「ワールドトリガー」空閑遊真のまとめページです。
空閑遊真は、父の遺言に従って玄界(ミデン)を訪れ玉狛第二のエースアタッカーとなった少年です。
ユウマが玄界を訪れた理由、ブラックトリガー内のユウマの状態、レプリカとの関係性、修・千佳・ヒュースと組んだ玉狛第二での楽しい日々、ユウマの能力と人物像など、ワールドトリガーの空閑遊真を詳しくご紹介します。
『ワールドトリガー』空閑遊真の基本プロフィール
名前 | 空閑遊真 |
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立場 | ・空閑有吾の息子 ・近界民 ・相棒はレプリカ、修 |
チーム | 玉狛第二 |
ポジション | アタッカー |
サイドエフェクト | 嘘を見抜く |
特徴 | ・15歳 ・近界民 ・髪が真っ白 ・15歳 ・生年月日は不明 ・星座と血液型も不明 ・身長141cm ・好きな物:日本の食べ物 |
『ワールドトリガー』空閑遊真とは?
遠征部隊入りを目指す玉狛第二のエースアタッカー
空閑遊真は、修・千佳・ヒュースと玉狛第二を組んで遠征部隊を目指すエースアタッカーです。
父の空閑有吾を近界の戦乱で失い、ブラックトリガーとなった有吾を蘇生する方法を求めて、レプリカと共にボーダーの最上宗一に会うため玄界(ミデン)を訪れました。
ボーダーにも蘇生技術はないと知ると生きる目的を失ったユウマでしたが、玄界(ミデン)で仲良くなった三雲修、雨取千佳が部隊を結成して遠征部隊入りを目指すことになると、ユウマも楽しそうだと感じて参画、玉狛第二としてボーダー隊員になります。
その後、アフトクラトル侵攻でレプリカが連れ去られると、ユウマ自身にもレプリカとの再会という目標ができ、遠征部隊入りを自らの目的のために目指すようになりました。
ブラックトリガー内のユウマの状態
近界の戦乱でユウマはブラックトリガー使いに敗れて命を落としかけており、空閑有吾が生成したブラックトリガー内に肉体は封印されています。
そのためユウマの体は普段からトリオン体であり、当時の11歳の時の容姿のままとなっています。
有吾の指輪のブラックトリガーの中にある本体は、封印されてはいますが現在もゆっくりと命の終わりへと向かっており、この問題を解決しない限り、肉体が命をの終わりを迎えれば、ユウマのトリオン体も消滅してしまうという問題を抱えています。
ユウマの人物像・性格
ユウマは、近界民として厳しい戦争世界を生きてきたため、現実を正しく認識する厳しさと合理性を兼ね備えています。
危機認識能力が平和な玄界(ミデン)で暮らすボーダー隊員とは異なり、相手との戦力差を考慮せずに無茶をする修を諫めたり、強敵との戦いにおいては隊務規定違反となっても迷わずブラックトリガーを使用するといった行動に繋がっています。
ただし、合理的でありながらも冷徹ではなく、仲間のために戦う思いやりや優しい心を持っています。
ボーダー隊員となってからは同年代のライバルや友人と多く出会い、有吾が考えたランク戦のシステムで思いっきり遊びながら、充実した楽しい人生を送るようになりました。
『ワールドトリガー』空閑遊真のセリフ・口癖
おまえ、つまんないウソつくね
『ワールドトリガー』空閑遊真の過去は?
父の空閑有吾と共に近界民の戦争に参加
ユウマはボーダー創設者の一人「空閑有吾」、レプリカと共に、有吾と縁のある国の防衛戦に協力する形で戦争に参戦します。
有吾に鍛え上げられていたユウマは戦闘でも大活躍しますが、敵がブラックトリガーの刺客を雇い、有吾の命令に反して戦場にでたことで敗北、瀕死状態となってしまいます。
瀕死のユウマを有吾が見つけると、有吾はしょうがないなと笑いながら自らの命を注ぎ込んだブラックトリガーを生成、ユウマの肉体をトリガー内部に封印し、ユウマの命を繋ぎ止めました。
戦争を終結に導き「ボーダー」へ向かうことを決心
有吾のサイドエフェクト「嘘を見抜く」を引き継いだユウマは、上層部の欺瞞を知りながらも、有吾の代わりにブラックトリガーを用いて三年間戦い続け、戦争を講和による終結へと導きます。
役目を終えたユウマは、レプリカから有吾の故郷に向かうことを提案され、未知のトリオン技術を持つ世界なら、ブラックトリガーから父を蘇生できる可能性があるかもしれないと考えます。
有吾が自分を助けて命を終える際に笑っていた理由が理解できなかったユウマは、その理由を聞きたいと考え、修達の住んでいる世界へ向かうことを決心、父から「こっちの世界と近界民を繋ぐ橋になる組織」と説明されていたボーダーを訪れ、父の友人「最上宗一」に会いにいくことを決めました。
『ワールドトリガー』空閑遊真の強さ|トリガー、主な戦い方
