転スラ

【転スラ】ティアが妖死族となる前は何者だった?中庸道化連ティアドロップの涙と願い

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「転スラ」ティアは、中庸道化連「涙目の道化(ティアドロップ)」の道化です。

ティア達が世界征服を望む理由、フットマンと共に強大な力を持つ原因、思い出した生前の記憶など、転スラのティアを詳しくご紹介します。

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『転スラ』ティアの基本プロフィール

名前 ティア
立場 中庸道化連
「涙目の道化(ティアドロップ)」
能力(スキル) ユニークスキル「楽天家(ムチナルモノ)」

『転スラ』ティアとは?

中庸道化連「涙目の道化(ティアドロップ)」の道化

ティアは、中庸道化連のティアドロップです。

涙目の仮面をつけている少女であり、ラプラスやフットマン、クレイマンなど他の中庸道化連に可愛がられている妹のような存在でした。

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『転スラ』ティアの強さ|能力・技術・必殺技

ユニークスキル「楽天家(ムチナルモノ)」

ユニークスキル「楽天家(ムチナルモノ)」は、特定条件下において全ての身体能力を三倍に引き上げるものです。

ティアは見た目は可愛らしい少女ですが、持っている力は極めて高く、このスキルと合わせることで物理戦では相当に強い力を発揮できるようになります。

存在値がずば抜けて高い

レオンの領地襲撃の時点で、存在値は二百四十万と非常に高く、ボスであるユウキより多い状態でした。

戦闘は主に速度に頼っており、目で追えぬほどの超スピードで敵を追い込み、死神の鎌で刈ることを得意としています。

『転スラ』ティアの性格・人物像

仲間のために涙を流す少女

ティアは、中庸道化連の仲間のために涙を流すことのできる少女です。

中庸道化連の目的は、世界征服を成し遂げ、誰にも脅かされない幸せな日々を皆で享受するというものです。

ティアもこの目的のために動いており、仲間を心から愛しているため、クレイマンが命を落とした際には悲しみの涙を流していました。

無知ゆえの無慈悲さも併せ持つ

一方、仲間以外には容赦をしない一面も持ち合わせており、仲間との目的を達成するためには、他者を傷つけることに何ら抵抗を持ちません。

『転スラ』ティアのセリフ・口癖

道具は大切に扱わないと駄目だって、ラプラスも言ってたよ?

『転スラ』ティアの正体は?

カガリに仕えていた侍女

ティアの正体は、超魔導大国ソーマの跡地にあったエルフの大国で、お姫様のカガリに仕えていた侍女です。

この国は、カガリの父がジャヒルと名乗って狂乱に陥ったことを契機に崩れていき、ミリムのペットに手をかけたことで崩壊、カオスドラゴンによって壊滅させられることとなりました。

「妖死冥産」で蘇る

多くの仲間達の命が失われたことを嘆き、この屈辱を忘れないために禁忌に手を染めたカガリが、禁忌呪法「妖死冥産(バースデイ)」を使い、死者の死体と怨恨の念を集合させ、強力な魔人を生み出しました。

この時、最初に生まれたのがフットマンとティアであり、多くの自我の中から、カガリに仕えていたティアが主人格に選ばれることとなったのでした。

ティアは、フットマン同様に見た目は人間と変わらない姿でしたが、ジャヒルの呪いによって醜い姿に変えられていたカガリが仮面をつけていたことで、ティア達も道化の仮面をつけるようになります。

持て余すほどの力により精神が未熟となる

カガリが使った最初の「妖死冥産」であったため、ティアとフットマンは、魂と力の配分の均衡が取れず、魂に対して持て余すほどの力が与えられてしまいます。

その結果、ティアとフットマンは強大な力に呑みこまれ、精神が異熟な状態となってしまったのでした。

『転スラ』ティアの主な活躍

転スラ「魔王来襲編」のティア

カリュブディスの復活が近いことを調査

ティアは、クレイマンからの依頼でフレイのテリトリーを調査、カリュブディスの復活があることを報告します。

フレイの弱みを握ろうとするクレイマンから、次は「封印の地」を探し出し、カリュブディスが手懐けられるかどうかを調査するよう依頼されました。

ファビオを唆してカリュブディスの依代にする

フレイに借りを作るため、魔王ミリムを利用してカリュブディスの撃破を考えたクレイマンは、ティアとフットマンに作戦の実行を依頼します。

ティアは、フットマンと共にユーラザニア獣王国の三獣士のファビオと接触、力不足を嘆くファビオを唆してカリュブディスの依代となることを選択させ、封印されている洞窟へと誘導しました。

洞窟の外には、B+~A-級のレッサードラゴンの群れがティア達によって撃破されており、万が一ファビオが断った時の依代となる予定でしたが、ファビオにカリュブディスが受肉したことで、レッサードラゴンはメガロドンの依代となります。

