「東京リベンジャーズ」羽宮一虎(はねみやかずとら)は、東京卍會創立メンバーの一人です。
東卍創立に関わった一虎が少年院へ入っていた理由、出所後に芭流覇羅の創立に携わり東卍と敵対した経緯、10年後に出所した後のタケミチや千冬との関わりなど、東京リベンジャーズの羽宮一虎を詳しくご紹介します。
『東京リベンジャーズ』羽宮一虎のプロフィール
略歴
東京卍會創立メンバーの一人
羽宮一虎は、東京卍會創立メンバーの一人です。
元々マイキー、ドラケン、パーちん、三ツ谷、場地の5人とはツルんでいる仲間であり、九代目黒龍(ブラックドラゴン)のシマに家がある羽宮一虎を守るためにチームを結成、東京卍會が創立され、斑目が総長を務めていた九代目黒龍を撃破することとなりました。
佐野真一郎の命を奪い少年院へ
湘南のツーリングを契機にマイキーにCB250Tをプレゼントすることを考え、場地を連れて忍び込んだバイク屋でマイキーの兄・佐野真一郎の命を奪ってしまいます。
羽宮一虎は少年院へ入ることとなり、敬愛するマイキーの兄の命を奪ってしまった自分の罪を受け入れることができずに精神崩壊、全てをマイキーのせいにして、マイキーを撃破することに執着するモンスターと変わってしまいました。
また、当時の一虎は溝中の一年生であり、出所した後は同じ中学校の後輩としてタケミチを可愛がる場面がありました。
芭流覇羅No.3として東卍と対立
少年院を出所した後は稀咲に接触され、反東卍勢力をまとめあげて合流、芭流覇羅No.3として東卍と対立します。場地の献身によって正気を取り戻した羽宮一虎は、全ての罪を受け入れ、少年院での生活を送ることとなりました。
同じく場地の遺志を汲んだマイキーにも許され、東京卍會の仲間だと認められることとなります。
10年後に出所、タケミチ・千冬の協力者となる
10年後に出所した羽宮一虎は、ある時は単独で稀咲に対抗していた千冬の協力者に、ある時はマイキーを救おうとするタケミチの協力者となります。
世界の時間の流れから隔絶された少年院で時を過ごした羽宮一虎にとって、東京卍會やマイキーは過去ではなく現在であり、元東京卍會メンバーとは異なる立場で未来で起きていた問題に向きあっていきました。
羽宮一虎の人物像・性格
危険を顧みない男
羽宮一虎は、人懐っこい笑顔で女子からは格好良いと評判な美男子ですが、中身は非常に危険で、危険行動を躊躇なくする危ない男です。
東卍創立前から一人で黒龍と構えるなど無鉄砲さがあり、マイキーにCB250Tをプレゼントするためにバイク屋から盗もうとするなど善悪のつかない発想を持ち、バレたら全力で攻撃を仕掛けるなどかなりイカれている行動を取っています。
血のハロウィンでは仕切りとして招かれていたICBMの阪泉をしばくなど、人を傷つける・奪うという行動でしか立場を表明できない人物でした。
『東京リベンジャーズ』羽宮一虎のセリフ・口癖
仕切り?条件?テメーらママゴトしに来たのか?