ブラックトリガー
ユウマの持つブラックトリガーは、父である空閑有吾によって生み出されたものです。
トリガー機能の解析・改良を行いコピーできる性能を持っており、設定された「印」を発動することで、様々な機能を顕現させることができます。
「弾」(バウンド)
「弾」は人や物など「物体」を弾いて跳ね返す機能を持った印です。多重でかけた場合はより速く強く跳ね返すことができ、長距離移動にも活用することができます。
「強」(ブースト)
「強」は、パワー系統のトリオンの働きを強化する印です。味方のトリオン体に使用することで身体能力を強化できる他、打撃やトリガーによる攻撃に対しても印をかけることもできます。
盾(シールド)
「盾」は、攻撃を防ぐことのできるバリアを張る印です。特定空間に固定するバリアと、盾形状にして自由に動かせるバリアの二種類があり、盾形状にした場合は防御力が落ちるデメリットがあります。「強」印をかけることで防御力を高められる他、「盾」を多重がけすることで防御範囲を広くすることも可能です。
鎖(チェイン)
「鎖」は対象を捕えるトリオンの鎖を出す印です。鎖の両端に「鎖」印をつけて対象と地面や壁を繋いで拘束できる他、事前に地面などに片方の「鎖」印を設置しておき、触れた相手を捕える罠のような使い方も可能です。多重がけすることで、鎖の耐久度と射程を上げることができます。
錨(アンカー)
「錨」はレッドバレット(鉛弾)をレプリカが解析、ユウマが使えるようにした印です。トリオン体に直接ダメージはないものの、接触した相手に重しの拘束を与えることで、相手の動きを制限することができます。同じく三輪からコピーした「射」と併用して射出することが基本的な使い方ですが、直接相手に触れることでも発動可能です。
射(ボルト)
「射」は、三輪のレッドバレットをレプリカが解析、コピーした印です。トリオンを放つ射撃ができる他、他の印と併用することができ、距離のある対象に印の効果を及ぼすことができます。多重がけすることで、射出する際の距離や数を増やすことが可能です。
スコーピオン&グラスホッパー
ボーダーのトリガーでは、スコーピオンとグラスホッパーを用いる機動力系アタッカーとして活躍しています。
A級部隊を圧倒できるスピードにグラスホッパーを加えると、接近されると視認することが難しいほどの動きを実現することができ、近接戦においては絶対的な強さを発揮するようになりました。
また、ボーダーのランク戦を通じて次々に技を身につけていき、創意工夫による応用技を多数身につけてその全てを効果的に運用しています。
- 乱反射(ピンボール)戦術:グラスホッパーを用いた高速立体軌道
- もぐら爪(モールクロー):足下からスコーピオンを出し地面経由で攻撃
- 脚ブレード:脚からスコーピオンを出して攻撃、移動にも使える
- 枝刃(ブランチブレード):体の中でスコーピオンを枝分かれして複数の刃を出す
- グラスホッパーの応用:相手に踏ませて体勢を崩す
- グラスホッパーの応用:味方に踏ませて逃走を補助
- グラスホッパーの応用:瓦礫を飛ばして物理攻撃
- グラスホッパーの応用:スコーピオン乱反射
- ワイヤー陣:修のスパイダー、千佳のレッドバレットとの連携
- マンティス:影浦から学ぶ、二つのスコーピオンを接続
- マンティス変化版:もぐら爪からのマンティス
空閑遊真のサイドエフェクト「嘘を見抜く」
ユウマのサイドエフェクト「嘘を見抜く」は、ブラックトリガー内に本体が封印された際、父から受け継がれたものになります。
内容までは読めないものの、相手の言葉の真偽を知ることができ、交渉や情報収集でも大活躍、ボーダー上層部にも重用される能力となりました。
『ワールドトリガー』空閑遊真はどうなる?残された伏線の考察と最期
レプリカとの再会は果たせるのか?
ユウマが遠征部隊を目指す理由の一つに「レプリカとの再会」がありますが、これは実現する可能性は高そうです。
ガロプラの緊急脱出(ベイルアウト)機能は、恐らくレプリカによる技術提供があったと考えられ、栞ちゃんの解析でもレプリカ本体は生存していると言及されていることから、アフトクラトルに滞在しているのはほぼ間違いないでしょう。
ユウマが玉狛第二として遠征部隊に加わり、アフトクラトルに接近すれば、ミニレプリカが起動してお互いに連絡が取り合えるようになるため、二人が再会を果たすのはそう難しくはなさそうです。
ただし、レプリカはあくまで空閑有吾が創造した自律型トリオン兵であるため、アフトクラトルが運用するために初期化など内部を改造されていれば、再会した時には既にユウマの相棒としてのレプリカではなくなっているかもしれません。
ユウマの寿命問題は解決できる?
