「転スラ」ガイアは、ミリムが竜皇女の時代にヴェルダナーヴァの最後の力を振り絞って生み出された子竜です。
ガイアがカオスドラゴンになってしまった理由、地下迷宮での再会など、転スラのガイアを詳しくご紹介します。
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『転スラ』ガイアとは?
ミリムの友でありペットだった子竜
ガイアは、かつてミリムの共でありペットだった子竜です。
ヴェルダナーヴァがミリムに力を全て譲渡した後、自分の転生体として与えた子竜であり、当時は「精霊竜(エレメンタルドラゴン)」でした。
カオスドラゴンとなり封印
カガリの父に魔導大帝ジャヒルが乗り移ると、ミリムを支配するためにガイアが手にかけられてしまいます。
その後、ミリムが魔王覚醒した際の祝福を受け蘇生、しかし既に魂が霧散してしまっていたガイアは、破壊の意思だけを持つカオスドラゴンとなってしまいました。
あらゆる手段を講じても正気に戻らなかったため、ミリムは泣く泣くガイアを封印します。
全ての竜族の始祖
ガイアが命を落とした際、ガイアの持っていた竜の因子は世界に飛散し、大地に受肉します。
そこから生まれたのが現在の転スラ世界にいる竜であり、より竜の因子を色濃く受け継いだ存在がアークドラゴン、そこからさらに時間をかけてドラゴンロードへと進化していきます。
ミリム&リムルにより復活
マリアベルとユウキによる謀略で、傀儡国ジスターヴのアムラタ遺跡でガイアは復活、ミリムと対峙します。
ミリムとリムルによって心核(ココロ)だけを取り除かれ、擬似魂を通じてアバターコアに格納されたことで、再び子竜として世界に生まれ落ちました。
『転スラ』ガイアの強さ|能力・技術・必殺技
カオスドラゴン時代のガイアの強さ
カオスドラゴン時代のガイアは、体長100m程度の巨大な大きさの竜であり、覚醒魔王級を遥かに超える強さでした。
勇者サリオン・グリムワルトでさえも討伐することはできない程でした。
「瘴気呪怨吐息(カオティックブレス)」
再誕生したガイアも混沌の属性を引き継いでいます。
「瘴気呪怨吐息(カオティックブレス)」は、あらゆる物を腐敗させる瘴気の吐息であり、耐性がないものであれば一撃で撃退することが可能です。
地属性
また本来の地属性のスキルも使うことができ、現時点では重力操作による「重力結界」が使えます。
将来的には、「趙重力波」が使用できるようになると期待されていました。
『転スラ』ガイアの過去は?
竜皇女のペットの子竜として誕生
ガイアは、竜皇女時代のミリムのペットとして、ヴェルダナーヴァが自身の残った力によって生み出した分身です。
ヴェルダナーヴァとルシアは、戦乱によって命を落としてしまい、それ以来ミリムはガイアを唯一の友として生きていました。
ジャヒルによって命を落とす
ミリムを支配することを目論んだ魔導大帝ジャヒルが、エルフの国の頭領として顕現すると、ガイアを狙って攻撃を開始、この戦いでガイアは命を落としてしまいます。
この結果ミリムが激怒して暴走することとなり、エルフの国は滅亡することとなりました。
ミリム覚醒の祝福を受けカオスドラゴンとして復活
エルフの国の滅亡によってミリムが覚醒進化に至ると、ミリムの係累であるガイアにも「祝福」が配られて蘇生します。
しかし、魂が飛散してしまった後だったガイアは自我を失っており、ミリム以外の者に対しては破壊衝動しか持たない混沌竜(カオスドラゴン)となってしまいました。
勇者サリオンにエルフの城から退けられる
自らを害したエルフの国の城も崩壊させ、世界の脅威となる存在になってしまいます。
勇者サリオン・グリムワルトがガイア討伐に出陣し、サリオンに深手を与えますが、ガイアもその場から退けられることとなります。
ミリムに封印される
その後、ラミリスによって正気に戻ったミリムに、あらゆる手段を用いて正気に戻るよう促されますが、ガイアがカオスドラゴンから脱することはできず、そのままミリムによって封印されることとなりました。
『転スラ』ガイアの主な活躍
転スラ「魔人暗躍編」のガイア
マリアベルに操られミリムと対峙
竜の棲家に封印されていたガイアは、中庸道化連によって持ち出され、ミリムとリムルが傀儡国ジスターヴ遺跡の探索に出向いた際に封印を解放されます。
マリアベルによって操られたガイアのサイズは体長100mと巨大であり、「心核(ココロ)」以外は全て汚染され、ミリムに対しても攻撃を仕掛けていってしまいました。
ミリムとリムルによって汚染と支配から解放される
リムルがマリアベルを撃破して地上に戻ってくると、ミリムのドラゴバスターで心核以外を吹き飛ばされ、リムルの「魂喰」で捕食されます。
リムルに捕食されたガイアの「心核」は擬似魂にいれられ、マスターコアで包み、アバターコアが完成されました。
ミリムが「ガイア」と名前を呼ぶと、魂に心が宿り、心が修復され次第、新たな魔物としてミリムの前に登場することとなります。
転スラ「帝国侵攻編」のガイア
地下迷宮でミリムと感動の再会
卵から孵化したガイアは、体長50cm程度の子竜の姿となっていました。
長い時を経ても、ガイアはミリムのことを覚えており、二人は感動の再会を果たします。
ミリム達と共に地下迷宮を攻略
竜は最上位の捕食者であるため、自分が仕留めた魔物しか食べない性質があり、ガイアはミリム達に狩りを教えられることとなります。
地下迷宮で修行することになったガイアは、迷宮を次々に攻略していき、「瘴気呪怨吐息(カオティックブレス)」や「重力結界」などの強力な権能を行使、50階層の守護者であるゴズールを撃破するほどに成長していきました。