「転スラ」ラプラスは、中庸道化連副会長を務める「享楽の道化(ワンダーピエロ)」です。
中庸道化連の中でも異質の強さを誇り、カザリームと同等の力を持つロイ・ヴァレンタインを一瞬で撃破するなど、驚異的な能力を持っています。
ラプラスの強さの秘密、正体、中庸道化連に加入した経緯など、転スラのラプラスを詳しく知りたい方は本記事をご覧下さい。
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『転スラ』ラプラスの基本プロフィール
名前 | ラプラス |
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立場 | ・中庸道化連副会長 ・「享楽の道化(ワンダーピエロ)」 ・元勇者 ・シルビアの夫、エルメシアの父 |
特徴 | ・左右非対称の笑顔を模した仮面 ・ド派手で色鮮やかな道化服 |
能力(スキル) | ユニークスキル「詐欺師(アザムクモノ)」 ユニークスキル「未来視(ミエルモノ)」 |
技術(アーツ) | ・ステルスモード |
『転スラ』ラプラスとは?
中庸道化連副会長「享楽の道化(ワンダーピエロ)」
ラプラスは、中庸道化連副会長を務める「享楽の道化(ワンダーピエロ)」です。
中庸道化連会長であり、呪術王カザリームの復活を目的としてユウキと協力関係を結んでいきました。
クレイマンやティア、フットマンなど中庸道化連の仲間を大切にしながらも、隔絶した強さを誇っており、ラプラスだけが他の三人とは異なる在り方をしています。
ラプラスの正体は元勇者サリオン・グリムワルト
ラプラスは正体は、勇者サリオン・グリムワルトであり、かつて勇者として世界を救うために命をかけて戦った男でした。
現在の魔導王朝サリオンの天帝エルメシアの父であり、シルビアの夫でもあります。
ラプラス自体は、エルメシアがシルビアのお腹の中にいた頃に一度命を落としているため、直接の面識はありません。
カオスドラゴンとの戦いで瀕死
ミリムのペットの子竜がカオスドラゴンとなり、世界を破滅に導こうとすると、勇者サリオンはこれを討伐しに魔導王朝ソーマ跡地にあったエルフの都へと向かいます。
単独でカオスドラゴンに挑んだサリオンはカオスドラゴンを追い払うことには成功しましたが、呪いによって命尽きる寸前に追い込まれてしまいました。
カザリームの「妖死冥産」でラプラスとなる
そこに現れたのは、ジスターヴに仲間達を避難させ、エルフの都に戻ってきたカザリームです。
カオスドラゴンを追い払うことに貢献したサリオンに対して、カザリームは「妖死冥産(バースデイ)」を用いてサリオンを妖死族として生き返らせることを提案、サリオンはこれを受諾し、ラプラスが誕生します。
ラプラスはサリオン時代の記憶を失うこととなり、カザリームに従う中庸道化連副会長となりました。
勇者時代の経験、レベルはそのまま保持していたため、他の中庸道化連の仲間達と比較しても、圧倒的な戦力を有することとなります。
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『転スラ』ラプラスの強さ|能力・技術・必殺技
ユニークスキル「詐欺師(アザムクモノ)」
ユニークスキル「詐欺師(アザムクモノ)」は、相手の認識に干渉するスキルです。
変幻自在の攻撃や武器・存在の偽装を行うことができ、ジュラの大森林でトレイニー相手に逃げ切った際も、このスキルを行使していました。
ユニークスキル「未来視(ミエルモノ)」
ユニークスキル「未来視(ミエルモノ)」は、数秒先の未来を見通すスキルです。
ラプラスの切り札でもあるスキルであり、複数の未来から最適なものを選択することで、自分より強い相手に対しても、同等以上の戦いをすることが可能となっています。