ユウマ本体の寿命問題を解決できる可能性は「マザートリガー/クラウントリガー」または「エネドラッド」の二つだと考えられます。
まず、現時点でブラックトリガー内に格納されているユウマの肉体は致命傷の状態であり、外科的対応をしても治療は困難だと考えられます。
また、通常トリガーにおいて、これまで治療用トリガーが出てきていないことからも、あくまでエネルギーの一種であるトリオンでは肉体治癒が実現できないと思われ、通常トリガーではユウマの本体の治療は難しいと言えます。
実現可能性があるとしたら、星で最も優れた力を持つ「クラウントリガー」が治癒トリガーとして在り方を定められた場合で、アフトクラトルの神交代の時にクラウントリガーの在り方も変わるのであれば、治癒トリガーとなる可能性は極小ながら存在すると思われます。
本命の選択肢はエネドラッドであり、これはトリガー角が脳に侵食したことで記憶と人格が移った例ですが、この例はトリオンに記憶、人格を保存できることを証明しています。そのため、ユウマの肉体が失われた場合でも、事前に何らかの方法でユウマの記憶・人格を有したトリオンの塊を保管しておけば、それを用いてユウマと同じ存在を蘇生することは可能になると考えられます。
『ワールドトリガー』空閑遊真の主な活躍
ワールドトリガー「イレギュラーゲート出現編」の空閑遊真
ボーダーを訪ねに三門市にやってくる
ユウマは、戦乱が日常であった近界から、父の遺言に従ってボーダーを訪ねるため三門市にやってきます。
これまでと対照的な平和な日常の中、こちらの常識が分からないユウマはトラブルを引き起こしていきますが、転校した学校で出会った三雲修の「究極お世話焼き」に助けられ、日本のことを修に教えてもらえるようになります。
ユウマが近界民であることを知った修からは、できるだけ目立たないようにすることを頼まれ、同行していたレプリカもこれに賛成、ユウマはまず目立たないように活動していくこととなりました。
イレギュラー門から出現したトリオン兵を撃破
ユウマと修の学校にイレギュラー門が出現、戦闘用トリオン兵「モールモッド」が二匹登場すると、ユウマは修では勝てないと静止しますが、修はトリガーを発動して生徒達を助けにいってしまいます。
修を守りたいユウマは、ボーダーに自分の存在を知られないようにするため、トリオン体を破壊された修からボーダーのトリガーを借りてモールモッドと対峙、トリオン兵の中で最高硬度を誇るモールモッドを訓練用トリガーで撃破しました。
その後、ボーダー本部からA級5位の嵐山隊が到着、隊員の木虎が修に隊務規定違反を指摘しますが、ユウマには「嘘を見抜く」サイドエフェクトがあり、木虎は修が嵐山に褒められたことを気に食わないだけだと問い詰めました。
爆撃型トリオン兵イルガーを撃破
結局修はボーダー本部に呼び出しをもらい、ユウマも同行しますが、再びイレギュラー門が発生し、今度は爆撃型トリオン兵イルガーが現れます。
修からの依頼で、木虎にバレないようにフォローすることになったユウマは、木虎によって自爆モードになってしまったイルガーに対し、鎖印(チェイン)と強印(ブースト)を多重掛けし、人のいない川の上で爆発、人的被害なく事態を収めてみせました。
その後、木虎と修がボーダー本部に繋がる入り口に入ると、ボーダー隊員でないユウマは中に入れず、レプリカの分身体を修に預けて別行動を取りました。
イレギュラー門の原因を調査
トリオン体であるユウマには睡眠は必要なく、夜からずっとイレギュラー門の原因をレプリカの力を借りながら調査、門発生装置を備えた隠密偵察用小型トリオン兵「ラッド」が、バムスターの腹部に格納されて潜入、既に街に数千体が潜伏していることを突き止めます。
ユウマが原因を突き止めることは迅がサイドエフェクトを通じて検知しており、ユウマは修と迅に原因を報告、その情報に基づいてボーダーが出動し、ラッドを全て駆除することに成功しました。
ユウマの今回の手柄は修につけてもらうこととなり、これによって修は除隊処分の取り消しとB級昇進による戦力増加を獲得しました。
ワールドトリガー「三雲チーム結成編」の空閑遊真
雨取千佳と出会う
ユウマは修に呼び出された場所で、自転車練習を通じて雨取千佳と仲良くなります。
近界民が出現すると、修と共に千佳を救出、修から千佳を「近界民を引き寄せる体質」だと紹介され、原因を解明するために知恵を貸して欲しいと依頼されます。
近界民が狙うとしたら「トリオン」だと判断したユウマはレプリカに頼んで千佳のトリオン量を解析、諸国を巡ったユウマとレプリカが驚くほどのトリオン領を千佳が有していることが明らかになりました。
三輪隊を撃破
千佳のトリオン量に驚いた直後、イレギュラー門出現での出来事から修が近界民と接触していると判断していた三輪隊が登場、ユウマが近界民だと表明すると戦闘になります。
ブラックトリガーを持つユウマにとって、三輪隊は本気でやれば相手にならない敵でしたが、ユウマは修の立場を考えてできるだけ穏便に制圧することを考え、三輪の「レッドバレット」をコピーして射出、撃退するのではなく、行動不能にすることでその場を制圧しました。
この一連の出来事によって修と迅は事情聴取で本部に招集され、ユウマは千佳が隠れ家に使っていた神社で時間を潰しながら、こちらにきた目的と、連れ去られた千佳の兄が生きている可能性について話します。