転スラ「魔王誕生編」のティア

クレイマン軍とテンペストの戦いを観察

魔王達の宴の最中、ティアはフットマンと共に外側からクレイマン軍とテンペストの部隊が激突するのを観察していました。

しかし、観測場所が補足されると、ファビオ、ゲルドを相手取ることになります。

ティアは中庸道化連の中でも最もスピーが早く、手加減により多少怪我をしつつも、強者の二人を圧倒して見せました。

転スラ「聖魔対立編」のティア

クレイマンの死を聞いてすすり泣く

カザリーム達の元へ戻ると、魔王達の宴でクレイマンが命を終えたことを知り、ラプラスの想像通りティアは泣いて悲しみます。

改めて、自分達が笑って幸せに暮らすためには世界征服が必要と認識し、残った中庸道化連の仲間達は団結を強めました。

転スラ「領土掌握編」のティア

ユウキから「特定機密商品」を任される

三巨頭の一人、ダムラダが東の帝国へ拠点を移すこととなり、ダムラダが担当していた「特定機密商品」をティアとフットマン、ラプラスが引き継ぐこととなります。

「特定機密商品」は不完全召喚された子供達のことであり、西側諸国に現れた異世界人の大人は東の帝国へ、子供はレオンへ渡す取引をユウキ達は行っていたのでした。

転スラ「勇者覚醒編」のティア

レオンに謁見

カザリームの宿敵でもある魔王レオンとの商談も任せられ、ティアはフットマン、ラプラスと共に黄金郷へと向かい、城の「謁見の間」で魔王レオンと対峙します。

ティア達が保護していた不完全召喚の子供達は、協力関係にあったロッゾ一族が輩出していましたが、ロッゾがマリアベル消失によって捨て身の最後の攻撃を仕掛けることとなり、従来の協力関係は破綻、ティアはレオンに取引継続ができない旨を伝えます。

ただし、テンペストに5人の子供達が残っていることを伝え、自分たちが子供達を誘拐する役割を担い、レオンに子供達を渡すことを約束しました。

ルベリオスに潜入

ティアは神聖法皇国ルベリオスに潜入、リムルにレオンは残虐な手段で子供達を狙っていると考えさせ、対立させることを目論みます。

しかし、ティアの目論みが動き出す前に、グランベルとクロノアによる戦いが戦場を作り出し、方針転換したティアは、ユウキ達が逃亡する時間を稼ぐためにクロノアに魔力弾を放って、レオンの方へと注意を向けさせることに成功しました。

転スラ「竜魔激突編」のティア

クーデター計画を近藤に潰される

東の帝国に拠点を移した後、ティアはユウキ達と共にクーデター計画を進めていきます。

しかし、いざ実行しようとする直前の会議で、味方であったダムラダが精神支配により敵方となり、ユウキが時間を稼ぐ間に逃亡することとなりました。

カザリーム、フットマンと一緒に味方部隊である混成軍との合流に向けて進みますが、途中で待ち伏せていた近藤と遭遇、カザリームが精神支配を受けたことで、ティアもカザリームに支配され、自由に動くことができなくなります。

近藤に向かっていったフットマンは重傷となり、ティアは近藤の命令でフットマンの手当てを行いました。

転スラ「深淵解放編」のティア

無理矢理ドワルゴン侵攻作戦に参加

自由意志は残っていながらも、体の自由が効かないティアはそのままドワルゴン東部の侵略戦に連れて行かれます。

ユウキとリムルが同盟を組んでいたため、ティアはドワルゴン暗部のアンリエッタ、ゴブアと対峙した際も、自分達を止めて欲しいと懇願し、謝りながら戦いを進めていきました。

また、フットマンは自我を塗り潰されていたため、ティアはあえてフットマンの理性を飛ばし、本気を出せないように仕向けます。

それでもティアとフットマンの本来の力は圧倒的であり、速度に自信のあるアンリエッタやゴブアが触れられないほどでした。

転スラ「野望終焉編」のティア

「妖天」に生まれ変わる

ユウキ、カザリームと共に天星宮へと連れて行かれますが、カザリームを精神支配していた近藤が八門堅陣で倒れたことにより支配が解除、ティアも晴れて体の自由を取り戻します。

しかし、周囲には始原の七天使含む強者が固まっており、生き延びるためにまず従うことを選んだカザリームの判断に合わせて、ティアとフットマンも熾天使を受け入れることとなりました。

ティアは熾天使との力のせめぎ合い末に勝利し、自我を保ったまま、妖死族から「妖天」に生まれ変わり、より強大な力を手に入れます。

レオン領地侵攻に参加

天使勢が本格的な進行を始めると、ティア達は先鋒部隊としてレオン領地襲撃を命じられます。

強大な力を得たティア達は、容易くレオンの城の最奥の部屋までたどり着き、魔王レオン、側近達と対峙することとなりました。

ティアはアルロスと対峙しますが、途中で裏切りを遅れたファルドウェイが「天使長の支配」を実行、再びカザリームが支配下に置かれ、ティアとフットマンも体の自由を失います。

しかし、ユウキが支配から逃れたことでカザリームも正気に戻り、ティアも合流して元の作戦に戻ろうとしました。

ただここにフットマンが戻ってこられず、ジャヒルに自我を乗っ取られてしまうこととなります。

生前の記憶が戻るもジャヒルの一撃をもらう

ティアは、ユウキよりも魔素量が多い強者でしたが、ジャヒルには敵わず全員窮地に陥ります。

生命の危機の中、ティアは生前の記憶を思い出してカガリがお姫様であった時代の侍女だったことを打ち明けます。

中庸道化連は最後まで仲間を愛し、笑いながら、ジャヒルの一撃を全員で受け止めることとなりました。

転スラ「王都騒乱編」のティア

リムルに助けられる

ジャヒルの放った大魔法に対して、ティアはユウキとラプラスが張った結果を全力で支えていました。

結界が敗れユウキ、ラプラスは消滅してしまいますが、ティアはカガリと共にリムルに間一髪で助けられて「胃袋」に格納、治療を施されますが究極を乗せた攻撃を受けたため回復薬では完治せず、自らの意志で克服する以外に回復する術がない状態となります。

▼▽▼転スラ原作最新巻までのあらすじ▽▼▽

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