「ワールドトリガー」レプリカのまとめページです。
レプリカは、空閑有吾によって作られた多目的型トリオン兵です。命令がなくとも自分で考えて動くことのできるトロボイの自律トリオン兵とも言及されており、ユウマが誕生した後で有吾によって作られ、近界世界を巡る旅に同行、ユウマのお目付役として成長を見守ってきました。
レプリカの正体と目的、能力、再会の可能性など、ワールドトリガーのレプリカを詳しくご紹介します。
『ワールドトリガー』レプリカの基本プロフィール
10月5日(日)の放送開始を記念して、公式HPでアニメ「ワールドトリガー」Twitterアイコンを配布中!アイコンは遊真・修・千佳・迅・レプリカの5種!ダウンロードはこちらから→http://t.co/mc0DgLBheG pic.twitter.com/xYrrD68Kll
— ワールドトリガー アニメ公式 (@Anime_W_Trigger) September 26, 2014
名前 | レプリカ |
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立場 | 遊真のお目付役 |
『ワールドトリガー』レプリカとは?
有吾に作られた多目的型トリオン兵
レプリカは、空閑有吾によって作られた多目的型トリオン兵です。トロポイの自律トリオン兵とも紹介されており、希少性が高いと言及されていることから、乱星国家などたどり着くことが難しい国などで作られてた可能性があります。
有吾が存命時代は、有吾、ユウマと共に近界世界を巡っており、有吾の集めた惑星国家の軌道配置図などもレプリカが記録していました。
ユウマのお目付役
レプリカはユウマのお目付役の役割も担っており、ユウマが何かを判断するときに助言をすることがあります。最終的な判断はユウマがすることであるという主義に立っていますが、判断によって何が起きるのかという情報は提示し、ユウマに大きな危険が訪れないようにしていました。
また、近界世界で参戦していた防衛戦が終わってから、レプリカはトリガー内に保管されているユウマの本体の寿命が尽きる前に、この問題の解決方法を見つけるため有吾のいた玄界を訪れようと考えていました。
『ワールドトリガー』レプリカのセリフ・口癖
はじめまして、私はレプリカ、ユウマのお目付け役だ
『ワールドトリガー』レプリカの能力
解析能力
レプリカは、トリオンで構成された物質の解析能力に長けています。
三輪のレッドバレットやアフトクラトルのラービットなどを解析することで、ユウマのブラックトリガー能力を用いて改造強化したものを再現してきました。
千佳や修のトリオン量を計測したのもこの解析能力によるものです。
複合印、多重印の高速発動
ユウマが保有する有吾のブラックトリガーの能力は、レプリカも扱うことができ、ユウマを補助して複合印や多重印の高速発動を実現しています。
ヴィザとの戦いではレプリカ本体が離れた後でユウマの攻撃の多彩さが失われたと言及されており、戦闘面においてもレプリカはユウマの相棒役を努めていました。
子機機能
本体は1体のみですが、レプリカは分身とも言える子機レプリカを生み出すことができます。
子機は性能が若干劣るものの、レプリカの能力を本体同様に扱うことができ、集団戦などでかなり役に立ちます。アフトクラトルの侵略に対する防衛戦では、3体ほどしか出していませんが、200体以上まで出せると判明しています。
また、本体のレプリカが消失しない限り、子機も消えることはなく、これによってユウマが連れ去られたレプリカがまだ失われていないと気付くことができました。
出力機能
レプリカは普段は空中に浮遊する形でユウマの隣にいることが多いですが、緊急時は背面からブーストを射出することでの高速移動をすることができます。最大速度はランバネインの「雷の羽」に匹敵する速度だとされており、ユウマの戦闘中の移動にも使われることが多くありました。
『ワールドトリガー』レプリカはどうなる?残された伏線の考察
レプリカは自由意思を持ったまま存命しているのか?
レプリカがアフトクラトル側のどこかで生存していることは、子機のレプリカが玄界で消滅していないことが証明しています。
しかし、レプリカ自身の自由意志が残ったままかは明らかになっておらず、ユウマと再会した際には、敵対者として登場する可能性もあります。
アフトクラトルの遠征艇に乗り込んだ時点で、レプリカは半分に寸断されている状態で予備システムに切り替えている窮地の状態でした。元々は有吾に作られた存在であるため、レプリカのユウマに味方する意思は有吾が設計したものである可能性が高く、アフトクラトルがこの設計を上書きできる技術を有していれば、レプリカの自由意志の改変も成立してしまいます。
ガロプラが緊急脱出を持っていたこととレプリカには関係がある?