こちらの世界に来た目的を失う
迅に、ユウマを正面から庇うためにボーダー玉狛支部への加入を提案されると、ユウマは修、千佳と共にまずはお試しに玉狛支部を訪れ、そこで支部長の林藤と出会い、こちらの世界に来た理由を伝えます。
ユウマの目的は、自分を助けるためにブラックトリガーとなった父親になぜ自分を助けたかを聞くことであり、こちらの世界の技術であればブラックトリガーから蘇生できる可能性があるかもしれないと考えていたのでした。
しかし、父親から名前を教えられていた「最上宗一」もブラックトリガーとなっていたことで、ユウマは蘇生技術がないことを知り、目的を失ってしまいます。そして、こちらの世界では過ごしにくいと判断したユウマは、林藤や迅のお誘いを断り、近界に戻ることを考えていました。
玉狛支部で三雲チームに入ることを決意
一度は近界に戻ることを考えたユウマでしたが、修と千佳に玉狛支部で一緒にA級チームを目指して欲しいと依頼されます。千佳の兄は近界民に連れ去られており、千佳は自分で直接兄を探すためにボーダー隊員となって遠征隊に入ることを決意、修はいつものお世話焼きで手伝うことを決めていたのでした。
こちらの世界で二人に対して好意的な感情を持っていたユウマは、二人の願いを叶えるためにチームを組むことを承諾、ただしリーダーは修という条件を提示し、三雲チームが結成されることとなりました。
ワールドトリガー「ボーダー正式入隊編」の空閑遊真
玉狛支部で小南の弟子となる
千佳、修とチームを組むためにはボーダーのトリガーを使用する必要があると判明、玉狛の先輩である小南がユウマの師匠となり、仮想戦闘モードでの10本勝負を開始、1-9でユウマは敗北して小南の強さを認めると、小南も最初から1本取られたことでユウマを認め、師弟関係となりました。
その後も10本勝負を続けて3-7まで勝敗差を縮めていくと、小南は周囲にユウマを自慢するようになり、今でも余裕でB級上位、トリガーに慣れればすぐA級の力になると保証されます。
ボーダー正式入隊の日を迎える
裏で迅が風刃を差し出すことでユウマのボーダー入隊を上層部に認めさせ、無事にボーダー正式入隊の日を迎えたユウマは、忍田本部長の訓示の後、嵐山隊のオリエンテーションに参加します。
初期は1,000ポイント、4,000ポイントまで上げるとB級昇格となると教えられ、対近界民戦闘訓練では過去最高記録の0.6秒、0.4秒を記録、さらに訓練は満点、時枝先輩にランク戦の方法を教わると、新三馬鹿トリオを撃破するなど一気に目立ちました。
米屋、三輪、陽太郎と遭遇、三輪に協力を申し出る
訓練室近くにいた陽太郎を肩車した米屋と遭遇すると、栞のいとこだと判明、さらに栞と烏丸は一年前まで本部にいたと教えられます。自分に対して普通に接する米屋に驚いたユウマでしたが、三輪が第一次大規模侵攻で姉を失っており、だから他よりも近界民への恨みが強いのだと教わりました。
上層部との会議をサボっていた三輪も合流、ユウマはレプリカであれば姉の敵の国を絞れるかもと協力を提案しますが、全ての近界民は敵だと考える三輪はこれを拒否します。
修に恥をかかせた緑川に怒る
米屋とフリーの練習試合をしに向かった訓練室で、大勢のギャラリーの前で修をボコボコにして恥をかかせた緑川を発見、ユウマは緑川の態度に怒り10本勝負を始めると、最初の2本をわざと取らせて緑川の動きをコントロールし、残りの8本を連続勝利して緑川を圧倒しました。
緑川は素直にユウマの強さを認め、修にも謝罪、緑川の礼を持った態度にユウマも許し、二人はライバル関係が成立します。
第二次大規模侵攻の対策会議に参加
迅に呼ばれて第二次大規模侵攻の対策会議に参加すると、侵攻国に関する情報提供を求められ、ユウマはレプリカに依頼して有吾が近界を巡って知り得た情報を提供、惑星国家の軌道配置図を追加し、攻めてくる相手国候補の情報も共有しました。
ユウマとレプリカが提供した情報は遠征30回分の価値があると鬼怒田は大喜び、会議の後では有吾にお世話になっていた忍田本部長に声をかけられ、本部長特権ですぐに正隊員昇格もできると提案されましたが、ユウマは自分が近界民だから正規の手順で下から上に上がっていかないと納得しない人物が出てくると話し、正規ルートでB級になると伝えます。
その後、ユウマは屋上でレプリカと二人になり、戦いは迷ったら負けであり、本気で近界民と戦うのなら使用するのはブラックトリガーだと決めました。
ワールドトリガー「大規模侵攻編」の空閑遊真
アフトクラトル国宝の使い手ヴィザと対峙、レプリカ本体を修へ送る
修と学校の屋上で昼食を取っている時にアフトクラトルによる大規模侵攻が開始、千佳と夏目に学校の生徒・教師を率いて市街地へ逃げるよう指示した後、ユウマは南西方面に進撃してきたトリオン兵団を修と二人で相手取ることとなります。
ラービットまで登場したところでユウマはブラックトリガーを起動、嵐山隊が到着すると修&木虎のコンビが市街地へ向かうこととなり、その後に迅が現れると未来の分岐点が近いことを教わり、ユウマは迅と共に市街地の方角へ修達を迎えに移動、襲いかかってきたヒュースとヴィザに奇襲を仕掛けて二人を分断、ヴィザの相手をすることとなりました。
