転スラ

【転スラ】ヴェルダナーヴァは世界の創造主!転スラ世界の成り立ちと各種族の誕生、スキルや魔法の真実

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「転スラ」ヴェルダナーヴァのまとめページです。

ヴェルダナーヴァは、世界の創造主である「星王竜」です。完全無欠の存在として生まれ、ギィやルドラと出会い、ルシアと結ばれてミリムを残して世界を去りました。

ヴェルダナーヴァの誕生と世界の始まり、各種族の誕生、魔法やスキルとの関係など、転スラのヴェルダナーヴァを詳しくご紹介します。

『転スラ』ヴェルダナーヴァの基本プロフィール

名前 ヴェルダナーヴァ
立場 ・星王竜
・創造神

『転スラ』ヴェルダナーヴァの誕生と世界の始まり

完全無欠、全知全能の存在として誕生

ヴェルダナーヴァは、完全無欠の意思だけの存在として誕生します。

ヴェルダナーヴァしかいない世界につまらなさを感じたヴェルダナーヴァは、自らの意思で全知全能を捨て世界の創造を始めました。

始原の七天使、原初の悪魔を生み出す

まず、自らの手伝いと話し相手として、覚醒魔王さえも超越する天使族の最上位個体である熾天使(セラフィム)を光の大精霊から生み出します。

生み出された七柱には、ヴェルダナーヴァが直接名前を与え、「始原の七天使」として進化、神に準じる存在に成長しました。

また、光の影として、闇の大精霊から原初の悪魔の七柱が誕生します。

「神祖」トワイライト・ヴァレンタインを生み出す

多様な文化を持った文明を世界に育てるため、ヴェルダナーヴァは「神祖」トワイライト・ヴァレンタインを誕生させます。

しかし、不死性の高い「神祖」は繁殖能力が低く、ヴェルダナーヴァの「神人類」の繁栄は失敗してしまいました。

ただ、ヴェルダナーヴァの期待に応えるべく、「神祖」は実験を繰り返していき、世界に様々な種族が誕生していきます。

人類が誕生し多様性を愛する

他次元並列世界が連動し、基軸世界に人類が誕生すると、ヴェルダナーヴァは人類を愛し、保護するようになっていきました。

ギィに「調停者」の役割を任せる

ただし、人間がこのままの成長速度で進めば数千年後に滅亡する未来がヴェルダナーヴァには見えていました。

そこで、原初の悪魔の一柱であり、基軸世界に受肉していたギィと出会うと、ヴェルダナーヴァはギィに、この世界を見守る「調停者」の役割を依頼、人間が傲慢にならないように、この世に脅威があると知らしめることを依頼します。

ギィはこれを受け、「魔王」のシステムをミザリー、レインと共に構築しました。

ルドラに「勇者」の役割を任せる

始まりの勇者となるルドラと出会うと、ヴェルダナーヴァはルドラの師匠となり、友となります。

ルドラは世界統一による恒久平和の実現を目指しており、ヴェルダナーヴァはその理想の実現の難しさを熟知していましたが、ルドラの熱情に押され、可能性は低いとしつつも応援することとなります。

また、ルドラの理想を実現するためには、まず「調停者」であるギィに認めてもらうことが必要だと話し、ルドラをギィの元へ送りました。

ディーノに「監視者」の役割を任せる

ヴェルダナーヴァは、「調停者」が人類が傲慢にならないよう抑え、調停者が暴走しないように「勇者」が抑止力となり、その因果が回っているかを確認する役割「監視者」をディーノに任せます。

始原の七天使のうち、最初の一柱であるファルドウェイには冥界の監視を依頼し、ディーノとピコ、ガラシャに地上の監視を依頼しました。

ルシアとの間に竜皇女ミリムが誕生

ルドラの妹であるルシアと恋に落ちたヴェルダナーヴァは、結婚し、全ての力を竜皇女となったミリムに譲渡します。

また、ミリムが寂しくないように、自らの転生体として子竜ガイアをミリムに与えました。

人類同士の争いに巻き込まれルシアと共に消滅

人間と同じ程度の力ほどしか残らなくなったヴェルダナーヴァは、戦乱に巻き込まれ、ルシアと共に世界を去ります。

竜種は不滅であり、輪廻を巡って復活することが規定路線でしたが、ヴェルダナーヴァは復活することなく時間だけが過ぎていき、それが冥界にいたファルドウェイを狂わせていくことになります。