『転スラ』ラプラスの性格・人物像
他者の幸せのために自分の身を投げ出せる男
ラプラスはピエロらしく極めてふざけた男ですが、他者の幸せのために自分の身を投げ出せる男でもあります。
仲間や家族のことを愛しており、カオスドラゴン討伐の際も身を投げ出し、妖死族となってからもジャヒル相手に身を差し出す形で戦闘を行いました。
世界征服を目指していますが、これも仲間達と楽しく幸せに暮らせる日々を得るためのものであり、行動の根源的な理由には常に仲間や家族への愛情があります。
『転スラ』ラプラスのセリフ・口癖
こっちこそ、頼むわ。お願いや、ボスや会長達を助けたいんや。ワイを手伝って下さい
『転スラ』ラプラスの主な活躍
転スラ「森の動乱編」のラプラス
ガビルを唆して反乱を起こさせる
ラプラスは、ゲルミュッドに雇われる形で魔王誕生作戦に参加し、大規模戦争が発生するように状況を整えていきます。
ゴブリン村を巡っていたガビルの元に、ゲルミュッドの使者を名乗って接触すると、戦争の前にガビルが首領にならないとリザードマンはオークに負けるかもしれないと唆し、ガビルが反乱に動くようにしました。
森の管理者トレイニーを相手に逃走に成功
ゲルミュッドの元へ戻って、水晶を通して大規模戦争の状況を観察していると、森の管理者トレイニーが現れ、最初から必殺技を繰り出され、ゲルミュッドを守って片腕を切り飛ばされてしまいます。
状況不利を悟ったラプラスは、ステルスモードを使ってゲルミュッドと共に逃走、ラプラスは戦場に残らず、魔王クレイマンの城へと向かい、お土産として水晶球を渡しました。
転スラ「王都生活編」のラプラス
オークロードの顛末をユウキに報告
傀儡国ジスターヴを去った後は、イングラシア王国のユウキの元へ向かい、オークロードの一件をユウキに報告します。
ラプラスは、呪術王カザリームの復活を目的としてユウキに協力していたのでした。
ラプラスとユウキは、クレイマンを真なる魔王に覚醒させることが目的でしたが、これが失敗したため、世界征服のためにまずは西側の西方聖教会の内情調査を行うこととします。
転スラ「魔王誕生編」のラプラス
西方聖教会の「奥の院」で魔の気配を感じる
西方聖教会の内部に侵入したラプラスは、西方聖教会には怪しいものがないと判断、神聖法皇国ルベリオスの聖地である霊峰の頂上「奥の院」へと向かいます。
西方聖教会の本部敷地を抜けると聖神殿があり、ここにルミナス神の代弁者である法皇に代わり、政務を執り行う法皇庁がありました。
ここでユニークスキル「詐欺師(アザムクモノ)」によって、周囲に精神に作用する微弱な魔力の流れがあることを感知、魔物の撃滅を教義とするルベリオスにおいて、その最奥である奥の院の近くに「魔の気配」があることに気付きます。
さらに近付くと、魔王ロイ・ヴァレンタインが現れ、ラプラスは辛うじて脱出することに成功しました。
カザリームと再会
情報を持ち帰ったラプラスは、中庸道化連会長カザリームと再会します。
カザリームは、ユウキにより魔導王朝サリオンが製造した人造人間に魂を移植され、女性秘書としてユウキの側に仕えていたのでした。
呪術王時代のカザリームとは全く異なる容姿、喋り方にラプラスは爆笑しますが、再会を大いに喜びました。
再び「奥の院」に向かいロイ・ヴァレンタインを撃破
クレイマンによって魔王達の宴の開催が決定、ラプラスはその間に再び「奥の院」へ向かうよう指示されます。
打ち合わせではユウキが外に誘き出す手筈だったヒナタが現れると、ラプラスは速攻で逃亡を図りますが、聖神殿あたりで魔王達の宴から空間転移で戻ってきたロイ・ヴァレンタインが登場、クレイマンが死亡したことを告げられ、ラプラスは激怒しました。