レプリカ本体のサポートを受けるユウマの攻撃方法は多彩かつ大胆で、複合印や多重印を超スピードで展開、アフトクラトルの国宝「星の杖」を持つヴィザを相手に優勢に戦いを進めていきます。しかし、サイドエフェクトでヴィザが千佳達を急いで追う気がないことを知ると、ヴィザも囮だと判断、レプリカに修と千佳を守れと指示しました。
ヴィザを撃破
ユウマ、レプリカ共にヴィザは格上の相手であり、レプリカ本体のサポートなしで戦うのは厳しい相手だと感じており、ユウマはかつて有吾から自分より強い相手と戦う時は勝とうとせず、引いて守るか逃げるか、戦場で自分の力を見誤ると命を落とすと忠告されていたことを思い出します。
しかし、有吾の正しさを理解していてなお、ユウマの心には中学校での修の姿も浮かび、勝ち目が薄いからといって逃げるわけにはいかないと決心、ヴィザを相手に逃げずに戦いを挑むこととなりました。
複合印、多重印での戦闘が難しくなったユウマは、響印(エコー)で死角から戦地の状況を把握し、ヴィザの下から奇襲を仕掛けるなど工夫しますが、足元の死角から攻めてきたのは8人目だと言われて余裕で防がれ、その後星の杖の攻撃範囲を広げられ近付くこともできなくなります。
ミニレプリカは意識外から攻める必要があると提案、ユウマはそれでも勝てないと判断し、勝負するなら技術や経験とは違うものだと主張、正面から最速最短で挑み、あえてトリガーのトリオン体をヴィザに斬らせて錨印を付着させ、元のトリオン体のユウマの強印でヴィザの撃破に成功しました。
修に迫ったハイレインに遠隔から「強印」と「射印」の五重掛けを放つ
修と千佳を守るために急いでボーダー基地へ向かったユウマは、既に戦況が佳境であることを知るとミニレプリカにハイレインの位置を教わり、強印と射印の複合印を五重掛けして放ち、C級隊員の狙撃、三輪風刃の後に着弾、修とレプリカが遠征艇へ繋がる大窓に辿り着くことを助けました。
レプリカが遠征艇を操作して玄界から消えると、ユウマの近くにいたミニレプリカも力を失い落ちてしまいます。戦いは終わりましたが、レプリカは消え、修は1週間目覚めることがなく、その間ユウマはお見舞いに行きながら、レプリカ本体を捜索していきました。
修が新たな相棒となる
栞ちゃんに調査してもらった結果、ミニレプリカが消えていないことから本体のレプリカもアフトクラトルで生きていると判明、ユウマは遠征部隊を目指す理由が増えたと修に笑います。修は自分の力不足を謝罪しますが、ユウマは自分がレプリカに修と千佳を守れと言ったんだと話し、レプリカはその頼みに100%答えた、さすが俺の相棒だと胸を張りました。
病室に戻ると唐沢が待っており、一般向けの記者会見に参加、修が会見場に姿を現して近界遠征の意思を示し、一般にも遠征の事実が知れ渡ることとなります。気合の入った修からユウマに「やるぞ、相棒」と声をかけられると、ユウマもそれに応え、二人は新たな相棒関係となりました、
ワールドトリガー「B級ランク戦開始編」の空閑遊真
Round1:16位吉里隊、17位間宮隊に圧勝
修とユウマの戦功を千佳に譲渡する形で千佳がB級に昇格、ユウマも自力でB級に昇格すると正式に玉狛第二が発足し、2月からのB級ランク戦の新シーズンに参加することとなります。
初戦は病み上がりの修は不参加となり、ユウマと千佳の二人で16位吉里隊、17位間宮隊と対峙することとなりますが、開始直後、吉里隊の三人はユウマによって一瞬で撃破、建物に閉じこもった間宮隊に対しては千佳がアイビスで建物を狙撃、建物が崩壊したところを間宮隊三人もユウマが撃破して完封勝利、一気に12位まで浮上して中位グループに入りました。
ワールドトリガー「B級ランク戦中位チーム編」の空閑遊真
Round2:荒船隊、諏訪隊に作戦勝ち
Round2では荒船隊・諏訪隊と対戦、修のステージ選択の戦略で荒船隊をあえて有利にし、玉狛第二と諏訪隊で荒船隊を相手する形にして近距離戦に持ち込むことに成功します。
半崎・堤との三つ巴となり、半崎は堤に奪われますが、緑川に教わったグラスホッパーを用いて堤を撃破、その後穂刈を狙ったところで、マスタークラスのアタッカーの実力を持つ荒船、さらに散弾銃型トリガーを使う諏訪と対峙することになります。
ユウマはグラスホッパーを活用しながら荒船、諏訪を相手に優位に立ち回りますが、笹森がカメレオン状態のまま背後からユウマにしがみついて動きを止めてくると、そのまま諏訪が射撃体勢に移り窮地に立ちます。しかし、ここで千佳の地形破壊砲が到着、場が混乱したところで笹森を撃破、諏訪はユウマが囮となって修が撃破、さらに荒船はトリオン漏出により緊急脱出となり、中位グループでも6点と大量得点を獲得して勝利、一気に中位グループトップとなりました。
訓練室で次の対戦相手の村上と試合
試合後、廊下で偶然出会った緑川と個人ランク戦をすることになったユウマはそのまま訓練室に向かい30本勝負、21-9でユウマの勝利となります。
訓練室から出るとユウマ対策をしに来ていた村上と協力者の荒船と遭遇、自分の対策をするなら自分が相手になるとユウマは主張、荒船、緑川、その場に合流した米屋に不利になると止められますが、ユウマは村上との10本勝負を受け入れました。