マイキーは人に弱ぇトコ見せれる人間じゃねぇし全部一人で抱え込む
『東京リベンジャーズ』羽宮一虎の過去
東京卍會の創設に参画
羽宮一虎は東京卍會の創設メンバーの一人としてチーム発足に参画します。
2003年8月の横浜ツーリングにも向かい、そこでCB250Tに拘り50ccの原チャを乗るマイキーを見て、自分達でCB250Tをマイキーにプレゼントしたいと考えました。
マイキーの兄・真一郎の命を奪い少年院に入る
マイキーの兄・真一郎のバイク店とは知らずに、場地に協力してもらいCB250Tを盗みに入った一虎は、真一郎に見つかると気が動転、背後から一撃を与えて真一郎の命を奪ってしまいます。
その後、場地からマイキーの兄だと教えられると、一虎は精神崩壊して全てをマイキーの責任とし、マイキーへの憎悪を抱くようになりました。溝中も一年生の一学期まで通学しただけで少年院へと入ります。
『東京リベンジャーズ』羽宮一虎の主な活躍
東京リベンジャーズ「ループ5周目」の羽宮一虎
東京卍會を脱退した場地と合流
一虎は少年院を出所すると、反東京卍會勢力をまとめ上げ、愛美愛主残党をまとめた半間と合流、芭流覇羅のNo.3となります。
東京卍會から盟友の場地が脱退すると合流し、芭流覇羅へと招きました。
タケミチを証人喚問のため芭流覇羅拠点に連れて行く
溝中でタケミチを確保すると、場地を半間に信用してもらうための証人喚問として芭流覇羅拠点へ案内、東京卍會集会での場地の発言を証言させます。
その後、場地の口から一虎が東京卍會創設メンバーの一人であり、マイキーの兄・佐野真一郎の事件に関わった人間であることが明かされました。
東京リベンジャーズ「ループ6周目」の羽宮一虎
血のハロウィンでマイキーと対戦
血のハロウィンでは一虎はマイキーとの対戦となり、少年院で最強だった喧嘩エキスパート、チョンボとチョメと三人組で挑みます。
羽交い締めにしてマイキーを負傷させることには成功したものの、キレたマイキーに三人まとめて撃破されてしまいました。
半田に唆され一虎を襲撃
回復した一虎には半田から電話で連絡が入り、場地はやはり東京卍會側で自分たちを裏切っていると唆されます。乗せられた一虎は、獲物を持ち出して襲撃、タケミチの知っている未来と同様に場地は倒れる結果となりました。
場地が裏切っていないことを理解し正気に戻る
続いてマイキーとの対戦になった所で場地が命を落とし、タケミチの言葉と場地の持っていた御守りを見て一虎は正気に戻ります。
一虎は家庭環境の影響で敵を撃破するのは英雄だと考える極端な思考を持っていました。大好きなマイキーの為を思って行動した際、真一郎の命を奪ってしまいますが、その罪を受け入れられなかった一虎は、こうなったのはマイキーのせいだと思い込むようになり、だからマイキーを撃破しようと考えることとなってしまいます。
その時も場地は一虎にどんな地獄が待っていても最後まで一緒にいると言ってくれており、場地が裏切っていなかったことを理解した一虎は、自分が一番大切なものを破壊してしまったことを理解、自分の罪を受け入れ、場地、マイキーに素直に謝罪できるようになりました。
罪を受け入れた一虎はその場に残って自首、その後タケミチとドラケンが面会に訪れ、マイキーが場地の意思を汲んで一虎を許すと言ってくれたことを聞かされます。
未来:出所後に千冬・橘直人と協力、タケミチを救出する
未来では出所した際に千冬と合流、変わり果てた東京卍會を取り戻そうと誘われ、その動きに橘直人も加わります。
マイキーが変貌した原因が稀咲の暴力、元黒龍組の資金力にあると判断した一同は、千冬が稀咲、一虎が元黒龍組を担当することとなり、一虎は東京卍會の口座を差し押さえることに成功しました。
千冬が失敗し稀咲に襲われると、一虎は救出に向かうも千冬は命を落とし、その場にいたタケミチを救出して橘直人の元へ連れていきました。
東京リベンジャーズ「ループ7周目」の羽宮一虎
未来:マイキーによって命を落とす
黒龍を東卍傘下に入れた後の未来は過去最悪なものとなっており、マイキーによって元東卍幹部はタケミチを除いて全員命を落とし、一虎もタケミチが過去から戻ってきた時点で命を落としていました。
東京リベンジャーズ「ループ9周目」の羽宮一虎
未来:タケミチと共に梵天を調査
マイキーが守った12年後の未来では一虎も出所して、千冬の経営するペットショップの手伝いをして生計を立てており、パーちんの披露宴にも出席、幸福な時間を過ごしていました。
しかし、東卍メンバーがマイキーと距離を置く中、一虎はマイキーは悲しいことほど一人で抱え込むと考えており、梵天を調査するタケミチに協力、二人でマイキーとの接触を図るために動いていきました。