「転スラ」神聖法皇国ルベリオスのまとめページです。
神聖法皇国ルベリオスは、西側諸国に多大なる影響を及ぼすルミナス教の聖地であり、魔王ルミナスが支配機構を作り上げた領地でもあります。
神聖法皇国ルベリオスとルミナス教、西方聖教会、ルミナスの関係など、転スラの神聖法皇国ルベリオスを詳しくご紹介します。
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『転スラ』神聖法皇国ルベリオスとは?
西方正教会の聖地
神聖法皇国ルベリオスは、西方聖教会が聖地と定めている場所です。
ルミナス教を布教する組織でもある西方聖教会は、神聖法皇国ルベリオスに神ルミナスが鎮座していると考えており、そのために聖地とされていました。
法皇を神ルミナスの代弁者と定めている
一般には神ルミナスは実在しないと考えられており、神聖法皇国ルベリオスの法皇が神の代弁者の役割を果たしているとされています。
そのため、神聖法皇国ルベリオスの武力装置の一つである法皇直属近衛騎士(ルークジーニアス)も、法皇以外の命令を受けないという立場を取っています。
首都ルーンは全てが満たされる理想郷
神聖法皇国ルベリオスの首都の名前は「ルーン」で、国民が飢えることのない理想郷とされています。
共産主義の体制をとっており、全ての子供達に一定レベルの教育が施され、大人になると全ての国民に仕事が与えられていました。
テンペストの子供達が神聖法皇国ルベリオスに訪れた際には、その管理された自由に違和感を感じていましたが、これも国の在り方の一つであり、管理者を神に委ねることで完全な平等性を実現、欲望を消失させた幸せの在り方を実現していました。
地下には「夜想宮庭(ナイトガーデン)」がある
また、神聖法皇国ルベリオスの地下には「夜想宮庭(ナイトガーデン)」があり、ここに吸血鬼族が集まっています。
ナイトガーデンは、ヴェルドラによって破壊されたルミナスの都市の名前と一緒であり、それ程までにルミナスがかの都市を愛していたことが現れています。
吸血鬼達は寿命の概念をなくした「超克者」となっており、悠久の時間の中で物理的な法則を解き明かそうとする科学者となっていました。
『転スラ』神聖法皇国ルベリオスの実体は吸血鬼による統治機構
幸福な人間の血液を吸血鬼に運ぶための仕組み
神聖法皇国ルベリオスは、吸血鬼が美味しい食事を得るための仕組みに過ぎません。
吸血鬼にとって、幸福な人間の血液は極上の味がするため、魔王ルミナスとその配下が人間を庇護し、同時に幸福であるように管理しているのが神聖法皇国ルベリオスの正体でした。
神ルミナスの正体は魔王ルミナス・バレンタイン
神聖法皇国ルベリオスの神ルミナスの正体は、魔王ルミナス・ヴァレンタインです。
このことは、ヒナタと魔王側の配下しか知っておらず、聖騎士団(クルセイダーズ)や法皇直属近衛騎士団(ルークジーニアス)も当初は知りませんでした。
法皇はルイ・ヴァレンタイン
法皇を務めていたのは、ルイ・ヴァレンタインです。
自分たちが演出した魔物達の恐怖に対して、ルイが対処することでルミナス教への信仰を獲得という自作自演の統治機構の一部を担っていました。
魔王代理がロイ・ヴァレンタイン
十大魔王としてルミナスの代理を務めていたのが、ルイの弟であるロイ・ヴァレンタインです。
ルミナスの存在を公に出すことは、神聖法皇国ルベリオスの統治機構を維持する上で不都合があったため、十大魔王時代はロイが魔王として、ワルブルギスにも参加しています。
『転スラ』神聖法皇国ルベリオスの戦力
法皇直属近衛騎士団(ルークジーニアス)
ルークジーニアスは、神聖法皇国ルベリオスの法皇に従う戦闘集団です。
ルミナス教徒の中でもAランク以上の戦闘能力を有した精鋭が所属を許されており、数は少ないですが、一人一人の戦力は凄まじいものがあります。
ヒナタが筆頭騎士を務めており、その下に「三武仙」と呼ばれるルークジーニアスの頂点がいます。
聖騎士団(クルセイダーズ)
クルセイダーズは、ルミナス教の布教が目的である西方聖教会の戦力です。
ルミナス教を信仰する人々を守るため、魔物殲滅のエキスパートともいえる技術を有しており、西側諸国で出没する魔物達から人類を守護していました。
こちらもヒナタが筆頭の立場となっており、その下に「十大聖人」と呼ばれる部下がいます。忠誠はヒナタ個人に向けられており、ヒナタ以外の命令を受け付けることはありません。