前半戦は4-1でユウマが勝利しましたが、15分の休憩を挟んだ後半戦は村上が五本ともとり勝利、ユウマは村上が強化睡眠記憶というサイドエフェクトを有していることを教えられ、動きを学習されたことを理解します。
玉狛支部屋上で林藤支部長と会話
夜になると、ユウマは玉狛支部の屋上で一人佇んでおり、ここに林藤支部長が眠らないのかと心配して声をかけてきます。
ユウマはこの体になってから眠らないで良くなったと説明、個人ランク戦で負けたことで凹んでいるのかと修が心配していたと伝えられると、ユウマは全く凹んでおらず、元々全部が全部勝てると限らず、だから強い人と勝負するのは面白い、そしてランク戦の仕組みを作った人はよく考えていると応えました。
特に負けても誰も死なないところがいいと話したところで、ランク戦を作ったのは林藤と鬼怒田であり、システムを考えたのは父である有吾だと判明、林藤に楽しいことはまだまだたくさんある、遊べと助言され、その夜を過ごしました。
Round3:鈴鳴第一、那須隊戦、ユウマは日浦・村上を撃破
Round3では大嵐の河川敷がステージとなり、東岸と西岸で戦いが分かれる状況となります。ユウマは西岸で村上、熊谷、日浦と対峙することとなり、まずスナイパーの日浦を狙いにいき、メテオラの置き弾トラップを受けたものの、負傷した右腕を餌に狙撃を回避、日浦の撃破に成功しました。
その後、熊谷を撃破した村上と1対1で勝負、これまでの強敵との戦闘経験が全て剣に乗っている村上に対して、ユウマにも有吾、レプリカと積み上げてきた件の重みがあり、有吾としていた戦闘の復讐を有吾がいなくなった後はレプリカと行い、レプリカがいなくなった後は仮想レプリカとしていたことが判明します。
スコーピオン奇襲が通用しないと判断したユウマは、倒壊した橋の上に戦場を移すと、村上にグラスホッパーを踏ませた上で千佳に残りの足場も破壊してもらい、戦場を水中へ移動、水中戦で自在な動きができるスコーピオンの優位性活かして村上に勝利しました。
その後、必死で東岸に渡ってくるも、既に東岸の戦いは決着を迎えており那須もトリオン切れで緊急脱出、玉狛第二は4点を獲得して勝利、B級上位グループ入りを果たしました。
エネドラッドの聞き取り調査に参加
林藤支部長と上層部の取引で、ヒュースの扱いを玉狛に一任する代わりに、エネドラッドの聞き取り調査にユウマのサイドエフェクトを貸し出すこととなっており、ユウマは修、菊地原と共に鬼怒田のいる開発室へ向かい、エネドラッドと対面します。
エネドラッドは協力的な姿勢で情報提供しており、アフトクラトルの神の寿命が尽きる事情を共有、マザートリガーにトリオン量が膨大な人間を神として捧げることで国力を保ってきたと証言すると、ユウマはサイドエフェクトで話が本当であると鬼怒田に証明しました。
また、エネドラが協力的な理由については、自分を裏切ったアフトクラトルへの復讐であり、玄界に協力するのも真実ではある一方で、他にも何か別の目的があるとも見抜き鬼怒田に伝えます。
影浦と対面する
ユウマは村上と個人ランク戦で戦いながら、次の対戦相手である影浦について聞きます。村上が影浦を呼んでくれており、ユウマは村上の時と同様に事前に対戦をして情報収集しようとしましたが、影浦はユウマの目論見を見抜いて拒否しました。
影浦のサイドエフェクト「感情受信体質」の強さも理解、さらに影浦隊は遠征は目指していないが、自分たちより弱い部隊をAに活かせるつもりはないと宣言されてしまいます。
ワールドトリガー「B級ランク戦上位チーム編」の空閑遊真
Round4:二宮に撃破される
Round4では二宮隊、東隊、影浦隊との対戦となり、開始直後に影浦との対戦になりますが、千佳が犬飼に追われる状況となりフォローに向かいます。辻の奇襲で足止めされると、千佳にグラスホッパーを踏ませる方法で脱出させ、そのままユウマ、影浦、辻、奥寺、小荒井のアタッカー5人が一か所に集まる乱戦が始まりました。
積雪のステージもユウマはグラスホッパーを用いて影響を軽減、有利に戦いを進めていきますが、高く飛んだ所に東の狙撃が入り右足を負傷、状況は膠着状態となります。そこに北添の適当メテオラが着弾、場が荒れた瞬間にユウマは小荒井を撃破、一気に奥寺と辻も落ち、再び影浦との一対一となりました。
しかし、ここに二宮のフルアタックハウンドが襲いかかり、圧倒的な火力で追い込まれたユウマはハウンドの誘導半径を見抜きグラスホッパーで二宮に直線的な動きで突撃、ハウンドは誘いであり、狙っていた二宮のアステロイドで撃破され、ユウマも緊急脱出となってしまいました。玉狛第二はこの敗戦で8位にランクダウン、中位に戻ります。
ワールドトリガー「ガロプラ侵攻編」の空閑遊真
エネドラッドからヒュースの事情と従属国襲撃を教えられる
ランク戦後、鬼怒田に呼ばれたユウマは修と一緒にエネドラッドの元へ向かいます。
エネドラッドからは、アフトクラトルの四大領主による神選びでの次代の権力闘争があり、ヒュースが忠誠を誓うエリン家の当主をハイレインが神に捧げようとしていると教えられます。
ハイレインは内部闘争に集中するため、アフトクラトルの追撃がないようにここで手堅く従属国であるガロプラ/ロドクルーンのいずれかを玄界へ差し向けることはほぼ確定しており、その際にヒュースはどちらかに接触してアフトクラトルへの帰還を目論むだろうと伝えられました。