ラプラスにとって、クレイマンは仲間であり友であり、クレイマンを侮辱されたラプラスは、魔王級の力を持つロイを一瞬で圧倒、ロイに動くことも声を出すことも許さないまま、その命を刈り取ります。
その後に現れた警備兵達も全滅させながら脱出し、フットマンが怒り、ティアが泣くことを想像しながら、喜狂の道化である自分は、せめて笑おうと決意して仲間達の元へ戻っていきました。
転スラ「聖魔対立編」のラプラス
クレイマンの死を仲間達に伝える
仲間達の元へ戻ったラプラスは、クレイマンの死を中庸道化連の仲間達とユウキに伝えます。
ラプラスの予想通り、ティアは泣き、フットマンは怒りますが、全員改めて世界征服の必要性を認識し、自分たちが何者にも脅かされることなく、幸せに楽しく笑って過ごすため、計画を推し進めていく決意を固めました。
転スラ「魔人暗躍編」のラプラス
ダムラダの代わりに「特定機密商品」を任される
ダムラダが西から東へ拠点を移すこととなり、ラプラスはユウキから「特定機密商品」、不完全召喚された子供達の対応を任されます。
三巨頭の一人であるミーシャを窓口とし、魔王レオンとの商談もラプラス達に一任されました。
転スラ「勇者覚醒編」のラプラス
魔王レオンとの商談に臨む
ティアとフットマンを連れ、因縁の相手でもある魔王レオンの城の「謁見の間」を訪れ、ラプラス達は今後の不完全召喚された子供達の提供が難しくなったことを説明します。
西側ではリムルの台頭により不完全召喚が難しくなり、東も戦争準備により召喚に必要な魔術師を集めるのが困難と説明し、レオンとの取引が困難になってくると、シズが残した5人の子供がテンペストにいることを伝え、この確保をラプラス達が担うこととなりました。
また、この時にレオンが「クロエ」に強く注意を惹かれたことで、十中八九レオンの目的がクロエの確保であることを見抜きました。
神聖法皇国ルベリオスでルイ・ヴァレンタインと対峙
グランベルとの共同作戦で神聖法皇国ルベリオスの聖櫃に眠る勇者の回収を目指すと、ラプラスはマリア・ロッゾの手引きで聖櫃の部屋へと入り、ルイ・バレンタインと対峙します。
ルイとロイは元々一人の人物であり、ロイが失われたことで本来の力を取り戻したルイは、より強大な存在となっていました。
ラプラスは、間一髪でルイの必殺技を回避、戦闘は諦め、フットマンを連れて逃走に成功します。
転スラ「戦争前夜編」のラプラス
ユウキを守るためにギィの前に出る
神聖法皇国ルベリオスから逃走に成功した後、ラプラス達はギィの一団と遭遇してしまいます。
ラプラスはユウキを助けるために、自分を犠牲にしてギィから逃走するための時間を稼ごうとしますが、そこでユウキが立ち上がり、ギィとの交渉を上手く収めました。
転スラ「帝国侵攻編」のラプラス
テンペストにユウキの使者として向かう
東の帝国に拠点を移した後、ラプラスはユウキの使者としてテンペストへ向かいます。
しかし、ブルムンド王国近くまで来た段階でトレイニーが現れ、全く話も聞いてもらえずに長時間バトルすることとなりました。
ソウエイも現れ、話は聞いてもらえましたが、テンペストの迷宮に簀巻状態で連行され、辛うじてユウキからの伝言をリムルに伝えられます。
伝言内容はダムラダの裏切りとバーニィ、ジウへの注意喚起でしたが、既にバーニィ達の裏切り行為は発生した後であまり意味がありませんでした。
しかし、この伝言によってリムルの中でまだユウキと手を組める可能性が残っていると判断されるようになります。
転スラ「竜魔激突編」のラプラス
再度ユウキの使者としてテンペストを訪問
帝国に戻ってユウキに報告をした後、ラプラスは今度は同盟の使者として、リムル達を帝国に転移させる役割でテンペストへと向かいます。
到着した後、温泉や保養施設などを満喫し、明日のクーデター直前の会議にリムル達を連れていくこととなりました。
ティア達の危機に焦る