ガロプラが玄界に侵攻してきた際には、最新トリガーとして緊急脱出機能が付属されていました。
これは、アフトクラトルやガロプラの技術者が玄界のトリガーを参考に研究を重ねた可能性もありますが、直前にレプリカが遠征艇に乗っていることから、何らかの交渉又は上記のレプリカの自由意志の改変によって味方につけ、既に解析していた緊急脱出機能を提供した可能性もあります。
アフトクラトルの人型近界民達のトリガーに緊急脱出機能が付属されていなかったことからも、可能性としてはレプリカによる確率が高そうです。
『ワールドトリガー』レプリカの主な活躍
ワールドトリガー「イレギュラーゲート出現編」のレプリカ
ユウマの味方をしてくれる修に感謝する
レプリカはユウマのお目付役として近界から日本に同行、基本的にユウマ以外の人物と話すことはありませんでしたが、修がユウマの味方と判断すると、修にも挨拶して協力姿勢を見せます。
レプリカは知識、分身体、遊真との連携での「印」によって貢献、イレギュラー門の原因調査もユウマと協力して行い、ラッドが原因であることを突き止めました。
サイドエフェクトで迅がユウマと出会うと、迅もユウマの味方と判断、レプリカからイレギュラー門の件を迅に説明、これがボーダー出動による問題解決の契機となりました。
ワールドトリガー「三雲チーム結成編」のレプリカ
千佳のトリオン量を解析
修がユウマに千佳を紹介した後、近界民に狙われる理由がトリオン量にあると判断してレプリカが解析、千佳が膨大なトリオン領を保有していることを明らかにします。
三輪の鉛弾(レッドバレット)
近界民を恨み三輪が隊を率いてユウマに襲撃を仕掛けてくると、ユウマは当初苦戦を強いられますが、レプリカが三輪トリガー「鉛弾(レッドバレット)」を解析して改良、ユウマのブラックトリガーに印を登録すると、ユウマの反撃が始まり、あっという間に三輪隊を制圧しました。
修にユウマがこちらの世界にきた理由を伝える
玉狛支部を訪れたユウマが林藤、迅からのボーダー勧誘を断ると、レプリカは修にユウマがこちらの世界に来た理由を伝え、生きる目的を与えて欲しいとお願いします。
レプリカの願い、千佳の決心を受けて修がユウマをチームに勧誘、三人で近界遠征に参加するため玉狛支部からA級への昇格、遠征部隊選抜を目指すこととなります。
また、ユウマの肉体は今もブラックトリガー内で緩やかに死に近づいており、レプリカはこの問題を解決するために有吾の友人達がいるボーダーを訪れることをユウマに提案していたことが明らかになりました。
ワールドトリガー「ボーダー正式入隊編」のレプリカ
三輪の仇の国を調べることを提案
ランク戦で目立ったユウマの元に三輪が現れると、ユウマが敵討ちをするならば手を貸すと提案、レプリカが調べれば、三輪の姉の命を奪ったトリオン兵がどこの国なのか、ある程度絞ることができると話しました。
ユウマの安全の代わりに大規模侵攻の相手国の情報を提供
レプリカはユウマ、修と共に迅に呼ばれて大規模侵攻の対策会議に参加、想定敵国の戦力・戦術の情報を求められます。ユウマに促されて表にでたレプリカは、自分を有吾に作られた多目的型トリオン兵だと自己紹介、情報提供の代わりにユウマの身の安全の保証の約束を求め、城戸から隊務規定に従う限りユウマの安全と権利を保障すると言質を取りました。
レプリカは大規模侵攻の相手国を説明するため、有吾が集めた惑星国家の軌道配置図を追加、そこから現在こちらの世界に接近しているのは四カ国だと話します。
- 広大で豊な海を持つ水の世界:海洋国家リーベリー
- 特殊なトリオン兵に騎乗して戦う:騎兵国家レオフォリオ
- 厳しい気候と地形が敵を阻む:雪原の大国キオン
- 近界最大級の軍事国家:神の国アフトクラトル
また、これらの惑星国家以外にも、星ごと自由に飛び回る乱星国家も存在するなど、こちらの世界では知られていない情報を提供し、上層部を大いに感嘆させました。
偵察に爆撃用トリオン兵イルガーを使用していたことから、可能性が高いのはアフトクラトルがキオンだと指摘、有吾と一緒に旅した七年前の段階で、ブラックトリガーはキオンが6本、アフトクラトルが13本保有していましたが、ブラックトリガーは稀少で基本的に国の守護に充てられるため、遠征には投入されても一つ、人型近界民は少数で、主力は卵にして大量に持ち運べるトリオン兵だと説明しました。
レプリカの情報は特に鬼怒田に大いに喜ばれ、提供した情報を元に防衛体制の構築を進めていくことになります。
ワールドトリガー「大規模侵攻編」のレプリカ
アフトクラトルの作戦に違和感を感じる
レプリカは修と木虎に子機が同行、千佳のいる南西地区に向かう途中で顔を出して木虎に挨拶をします。
アフトクラトルが出したラービットは、一体だけでも相当なトリオン量が必要で莫大な必要がかかっており、その貴重な戦力を集中させずに分散させ、かつラッドで調査済みにも関わらず緊急脱出されるトリガー使いに対峙させていることに疑問を覚えます。