加古と影浦に気に入られる
影浦に気に入られたユウマは訓練室での模擬戦を約束していましたが、ボーダー基地内部で迷い、そこで偶然柿崎、加古と遭遇します。
加古は自部隊の隊員を全員イニシャルKで揃えており、Kで才能のある人物を見つけるとスカウト、ユウマは拒否するも加古は全く諦める素振りを見せずに強引にユウマを勧誘しようとします。
そこに待ちくたびれた影浦が登場、ユウマを巡って加古と影浦が両方から引っ張る楽しい時間となりました。
ワールドトリガー「B級ランク戦中位チーム第二戦編」の空閑遊真
Round5:玉狛ワイヤー陣で香取隊、柿崎隊を粉砕
Round5では中位グループに戻り、香取隊、柿崎隊との対戦となります。この間、修はスパイダー、千佳はレッドバレットという新たなトリガーを導入しており、玉狛第二としてワイヤー陣という凶悪な戦術を開発していました。
初披露となったワイヤー陣では、ユウマは柿崎隊の方を担当することとなり、ワイヤーで機動力をアップしたユウマは虎太郎を一瞬で撃破します。柿崎も撃破しますが、照屋を追わせないために柿崎が最後に超至近距離から射撃、ユウマは辛うじて急所を守り、負傷箇所はスコーピオンで蓋をすることで応急処置を取りました。
香取隊を相手していた修の方に合流したユウマは、修との連携で三浦を撃破、香取の本気で修が落とされるものの、修の残したワイヤーに香取が引っ掛かったところでユウマが影浦から学んだマンティスで撃破、見事に圧勝での勝利を掴みました。
ヒュースの玉狛第二加入が決定
祝勝会でヒュースの玉狛第二加入の意思が伝えられるとユウマも賛成、上層部への説得も修が尽力して成功します。
しかし、代わりの条件として玉狛第二の遠征部隊入りの可否を問わず千佳が遠征についていくことが決定、これまでにない大規模な遠征となるため、訓練と研修期間を長く確保する目的で、ランク戦は残り3試合、それまでにB級2位以上の位置を確保することを条件に提示されました。
ワールドトリガー「B級ランク戦上位チームリベンジ戦編」の空閑遊真
Round6:生駒に撃破されるも玉狛第二は勝利
Round6では生駒隊、王子隊と対戦、最初のコンタクトで王子隊の樫尾にダメージを与え、蔵内に千佳のレッドバレットを与えることに成功、生駒隊と王子隊に挟撃される形となりますが、乱戦の中でバッグワーム奇襲を用いて蔵内を撃破、上手に得点を獲得します。
生駒、水上、隠岐の三人を相手取ることとなり、生駒旋空と狙撃の連携によって右腕を負傷する状況となりますが、修が作ったワイヤー陣に到着すると、一気に戦力がアップし優勢、参戦してきた王子を撃破、次いで隠岐も撃破しました。
最後は一度同じ回避行動を見せたことで生駒に動きを読まれ、生駒旋空で撃破され、生存点は生駒隊のものとなりましたが、コツコツ得点を重ねていったため、玉狛第二が勝利を収めます。
ワールドトリガー「B級ランク戦上位チーム第三戦編」の空閑遊真
林藤ゆり、クローニンと出会う
玉狛支部に他県へのスカウト活動から林藤ゆり、ミカエル・クローニンが戻ってくるとユウマは二人と初対面となり挨拶、その後ヒュースのトリガー構成をクローニンがチェックすると、早速20本勝負の模擬戦を行い、ユウマがグラスホッパー殺法で12-8で勝利しました。
影浦の実家のお好み焼き屋で食事
影浦に実家のお好み焼き屋に誘われたユウマは、影浦、北添、ユズル、当真、荒船、穂刈と一緒に食事をすることとなります。
ユズルが千佳のことを好きだと知るとお目が高いと褒め、千佳は良い奴だと教えますが、遠征部隊を目指す千佳のためにわざとランク戦で負けるべきではと悩むユズルに対しては、本気になっても手を抜いても、結局勝つのは玉狛第二だと伝え、ユズルの奮起に繋がりました。
Round7:ヒュースとの連携で上位部隊を撃破
Round7では影浦隊、東隊、鈴鳴第一との対戦となり、大きなショッピングモール内が戦いの舞台となります。
玉狛第二はユウマとヒュースのダブルエースを中心に得点を狙っていく作戦を採用、ユウマはヒュースと合流後、建物の電気を操っていた太一を撃破、影浦隊と鈴鳴第一がバチバチに戦っていた6階へ向かいます。ヒュースのエスクードで相手隊員を分断すると、ヒュースとの連携で影浦に深傷を与え、援護に訪れた北添を撃破しました。
影浦は鈴鳴第一の得点でトリオン漏出で緊急脱出となり、すぐに村上&来間との戦闘が開始、ユウマのグラスホッパーでヒュースを突撃させ村上と来間の分断に成功すると、ヒュースとの連携で村上を撃破、戦場は修を除く玉狛第二と東隊のみの状況となります。
千佳のメテオラ爆撃後、東のダミービーコンが発動、修は千佳を守りにいくことをユウマとヒュースに指示をしますが、ヒュースはこれに反対し単独で東隊へと向かいます。一見、命令無視の暴虐行為でしたが、ユウマはヒュースは真面目な性格で影浦の得点を逃したことと、修が狙撃されたのは自分のミスだと考えており、挽回の機会が欲しいのだと伝え、修にチャンスをやってくれとお願いしました。
その後、ヒュースは東隊に敗北してしまいますが、Round7は玉狛第二の勝利で決着、残すは最終戦のみとなります。
