「転スラ」ラーゼンのまとめページです。
ラーゼンは「叡智の魔人」と恐れられる大国ファルムスの守護者です。
賢者ガドラの弟子として魔術の研鑽を重ね、憑依転生で体を交換していくことで長年ファルムス王国を守り続けてきました。転スラのラーゼンを詳しくご紹介します。
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『転スラ』ラーゼンの基本プロフィール
名前 | ラーゼン |
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立場 | ・ファルムス王国の王宮魔術師長 ・師匠はガドラ ・大国ファルムスの守護者 ・叡智の魔人 |
特徴 | ・ユーラザニアやサリオンにも名前が響き渡っていた |
『転スラ』ラーゼンとは?
「叡智の魔人」と恐れられた大国ファルムスの守護者
ラーゼンは、「叡智の魔人」と恐れられた大国ファルムスの守護者です。
「憑依転生(ポゼッション)」によって体を変えて長い時を生き続けており、極めて高い魔法能力から、西側諸国の中心である大国ファルムスを守護し続けてきました。
ガドラの弟子
ガドラの弟子でもあり、ラーゼンの魔法の基礎はガドラに叩き込まれたものです。
ただし、魔法の才能はガドラの方が優れており、ガドラは「輪廻転生」によって生き続けていますが、ラーゼンは「輪廻転生」を行使できず、「憑依転生(ポゼッション)」を使用しています。
ショウゴの肉体に転移
リムルとファルムス王国軍が対峙する前、ラーゼンは「憑依転生(ポゼッション)」を用いてショウゴの体に転移しています。
ショウゴが獲得していたユニークスキル「乱暴者」「生存者」も行使できるようになっており、物理攻撃と治癒に優れた権能を保有しています。
『転スラ』ラーゼンの強さ|能力・技術・必殺技
大魔法使い
ラーゼンは特A級に相当する大魔法使いです。
世界に名前が響き渡っている有名人であり、魔法の扱いにおいて右に出るものはいないとされていました。
ウィザード級以上の限られた者にしか使えない秘術「上級転移魔法」や自分の死亡を発動条件とした「核撃魔法」など、魔導の深淵に近い高等魔法も扱うことができます。
『転スラ』ラーゼンの主な活躍
転スラ「魔王誕生編」のラーゼン
絶体絶命のショウゴを救出
ラーゼンは、ファルムス王国の守護者として討伐隊に参戦します。
テンペストの街道の「交番」「派出所」の名前から、異世界人の存在を検知して警戒を高め、中央都市リムルにプリズンフィールドを設置していた神殿騎士達が窮地に陥る可能性を予感しました。
ゲルド、ハクロウに追い込まれていたショウゴの元へ向かい、上級転移魔法と核撃魔法を駆使して救出、その場を離脱することに成功します。
「憑依転生(ポゼッション)」でショウゴの体を乗っ取る
ファルムス王国軍の陣地に戻ったラーゼンは、ショウゴの体を「憑依転生(ポゼッション)」で乗っ取ります。
ラーゼンは長き時を他人の体に移り変わることで生きながらえてきた存在であり、ショウゴがリムル達に対する恐怖でもう立ち上がれないと判断すると、希少なユニークスキルを持つショウゴの体を奪ったのでした。
特A級の強さを持ったラーゼンは、リムルによる「神之怒(メギド)」が降り注いだ後も冷静でしたが、攻撃は回避が難しく一度命を落とし、ショウゴがキララから得た「生存者」によって時間差で蘇ります。
ディアブロのおもちゃにされる
リムルには敵わないと判断したラーゼンでしたが、リムルが召喚した上位魔将の悪魔三体であれば勝機があると考え、リムルが去った後で姿を現しました。
叡智の魔人の名前にふさわしい高等魔術、核撃魔法「熱収束砲(ニュークリアカノン)」や大地の上位精霊を呼び出す精霊召喚:「土の騎士(ウォーノーム)」を発動しますが、ディアブロには全く通じずおもちゃにされます。
この時、ラーゼンはようやく自分の見落としに気付き、ディアブロが原初の悪魔の一柱であることを理解しました。
転スラ「聖魔対立編」のラーゼン
リムル、ディアブロに忠誠を誓う
中央都市リムルでシオンによる尋問を受けた後、ラーゼンはエドマリス王、レイヒムと共にファルムス王国へ戻らされることとなります。
長年ファルムス王国の守護を務めていたラーゼンは、魔の深淵を覗かせてくれるリムルに陶然となっていたこともあり、エドマリス王の助命を嘆願、その代価として自分をディアブロの下僕の末席に加えて欲しいと願い出ます。
これをディアブロに許可されると、その発言の意味を正しく理解し、悪魔に忠誠を捧げる存在となりました。
これにより、ラーゼンはディアブロに絶対服従の存在となりましたが、ラーゼンの胸の中にはディアブロから聞いたリムルのファルムス王国発展の計画への希望があり、そのためには今の古い体制が崩壊するのも仕方がないと考えるようになっていたのでした。
玉座の間で一芝居をうつ
ファルムス王国に到着すると、ディアブロと事前に仕込んでいた通りの筋書きを進めていきます。
異形となったエドマリス王を王宮に届け、王を元の姿に戻すために、英雄ヨウムが回復薬を持って帰ってくる手筈になっていると説明しました。
リムル達が作った作り話を聞かせ、あくまでリムルは人間に敵対しない魔物という立ち位置をアピールします。
転スラ「魔都開国編」のラーゼン
ファルメナスの魔術師長となる
ファルムス王国の内乱もディアブロ達によって鎮められると、ラーゼンはヨウムが初代国王となったファルメナス王国の初代魔術師長となります。
そして、旧ファルムス王国の貴族達の内乱を影から潰していき、また国家運営に協力してヨウムを支えていきました。
転スラ「勇者覚醒編」のラーゼン
精力的にファルメナスの安定に務める
ラーゼンの目的は国の繁栄と人々の幸福であり、国の名前が変わることは重要なことではありませんでした。
今も精力的に国内を視察して、不穏な目を全て事前に摘み取って治安維持を図っており、ヨウムに対して魔法で定期的に連絡、ファルメナスにおいて非常に重要な存在となっていました。
転スラ「戦争前夜編」のラーゼン
師匠であるガドラと再会
ファルムス王国内乱鎮圧後、三武仙のサーレ、グレゴリーはラーゼンの弟子となっていました。
普段通りラーゼンが執務室で仕事をしていると、強大な魔力を持つ存在がファルメナスに現れ、サーレ、グレゴリーが相手しようと出陣しますが、ラーゼンは即座にその相手が自分の師匠であるガドラと判断、本格的な戦いとなる前にガドラと会談の場を持ちます。
ガドラは東の帝国から、テンペストの戦力情報を取得しにラーゼンの元へ訪れていましたが、ラーゼンはガドラにテンペストと絶対に敵対してはならないことを告げます。
ラーゼンからテンペストの異常な戦力を知ったガドラは戦いを諦め、臣従するためにラーゼンにリムルとの会談の場をセッティングしてもらいました。
転スラ「野望終焉編」のラーゼン
サーレに持てる技術と魔法の全てを授ける
ラーゼンは、ミュウランとも良好な関係を構築しており、ヨウムとの娘ミームに修行をつけると約束をしていました。
ファルムス王国時代の時よりも、国は栄えて平穏を教授し、人々は幸福に生き、ラーゼンの目的は達成されます。
弟子のサーレには持てる魔法や技術の全て授け、今では自分よりも強い存在となっていました。