『転スラ』ヴェルダナーヴァと世界の法則

「世界の法則」と管理者権限、魔法・スキル・権能の関係

転スラ世界では、創造主であるヴェルダナーヴァが「世界の法則」を定めています。

管理者権限を有している者であれば世界の法則に影響を及ぼすことが可能ですが、管理者権限がない場合でも、魔素に願いを込めて介入すれば、ある程度の法則書き換えができ、これが魔法発動の原理になります。

スキルとは、特定範囲の法則に影響を及ぼす権限であり、魔素ではなく純粋なエネルギーを糧として発動します。スキルに含まれている権能は特定魔法を発動するシステムであり、魔法のように術式を構築しなくても、システムにエネルギーを流し込むことで世界の法則を書き換えた事象を起こせるものとなっています。

また、エキストラ、ユニーク、究極と進化していくにつれ「世界の法則」により深く干渉できるという仕組みとなっていました。

美徳系の七つの究極能力

ヴェルダナーヴァが作り出した天使系の究極能力は、「美徳系」と呼ばれる七つの権能がありました。

  • 「正義之王(ミカエル)」:精神支配、王宮城壁のような本物の絶対防御を有する指揮系統に特化した最強の権能、ルドラと交換後に神智核に進化
  • 「知識之王(ラファエル)」:世界の法則を管理するための権能、サポート特化、リムルが獲得
  • 「誓約之王(ウリエル)」:空間管理に特化、あらゆる事象の管理、リムルが獲得
  • 「希望之王(サリエル)」:生命の根源、輪廻の輪を管理するための権能、グランが獲得しクロエに譲渡
  • 「純潔之王(メタトロン)」:全ての法則を選り分けて干渉防止、純粋なエネルギーを選別、レオンが獲得
  • 「救恤之王(ラグエル)」:他者に支援、増幅を行う権能、ヴェルグリンドに譲渡
  • 「忍耐之王(ガブリエル)」:状態固定、不測の事態への対応、ヴェルザードに譲渡

この「美徳系」が表の最強を司る七つのスキルであり、さらにこれに加えて最低7つの天使系能力があるとされています。

大罪系の究極能力が誕生

天使系スキルを模倣することで誕生したのが悪魔系能力です。

天使系と悪魔系は対の関係になり、天使系最強の美徳系に対しては、悪魔系最強の大罪系能力がセットになっています。

模倣ではあるものの、本家の天使・美徳系と同等の権能を有しているため、もし戦った場合には勝敗の鍵を分けるのは「意思の強さ」にとなります。

このセットで判明しているものは次の通りです。

  • 「正義之王」:「憤怒之王(サタナエル)」、ミリム獲得
  • 「知識之王」:「暴食之王(ベルゼビュート)」、リムル獲得
  • 「誓約之王」:「怠惰之王(ベルフェゴール)」、ディーノ獲得
  • 「希望之王」:「色欲之王(アスモデウス)」、ルミナス獲得
  • 「純潔之王」:「傲慢之王(ルシファー)」、ギィ獲得
  • 「救恤之王」:「強欲之王(マモン)」、ユウキ獲得
  • 「忍耐之王」:「嫉妬之王(レヴァアタン)」、ヴェルザード獲得