そのため、ラービットを分散させることは、トリガー使いを分断して各個捕獲していくのではなく、何か別の目的があると指摘しました。
レイジと共に足止めを担当
千佳たちのいる南西地区にトリオン兵の軍団、ラービット、人型近界民が現れると、レプリカはアフトクラトルの目的は緊急脱出機能のないC級隊員、分散は居場所を探るため、特に千佳が危ないことを理解します。
レイジが千佳たちをボーダー基地に逃すために残ると、レプリカも残ってヴィザとヒュースの位置を知らせるなど協力しましたが、アフトクラトルの国宝の一つ「星の杖(オルガノン)」をヴィザが発動すると、レイジが撃破されてしまいました。
ユウマと共にヴィザと対峙
ユウマと共にいたレプリカの本体は、警戒区域内で嵐山隊と共にトリオン兵の軍団とラービットの相手をしていましたが、迅が現れて修と千佳の救援に向かうと伝えられると、ユウマも同行することになり、レプリカも一緒に修と千佳を迎えにいきます。
迅の予知により、最悪の未来では修が死亡、その一歩手前では千佳がさらわれる可能性もあると伝えられ、基地の中に二人が入ればそれを避けられると教えられました。
連絡口の入り口が開かずに足止めされていた千佳達の元にヴィザ、ヒュースが追いつくと、ユウマと迅も到着、レプリカはユウマとのコンビでヴィザの相手をすることとなります。
ユウマに千佳と修を守れと依頼される
レプリカは、複合印や多重印を高速で提供することによって、ユウマの複雑で多彩な攻撃を実現、ヴィザとの対等な戦いを実現することに貢献します。
しかし、サイドエフェクトでユウマがヴィザの発言が嘘であると感じ、ヴィザさえも囮で修と千佳が危ないと理解すると、ユウマからの依頼で本体のレプリカが修と千佳を守るために向かい、ユウマの元には子機を残していくこととなりました。
修の窮地にレプリカが到着、ユウマ型ラービットを出現させる
ハイレインによって千佳がキューブにされ、二体のラービットに追われて窮地に立たされていた修の元にレプリカの本体が到着、解析したラービットからユウマのトリガーが使える一体を権限、アフトクラトルのラービットの相手をさせ、レプリカは修と共にボーダー基地へと向かいます。
ボーダー基地まで120mの場所に到着したところで、ハイレインとミラがワープして出てくると、レプリカはボーダー基地入口の解析をさせるために子機を先行させ、本体は修と共に建物内を通って入口の前まで向かおうとしました。しかし、建物内もマーキングされている修は位置が割れており、ミラのワープと合わせてハイレインの攻撃が届き、二人は慌てて外に出ます。
扉の解析をしていた子機もミラに発見されてはかされ、入口を抑えられる窮地となりますが、ここで三輪が援軍として到着し、ハイレインの相手をしてくれました。
本体レプリカが半分に寸断される
ハイレインの相手を三輪がしている間、レプリカは修と共に基地の入口前まで移動しますが、ヒュースのトリガー攻撃を受けていた修はマーキングされており、ワープでミラが目の前に移動してきます。
ユウマ型ラービットが到着してミラと対峙しますが、ミラは大窓を使うのはトリオン消費が大きいと考え、小窓でレプリカを攻撃、レプリカ本体が半分に寸断されてしまいます。
しかし、レプリカは予備システムに切り替えることで消滅はせず、修についていたマーカーを外し、最後の作戦を修に伝えます。レプリカが伝えた作戦は、ボーダー基地入口ではなくアフトクラトルの遠征艇へのワープ出口を目指して突進し、ミラとハイレインの攻撃を修が受けた場合は、トリガーを解除して生身で走り、距離を稼ぐというものでした。
修にユウマを託す
覚悟を決めた修が走り出すと、ミラとハイレインが早速対処に動きます。ハイレインの攻撃はユウマ型ラービットがキューブになりながら防ぎ、ミラの攻撃はトリオン体の修を貫きますが、ここで修はレプリカの作戦通りトリガーを解除、生身で走り出します。
三輪がハイレイン、ミラに深手を負わせたことでミラはトリオン切れとなり、ハイレインに対しては米屋指揮のC級隊員による援護射撃、三輪の遠隔風刃、ユウマの強印と射印で動きを封じますが、修は残り僅かの距離でミラの小窓による攻撃を受けてしまいます。
修が一緒に遠征艇に向かうのは難しいと判断したレプリカは、修に自分を投げろと指示、レプリカはアフトクラトルの遠征艇を操作して解除不可の帰還命令を実行、60秒後に発進する状態にし、ハイレインやミラ、ヴィザなど人型近界民を退散させることに成功しました。
しかし、修が同行できなかったため、レプリカは遠征艇からこちらに戻る手段がなく、修にユウマのことを託して、そのままアフトクラトル遠征艇に残ることとなります。
アフトクラトルで生きている可能性が高いと判明
ユウマの頼みで栞が寝ずの調査を初め、ユウマの手元にあるちびレプリカが消えずに残っていることで、アフトクラトルに向かったレプリカ本体も生きている可能性が高いと判明します。
ユウマはレプリカと再会するという目標を持つようになり、自分の中にも遠征部隊を目指す理由を持ちました。