のんびりとテンペストで過ごしていたラプラスでしたが、ティア、フットマンから念話で戻ってくるよう言われます。
急いでリムルに報告するも、部屋の画面を見てカガリが支配され、ティア、フットマンも抵抗できない状態と知り絶望します。
少しでも速く仲間の元に戻りたいラプラスでしたが、カザリーム達を助けるため、リムルに頭を下げ、救出の協力を要請しました。
東の帝国に転移するも転移先をいじられる
リムル達テンペストの幹部を連れて東の帝国への転移を始めたラプラスでしたが、術式に干渉され、転移先が「夢幻要塞」の玉座の間に変更されてしまいます。
そこにはルドラやヴェルグリンドと共に、操られたユウキが現れて、ラプラスは状況の悪さを突きつけられました。
次の瞬間、ルドラ達は「夢幻要塞」から消えていき、ラプラス達は異次元の中にある「夢幻要塞」に閉じ込められてしまいます。
転スラ「深淵解放編」のラプラス
リムルと共に夢幻要塞から脱出
ヴェルドラに手を出されたことにリムルが激怒、夢幻要塞から空間転移でテンペストに戻りますが、異次元から簡単に戻ってこられたことにラプラスは驚愕します。
そして、自分を眼中なく話し合いが行われ、自由の身となったラプラスはカガリを助けにドワルゴン東部へと向かいました。
カガリを助けにドワルゴン東部へ向かう
ドワルゴン東部では、覚醒魔王を凌ぐ力を手に入れたヴェガが暴走していましたが、ラプラスは簡単に圧倒して制圧、ヴェガと共にカガリ救出に向かいます。
しかし、そこにファルドウェイとユウキが登場し、ヴェガが再び裏切ってユウキの元につきますが、ラプラスは本気の力を見せてヴェガを戦闘不能に追い込みました。
しかし、ユウキには敵わず、ラプラスは敗北仕掛けましたが、やられる寸前にディアブロが登場して助けられます。
転スラ「野望終焉編」のラプラス
カザリームに呼ばれレオン襲撃に参戦
カザリーム達が異次元にある「星王宮」で妖天へと生まれ変わり、天使軍の先鋒としてレオンの領地襲撃を開始すると、ラプラスもカザリームから連絡があり、黄金郷の戦いに参戦します。
ラプラスはカザリームの目論見を理解しており、カザリームとレオンの秘匿通信の念話の中継役となり、カザリームの狙いがリムル領地にある地下迷宮に逃げ込み、「天使長の支配」の影響範囲から逃げることであると伝えました。
仲間がミカエルに操られ窮地に陥る
計画は順調に進んでいましたが、ラプラス以外の仲間全員がミカエルに完全支配され、ラプラスとレオンのみで中容道化連の相手をすることとなります。
ここでシルビアが登場、ラプラスはユウキ、カガリの二人を相手にし、元勇者としての経験、レベル、二つのユニークスキルなど奥の手を全開放して対等に渡り合いました。
ユウキが正気に戻っていたことを暗号通信で知ると、ユウキによってカザリームにかけられていた支配も解除され、中庸道化連が復活します。
勇者時代の記憶を取り戻す
しかし、フットマンだけは妖天となった時にジャヒルに自我を乗っ取られており、ラプラス達は全員窮地に追い込まれます。
ラプラスの素顔を見て、自分の夫だと気付いたシルビアから名前を呼ばれると、ラプラスは妖死族になる前の記憶を取り戻しますが、ジャヒルの一撃を全員で受け止めることとなってしまいました。
転スラ「王都騒乱編」のラプラス
ユウキと共に消滅
ラプラスはユウキと共にジャヒルの一撃からカガリを守るために防御魔法を展開しますが、リムルの介入は間に合わずユウキと共に消滅してしまいます。
しかし、消滅直後にリムルが来たのなら安心だと幻聴と思える言葉を残しており、シエルからも生存している可能性があると指摘されました。
▼▽▼転スラ原作最新巻までのあらすじ▽▼▽
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