スキルは輪廻の中に取り込まれている

世界が安定した後、ヴェルダナーヴァは最強の権能「正義之王」だけを残し、いくつかを譲渡した後、それ以外は世界に解き放ちました。

解き放たれた権能は世界の輪廻の中に入り、その権能を持つ資格のある強い魂に、自然に宿って顕現するようになります。

これがスキルの獲得であり、そのことを知らせるのが「世界の言葉」でした。

初期は最大でもユニークレベルに制限

また、究極能力のままでは強すぎるため、究極に至ることのできるスキルであっても、最初はユニークレベルに制限がかけられています。

『転スラ』ヴェルダナーヴァと各種族の関係

「神祖」トワイライト・ヴァレンタインの実験によって誕生した種族

ヴェルダナーヴァは、地上に文明をもたらす存在を繁栄させようと考え、「神祖」トワイライト・ヴァレンタインを生み出しました。

しかし、「神祖」は不死性が高く、子孫を残す必要がなかったことで「神人類」を作ることは失敗してしまいます。

「神祖」の実験により「真なる人間」と「吸血鬼族」が誕生

しかし、ヴェルダナーヴァに与えられた役目を果たすため、「神祖」は禁断の実験を敢行、何度か世界を滅ぼしかけたものの、自分を分析することによって「真なる人間」と「吸血鬼族」の二つの種族の誕生に成功します。

「真なる人間」は、ヴェルダナーヴァの望み通り、種族を繋いでいくことによって多種多様な文明を地上にもたらしていきました。

精霊に魔素を取り込ませて妖精が誕生

「神祖」はさらに実験を続け、精霊に魔素を取り込ませて実体化、妖精が誕生していきます。

  • 地属性:地精人(ハイドワーフ)
  • 水属性:水精人(セイレーン)
  • 火属性:火精人(エンキ)
  • 風属性:風精人(ハイエルフ)

この精霊達がドワーフやエルフの祖先であり、例えば天帝エルメシアなどは真なるエルフと称された「風精人(ハイエルフ)」にあたります。

妖精の種族交配により獣人が誕生

さらに、妖精を他種族と交配させて行き、獣人たちを地上に誕生させました。

これが、エルフやドワーフ、オーガなどの獣人族の始まりになります。

精霊王ラミリス誕生

最終的に、「神祖」は分身を生み出して全ての力を与え、最高傑作である一人娘を誕生させました。

一人娘であるルミナス・ヴァレンタインは世界滅亡の危機を何度も引き起こす「神祖」を滅ぼし、吸血鬼族を完全に従え、滅びかけていた真なる人類の保護を始めることになります。

こうしてリムルが転生してきた時の転スラ世界が誕生したのでした。

冥界で誕生した種族

また、冥界には「幻獣族」「蟲魔族」「妖魔族」の三つの種族があり、それぞれが争い合っています。

幻獣王「滅界竜」イヴァラージェから「幻獣族」が誕生

ヴェルダナーヴァは、光の大精霊から「始原の七天使」を生み出し、その最初の一柱がファルドウェイです。

ファルドウェイは人類を愛するヴェルダナーヴァに従い、人類の敵となるものを次々に撃破、最後に残ったのが「滅界竜」イヴァラージェでした。

知性がないだけで竜種に匹敵するに対して、ファルドウェイだけでは対抗できず、ヴェルダナーヴァが対処して異界に封じられます。

ファルドウェイは処分を求めましたが、ヴェルダナーヴァはイヴァラージェからも知性を持った存在が生まれる可能性があると考え、封印だけに留め、ファルドウェイを冥界に送って監視役としました。

冥界では、イヴァラージェの魔素から幻獣族が生まれ、イヴァラージェは封印されたまま幻獣王となります。

幻獣族から意志のある存在として「蟲魔族」が誕生

そして、ヴェルダナーヴァの予期した可能性通り、幻獣族から意志のある存在として誕生したのが「蟲魔族」です。

蟲魔王ゼラヌスは、幻獣族とは異なりヴェルダナーヴァに忠誠を誓っていました。

最初はヴェルダナーヴァの配下であるファルドウェイ達とも良好な関係でしたが、ファルドウェイ達が熾天使から「妖天」に堕ちたことで、対立関係になってしまいます。

天使達が長年魔素を浴びたことで「妖魔族」が誕生

冥界の管理として送られたのは、最初の始原であるファルドウェイ、そしてゼラヌス、コルヌ、オベーラの四人でした。

四人は長年魔素を浴びたことで熾天使から「妖天」へ変化、率いていた天使達も新たな種族「妖魔族(ファントム)」へ変わります。

ヴェルダナーヴァが人間によって消滅すると、ファルドウェイは激怒し、人間に敵対する魔人となりました。

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