香りを読む殺し屋に見つかると、屋内通路は全て塞がれて看板デッキへ向かい、花火と共に狙撃をされ、大量の強い殺し屋に囲まれてしまいました。部長が参戦して狙撃手を撃破すると、オルカ達をハッチの下に避難させ、ヨルは部長と協力して花火の音に紛れて次々と相手を撃破していき、残り二人へと追い込みます。

しかし、残りの二人は強敵であり、「いばら姫」として戦うことに集中できないヨルは追い込まれてしまいます。

朦朧とする中、自分がいばら姫になった理由を思い出したヨルは、今はユーリだけでなく、ロイドやアーニャ、ボンドのためにも世の中に溢れている理不尽を一つでも減らしたいと考え、例え近い未来に散ることとなったとしても、ロイドなら認め許してくれるだろうと、迷いを消して戦いへと再び身を投じました。

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