里見、帯島ちゃん、弓場と出会う
次の対戦相手である弓場の情報収集のため、ユウマは緑川に依頼、弓場の弟子で二宮信者の里見、そして弓場とのアポイントメントを取ってもらいます。
緑川、修と一緒にまず里見に会いにいき、弓場はタイマン最強のガンナーだと説明を受け、その後弓場隊の作戦室へ緑川と向かいました。作戦室で帯島ちゃんを男の子と間違えてしまったことで、過去の出来事を思い返してユウマは即土下座、代償として帯島と模擬戦をすることとなり、ユウマは一度だけ本気で勝負、影浦のマンティスの変化版を見せました。
弓場は払い過ぎだと主張、釣り銭として一本勝負をしてもらえることになりますが、開始直後超スピードの弓場のフルアタックにユウマは反応することができずに敗北、弓場の強さを体感しました。
また、作戦室を出たところで偶然迅と遭遇、緑川に視線を送られると、緑川に大変お世話になったと迅に伝え、迅と緑川の模擬戦のセッティングをしました。
千佳が次の試合から通常弾を使うと宣言、別案の練習も重ねる
情報集取を終えて最終戦の準備を進めていく中で、ヒュースとの会話から自分の心と向き合った千佳が、次の試合から通常弾を使用すると宣言、玉狛第二に千佳の狙撃という強力な戦術が加わります。
また、二宮対策の基本戦略はヒュースがシールド役で千佳が撃ち合うことになりましたが、別案も用意することとなり、二宮役を引き受けてくれた烏丸を相手に特訓を重ねていきました。
ワールドトリガー「B級ランク戦最終戦編」の空閑遊真
Round8:強敵二宮隊を撃破、B級2位が確定
Round8では二宮隊、生駒隊、弓場隊と対戦、お昼の部の影浦隊の得点からB級2位に上がるためには4点以上の得点が必要となる状態で試合が開始されます。
転送位置が悪すぎたヒュースが1対7の状態で囲まれる中、ユウマは早々に千佳と合流、撃ち合いを望んだ二宮に対して、千佳がまだ対応できないとサイドエフェクトで感じ、一度だけハウンドを打ち返した後に離脱しようと提案しました。
修と合流した後、ヒュースの援護のために千佳のメテオラ爆撃を放つこととなり、ユウマは建物の屋上へ千佳の護衛として同行しますが、千佳の予備動作中に外岡の狙撃がメテオラにヒット、辛うじて千佳のフルガードでユウマは守られましたが、ヒュースは生駒の一点だけ獲得して撃破されてしまいました。
戦いが乱戦に発展すると、ユウマは南沢、帯島の前に姿を現して二点獲得を目論みますが、上位残留のために得点が欲しい帯島ちゃんが南沢を撃破、ユウマは新技のスコーピオンピンボールで帯島ちゃんの隙をついて撃破、一点を獲得します。
最終局面で二宮隊三人を相手に修、ユウマ、千佳が衝突する状況になると、二宮を相手に修と前後で挟んで攻撃を仕掛けますが、ここでは修の強さが足りず、二宮のフルアタックを打たれて負傷、さらに千佳の居場所がバレると、犬飼と辻が千佳を確保しに向かってしまいました。
途中、千佳を狙いにいった辻が折り返して修の背後から襲いかかりますが、千佳がヒュースの信頼を受けてアイビスで狙撃し撃破に成功、その隙に修が二宮にアステロイドと見せかけたハウンドを発射、これが見事に決まり、ユウマがトドメを指して二宮の撃破に成功しました。
二宮の判断で犬飼も緊急脱出、玉狛第二は6点とって勝利、B級2位が確定、作戦室で全員でグータッチを交わして喜びを共有しました。
忍田瑠花と出会う
忍田、沢村が忍田瑠花を連れて玉狛支部を訪れ、ユウマは初対面となり、瑠花と陽太郎の姉弟の仲睦まじい関係を見守ります。
その後、修とユウマに会って欲しい人がいると伝えていた迅が到着すると、普段着のままトリオン体になるよう指示され、迅に連れられ会合へと出かけました。
ワールドトリガー「ガロプラ同盟編」の空閑遊真
ガロプラとの同盟の代表となる
ガロプラとの会談に向かう途中、ユウマは亡国アリステラとボーダーの関係性を教わり、瑠花が王女で陽太郎が王子、雷神丸がクラウントリガーであることを教わり驚愕します。
また、ユウマが長く滞在していた国では「ツチガミ」と呼ばれる小型トリオン体がいて街の建造・修復を手助けており、これがその国のクラウントリガーであることを知りました。
ガロプラのラタリコフ、レギンデッツとの会談に参加、無事に同盟が締結されると、玉狛支部の代表としてユウマと修が選ばれることとなり、ラタリコフから渡された通信機兼発信器を渡されます。会合は無事終了しましたが、ラタリコフは本名だけを偽っていたとユウマは見抜いていました。
ワールドトリガー「遠征選抜試験編」の空閑遊真
歌川が隊長を務める1番隊に選ばれる
遠征部隊選抜試験では歌川が隊長を務める1番隊に選ばれ、漆間、虎太郎、オペレーター志岐と仲良くなります。
男子苦手な志木は弟がいるため、ユウマと虎太郎は歌川からそれとなく志木をフォローしてくれと頼まれましたが、ユウマは日本語が読めないために共通試験で志木に質問責めをしすぎてしまい、1日目の試験結果はユウマと共に志木の得点も落ち、漆間に責められるという悪循環になってしまいました。
しかし、共通課題では近界民ならではの厳しい視点で部隊をシャッフルする理由を回答、A級隊員から高く評価されます。また、二次試験の長時間戦闘試験では、二宮の率いる臨時部隊に続いて、ユウマのいる歌川隊が二番手に挙げられていました。